第4回チャンピオン大会(2012年2月27日放送)

 

A:やっぱ投稿者全員が来てくれるとホっとするね
B:田んぼおおおおおおおおおおお!!!
A:だらしねえなああああああああ!!!
B:それでは今回のC大会出場者の紹介です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チキンハートブレイカーズ

ランキング3位 今期成績:2勝0敗 最高キロバトル:393KB

 

理系文系

ランキング4位 今期成績:2勝2敗 最高キロバトル:377KB

 

後藤○○

ランキング6位 今期成績:2勝1敗 最高キロバトル:361KB

 

第七女子会

ランキング5位 今期成績:3勝0敗 最高キロバトル:385KB

 

海洋ブリザード

ランキング1位 今期成績:2勝0敗 最高キロバトル:445KB

 

有機丸アポロ

ランキング2位 今期成績:2勝0敗 最高キロバトル:401KB

 

生姜焼きが大好きなユウスケ

前回チャンピオン 今期成績:ザ・高見の見物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上の7組です。この中からチャンピオンが決まります。それでは皆さんの熱演をご覧いただきましょう 

 

 

 

 

 

 

 

 

チキンハートブレイカーズ

KTはホモ

うい チキンハートブレイカーズ!

コント/ジジババポーカー

 

ババア:爺さんや、囲碁でもしませんかい?

ジジイ:うーむ、最近そればっかりで飽きてしもたのう。

孫:大体碁石は今、庭の池の中に敷き詰めてるでしょ。

ババア:じゃあ将棋はどうです?

ジジイ:将棋も飽きてきてしまったのう。

孫:おじいちゃん、飽きたからって碁盤に腰掛けるのは良くないと思うよ。

ババア:じゃあ花札。

ジジイ:それもやり尽くした気がするのう。

孫:あの花札、けっこう枚数が足りないんだよ。そのせいで役は1つも出来ないんだよ。
  いつもどうやって勝敗付けてたの?

ババア:麻雀。

ジジイ:面子が足りん。

孫:お父さんとお母さんを補充要員として呼ぶのは止めて欲しいなぁ。
  そのせいで一昨日の晩御飯は無くなったんだよ?

ババア:めんこ。

ジジイ:全部捨てられてしもた。

孫:よかれと思って僕の部屋に置いてくれたんだと思うけど、正直邪魔だったんだよ。
  押し入れ一杯に詰め込むとかなんなの。布団引っ張り出してそこに詰め込むとかなんなの。

ババア:3DS。

ジジイ:盗まれてしもた。

孫:取り返しただけだよ。レベル上げしてくれたことに関してはありがとね。

ババア:将棋。

ジジイ:うーむ・・・どうしようかのう・・・。
    今はなんとなく乗り気じゃないようじゃ。

孫:それさっき出てきたし即答で拒否ってたし今おじいちゃんが椅子代わりに座ってるし。
  乗り気じゃない割に乗ってる気がするんだけど。

ババア:トランプ。

ジジイ:トランプの何をするんじゃ?ババ抜き?

ババア:ジジ抜き。

ジジイ:ババ抜き。

ババア:ジジ抜き。

ジジイ:ババ抜き。

孫:・・・・・・違うゲームにしたら?

ババア:じゃあブラックジャックなんてどうですかね?

孫:急にハイカラになった。

ジジイ:もっとお洒落にいきたいのう、そうじゃポカーなんてどうじゃ?

ババア:ポカーですか、いいですねえ。

孫:ポーカーでしょ。ポカーンとなるとこだった。

ババア:じゃあポカーしますよ。さあ、さあ。

ジジイ:おう、おう。

ババア:えい、えい。

ジジイ:この、この。

孫:トランプで相手の体をつっつき始めたよ。ポカーとポーカーは別物なのかもしれない。

ババア:あっ!おじいさんの持ってるそのカード、ジャックじゃありませんか。
    はい私の勝ち〜。私はちゃんとクイーン持ってるから私の勝ち〜。

ジジイ:おっとしまった!キングを持つべきだった!わしはこんなに若くなかった!

孫:謎ルールばっかだなぁ。

ババア:これ疲れますから、やっぱポーカーでもやりませんか?

ジジイ:うむ、そうするか。ポカーはここまで、これからはポーカーの時代じゃ。

孫:さっきポカーンとなりそうになってごめんよ、ちゃんとポーカー知ってたんだね。

ババア:これから究極のスリルが始まりますね。

ジジイ:おお、命がけの戦いが始まりそうじゃ。

孫:前言撤回。間違いなくこれルール違う。

ババア:それじゃ始めますよ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ。

ジジイ:シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ。

孫:縁側にトランプを手裏剣みたいに飛ばし始めた。

ババア:それじゃ5枚ずつ配ったところで1回戦、始めますか。

ジジイ:おう。

孫:前言撤回を撤回するわ。何てスタイリッシュな配り方。

ババア:グシャグシャ・・・。

ジジイ:グシャグシャ・・・。

孫:せっかく配ったカードを丸め始めたぞ。前言撤回の撤回を撤回・・・ああもう面倒臭いからどうでもいいや。

ババア:はいー。ほれ、おいで。これやってきなさい。

孫:丸めたカードが消えたと思ったら、手の中から鯉の餌が出てきた!?やったね、早速池に行ってくるよ!
  おばあちゃん大好き!

ジジイ:はいー。ニトログリセリン出たー。

孫:それは要らない。心臓発作の薬はおじいちゃんが持っていた方が良いはずだよ。
  はぁ・・・おじいちゃんイマイチ・・・。

ババア:これで1回戦終了―。マジックポーカーは私の勝ちですねぇ。

ジジイ:くそぅ、またしてもやられてしまったか・・・。

孫:謎の優劣基準は健在だね。手品としてはどっちも十分凄いと思うよ。
  てかそれマジックポーカーって言うんだね。ポーカー付ける必要ある?

ババア:それじゃ2回戦始めますよ。たくさんトランプ集めて、ほら集めて。

ジジイ:あっ婆さんトランプ取りすぎじゃぞ!わしの分が少ない!

孫:30枚以上はおばあちゃんの方にあるね。ここからどうするんだろう。

ババア:そして一気に・・・燃やす!

ジジイ:くそっ火種が少ない、これでは不利じゃ!!

孫:うわー・・・焚き火みたいになってるね・・・。枚数が少ない分、おじいちゃんの方が目に見えて炎が小さい。

ババア:いい感じになったところで、イモを入れる!

ジジイ:まずい遅れを取ってしまったわい!火力アップのために花札投入!

孫:異常なまでに花札の枚数が足りなかった理由はこれか。

ババア:はいよ、おいしい焼き芋の完成ですよ。ほれ、こっち来て食べなさい。

孫:やった!今日のおやつは焼きたてのさつま芋だ!
  おばあちゃん大好き!

ジジイ:わしもわしも、ニトロー。

孫:だから心臓発作の薬はいらないって。薬を加熱とか何考えてんの。
  やっぱりおじいちゃんイマイチ・・・。

ジジイ:困った時には、ニトロー。

孫:困った時に出したニトロで僕は反応に困ってるよ。

ババア:2回戦はこれで終わりですね。ポカポカポーカーも私の勝ちです。

ジジイ:むぅ・・・なかなか勝てないのぅ・・・。

孫:ひょっとしてこれは僕を喜ばせた方が勝ち、ってことなのかな?
  てかこれはポカポカポーカーって言うんだね、語感は楽しいけどやっぱりポーカーいらないね。

ババア:そろそろ最後にしましょうかねえ。それじゃカードを10枚ずつ配りますよ。

ジジイ:うむ。

孫:5枚じゃなくて10枚なんだ。これってどういうルールなの?

ババア:なんじゃ、あのバランスポーカーを知らないのかい?

ジジイ:ハッハッハ、時代の違いじゃのう!ジェノサイド・ギャップってやつじゃな?

孫:ジェネレーション・ギャップだよおじいちゃん。それ絶対に人前で言っちゃ駄目だからね、殺戮差ってよく分からないけど良くないことは分かるから。
  んじゃぼくにもルール教えてくれない?

ババア:まあ実際にやりながら教えるとしましょうかね。
    トランプタワーみたいに逆V字形にカードを5組立てます。それを相手に見せつけます。その見せた5枚でポーカー勝負をします。

孫:つまり10枚のうち使いたい5枚が相手に見えるようにして、小さなピラミッドみたいなのを5つ作るんだね。

ババア:ちなみに当然ですけど、カードを上手く立てられなかったら無条件で負けですよ。

孫:10枚から単純に5枚選んで勝負した方が面白そう、ってのは禁句なんだろうなぁ。

ババア:おや、3・4・5・6・7とストレートが揃っていますね。これらを見せつけるように立てましょうか。そーっと・・・そーっと・・・。

孫:そーっと縁側の板の隙間にトランプ挿してる!これはアリなの?かなりグレーっていうか、ブラックな気が。

ジジイ:スペードが5枚あるからこれはフラッシュじゃな、婆さんのストレートにも勝てる役じゃ。
    あとはちゃんと立てることが出来れば・・・プルプル・・・。

孫:あっおじいちゃん指先が震えてる!いつも震えてるけど特に震えてる!
  なかなか難しそうなルールだね。

ババア:ほれほれ爺さんや、早く立ててくれませんかね。あと1分以内に立てられなかったら不戦敗扱いでいいですね?

