第105回放送(2013年1月13日放送)
A:せんべい隠しとる
B:あと2秒くらい見たかった
言霊連盟
栃城:出場者の大半がチャンピオン大会を狙っているであろう中、邪魔しに来ましたよ。
槍沢:惜しむらくは僕らでは刺客というほどの実力がないということですね。
目が笑ってません
リーベルパウンド
氷谷:そこそこのネタを出した時に限って前回のアレ。
古城:今回はもうちょっとだけ自信あるネタ出したる。
思い出作りやと・・・
アッサムティーのほころび
大友:すっごく不安です。
鈴江:zzzz。
開幕戦と最終戦に登場
B:以上の3組です。今回は3組の挑戦なので上位2組がオンエアとなります。それでは運命の計量に参りましょう
言霊連盟
果たして邪魔はできるか!
リーベルパウンド
あわわわわわ
アッサムティーのほころび
沈 没
B:以上ですべての計量が終わります
A:それでは、オンエアされる皆さんの発表です
言霊連盟 妨害成功!
リーベルパウンド 今期二勝目滑り込み!
A:それでは難関を突破した皆さんの熱演をご覧ください
言霊連盟 (1/1)
槍沢:今回のネタの解説をどうぞ。
栃城:構想約十年の力作です。
槍沢:十年のうち九年十一カ月はほったらかしにしていたんですけどね。
では発酵くさいネタをどうぞ 言霊連盟!
漫才/同窓会
槍沢:はいどうも言霊連盟です。
栃城:よろしくお願いします。
槍沢:実は、最近ちょっとした悩みがありまして。
栃城:なんですか?
槍沢:今度、僕が幹事になって中学校の時の同窓会を開くんですよ。
栃城:そうですか。
槍沢:で、こういうことやるのが初めてなんで上手くいくか不安なんですよ。
だから今日は栃城さんに同級生役をやってもらって同窓会の練習がしたいなと。
栃城:なるほど。
槍沢:「すみません、同窓会の参加者で……。奥の座敷ですね。中学卒業して以来か。みんな元気にしてるかなあ」(ガラガラ)
栃城:「おめえ、ふざけんじゃねえぞ! あ、なんだその目は? ……上等じゃねえか! 表出ろやオイ!」
槍沢:ちょっといいかな栃城さん! ……なんで一触即発状態ですか!?
栃城:本番ではなにが起こるか分からないでしょ? だったらいろんなケースを想定した方がいいって。
槍沢:だからって想定事例がハードすぎますよ。
やるなら和やかにお願いしますよ。なんか「お前変わってないなー」みたいなのが飛び交う感じでお願いします。
栃城:わかりましたよ。
槍沢:「……奥の座敷ですね。中学卒業して以来か。みんな元気にしてるかなあ」(ガラガラ)
栃城:おめえ、ふざけんじゃねえぞ! あ、なんだその目は? ……上等じゃねえか! 表出ろやオイ!
槍沢:一字一句違ってない! 当事者の意見取り入れてくださいよ!
栃城:「ちょっと二人ともぉ! せっかくの同窓会でそういう乱暴なことするの……いけないと思います!(メガネの縁を上げるマイム)」
…………。
「うわあ、出たよ委員長の怒る時の癖! メガネクイッってやるやつ」
「卒業して大分経つのに、お前変わってないなあ!」
「『……いけないと思います!』の溜めも全く一緒!」
「アッハッハッハ アッハッハッハ」
槍沢:…………結果、和やかなったけど! 一旦、不穏な空気を経由しないでくださいよ。
というか、そもそも幹事より先に集まってなにやってるんですか。もうじゃあ、それでもいいんで始めましょう。
まずは乾杯からスタートですよ。
「では皆様、お手元のグラスをお持ちください」
栃城:そうしたらみんなマックシェイクを手に持つんだ。
槍沢:……マックシェイクってなんですか!? え? 会場、マクドナルドって設定でやってました!?
栃城:もちろん。
槍沢:そんなわけないでしょ! てか、だとしたらマクドナルドの「奥の座敷」ってなんですか!?
そのセリフが出た時点でおかしいって気づいてくださいよ。
栃城:じゃあ、同窓会ってどこでやるの?