孫:自分は隙間に挿して誤魔化してるのにこの仕打ち、言い様!!

ババア:ぺいーん、ぺろーん。

孫:挿したカードを指で弾いてる!おじいちゃんこれに気付かないと損だよ!

ジジイ:むぅ・・・4組は立てたぞ、ラスト1組・・・。プルプル・・・。

孫:そろそろ1分経ちそう。急いでー。

ジジイ:よしっ、出来た!最後の勝負はわしの勝ちじゃ!!

ババア:フーッ。

孫:なんてことしやがる。あーあ全部倒れちゃったよ、おじいちゃん頑張ったのにかわいそ。

ババア:時間切れですね、最後のバランスポーカーも私の勝ちです。

ジジイ:うぅ・・・せっかく立てたのに・・・急にカードが一気に倒れて・・・うぅ・・・。

孫:まあこれは悔しいよね。

ジジイ:うぅ・・・うっ!!うぐっ・・・心臓が・・・!

孫:あっ発作!早くニトロ飲んで!さっき熱してたけどまあ大丈夫でしょ!
  てか心臓発作とか初めて見た!生発作だ!!

ババア:ポカーも含めればこれで私の4連勝ですよ、お爺さん。聞いてますか、お爺さんや。返事して下さい。

孫:今それどころじゃないって!僕への優しさを少しだけおじいちゃんにも!

ジジイ:ゴクン。・・・・・・うぅ・・・ふうー・・・。楽になったわい。
    しかしまあ、酷い目に遭った・・・。

ババア:でもまあ、究極のスリルを味わえたじゃないですか。

ジジイ:一瞬、生死の境をさまよった気もするしのう。これがわし達のポーカーじゃ。
    お前もどうじゃ?

孫:嫌だよ。

 

 

 

理系文系

理「今期は色々と余計なコト大量にした気がします」
文「C大会だけは寄り道せずに勝ち上がりたいですね!」

出場停止組の希望の星 理系文系!

漫才/お寺の生活

 

理「どうも理系文系です、よろしくお願いします」
文「よろしくお願いします。
  さて、あたし思うんですケド、お寺の生活ってちょっと経験したくありません?」
理「お寺の生活?」
文「そう、お坊さん的な。煩悩とか洗われてスッキリしそうじゃないですか」
理「ああ。でもキツそうですよ?」
文「まぁ、それは確かにですが」
理「寺に入ったその日から、サディスティック和尚さんの指示に従い続けなきゃならないイベントが始まるじゃないですか」
文「…………修行のコトですか?」
理「マゾヒスティックお坊さんならそれでいいかもですケド」
文「別にお寺の方々はSMな快楽を求めてそんな生活を送ってるワケじゃないですから。
  むしろそーいった煩悩を消してるんですって」
理「ほう、マゾくもないのにあの苦行に耐えていると?」
文「です」
理「ならばもっとゆるい、楽なカンジにしてもイイんじゃないですかね」
文「修行をゆるいモノに?」
理「はい。例えばあの『和尚さんのチキチキ煩悩早押しゲーム』があるじゃないですか」
文「もしかして座禅のコトですか? 姿勢崩したら木の棒で叩かれるヤツ。
  因みにあの棒は警策と言います」
理「商品も視聴率も出ないのにやるじゃないですか」
文「そりゃやりますケド」
理「アレはキツすぎるんで改善しましょう」
文「どうやって?」
理「叩く前に、警策の先端にバンテリンを塗っておくんです」
文「………………は?」
理「ダメージを負った肩の三角筋がすぐに回復します」
文「ゆるくするって、アフターケアで!? 結局痛いんだからあんまし改善されてないですよ!?」
理「ああ、それだったら物理的に叩くのをやめてネットで叩くコトにしましょうか」
文「それだと最終的にもっと『痛い』コトになりそうだから却下です」
理「むぅ……、意外と難しい……」
文「…………」
理「なので取り敢えずコレは保留です。他にも改善すべき点は色々ありますし」
文「まだありますか」
理「ありますね。例えばあの『人体の水圧耐久実験』」
文「滝に打たれるヤツですか」
理「アレもね、やめちゃいましょうよ。
  んでもって代わりにトイレのウォシュレットの勢いを最強にしましょう」
文「それで埋め合わせ出来てるつもりですか!?」
理「コレで身体洗う時に毎日寒い思いをせずに済みます」
文「別に風呂的な意味合いで滝使ってたワケでもないですからね!
  きっと普段から木造の立派なトコに石鹸とシャンプー持って行ってますって」
理「先生! お坊さんにシャンプーはないと思います!」
文「生徒! あげ足を取る必要もないと思います!!」
理「あと他にも『ダスキンごっこ』もあるじゃないですか」
文「掃除くらいフツーに言えませんかね?
  確かに修行の一環で徹底したハードなヤツをやらされるそうですが」
理「アレももう、やっても意味ない気がするんですよね。
  あんなんで徳が積めるなら、一番悟りを開けるのはルンバですよ」
文「あの丸っこくて、勝手に部屋駆けずり回ってキレイにしてくれる、あの?」
理「そう、全自動掃除機の、あの。
  んでもってアイツに掃除させてればそれだけお坊さんはヒマな時間できるんだから、
  その横で読経でもしてればイイんじゃないかと」
文「なんかそれ、言霊の詠唱で傀儡と化したルンバをお坊さんが使役してるみたいな映像になってません!?」
理「おお、言われてみれば。
  上手くいけば動画投稿サイトにデビューできそうですね!」
文「そりゃまた外国人の方が嬉々として食いつきそうなモノに仕上がりそうですね」
理「あ、その辺はお金になりそう!」
文「………………もうサンスクリット語に祟られてしまえばイイです」
理「とは言え、ルンバで対応できない所は流石に人の手で掃除しないとですねぇ」
文「そりゃあ、そうなりますよね」
理「金属酸化物との戦いとか」
文「仏像さんのさび取りですか。
  ああ、あと、もしかしたらお賽銭とかも洗ってくれてたりするんですかね?」
理「ほほう。いわゆるマネーロンダリングですね」
文「違いますよ!?
  それは極道さんとかの言う汚いお金の洗浄ですからね!」
理「そうなんですか?
  まぁでも、そもそもお坊さんも極道さんも似たようなモンじゃないですか」
文「いやいや真逆真逆! 共通点スキンヘッズの存在オンリー!
  その辺の認識はしっかりしとかないと怖いですから!」
理「そしてそんな修行を乗り越えた先にある生活も、やはりキツイのです
  キツイ野菜生活なのです」
文「最近の精進料理は美味しいらしいから大丈夫ですって。
  んでもってあと、カゴメの主力商品までディスってるみたいな言い回しになってるから、そこも気をつけて下さい」
理「ギブミー動物性タンパク質」
文「流石にそれは宗教観なんで聞き入れてもらえないと思いますよ」
理「無理して草食系なんか気取ってもモテないと言うのに」
文「解釈のひねくれ方が絶好調すぎです! そんな意図はないですよ!」
理「既に僧職系に進化してしまっているのですから。そもそも純粋な草食系には戻れないですし」
文「どーゆーコト!?」
理「渋谷でレベルアップすれば装飾系になれた可能性はあったかもですが」
文「なにそのポケモンの分岐進化みたいなの!?
  そんなんでアクセサリーがゴテゴテ付いた若者たちが出来上がると言うの!?」
理「だからあの偏った食事制限はただツライだけなのです」
文「はぁ……」
理「アナタも、もし3食全てがミックスベジタブルだったら嫌でしょう?」
文「それはミックスベジタブルだから嫌なんですよ!
  バターのクドさと、もっさりした味の三種のカラフル(笑)たちによって構成された食べモノなんて持ってくるからですよ!
  なんだあのカラフルどものチームワークの悪さは!!
  ぷよぷよにでも転職してしまいなさい見かけ倒しどもめ!!」
理「そ、そんなに嫌ですか……」
文「そう! なので別の野菜! 精進料理はもっとちゃんと美味しいのを使ってるハズです!」
理「別の野菜ねぇ」
文「です!」
理「あ、もしピクミンが実在するとしたらそれは食べてもイイんですかね?」
文「もしピクミンが実在するとしてまず食べモノのカテゴリじゃないでしょうが!
  ってか、どーでもイイです!!」
理「むぅ」
文「大体さっきからなんですか?
  ワケの分からない発想ばっか大量に展開して!
  あたしのお寺の生活への憧れがどっかに行っちゃったじゃないですか!」
理「ああ、そんな話でしたねそもそもは」
文「そーですよっ!」
理「でもアナタは寺の生活なんかに憧れたって、やっぱあーゆー静寂な所は合わないと思いますよ。
  今もですケド、気性が激し過ぎですからね」
文「誰のせいだと思ってんですか!! もういいです」

理&文「「どうも、有難うございました」」

 

 

 

後藤○○

後藤:やっと帰って来れました!今回は前と違って自信作なんで!4位獲ります!

○○:目標低いな!

約一年ぶりのC大会 後藤○○!

コント/クイズ番組

 

コント『クイズ番組』

 

後藤:さあ始まりましたクイズプレゼントバラエティーQさん!拍手ー!もっと拍手!もっと!もっと!オラ客もっと拍手しろコラア!

○○:司会者怖いな!そんな強要しなくても!

後藤:ゲストが紹介される前に喋んじゃねぇ!!

○○:そんなキレる!?そんな御法度!?

後藤:さあ恒例の最初だけぶちギレが決まりましたけども。

○○:どんな恒例だよ。なんだこの司会者。

後藤:司会のアナウンサー後藤です!

○○:アナウンサーかよ!どんなアナウンサーだ最初だけぶちギレるって。

後藤:さあ今回はですね、東大 京大インテリ軍団対○○軍団で戦っていただきます。

○○:なんで俺リーダーになったんだろ。初登場なのに。

後藤:さあ早速第1問まいりましょう。最初の問題はですね、
チームの10人が1人1つずつ難読漢字に挑戦していただいて、制限時間内に全員が読むことが出来ればクリアという
ちょっとね、ちょっと一般の方には分かりにくいルールかと思いますが

○○:そうでもないよ。そこそこシンプルなルールだから。

後藤:到底理解出来ないと思いますが

○○:出来るって。どんだけ一般の方バカにしてんだよ。

後藤:それでは○○さんへの問題です!『王茸』こちらの漢字なんと読むでしょう?○○さんスタート!

○○:えーなにこれ?うわ分かんない全然分かんない!きのこ?おおたけ?さまぁーず?えーなにこれ全然分かんない!

後藤:さあ早くも止まっしまったか。早くしたい。早く次に繋げたい!

○○:ええでもホント分かんない!どうしよう!

後藤:さあ時間がない!時間がないぞ!残り時間236分!

○○:236分!?え236分!?ほぼ4時間だけど!

後藤:時間がない!時間がないぞ!

○○:いや時間あるでしょ!あり過ぎるでしょ!

後藤:早く!早く!

○○:なんでそんな焦ってんの!?ええでもこの漢字はホント分かんないんだよなあ。うわ恥ずかしい。
.....え答えなきゃこれが4時間続くの!?うわ怖い怖い怖い怖い怖い!地獄だよ!なにこの地獄!地獄のジャンルが新し過ぎるよ!!

後藤:さあ答えたい!現在40点リードされている○○軍団!

○○:これ最初の問題だったよね!?なんでそんなリードされてんの!?

後藤:この問題を獲れば2点が入る!

○○:配点低いな!相手いつどうやって40点取ったんだよ!

後藤:早く答えろオラア!!

○○:キレんの最初だけじゃなかったのかよ!もう、別にこの問題獲らなくてもいいや!きっと間違えたら終わるんだろう!はい答えます!エリンギ!

後藤:残念!お手つきは残り362回!

○○:なんだこの番組!!地獄番組!!

後藤:さあ本日はQさん400回記念!

○○:よくそんな続いてんな!

後藤:4時間スペシャルです!

○○:スペシャル俺だけで終わるぞ!まあ編集でなんとかすんのか!

後藤:生放送です!

○○:生!!?企画した奴頭おかしいだろ!

後藤:さあ出ないか!出ないか!

○○:もう4時間経たせるよりはお手つき使った方が早いな!
シメジ!しいたけ!まいたけ!まつたけ!トリュフ!マッシュルーム!毒キノコ!

後藤:正解!

○○:奇跡起きた!!キノコローラーで奇跡起きた!えっ正解毒キノコ!?

後藤:正解はシメジでした!

○○:結構前に言ったじゃねぇか!なんで毒キノコって言ったタイミングで正解だよ!

後藤:さあ○○さんへの第2問!

○○:1人1問って言っただろ!!   ...よし。これでいいな。

後藤:良い新ネタ出来たな。

○○:出来た。タイトルどうする?

後藤:まあタイトルはシンプルでいいんじゃない?コント『クイズ番組』

 

 

 

第七女子会

一条「チャンピオン大会という場に出られただけで、ある意味満足です。なのでチャンピオン大会では、自分たちがやりたいネタを思いっきりぶつけたいと思います」
5人『がんばるぞ! がんばるぞ! がんばるぞったらがんばるぞーっ!』

腰巾着も見守ってます 第七女子会!

コント/或る小説家の話

 

【1 アパートの一室。五島と一条(春香)】

一条「お姉ちゃんはホントに小説を書くことしか能がないんだから! 脱いだ服も散らかすし、いない部屋の電気点けてるし、台所の水出しっぱなしだし!」

五島「最高! もっと罵って!」

一条「あれっ、喜んでる!? なんで!? ……もう! お姉ちゃんったら! 妹の私がいなくなったら、生きていけないでしょ?」

五島「……そうかもしれない。私、妹のあなたが……春香がいなくなったら、3日で死んじゃう! 寂しくて!」

一条「そういう意味で生きていけないの!? 生活力的な意味じゃなくて、ウサギみたいな意味でなの!? でもさあ……そんなんだけど、実はお姉ちゃんって凄いわよね」

五島「そう?」

一条「だって、お姉ちゃんは……小さな頃からの夢、かなえちゃったんだよ?」

五島「あぁ……確かに私は、本棚に囲まれた部屋に住むのが夢だったからね」

一条「いや、それじゃなくて……」

五島「それじゃない? ……じゃあ、『ジョジョの奇妙な冒険』をシリーズ全巻大人買いすることかな?」

一条「それでもなくて……」

五島「はっ!? まさか私の長年の夢だった鼻を高くするプチ整形のことを言ってるの!?」

一条「違うから! 全然! そうじゃなくて、小説家!」

五島「松竹芸能に所属するお笑い芸人の」

一条「それは『恋愛小説家』!」

五島「野崎まどさんによる小説で、『この世で一番面白い小説のアイデアを閃いてしまった』と言う女性が、それを小説として形にするために新人作家に弟子入りして小説の書き方を勉強する」

一条「それは『小説家の作り方』!」

五島「見せ物として皮膚を切り開く」

一条「それは敢えて無理矢理に解釈するとしたら『ショー切開』!」

五島「逆に迷惑になるような余計な世話をやきまくるような人で、しかもその程度が度を過ぎている」

一条「『超お節介』! ていうかどんどん遠くなってるし! もうほとんど原型無いし! 『小説家』だよ、『小説家』! お姉ちゃん、作家としてデビューしちゃったんだもの」

五島「あぁ、うん……」

一条「あれ? でもあたし、お姉ちゃんがなんていう本を書いてるか、知らないなあ」

五島「……春香がもう少し大人になったら、教えてあげるよ」

一条「そっか。でも、いいなあ〜。あたしも作家になりたい! あたしもいろいろと小説書いているけれど、なかなか上達しないんだ〜。明日もまた、新人賞に作品を投稿するつもり」

五島「ええっ、本当に!? ……どれ、プロであるお姉ちゃんに見せてご覧よ」

一条「だーめ。恥ずかしいから」

五島「じゃあ、胸を見せてよ」

一条「なんでそんなのを見たがるの!?」

五島「いいじゃない、血を分けた姉妹じゃなのだからッ!」

一条「血を分けた姉妹だからこそ、見たがらないでよ! っていうか、小説の話をしようよ!」

五島「えー……じゃあ……春香の小説見るだけで我慢するよ……」

一条「なんでちょっと残念そうなの!? しかも妥協してるとこ悪いけど、さっき『恥ずかしいから見せない』って言ったわよね!?」

五島「じゃあ、タイトルだけでも」

一条「……うん、じゃあタイトルだけね。タイトルはね……『シザンサス』だよ」

 

【2 編集部。四谷と二階】

二階「四谷先輩、お疲れ様っす」

四谷「うい。おつかれーぃ。あぁ、そうだ二階、ちょっと用事頼まれてくんねーか? あたしの代わりに原稿もらってきてほしいんだけどさ」

二階「うげ……。またっすかぁ?」

四谷「ま、いいじゃねえか。今度酒でも奢るよ」

二階「はあ……で、誰の原稿を?」

四谷「五島さんだよ」

二階「五島? 五島勉さんっすか?」

四谷「そりゃ『ノストラダムスの大予言』だろ。じゃなくて……五島冬馬さんだよ」

二階「あぁ……官能小説家の」

四谷「なんだその『官能小説家風情か』みたいな顔? 『全然刺激にならない』っつって芥川賞選考委員を辞退した都知事を『やっと辞めたか、時代についてこれてないだけの迷惑老人風情が』って感じで見てた時と似たような顔してんぞ」

二階「嫌だわ、早く磨り潰さないと。表情を」

四谷「ちょっと想像すると怖いこと言ってんじゃねえよ! つかな、官能小説家だからってなめんなよ? 特に五島先生の作品のレベルは異常だ。一度読んでみるといいぞ。あまり人が着目しないような部分に焦点を当てたフェティシズムや、ねっとりとしたラブシーンには定評がある」