槍沢:居酒屋ですよ、居酒屋。団体用の座敷席借り切ってやるんですよ。
栃城:へえ〜。そうなんだ。
槍沢:普通ですよ。ていうか、なんでマクドナルドでシミュレーションしたんですか。
栃城:だって中学時代、放課後よく集まった思い出の場所でしょ。
槍沢:だからって同窓会の会場にはしないでしょ。
栃城:いまはそういう考えなのかもしれないけれど、突然、思い出を大切にしたくなるかもしれないじゃない。
槍沢:もういいですよ最悪の想定は! じゃあ、一回仕切りなおすから栃城さんの考えうる限り最高のケースでお願い!
「いやあ中学卒業して以来か! みんな元気にしてるかなあ!」(ガラガラ)
栃城:「世界のみなさま。たった今、アメリカはすべての核兵器を放棄しました! これで世界は一つになりました!
もう、戦争も紛争もなくなりました! これからは人類一丸となって発展と調和のために力を合わせていくのです!
♪We Are The World
♪We Are The Children」
槍沢:…………ちょっといいかな!! ……小芝居の不協和音がおぞましいレベルなんですけど!
栃城:だってあなたが最高のケースでっていうから「全世界から無益な争いがなくなった」っていうケースを想定したんですよ。
槍沢:スケールでか過ぎでしょ! 居酒屋のふすま明けたらホワイトハウスって、なにこのどこでもドア!
栃城:それだけじゃないよ。戦争に使っていた分の予算と技術を使って世界の貧困もなくなって、
でもその結果、人口が爆発的に増え環境破壊も進み、このままでは危ないとなったとき、火星への移住計画が成功し人類は宇宙(そら)へと飛び出した……。
槍沢:どこまで広がるんですか! 地球規模でも手に負えないのに宇宙って。
じゃあ、その宇宙規模の話が一中学の同窓会に与える影響ってなんですか!?
栃城:最初にやってた喧嘩が無くなる。
槍沢:ショボい! 争いや貧困がなくなって宇宙へ飛び出したっていうのに最末端大差ない!
……ちなみに訊きますけど、栃城さんが考えうる限りで最悪のケースってなに?
栃城:お通しがポテトサラダだった。
槍沢:振れ幅! 最高と最悪の振れ幅! なのに結果に大差がない!
栃城:ポテトサラダ好きじゃないんだよ……。
槍沢:知らないですよ。栃城さんの好みは。
ていうか、マクドナルドで同窓会するよりお通しがポテトサラダの方が嫌なんですか?
栃城:だって、マクドナルドならフライドポテトがお通しになることはあってもポテトサラダは出ない。
槍沢:まず、マクドナルドにお通しって言う概念がないですから。
とにかく、居酒屋で同窓会ですから! 大丈夫ですね?
栃城:大丈夫、大丈夫。
槍沢:じゃあ、いろいろ挨拶とかがあって、
「カンパーイ! いやあ、懐かしいなあ。」
栃城:「おーい! 槍沢!」
槍沢:「?」
栃城:「俺だよ、俺。ほら、中学の時同じクラスだった……」
槍沢:「それはわかってるよ。えーと……。栃城?」
栃城:「そうだよ。いやあ、久しぶりだな」
槍沢:「久しぶりだな。元気にしてた?」
栃城:「まあまあな。で、お前いまなにやってるの?」
槍沢:「実はさ、コンビ組んでお笑い芸人やってるんだよ」
栃城:「マジで!? すごいな!」
槍沢:「そう言うお前はいまなにやってるの?」
栃城:「俺はさ、ほら。見て通りだよ」
槍沢:「……いや、わかんないよ!
パッと見ただけで職業わかるって、そんなコールド・リーディングの名手じゃないから!」
栃城:「だから見ての通りだよ」
槍沢:「だからわからないって!」
栃城:「見ての通りこの居酒屋のバイトだよ」
槍沢:「……え?」
栃城:「いや、俺もびっくりしたよ。『言霊中学3年A組OB』って名前で予約入ってるから、
俺と同じだなあ……とは思ってたけれど、まさか通ってたクラスの予約だったとはね」
槍沢:「え!? お前、今日の同窓会呼ばれてないの!?」
栃城:「みたいだね。ではこちらシーザーサラダでございます」
槍沢:「いやいやいや……。平然とコースを進めるなよ! なんで呼ばれてないんだよ? 今日3年A組全員集合のはずじゃん!」
栃城:「中学時代に友達がいなかったからうっかり忘れちゃったんじゃない?」
槍沢:「…………ゴメン!」
栃城:「謝ることないよ。ていうか、俺こそごめんね。ではこちらシーザーサラダで……」
槍沢:「シーザーサラダどうでもいいよ! ……怒らいないの!? せっかくの同窓会、無視されたんだぞ!」
栃城:「でも、こうやって会えただけで俺は満足だよ。ではこちらシーザー……」
槍沢:「床にでも置いておけ! みんな適当にテーブルに乗せるわ! それよりも言うことがあるだろ!?」
栃城:「飲み物ご注文のお客様ー?」
槍沢:「そうじゃない! 飲み放題のドリンクの注文とか受けなくていいから!」
栃城:「生ビールがが六つ。で、ウーロンハイが……」
槍沢:「普通に働いてるよ……」
栃城:「でも、お前が芸人とはな……。正直羨ましいよ」
槍沢:「そ、そう?」
栃城:「だってさあ。お前が俺の立場だったらさ、今日のことだってライブで話せるネタになるわけじゃん。
でも俺は、ただただ悲しい思いをするだけで吐き出せないまま終わるわけだし……」
槍沢:「……ゴメンて!」
栃城:「いったい誰に話したらいいんだろうなあ? 中学の時のクラスメイト?
って、そんな気さくに話せる間柄だったら今日呼ばれてるか!」
槍沢:「……ゴメンて! ゴメンて! 生々しすぎる自虐ネタさせてゴメンて!
わかった! じゃあお前もうバイト上がれ! それで飲もう! な!」
栃城:「……バカ言うなよ! そんな簡単に抜けられるわけないだろ」
槍沢:「でも、このままじゃせっかくの同窓会が……」
栃城:「ただでさえ週末なのに、3年A組OB全員の31人ま……30人前の予約が入ってるんだぞ!」
槍沢:「……ゴメンて! なんか流れ弾あてた形になってゴメンて!」
栃城:「それでめちゃくちゃ忙しいのに一人だけ早上がりして、それでそのまま飲んでけってバイト先でも孤立させる気か!」
槍沢:「ゴメンて! 危機感煽るような真似してゴメンて!」
栃城:「ここで孤立してみろ。……半年に一度のボウリング大会に呼ばれなくなるだろ!」
槍沢:「ゴメンて! ……ってそれ、そんなに大事なこと?」
栃城:「当たり前だろ! 俺が唯一バイト先から必要とされるのがボウリング大会なんだよ!」
槍沢:「ゴメンて! そうとは知らなかったとはいえゴメンて!」
栃城:「俺はいい、ボウリングに謝れ!」
槍沢:「ごめんなさい! ボウリングさん!」
…………ってなにこれ!? なんで同窓会に行ってレジャースポーツに詫びなきゃいけないの!?
栃城:こういうケースもあるかもしれないから……
槍沢:ないわ! ちゃんと全員に連絡するから! 普通の設定でお願いします!
栃城:じゃあ、当時好きだった女の子と再会して……とか?
槍沢:いいじゃないですか! そういうのお願いしますよ。
「おお、元気にしてた! あ、久しぶり!」
栃城:「槍沢君!」
槍沢:「え?」
栃城:「久しぶり。覚えてる? 栃子」
槍沢:「覚えてるに決まってるだろ。なんていうか、うん。……昔と変わってないな」
栃城:「ええ!? ショック。これでも女を磨いてきたつもりなんですけど!」
槍沢:「ごめん……」
栃城:「いいよ謝らなくて。結局、昔もいまも槍沢君好みの女じゃないってことなんだから。
……実はさ。昔、槍沢君のこと好きだったんだよ。気づいてなかったでしょ?」
槍沢:「あ、ああ。初めて知ったよ」
栃城:「実はいまでもずっと…………な〜んてね。でもさあ、槍沢君てさ。いま、彼女とかっていたりするの?」
槍沢:「いや、いないけれど……。そういう栃子はどうなんだよ?」
栃城:「私は……いまは仕事が恋人かな」
槍沢:「へえ、なんの仕事してるの?」
栃城:「見ての通りよ」
槍沢:…………あれ? なんか嫌な聴き覚えが。
「え? まさか……この居酒屋のバイト?」
栃城:「フフッ違うわよ! ん〜でも当たらずしも遠からずかな。見ての通り女体盛りの土台よ!」
槍沢:ストップー!
栃城:なんだよせっかくいい雰囲気だったのに!