二階「明らかにオッサン向けじゃないすか! 読みたくないっすよ、そんな脂ぎってそうなの!」

四谷「なんでや! 脂ぎってんの関係ないやろ!」

二階「はあ……そんなぎとぎと小説を書いてる人のところにノコノコ行って、ウチいきなり襲われちゃったりしないっすよね?」

四谷「安心しろ。五島さんは女だ」

二階「あ、そうなんすか?」

四谷「ただしバイらしいけどな」

二階「安心できない!?」

四谷「しかもけっこう肉食系女子だ」

二階「気分はすっかり、ライオンを目の前にしたトムソンガゼルっす!」

四谷「まぁ……一応はあれでも常識人だし、官能小説として形にすることでいろいろ発散してるんだから……平気だろ。たぶん」

二階「たぶんて。断言はできないんすね……って、そういえば先輩は何を読んでるんすか?」

四谷「あぁ、これ? この前の新人賞で大賞取ったやつ」

二階「えっ。もう発表されてたっすっけ?」

四谷「いや、一般向けでの公表はまだだ。でも社内じゃ、もうすでに有名だぞ」

二階「そうなんすか。でも、先輩がそういうの読むなんて珍しいっすね。去年先輩が新人賞の選考担当に選ばれたときなんか、『デビューするかも分からん新人なんかの話を、いちいち読んでられっか! まどろっこしい!』とか言って、ウチに全部無理矢理押し付けたじゃないっすか」

四谷「そうだっけ?」

二階「そうっすよ! だからウチが代わりに、あの時の新人賞候補作品読んだんすからね! っていうかそれで思い出したんすけど、その時ウチに仕事押し付けた時、先輩『今度酒おごってやっから』って言ってたのに、結局今日までおごってもらってないっすよ!?」

四谷「あー……じゃあ、五島先生の官能小説を無事に受け取ってきたら、その礼と一緒におごってやるから。決まり」

二階「勝手に礼を一つにまとめられた!?」

四谷「……まぁ、話は新人賞作品に戻るんだが……これ、選考に関わってる後輩から話を聞いて、気になって読んでみたんだが……確信したぜ。こいつは売れる作品だ」

二階「へえ。なんてタイトルすか?」

四谷「『シザンサス』だ」

 

【3 三田さんのお家。一条(春香)と三田】

三田「……新人賞?」

一条「そうなの。アルヒー・パパトフタリデワークスっていう会社の雷撃小説大賞」

三田「……グリーングリーンみたいな社名」

一条「それでね、私もその小説大賞に投稿したのよ」

三田「……へえ。……でも、小説家は大変そう」

一条「そうなのよねー。ウチ、お姉ちゃんが小説家でさー。知ってるよね、ウチのお姉ちゃん」

三田「……知ってる。この前、近所の公園でホッピングをやってるところを見かけた」

一条「身内として恥ずかしい!」

三田「……この近辺で不審人物を見かけたら、だいたいあなたのお姉さん」

一条「お姉ちゃん何やってんの!?」

三田「……彼女はこの近辺では有名人。DonDokoDonの平畠さんくらい」

一条「あれっ!? そんなに有名じゃない!?」

三田「……ただし静岡県の知名度」

一条「やっぱり有名だった! 静岡のローカル番組でレギュラー持ってるものね平畠さん! ていうか姉が不審人物として有名とか嫌ー!」

三田「……大丈夫。まだ警察のお世話になったことはないみたいだから」

一条「“まだ”!? これからが心配だよ!」

三田「……最近、あの人から『あれ? あなた、妹の春香の友人の方じゃないですか?』って声をかけられた」

一条「あ、お姉ちゃん三田さんのこと知ってたんだ」

三田「……私が見た限り……私の前に4〜5人くらいにも、同じこと言って、声をかけてたけど……」

一条「お姉ちゃん何やってるの!? 手当り次第であたしの知人見つけようとしてる!?」

三田「……でも仲良くなりました」

一条「仲良くなったんだ! お姉ちゃんを見捨てないでくれてありがとう!」

三田「……ところで、あの人、小説家だったの……?」

一条「うん、そうよ。知らなかった?」

三田「……ニートかと思ってた」

一条「確かに生活スタイルだけ見たらニートっぽいけど!」

三田「……何を書いてるの?」

一条「さあ? なぁんか恥ずかしがっているのか……教えてくれないのよね」

三田「……ふうん……。……でも、お姉さんの名前をインターネットで検索したら、何を書いてるか出るんじゃ……?」

一条「おっ、なるほど! じゃあ、早速検索してみましょうよ!」

三田「……ちょっと待って。今、ググる。五島……冬……馬……と(カチャカチャカチャ……ッターン!)」

一条「出た出た! どれどれ、お姉ちゃんの作品は……えっ?」

 

【4 喫茶店。四谷と五島】

(電話をする四谷。電話の相手は二階)
四谷「二階、今日だっけ? 新人賞受賞作品『シザンサス』の作者との初打ち合わせ」

二階『そうなんすよ。まさかあの新人賞受賞作家の担当になれるとは! 大興奮っすよ〜。でも今朝電話したときはなんか、元気がない様子だったんすよね。来るとは言ってたんすけど』

四谷「ふうん? 風邪かね? インフレも流行ってるし」

二階『今の日本に流行ってるのはデフレっすし、話の文脈的にはインフルっす! っと……そうそう。ちょっと先輩に聞きたいことがあったんすよ』

四谷「なんだ?」

二階「あの『シザンサス』って話……確かにすっっっごくおもしろいんすけど……でも、なーんかどっかで見たような気がするんすよね〜……」

四谷「あ? ありきたりな話ってか? まぁ、たいていの話は、どっかしらが他作品の何かと似たり寄ったりだしな」

(五島、登場。四谷の前の席に座る)

四谷「あ、悪り。五島先生来たわ。じゃな、打ち合わせ頑張りな(電話を切る)。お待ちしておりました、五島先生」

五島「どうでしたか、この前の作品『風俗店戦争』の反響は?」

四谷「えぇ、なかなか好評をいただいてまして。まぁ……有川浩さんの『図書館戦争』ファンの方には物凄い叩かれてますけど……」

五島「続編として『風俗店内乱』というものも考えてまして。それに危機、革命を加えた四部作にしようかと」

四谷「勘弁してください。有川ファンに殺されます」

五島「そうですか。それは残念」

四谷「では『風俗店戦争』シリーズ以外で、次回作はどのようなものを考えてますか?」

五島「えぇ……ズバリ、教師から性的な暴力を受けつつもそれに抗えずにいる女子高生の姿を描いた『涼宮ハノレヒの憂鬱』というものを……」

四谷「五島先生。その手の冗談は『涼宮ハヒルの憂鬱』を初めとしたトータルメディアエージェンシー(TMA)で間に合ってますから!」

五島「失礼。冗談です。まぁ……今回は純愛をやりたいなと」

四谷「純愛ですか」

五島「そう……。初恋の相手と数年ぶりに再会した二人が、共に互いを想い合っているのに、すれ違ってしまう……そんなカップルの心の揺れ動く様を渾身の力を込めて描き出します……!」

四谷「……それ、ヤるんですよね?」

五島「ヤりますよ」

四谷「じゃあ、構いません」

五島「ヤってればいいんですか?」

四谷「ぶっちゃけ、五島先生の作品で反響が大きいのは、ヤってるシーンだけですから。後はむしろ蛇足だという声も少なからず」

五島「創作意欲が湧きますね」

四谷「あ、この人罵られるほどヒットポイントが回復するタイプの人間だった! ……ところで五島先生。今度うちの新人賞を受賞してデビューする作家知ってます?」

五島「……いや。悪いですが、新人には疎くて……」

四谷「いえいえ、いいんですよ。それがですね、編集部内でもかなり話題になった作品でして……『シザンサス』という作品なんですよ」

五島「ほう……そうですか」

四谷「作者は確か……なんといったかな。ああ、そうそう。作者の名前は、三田夏奈、とかいいましたっけね」

 

【5 アパートの一室。五島と三田】

五島「お久しぶりです、三田さん。電話では何度か話していましたけれど、こうして顔を合わせるのは、ちょうど1年前以来ですかね」

三田「……1年前?」

五島「そう。春香があなたの家から帰る途中に事故に遭ったと聞いて、慌てて病院に駆けつけて。そこで会って以来です」

三田「……ああ、そうだった。ひどい事故だった。自宅のすぐ近所での事故だったから、私が一番にその事故に気づいた。すぐに救急車を呼んだりして、病院にも行って。ひどく慌ただしかったことだけは覚えている」

五島「ええ、本当に……」

三田「……けれど……春香は。……私がもう少し迅速に動けていたら……もしかしたら……」

五島「三田さん。それ以上は」

三田「……すいません」

五島「私に謝らないでくださいよ。……ああ、そうだ。三田さん、聞きましたよ。『シザンサス』、無事に新人賞を受賞できたようで」

三田「……私は何もしていない。『シザンサス』を書いたのは五島冬馬。つまり、あなた」

五島「ええ。その通り、私が書きました」

三田「……そして物語を考えたのは……妹の、春香」

五島「ええ。世間的には、あなたが作者だと信じられているみたいですが」

三田「……あなたは、妹の書いた小説を、わざわざ自らの手でより良い作品になるよう書き直した。そうしてできた作品を、私の名義で新人賞に投稿させた。……茶番もいいところ」

五島「すいません。本来ならば書き上げた私が自分で発表すべきなのでしょうが……私は既に作家としてデビューしていますから。春香の作品を世に送り出すための、“五島冬馬”とはまったく関係の無い隠れ蓑が欲しかったんです。それで、春香と共通の知人であるあなたに依頼することに……」

三田「……」

五島「春香の考えるお話はすごくおもしろい。しかし、文章を綴る技術に欠けていました。1年前、春香が事故に遭う直前にアルヒー・パパトフタリデワークスの雷撃小説大賞に出したらしい小説もそうでした。落選した際に二階さんという編集者から評価シートが送られてきましたが……文章力の難が指摘されていましたよ。彼女の小説は、ひどく読みにくかったんです。話はともかくとして、ね」

三田「……こんなことに、意味はある? 自分の作品にわざわざ手直しされて世に出されて……春香は喜ぶ?」

五島「春香は関係ないですよ。全て私が勝手にやったこと。何もかもが、私の自己満足に過ぎません。物語を紡ぐのが大好きだった春香の生み出した……文章は下手だけれど、話がとてもとてもおもしろい小説があった。『シザンサス』だけじゃない。まだまだたくさんある。それらをちゃんと形にして、世の中の人々に見せてやりたかった。それだけなんです」

三田「……」

五島「だって、お姉ちゃんは……小説を書くことしか能がありませんから」

 

【TIPS 正しい時系列】
1→3→(1年後)→2→4→5

 

【Now loading...LAST EPISODE】

 

【本当のエピソードと向き合えますか?_】

 

【6 五島と三田と一条(春香)】

五島「だって、お姉ちゃんは……小説を書くことしか能がありませんから」

(一条(春香)、ドアを開けて部屋に入ってくる)

一条「ただいまー。あ、三田さん来てたの?」

三田「……お邪魔してる」

五島「あ、おかえりなさい、春香。今日もぺろぺろ舐めたくなるような可愛さね」

一条「お姉ちゃん! 『嘗めたくなるような』って、嘗めながら言っちゃダメじゃないかな!? 離してよ! ばっちいよ!」

三田「……『捕食なう』、と」

一条「三田さんは暢気にツイートしてないで助けてっ! ていうか捕食なのかしらコレ!?」

五島「お姉ちゃん、春香を食べちゃうぞ♪」

一条「あ、そういう意味での捕食か! やーめーなーさーいってば、お姉ちゃん! お姉ちゃん妹の全身嘗めすぎ!」

五島「んもう。春香はつれないわね。ただの姉妹間のスキンシップなのに」

一条「ただの姉妹間のスキンシップなら、こんなにベタベタにならないよ! まるで大型犬にじゃれつかれた後みたいになってるんだけど!?」

五島「それはそうと、足の具合はどうなの? 病院行ってきたんでしょう?」

一条「ん……。やっぱりどんなにうまく治ったとしても、走ったりとかは無理みたい。歩くだけでも、ちょっと足引きずるくらいの後遺症は残るって……」

五島「そっか……ひどい交通事故だったからね」

三田「……申し訳ない。私がもう少し早く動けていれば、そんな後遺症も残らなかったかもしれないのに……」

一条「もう! 三田さんは悪くないってば! 悪いのは突っ込んできたトラックの方なんだから。むしろちゃんと救急車を呼んでくれたあなたには、感謝すらしてるんだからね?」

三田「……うん」

五島「……そういえば春香。三田さん、例の小説で新人賞決まったのよ」

一条「あら、そう。おめでとう」

五島「……ねえ、春香。考え直さない? もうちょっと小説の書き方とか勉強したら、あなただってすぐに小説家になれるかも……」

一条「嫌ぁよ。姉が官能小説家だったってだけでも、だいぶ精神的にキツいのに! そのこと知った日に、一気に創作意欲が失せちゃったわ。そのショックでふらふら歩いてたら交通事故に遭うし! もう散々!」

五島「あうあう……」

一条「その時にあたし、決めたのよ。もう小説とか書かないで、堅実に生きてくって。今まで書いたお話は全部お姉ちゃんに譲るし、リメイクを続けたいならやってもいいわよ? あたしもう興味ないしー」

五島「うう……三田さん。私は一旦、どこで選択肢を間違えたのでしょうか……?」

三田「……官能小説なんか書き始めたあたり?」

五島「人生リセット!」

一条「リセット効かないのが、人生なのよ」

五島「ううう……ままならないものですね」

一条「ままならないのも、人生なのよ。でも、まあ……お姉ちゃんは恵まれてる方なんじゃない? こんな可愛い妹と一緒に暮らせてるんだからねっ」

五島「春香……春香ぁぁぁっ! なんて可愛いの春香ぁぁあああっ!」

一条「うわあ! だ、だから抱きつかないで嘗めないで服を脱がそうとしないでえええーーーっ!」

三田「……仲が良さそうで何より」

一条「良くないよ! もうこれは別種の何かに違いないよ!」

三田「……ホント、仲が良い姉妹。まさに『シザンサス』。……花言葉は……よきパートナー、だったかな」

一条「冷静に分析してないで、早く助け、や、や、そこは……そこはダメぇぇえええええーーーっ!」

 

(おしまい)

 

 

海洋ブリザード

藤林:2度目のチャンピオン大会ということですが…
横田:特にとっておいたネタも無いので、できたての漫才を見て下さい。
藤林:それではいってみよう!

長文界の長谷川町子 海洋ブリザード!

漫才/手料理

 

藤林:やっぱり今は男も料理できないといかんということで、最近よく料理をするんですけど、なかなか上手く行かないんですよね。

横田:料理するんですか。 実は僕も料理はよくやってまして、それが我ながら結構おいしくできるんですよ。

藤林:自信あるんすか。 あまりそうは見えないですけどね。

横田:得意なんですよ。 みんな意外だって言うんですけどできるんですよ。

藤林:うーん、でもあれじゃないの? お惣菜買ってきて皿に盛るだけとかじゃないだろうな?

横田:失敬な、そんなことするわけないじゃないですか。 僕は真剣に料理してるんですからやめて下さいよ。

藤林:いやゴメン、確かに失敬だった。 まぁそこまで言うなら本当なんだろうけども…

横田:じゃあせっかくなんで今日は僕のレシピを紹介するなんてどうですか? 意外とたくさんレパートリーあるんですよ。

藤林:あ、創作のレシピもお持ちなんですね。 じゃあよろしければ言ってみて下さい。

横田:そうですか。 ではまずこちら、「牛肉の和風炒め丼」です。

藤林:ほほう

横田:こちらがその写真になるんですがね、これは結構手軽に作れるオススメ料理なんじゃないかと…

藤林:いや…これさぁ…

横田:はい? おいしそうでしょ?

藤林:これさぁ…どう見ても牛丼にしか見えないんだけど…

横田:いや違いますよ。 さっき言ったじゃないですか、「牛肉の和風炒め丼」ですよ。

藤林:もうそれも改めて聞くと言い方変えただけみたいに聞こえてくるから。 牛丼にしか見えないわけ。

横田:なんでそうやって無理やり粗探しみたいなことするんですか! ホントに僕が考えて作ったんですよ!

藤林:いや牛丼だね。 じゃあお前いっぺんその炒め丼とやらの作り方言ってみろや。

横田:作り方ですか? まず吉野家で…

藤林:やっぱり牛丼じゃねぇか! 言い始めて2秒で牛丼屋の名前出しやがった!

横田:まだわかんないじゃないですか!

藤林:明らかにわかるだろ! はっきりと吉野家の名前出したじゃねぇかよ!

横田:吉野家で腹ごしらえしただけかもしれないじゃないですか!

藤林:じゃあそのくだり全部必要ねぇよ! 腹ごしらえの話なんてどうでもいいから早く作り方を言えばいいだろ!
   もういい! 料理できるとか大ウソなんじゃねーか!

横田:待って下さいよ! 他にもたくさん料理あるんですから!

藤林:いいよどうせ他もこんなんだろ!

横田:いや次は納得させますから! まず料理名を聞いて下さい、「欧米風サンドイッチ」です。

藤林:いいって…そうやってまた名前だけだろうが…。

横田:これです、写真見て下さい。

藤林:ん? だからよ…これどう見てもハンバーガーじゃねぇかよ…!!

横田:何でですか! そうやって最初から疑ってかかるから何でもそう見えてしまうんじゃないんですか!?

藤林:そういう問題じゃねぇよ! 誰に見せたってハンバーガーって答えるよ! 
   大体欧米風ってサンドイッチも最初から欧米みたいなもんだろうが! さっきからお前がそれっぽく名前変えてるだけなんだよ!

横田:違いますよ! ちゃんと作り方を聞いてから判断して下さい!

藤林:いいよどうせまたチェーン店かどっかに行くんだろ

横田:まず始めに街へ出かけて…

藤林:やっぱりそうじゃねぇか! なんでこんな作り方聞かせて判断させようとしたんだ! どこに自信あったんだ!

横田:黄色い道化師が誘う店へと…

藤林:…マクドナルドじゃねぇか! 店も特定できちゃったよ! 料理名といいさっきから言い方が回りくどいんだよ!
   もういい! どうせお前が言うのは手抜き料理ばっかなんだよ!