槍沢:そのいい雰囲気をあなたがぶち壊したんでしょ! なに!? 女体盛りの土台って!
栃城:ほら、よくある話でしょ。学生時代好きだった子と同窓会で会ったら、すっかりスレちゃってショックだったっていうの。
槍沢:限度があるでしょ! でもって、なんで居酒屋で女体盛りが振る舞われてるんですか!?
栃城:コースメニュー。
槍沢:あるか! そんな非道徳なもん!
栃城:シーザーサラダ、枝豆、女体盛り、フライドボテトとえびせんの盛り合わせっていう順番で……。
槍沢:結構序盤で投入してきますね! ていうか、置いてないから女体盛りなんて!
栃城:この店ではそうなんだ。
槍沢:どの店でもそうですよ!
栃城:居酒屋なのに!?
槍沢:居酒屋をなんだと思ってるんですか。そういういかがわしいサービスなしでシミュレーションしてくださいよ。
栃城:そう言われても、女体盛りを出さない店なんてマクドナルドしかイメージできないよ……。
槍沢:今日、これ終わったら飲みに行きましょう。社会勉強のために。
もう同級生との会話はいいですから、最後にサプライズゲストで担任の先生がきて挨拶してくれるんで、そこだけ練習させてください。
栃城:先生ね。どんな感じの人なの?
槍沢:絵にかいたような熱血教師で、ものすごく元気で行動力がある人だよ。で、たしか去年あたり定年だったような……。まあ、とにかくお願いしますよ。
「えー……みなさん! 宴もたけなわではありますが、実はここでゲストに来ていただいてます。
我らが3年A組の担任を務めていただいた栃城光策先生です!」
栃城:「みんな。久しぶり! みんなと会うのは中学を卒業以来だけれど元気そうでなによりです。
私は去年、定年退職してからすっかり老けこんでいましたが、みんなから元気をもらえました。
私の持論ですが、学校とは一人ひとりに船の作り方を教えるところだと思っています。
生徒は学校での生活を通して一隻の船をつくり、そしていつか社会という大きな海へ航海していくそういうものです。
海はいつでも穏やかとは限りません。ときには荒波にもまれ、転覆・沈没しそうになるかもしれない。
でも、そんなときでも決してくじけないでください。嵐ならやり過ごせばいい。決して自ら船から降りないでください。
先生は船を操縦をしたり修理したりすることはできませんが、みなさんの羅針盤としていつも船の中にいます
では最後に。いま、みなさんに伝えたい言葉を送ります」
槍沢:「はい……」
栃城:「生ビールお待ちのお客様ー?」
槍沢:先生もバイトしてるのか! なんですかこれは!?
栃城:スピーチはちゃんとしたじゃん!
槍沢:たしかにスピーチはちゃんとしてましたけど、なんで先生まで居酒屋で働いてるんですか!?
栃城:あるかもしれないじゃん。行動的なだから人お金よりも家でじっとしているのが退屈で刺激がほしいために働くっていう……。
槍沢:可能性はともかく状況がおかしいんですって!
同窓会のゲストに呼ばれておいてバイト優先させるのは恩師としてどうかと思うし、これじゃ店員としても失格ですよ。
ビール配る前に長々喋ってさあ。泡、消え失せてますよ!
もういいですよ練習は。これだけ最悪の状況を想定していろいろやらさせられたから、本番でなにが起こっても大丈夫そうだし。
栃城:待てよ! まだお通しがポテトサラダだったときの練習をやってない。
槍沢:あなたが嫌いなだけでしょ! いい加減にしてください!
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リーベルパウンド (7/8)
氷谷:やったー!
古城:うーれしー!
敗北なんて、無かったんや!! リーベルパウンド!
漫才/コンビニ
氷谷:僕つい最近までコンビニでアルバイトをやっておりまして。月10万くらい稼いでたんですけども。
やってみると結構大変な事が多くてですね。
古城:大変な事と言うと?
氷谷:昼食時になると人がたくさん来るんですよね。
古城:弁当とかを買いに来るわけね。
氷谷:もうてんやわんやで。レジは済ませなきゃいけないわレンジはチンしなきゃいけないわで。
そんなんだからミスも多いんですよね。箸やスプーンを入れ忘れたりガスの元栓締め忘れたり。
古城:後者は因果関係ゼロじゃねえか!オマエの家の問題だろ!
氷谷:あ、隣の家のです。
古城:なんだよ隣の家開けっ放しって!なんか怖いわ!