横田:だから誤解ですって! 次のは納得してもらえますから!

藤林:本当だろうな? まだ信用していいんだな?

横田:信用してください。 次の料理はこちら、「和風全熟オムライス」です。

藤林:……怪しいの来たな……

横田:完成図としてはこの写真みたいな感じになるんでしょうけども…

藤林:完成図? …卵かけご飯じゃねぇか! 何が全熟だよ! 割りたてほやほやなだけだろ!

横田:言いがかりはやめて下さいよ! 料理ちょっとかじったからって人の料理に文句言いたくなってるだけなんじゃないんですか!?
   自分は大して料理できないのに人の料理にはどや顔でズケズケものいうのってどうかと思いますよ!

藤林:もはやそういう問題じゃねぇよ! 料理かじってなくてもわかるわ! そもそもどや顔してねぇし!
   逆にそこまで言うなら上等だよ作り方言ってみろや! ご飯に卵割るだけなんだろどうせ!

横田:作り方ですが…まずキッチンに立っていてください…

藤林:…何だその前提は! お前が「まず外に出て…」とか言うからそんな余計なプロセス踏むはめになるんだろうが!

横田:しばらく立っていたものがね、こちらになりますけども…

藤林:いいよ!いらねぇよそのくだり! 「オーブンで温めたものがここに」みたいなテクニック使用しなくていいよ!
   時間を短縮したければ「まず外へ出て…」を全部削れ! 話はそれからだよ!

横田:まず卵を用意していただいて…卵が無いという方はね、まず外へ出て…

藤林:だからそれを言うなっつったろうがよ!! 家にいてできるっていう点だけはまだ俺も評価してたのによ! これじゃ結局同じじゃねーか!

横田:黄色い道化師が誘う店へと…

藤林:なんでマックだよ! マクドナルドに卵売ってねぇだろうが! もう作り方も言わなくていいよ! やめちまえ料理!

横田:卵を買う時はね、レジを通った方が買いやすいと思いますけども…

藤林:当たり前だろ! レジ通らなかったら万引きだろうが! 何ワンポイントアドバイス的に言ってんだよ!

横田:えー続いてはこちらの「ソルトスープ・パスタ」です

藤林:おいもう承諾すら取らずに進めるつもりかい! これ以上手抜き料理の話すんなって言ってんだよ!

横田:写真がね、こちらの方に…

藤林:おう、だからただの塩ラーメンじゃねぇかよ! 予想通りの手抜き料理出してくれたな! 期待裏切らねぇのな!
   アンタも恥ずかしくねぇのかさっきからこんなんばっかでよ!

横田:こちらの料理はね…あの…とても上品な香りで…

藤林:いいよ何でさっきから紹介だけこんな落ち着いてんだよ! どや顔なのはお前じゃねぇか!
   料理は手抜きなのに紹介だけ妙に落ち着いてのらりくらりしやがって! とっとと作り方言えや!

横田:まず始めに家を出て…

藤林:またそれかい!! お前も毎回そこから説明してて何も罪悪感ないのか!? 良心どこに置いてきた!
   そもそも料理番組で「まず家を出て…」って言い出す番組があるかい! 俺は見たことも聞いたことも無いよ!

横田:七の刻から十一の刻へ誘う店へと…

藤林:ストレートにセブンイレブンって言わんかい!! 怪談話みたいな表現しやがって!
   セブンイレブンで塩ラーメン買ったって言えば済む話だろ! 時間使いすぎなんだよ!

横田:えー…この料理は3分でできる手軽な料理で…

藤林:カップラーメンだからだよ! カップラーメンだから3分でできるんだよ! こんなの手料理のうちに入らねぇんだよ!

横田:3分待つなんてね、トイレの神様を熱唱してたらあっという間ですけども…

藤林:…いや3分間することないって認めちゃったよ! 手料理だとしたらその3分で料理を作るんだろうが!
   しかもトイレの神様チョイスしたら麺のびて食えねぇよ! あの曲9分近くあるから前半で食べ頃到来しちゃうよ!

横田:続きましてはこちらの「ミソスープ・パスタ」をですね…

藤林:味噌ラーメンだろうが!! 俺が長々説教してる隙に気づかれずに紹介できるとでも思ったか!
   料理もさっきと大して変化してねぇのな! これもどうせすぐ外へ出るんだろ!?

横田:まず始めに家を出て…

藤林:やっぱりそうじゃねぇか! 何度同じ過ちを繰り返したら気が済むんだよ!
   全熟オムライスが懐かしいよ! あの時はまだ外に出ず作れるんじゃないかという一筋の光が差してたよ! あれも結局外に出たけどな!

横田:老人たちが集う村へと…

藤林:…ローソンってそういう意味じゃねぇよ! 老村じゃねぇよ! もはや言い回しの問題ですらねぇよ! ただのウソじゃねーか!

横田:最後にデザートですが……「新食感イチゴヨーグルト」を作りたいと思います。

藤林:何が最後だよ! ここまできて最後だけ手抜き無しなわけがないんだよ! お見通しなんだよ!

横田:まず隠し味に…こちらのフルーチェを…

藤林:もはや隠し味でもねぇよ! 隠れてねぇよ! 作り始めて第一手が隠し味なんて前代未聞だよ!

横田:フルーチェが無いという方は…(せーの、) ま、まず外へ出て…

藤林:誰と足並み揃えようとしたんだよ! 息合わせた挙げ句ぐだぐだになるならやるなよ!   
   今のなんてなんなら「お馴染みのあれ行きますよ」感すら漂わしてたじゃねぇか! 待ってました的なの期待してたんじゃねーか!

横田:何ですかそうやって全部ジャマして!

藤林:うるせぇよ! お前ホントにいい加減にしろよ! 大幅な時間のムダだったぞどうしてくれんだよ!

横田:…まず外へ出て…

藤林:そんなんで解決するか! いいかげんにしろ。

 

 

 

有機丸アポロ

出雲:まさかC大会に来れるとは思っていませんでした。
遠山:来れたからには全身全霊を注ぎ込みますから覚悟してください。
出雲:バリバリバリバリ!ドーン!!!

後藤○○との「まる」でいちいち変換変えなアカンのがしんどい 有機丸アポロ!

漫才/いたちみつる

 

遠山:どうも、有機丸アポロです。

出雲:まぁ、こうやって出て来ましたけど、俺達のこと知らない人も多いと思うんだよ。

遠山:そりゃそうだよ、だからこそ頑張らないと。

出雲:でも、俺達のことを知らない人よりトラウマを1つも持ってない人の方が少ないと思うんだよ。

遠山:そうだろうけどよ。別にそれ比較対象にしなくてよくね?

出雲:というわけで、今日は皆さん、コンビ名とトラウマだけでも覚えて帰って下さーい。

遠山:嫌な漫才だ!なんで漫才でトラウマ埋め込まなきゃならねえんだよ。

出雲:いやー、拳銃で頭を撃ったら色々飛び散るじゃないですかー。

遠山:トラウマ残りそうな話題を持ち出すんじゃねえ!!
      もっとさわやかな漫才やろうよ、トラウマとかダメだよ。

出雲:そうか、なら、ずっと疑問に思ってたことがあるんだよ。それこそ前世くらい前から。

遠山:うん、お前の前世とか知ったこっちゃねえけどな。

出雲:かたつむりの頃から疑問に思ってたことがあるんだよ。

遠山:そうなの!?お前の前世ってそうなの!?

出雲:あ、かたつむりっつってもかなり偉いかたつむりだよ。

遠山:知らねえよそんなかたつむりの序列!いいからその疑問とやらを言えよ。

出雲:ああ、あのな。『イタチごっこ』って言葉あるだろ。

遠山:ああ、あるね。いつまでたっても同じ繰り返しの堂々巡りのことだな。

出雲:そう、それで思ったんだけどさ、なんで『イタチごっこ』で堂々巡りって意味なの?

遠山:うーん……そう言われたらわかんないかなぁ……。

出雲:だろ、何でそんな意味になったと思う?堂々巡りのことを表すならさ、もっと適した言葉があるじゃん。

遠山:もっと適した言葉って……例えばどんなんだよ。

出雲:『民族間の争い』とか。

遠山:なんか壮大すぎるよ!日常で慣用句として使えねえだろ!

出雲:「彼女に浮気と誤解され、弁解しても話は噛み合わず『民族間の争い』だ」みたいな。

遠山:話がよく伝わらねえよ!すげぇ違和感あるよ!

出雲:大丈夫だよ、彼女がこの後敵の民族と付き合うであろう情景が浮かんでくるよ。

遠山:そんな裏設定あるの!?もっとさ、身近でわかりやすい方がいいよ。

出雲:じゃあ『サラリーマン同士のお会計』。

遠山:確かに堂々巡りだけどさ!
      「私が払います」「いえいえ私が」ってなるけどさ!

出雲:しっくりくると思うんだよな。
      「民族間では今日もまた争いが繰り返され、まるで『サラリーマン同士のお会計』だ」。

遠山:しっくりこねえよ!結局のところモヤモヤしちゃうよ!
   やっぱりイタチごっこが一番しっくりくるよ。

出雲:でもさ、だとしたらやっぱりなんで『イタチごっこ』が堂々巡りって意味になったのかわかんないよな……。

遠山:うーん……。

出雲:……よし!実際にやってみよう!