聞いてみるとなかなか大変そうではあるのね。
氷谷:でも、人がいない深夜とかは雑誌を読んだりしてますけどね。
古城:深夜はやっぱり結構のんびりなんだ。
氷谷:でも、雑誌読むのに没頭してて急にお客さんが入ってくるとビックリしてサッと雑誌をしまいますね。
古城:やっぱりお客さんの前で読むのは失礼だからね。
氷谷:読んでたページにカレーまんをスッと挟んで。
古城:何をしおり扱いしてんだよ!雑誌べチャべチャになるわ!
氷谷:でもカレーまんを挟んだ事で古紙みたいな色になってそれはそれでいい感じですよ。
古城:いい感じって!お前の価値感がわからん!
氷谷:カレーまんなんでやっぱ味がありますね。
古城:やかましいわ!
氷谷:あと、大変な事と言えば入ったばかりの事なんですけども。
おばさんにタバコいつものね。とか言われたり。
古城:いつものって言われてもね。わからないよね。
氷谷:鼻からグッチのバッグぶら下げてるおばさんだったんですけど。
古城:ちょっとファッション斬新過ぎるだろ!
鼻ピアスですら結構斬新感あるのに!
氷谷:まぁ、最初は正直うまく対応出来なかったんですけども。
結構来てくれるうちにちゃんと対応できるようになりましたね。
古城:いいことじゃん。
氷谷:最終的に「こないだタバコ吸ってたらバッグに燃えうつっちゃってー!」
みたいな他愛のない話をしてくれたりするような関係になりました。
古城:ファッション裏目に出てんじゃねえか!
氷谷:「こないだは最近開けた記憶の無いガスの元栓が開いてたらしくてそのせいでウチが燃えちゃって」なんて話とかしてましたね。
古城:開けた記憶ないって!さっきのお隣さんの可能性高いぞ!
氷谷:それで愚痴を…いや、グッチを言われてうんざりしましたけど。
古城:そこブランドに寄せる必要ねぇわ!
多分、オマエはその件に関して聞く義務があるよ!
氷谷:他には商品の発注が結構大変でした。
古城:ほぅ、商品の発注。
氷谷:うまい棒発注し過ぎてATMは外に押し出されるような形に。
古城:なんでATM出しちゃうんだよ!
そんなの外に出したら何されるかわかったもんじゃないぞ!
氷谷:あとは犯罪に巻き込まれたりなんかもして大変でしたね。
古城:それは犯罪にも巻き込まれるだろうよ。
氷谷:コピー機が盗まれたんですよ。
古城:コピー機!?雨ざらしのATMじゃなくって!?
氷谷:まったく気がつかなかったですね。
古城:あれだけデカイもの盗まれて気がつかないセキュリティの甘さ!
氷谷:結構愛着がありましていつもほっぺでスリスリして、印刷的な意味でも刷り刷りしてたんですけど。
古城:何韻を踏んでんだよ!やかましい。
氷谷:一月10万円分は刷ってましたね。
古城:バイト代丸々ふっ飛んでんじゃねえか!
氷谷:他の店員さん達にも人気がありまして。
古城:コピー機が人気って理解に苦しむわ。
氷谷:「もう養子にしたい、コピー機だけによーし、ヨウシ入れちゃうぞー。」なんて言われてましたけどね。
古城:だから韻の踏み方うるせえわ!
っていうかそんな愛着あんのにあっさり盗まれすぎだろ!
氷谷:で、その後無事に犯人も捕まって。コピー機も無事戻ってきまして。
古城:それは一件落着したわけね。しかし、なんでまたコピー機なんて盗むかね。
氷谷:犯人の供述によればATMからお金出すよりコピー機でお札をコピーした方がお手軽だからと言ってたらしいです。
古城:えらく発想が残念な犯人だった!
氷谷:ホント無事に戻って来てみんな嬉しくてその日はビールかけして。
コピー機にも大量にかけたんですけども。そしたら壊れてしまって。
古城:そっちも相当残念だな!無事に戻って来たのに関わらず!
氷谷:最終的に悲しい事になってしまったんですよ。
古城:最後のはなんか違うような気がするけどな!
氷谷:もう一個犯罪に巻き込まれまして
コンビニ強盗ですよ。あれはおっかなかったですね。
古城:それはもう恐ろしいね。
氷谷:アレは年の瀬の事でした。
僕が深夜雑誌を読んでいると急に自動ドアが開いてそこには謎の覆面の人物が刃物を持ってて。
古城:それは穏やかではないな。
氷谷:そして僕を脅してレジの金を鼻から出ているバッグにどんどん入れていくんですよ。
古城:さっきの名物おばさん!ヒントが確信を突き過ぎだわ!
家が燃えたから金に困って強盗したんだろ!
氷谷:あとは募金箱もとられまして。
古城:なかなかのがめつさだな。
氷谷:歳末募金というかカンパというか。あ、冬の大寒波のカンパじゃないですよ。
古城:一言余計だわ!その寒波だと微塵も思ってないんで!
氷谷:犯人は未だに捕まっていないんですよ。
古城:まだ捕まって無いのかよ!すぐ捕まりそうだと思うけどな!
氷谷:電車にでも乗ってどこかに逃げたんですかね。容疑者は夜ー汽車に乗って。
古城:軽いな!事件に遭遇した割にノリが酷く軽いわ!
氷谷:容疑者は夜ー汽車でヨークシャーへ。
古城:なんでいきなりイギリスの地に国外逃亡してんだよ!
それでもってまた似たような言葉並べやがって。
氷谷:そんな事がありましてね。
古城:どういう事だよ。もういいよコンビニの話は。
氷谷:でも話は終わらないんですよ。
コンビニだから話がしまらないんです。
古城:いい加減にしろ!
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敗退者コメント
アッサムティーのほころび 361KB
大友:残念でした。
鈴江:zzz。
A:惜しくも涙を流した皆さん、次回の挑戦をお待ちしています
B:以上結果発表でした
ジャッジペーパー(上から8823、鋳☆いんがむ、翔、星野流人、KT)
言霊連盟
・1ネタで色々な設定を演じているのですが、どの件もテンポがよかったので見やすかったです。
特に「30人ま…31人前」のところがかわいそうさも相まって笑えました。
ただ、きれいにまとまりすぎているような印象も受けたので、ボケがもっと飛ばす展開も見たかったです。
後は後半に委員長のボケとか盛り込んでもいいんじゃないでしょうか。(25点)
・「同窓会の幹事をやる」ってことで始めたコントで、その後「そもそも幹事より先に集まってなにやってるんですか。」っていうなら、
じゃあなぜ店に入る部分から始めたのか引っ掛かるんですよね…。
あと「居酒屋のふすま明けたらホワイトハウス」は面白かったですし、なおかつそのあとの
「相手を呼び忘れてけどたまたまその店の店員だった」というパターンはありがちなんですが
全体に占めるそのくだりのウェイトが大きく、またなかなかやり取りが面白く、逆にそのあとの女体盛り等が浮いた感じがしたので
とどのつまり「バイトする栃城」とのやり取りで終始貫き通した方がよかったのでは?と思いました。(20点)
・以前よりも、漫才らしさが増してますね
実際の舞台を想定された漫才みたいで、実際にこのネタをやっている2人が見えましたもん
ボケツッコミにもリズムがあって、勢いも感じられて上質の漫才だったと思います
ただ、栃子さんが出てきてからもう少し盛り上がってくれたらなぁと思ってしまいました(27点)
・悪くない出来ではあると思いますが、いまいち決定打に欠けるように感じました。
設定から考えると若干ベタかと思えるようなボケが多く、小ぢんまりとしてしまっていたような印象です。
中盤に『ゴメンて!』を連発する流れがありましたが、ボケの方向性が非常に似通った中でツッコミも代わり映えしていなかったのが少々気になりました。
担任の先生の挨拶の後の店員ボケですが、直前のくだり(女体盛りのところ)にも店員ボケを想起させる流れがあったため、『また?』といったマンネリのような印象を受けてしまいました。
『居酒屋のふすま明けたらホワイトハウス』のくだりはなかなかおもしろかったかなと思いました。(23点)
・良くも悪くも懇親丁寧な作りでバツグンの安定感がありました
居酒屋バイトを貫き通すようなしつこさが一種のパンチとなっていたように思います(21点)
リーベルパウンド
・細部まで笑いを詰め込むあたりがさすがだと思いました。
鼻ピアスのおばさんとか、機とか、序盤の奇抜な設定を後半丁寧に盛り込んでさらに笑いを大きくする件が特に面白かったです。
大オチもきれいにまとまっていて、まさに漫才のお手本というネタでした。