遠山:……は?

出雲:よっしゃ、じゃあ俺がオスイタチやるからお前メスイタチやって!

遠山:待って待っていやいやいやいや!!何その有無を言わせぬノリ!?

出雲:イタァーッチ!イタチイタチイタァーッチ!イィーッタァーッチィ!

遠山:イタチのクオリティが残念すぎる!ちょっと待って、ちょっとやめて!?

出雲:なんだよ、俺がせっかく名人芸レベルのイタチをやっていたというに。

遠山:宴会芸以下だよ、金返せだよ!なぁ、リアルでイタチごっこするの!?

出雲:そりゃそうだろ。『イタチごっこ』という言葉に込められし謎、その真実。
      それら全てを白日の下に晒すには、2人でイタチごっこするしかないだろ。

遠山:ないことねぇよ!!もっと解明にいい感じの過程があるよ!

出雲:いいじゃん、やろうよ。俺、前世でイタチに食われてからずっといたちに憧れてんだよ。

遠山:お前の前世そんなん!?かたつむりとしてのお前はそうやって死んだの!?

出雲:イタチに転生するはずが、なんやかんやで人間になっちまったよ。

遠山:あの世でどんななんやかんやがあったんだ。とても気味が悪いんだけど。

出雲:いいからやろうぜ?ただちょっと舞台上でイタチになればいいってだけの話だから。

遠山:ただちょっとで収まるような提案じゃねえよ!急に言われても出来るか!!

出雲:急にはダメなんだな、わかった。
      えー、『有機丸アポロがお送りします、コント・イタチごっこ』!

遠山:前フリを付ければいいってもんじゃねえよ!

出雲:「へー、ここがイタチのいる場所かー!早速入ってみよう!カランコロンカラン。」

遠山:設定どこなんだよ!フリにしても粗すぎるよ、ゴツゴツしてるよ!

出雲:ああ、ごめん。『早速入ってみよう!ウィーン。』

遠山:自動ドアにしろという意味ではなく!

出雲:………ちょっとお前、ここで「イタァーッチ!」だろうが、何やってんだよ。

遠山:お前が何やってんだよ!出来るかそんな悪ふざけ以下の悪ふざけ!

出雲:あっ、そうかお前オスイタチが良かったんか。OK、俺がメスイタチやってやる。

遠山:そういうことじゃねえよ!雌雄にこだわりは一切合切ねえんだよ!!

出雲:「イタチぃん、うっふんあっはんイタチぃん。」(くねくね)

遠山:そんなフェロモン全開のイタチがいるか!!その不愉快な体のくねらせ方をやめろ!

出雲:ちなみにこのくねらせ方は、イタチが自分のしっぽを追いかける様を参考にしているよ。

遠山:それ以前に参考にすべきポイントが山ほどあんだろうが!

出雲:なんだよ、せっかく俺にイタチが憑依してんじゃないかと思うようななりきりだったのに……。

遠山:バブル時代のバカ女の悪霊が取り憑いてる感じだったぞ!?

出雲:大体お前、オスイタチもメスイタチもやりたくないなら何イタチなら出来るんだよ!

遠山:何イタチもやりたくねえんだよ!お前がやってるのはそもそもイタチじゃないし!

出雲:じゃああれか、オカマのイタチなら出来るのか!?カマイタチなら出来るのか!?

遠山:それは妖怪だよ!オカマのイタチって意味じゃないよ!
   大体さぁ、イタチの鳴き声が「イタァーッチ!」の時点でこのごっこは崩壊してるんだよ!

出雲:「イタァーッチ!」で充分だろ、ピカチュウの鳴き声だって「ピカチュウ!」だぞ!

遠山:ポケモンと一緒にしてんじゃねえよ!リアルの動物で名前と同じ鳴き声のやつなんざいねえんだよ!

出雲:リアルピカチュウが「ピカチュウ!」って鳴くかもしれねえだろうが!

遠山:リアルピカチュウなんていねえよ!リアルにあんな突飛な色彩のネズミいねえよ!

出雲:アフリカとかにいるかも知れないだろうが、アフリカの大地の広大さナメんなよ!?

遠山:お前地球の生態系ナメんなよ!?お前が思ってる以上に地球は無難なんだよ!

出雲:あ、じゃあ俺ピカチュウに捕食されるオスイタチやるわ。

遠山:話を聞けやぁっ!!カオスを2つ織り交ぜるなぁっ!!

出雲:「イ、イタァーッチ……痛ァーッイッチ……!!」

遠山:やかましいわ!とにかく、イタチの鳴き声はそんなんじゃないよ!

出雲:もう……どうすりゃお前はイタチごっこにノリノリになってくれるんだよ……。

遠山:どうやってもノるつもりはねえよ。とんだ茶番に付き合いたくねえよ。

出雲:俺の計画では2人でイタチごっこやって、
      「お前のイタチにはキレがないよ」
      「だったらお前のイタチには気持ちがないよ」
      「こうやるんだよ、『イタァーッチ!』」
      「『イタァーッチ!』」
      って堂々巡りになる予定だったのに。

遠山:そんな不毛な結末が目に見えてるようなこと誰がやるか!!
      せめてまともなイタチをやってよ、それならちょっとは付き合えるかもだからさ……。

出雲:まともなイタチか……わかった、今から一流商社に勤めてるイタチをやる!

遠山:そういうことじゃねえよ!イタチに人としてのまともさを当てはめるなよ!

出雲:仕事は出来るが恋愛には奥手な、草食系男子なイタチをやる!

遠山:イタチなのに!?イタチは雑食なのに!?

出雲:この不況下でリストラに怯えるイタチをやる!あ、イタチなのにリス、トラって……。

遠山:うるせえよ!そんな最低レベルのボケなんざ軽く流せよ!

出雲:親友で同期のフェレットと、会社のマドンナであるマングースを巡って戦うイタチ!

遠山:変な三角関係生まれた!イタチ科の動物の間でよくわからない三角関係生まれた!

出雲:しかし、そんな三角関係を壊す者が現れた、やつこそが新入社員のピカチュウ!

遠山:ピカチュウ出てくんな!お前やたらとイタチのライバルとしてピカチュウ出すな!?

出雲:ピカチュウを見た瞬間、三角関係を続ける三匹の間に電撃が走った!

遠山:その電撃は比喩?それともピカチュウの出会い頭の攻撃?

出雲:ピカチュウはあれよあれよとマングースに近づき、2匹は付き合ってしまった。
   そう、やつはとんだ泥棒猫だったのだ……!!

遠山:ネズミなのに!?ネズミなのに泥棒猫!?

出雲:泥棒猫であり、ポケモン界の客寄せパンダでもあるのだ……!!

遠山:ゴチャゴチャになるわ!!動物系の慣用句を散りばめるな!

出雲:どんなにイタチとフェレットが喚こうが、所詮負け犬の遠吠え。
      狐につままれたような心境の2匹は、もはやただの醜いオスブタなのである……。

遠山:最後は何か違う気がする。慣用句でも何でもない気がする。

出雲:傷心の2匹は、いつものようにバーへ行く。迎えるマスターのオカマのイタチ。

遠山:カマイタチ出すな!てかどんな世界観なんだこれ!

出雲:カクテルを作ろうとするが、両手がカマなのでシェイカーをこぼしてしまうマスター。

遠山:開店時点で気づくだろそんなこと!

出雲:そして3匹は朝まで語る。
      「イタチイタチイタチ、イタァーッチ……。」
      「フェレフェレット、フェレフェフェレット……。」

遠山:さっぱり伝わってこない!内輪受けもいいとこだ!

出雲:「カマイタチ、まぁ男と女は色々あるカマイタチ……。」

遠山:カマイタチだけ微妙に喋れるの!?何これ、何なのこれ!?

出雲:よし、まともな設定は出来た!さぁレッツイタチごっこ!

遠山:やらねえよ!!設定としてはまともだけど、イタチとしては論外なんだよ!

出雲:ああ、ごめん。『レッツイタチごっこ!ウィーン。』

遠山:だから自動ドア要らねえよ!どこに入っていくんだ俺達は!

出雲:何でダメなんだよ、お前にはヒロインのマングースをやるというに。

遠山:いらねえよ!なんで好き好んで「うっふんあっはんマングースゥ」とか言わないといけないんだ!

出雲:いやいや違う違う、「うっふんマングースゥあっはん」だから。

遠山:そんなマングースになりきるための微妙なニュアンス知るか!!

出雲:ちゃんと腰をくねくねさせてね。あ、そのくねくねは腰に噛みついたハブを振り払うのをイメージ……。

遠山:やかましいわ!世界一ムダなアドバイスすんな!

出雲:とにかくやろうよイタチごっこ!聞けよ、偉いかたつむりだった俺が言ってんだぞ!?

遠山:何の説得効果もねえよ!なんだよ、イタチイタチうるせえしよ、俺もうイタチって単語聞くだけで嫌だよ!

出雲:あ、じゃあお前にはトラウマを残すことに成功したみたいだな。

遠山:いいかげんにしろ!