ただ、安易なダジャレを連発しているようにも見えるので、そのあたりもう少し推敲する必要があるとも感じました。(29点)
・これ別の場所でも見たネタなんですが、非常にそつなく綺麗な流れですね。
あれこれ珍奇な要素をちりばめながらも「月10万くらい稼ぐ → コピー代に10万」「ガスの元栓締め忘れ → 隣の家が燃える」
「鼻からグッチのバッグ → 強盗犯の特徴」というように常に前フリが用意されている巧みさで内容がスッと入ってきます。
しいて残念に思った点を言うならダジャレのクオリティが(わざとなのかもしれないですが)さほどでもなく感じたのと、
最後にドカンとくるオチがほしかったといったところでしょうか。(31点)
・チョイチョイうまいことを言っているのがオレにははまらなかったですねぇ
なんか今までみたリーベルにしてはアホアホな感じが薄いというか、妙におとなしいんですけど
その分計算されて作ってるな、とかワードのチョイスに気を遣ってるなっていうのが見えましたね
なんか新しいリーベルに出逢った感じです(28点)
・前半のボケをうまく伏線として回収することができており、おもしろかったです。
1本の漫才として、とても綺麗に話がまとまっていたと思います。
ちょっとひねったボケの数々にも、パンチ力がありました。
テンポよくコンスタントにボケていっているのも、好印象でした。
ラスト付近では単なる駄洒落ボケにとどまってしまっており、この辺りは個人的にはあまりハマりませんでした。(29点)
・漫才と落語を融合させたらこんな感じなんだろうな、という印象でした
単調と言えば単調でしたが、のびのびやってる部分も伝わってきました(19点)
アッサムティーのほころび
・前半のさくらんぼと冷やし中華のドラマはかなりおもしろかったので、多少間延びしても、この流れ1本でネタを見たかったです。
それだけに、後半のお伝の件で失速したのがもったいないと思いました。
前半のボケを上手くからめている部分もあったのですが、どうしても展開が粗く見えてしまいました。
あと、
大友:ええと、大根とがんもとちくわとがんもとがんもで。
このセリフはボケでしょうか?そうだったにしても、違うにしても不自然な流れに思えます。(18点)
・前半と後半でガラリと趣が違い、またどちらも中途半端で内容が薄く感じました。
大雑把に言うと「春はパン」「秋のボケ」「冬のボケ」「春のボケ」「冷やしおでん」「袋のボケ」だけでおしまい、って具合に。
さくらんぼの登用も「チェリーボーイ」言いたかっただけだろ!って感じで冷やし中華の相手役として
(少なくとも個人的には)ピンとくるキャスティングではなかったですし、
「冷やし中華で四季すべてに対応」という名目で始まったドラマ部分も、食材同士のやり取りの方が目立っていてちぐはぐな感じがしました。(15点)
・冷やし中華で四季を彩る前半はめちゃくちゃ面白かったんですけどねぇ
おでんパートに入ってからちょっと失速してしまいましたかねぇ
このネタを審査し終わった後におでん食べたくなったんでセブンイレブンに買いには行きましたよ
もう一押しあればこのネタは伸びると思います(26点)
・着実に笑いを積み重ねていっているだけに、後もう一押し爆笑レベルのボケが無かったのが残念です。
個々のくだりをじっくりと描いていき、それらをしっかりと笑いへと繋げることができている点は良かったです。
大友さんの「ええと、大根とがんもとちくわとがんもとがんもで。」という台詞が“がんもが多い”というボケのようにも見えたのですが、2人ともそこに関してスルーしてしまっており、少々気になるものがありました。
そこに限らず、全体的に小ボケレベルのボケがサラッと入れられているだけで特にツッコミで料理されることなく放置されていたのが、ちょっともったいないかなあと感じました。
個人的に、「めっちゃシャリシャリしてたわ。」が好きです。(21点)
・バカバカしさが冴え渡っていただけに若干ボリュームが不足がちな気がしました
助手席でざぶーんの意味はよくわかりませんでした(25点)
平均KB:397.00KB(過去最高アベレージ) |
満足指数:75.00% |
|
リーベルパウンド | 441KB | 7/8 |
言霊連盟 | 389KB | 1/1 |
アッサムティーのほころび | 361KB | 1/2 |
翔「競馬で「ホッカイカンティ」という馬がいるのですが |