出雲:あ、イタチなのにトラ、ウマっていう……。

遠山:いいかげんにしろっつーの!!

2人:どうもありがとうございました。 

 

 

 

 

生姜焼きが大好きなユウスケ

パパ:ぶっちゃけた話、ネタの方完成が間に合わなくてですね…
ユウスケ:なにしとんねんボケミイラ
パパ:どんな悪口だい、ユウ君

ボケとミイラの新感覚漫才 生姜焼きが大好きなユウスケ!

漫才/ユウ君DIARY〜ユウ君がいる限り悪は栄えない!〜

 

ユウスケ:菌は菌でもサルモネラな菌はな〜んだ!

パパ  :サルモネラ菌

ユウスケ:正解!さすが思考のねじまがった大人はこういうのに強いね!

パパ  :いくらねじ曲がってても、答えまでは一直線だったよ
     というわけで、どうも、今僕の隣にいるちっこい子供が生姜焼きが大好きなユウスケ君です
     僕は、この子のパパです

ユウスケ:じゃあ第二問パパイヤ鈴木はパパイヤ鈴木でも…

パパ  :うん、いったん止めようかユウ君
     問題の前提が自由すぎるよ
     そこからどう続けて行くんだい

ユウスケ:パパイヤ鈴木はパパイヤ鈴木でも鉄を連金したパパイヤ鈴木ってな〜んだ!

パパ  :え〜っと自由なのは前提だけじゃなかったのね
     で、ちなみに答えは?

ユウスケ:パパイヤ鉄木!!

パパ  :うん、理解の範疇はとうに超えちゃったね

ユウスケ:あ、パパイヤ鈴木と言えば夜這いって怖いと思うんだ!

パパ  :うん、後でしっかりパパイヤ鈴木さんに謝ろうね
     え〜っと夜這いって言うか、夜の暗い道の事かな?言葉は選んで発しようね
     確かに悪い人とか出てくるもんね、だからユウ君も簡単に悪い人についていっちゃだめだよ

ユウスケ:尻軽ユウ君じゃないからね!ホイホイ騙されてついて行ったりはしないよ

パパ  :うん、言葉を選んでの意味は全く伝わってないみたいだね
     じゃあ例えば、暗い夜道で怖い人に「アメあげるからおじさんについてきて」っていわれたらどうする?

ユウスケ:危ない事や悪い事をしないという書類に指紋を貰う

パパ  :…強力な物的証拠だね〜
     そっか、そこまでしなくていいからちゃんと断わってね、ほらどうやって言うの?

ユウスケ:まだ会ったばかりですので、今日は食事まで!

パパ  :あぁ〜、アメが無理で食事はOKの判断はどうしちゃったのって感じだね
     そうじゃないでしょ?結構です!って断るんだよ、分かった?

ユウスケ:うん、5割は!

パパ  :逆にどこが伝わったのか気になるくらいだね
     じゃあ覚えた事言ってみて

ユウスケ:けっこ!

パパ  :あ、ジャスト5割だったんだね驚いたよ
     逆に悪い人もびっくりするからそれはそれでありなのかな
     でも悪い人の中には力づくで連れて行こうとする人も居るからそういう時はどうしたらいいか分かる?

ユウスケ:背負い投げ!

パパ  :おぉ〜!出来るもんならやってみろ〜!
     ユウ君、相手は大人なんだから8歳の子供が背負い投げ出来るほど軽くないんだよ

ユウスケ:じゃあ、ドラゴンスクリューかDDT!

パパ  :背負い投げ無理だって言ってるのに良くそれが行けると思ったね
     んで、また技のチョイスもどうなのよ
     やっぱり体格差あるから立ち向かうのは無理があるかな〜

ユウスケ:ちっ…自分の力不足をここまで痛感するとは…
     ヘンリー老子の所へ行って修行をしなきゃ

パパ  :ユウ君、そんな少年漫画みたいな展開はユウ君の人生にはおそらく訪れてこないと思うよ
     だいたい誰なんだいヘンリー老子って

ユウスケ:筋骨隆々の画家だよ!

パパ  :体格を綺麗に持て余してるねその人は、というかユウ君は画家から何を学びとろうと思ったんだい

ユウスケ:DDT!

パパ  :あぁ〜、ヘンリー老子ワイルドだね
     いや、そうじゃないんだよユウ君
     悪い人に力づくで連れてかれそうになったら、大きな声で叫ぶ!で、近くの大人を呼ぶんだよ

ユウスケ:なるへそ〜

パパ  :ユウ君って本当に8歳だよね?

ユウスケ:あなたがそうであると言うのであればそうなんだろうな

パパ  :あれ、なんとなく距離感が出来てるなユウ君
     まぁいいか、じゃあ試しに大声で叫んでみようか

ユウスケ:貴乃花〜〜!!!!!!!もしくは若花田〜〜!!

パパ  :…まぁ強い事に変わりは無いんだろうけどさ、近くに貴乃花か若花田が居る確率は
     それはもう天文学的な確率だと思うよ
     そこは特定とかしないで、不特定多数の人々に呼びかければいいんだよ

ユウスケ:貴乃花部屋の力士〜〜!!

パパ  :うん、不特定の範囲もっと広げて行こうか
     結構近い所でちょっとだけ広げてもほとんど変わりはないからね

ユウスケ:相撲業界全般の人〜!!

パパ  :一歩ずつ着実に広がってるのはいいんだけどさ、相撲の枠から飛び出ようよ

ユウスケ:生命〜〜!!!!

パパ  :…飛び出た〜!
     ただ、生命〜〜!!!!で大人が来るか微妙な所だから
     だれか〜!!って叫ぼうね。分かった?

ユウスケ:1割は分かった!

パパ  :ん〜上の空だったのかな?
     っていうか逆に1割って何を覚えたのさ言ってみて?

ユウスケ:ドゥッ

パパ  :あ、「D」の発音だけね。納得したけどそこだけ分割して覚える方がよっぽど難しいと思うよ
     でも、ドゥッじゃあ、悪い人は逃げて行かないと思うから、ちゃんとだれか〜って、ほら言ってみて?

ユウスケ:誰か〜!!!パパイヤ鉄木に連れてかれる〜〜〜!!!

パパ  :あぁ、また出てきちゃったパパイヤ鉄木
     まぁ大人の耳に留まるとは思うけどさ、冗談だと思われて終わっちゃうからね

ユウスケ:実の父親に連れてかれる〜!!ぎゃーーー!!!

パパ  :あ、それ絶対家の近くで言っちゃだめだよ。パパ近所で信頼薄いんだから
     ユウ君、そんな事じゃ悪い人に危ない事されちゃうよ?

ユウスケ:現在進行形でされてるから大丈夫!

パパ  :……真面目に生きよう
     ユウ君、今みたいな対応だとビックリこそされると思うけど
     最終的には捕まっちゃうだろうからさ、ちゃんと…

ユウスケ:助けてー!!!誰かーー!!

パパ  :うん、それを待ってはいたんだけどさ。今言われちゃうとパパが変質者みたい…

ユウスケ:みたい?

パパ  :……ごめん
     ってなんで実の息子に謝ってるんだー!!
     ユウ君!今のうちはあんまり夜に外出を許してないからいいけど、例えばユウ君が中学生くらいになって
     弱反抗期になって夜外出したとしたらそれこそ悪いお兄さんだったりするかもしれないんだよ

ユウスケ:大丈夫!ユウ君タフマンだから

パパ  :時々時代を感じてしまうのは何故?8歳の我が子に時代を感じてしまうのは何故?
     じゃあ今からパパが悪いお兄さんやるからユウ君対応してみてよ

ユウスケ:年考えろ化けもん!!

パパ  :あれ〜?もう反抗期来ちゃってたのかな、それとも情緒不安定?
     とにかくやってみるよ
     おい!おまえ、金出せよ!

ユウスケ:じゃあ手続き済ませろよ!

パパ  :…わーお、さっきの書類申請の事かな?
     恐らく申請はしてくれないと思うから上手に受け流さないと
     …おい!お前金出せよ!

ユウスケ:持ってない!102円しかもってない!うちの父さんに頼んだって無駄だぞ!
     なぜなら父さんも金持ってないからな!辛いんだぞ!

パパ  :…気持ちの代弁ありがとー!!
     っだけど!それ言ってもしかたな……いや、案外ありかも知れないけどさ!
     「お前も色々大変なんだな…」ってなりそうだけどさ!

ユウスケ:理由分かるか!酒に消えるんだよ!

パパ  :あぁ〜同情の余地消えた

ユウスケ:最近は肝臓の為とはいってるけど、それこそお金が無いから…

パパ  :うん、リアルな話し続々だからその辺でやめとこうね
     パパだって自分への良い訳で必死なんだから

ユウスケ:でもパパ、もしくはパパテノン神殿

パパ  :うん、パパで頼むよ。後者は何者なのよ

ユウスケ:男に生まれたからには戦わないと!

パパ  :良く言った!
     じゃあ何か習い事でもしておくかい?

ユウスケ:うん!ヘンリー老子に絵を習いに行く!

パパ  :…せめて、DDT習え〜
     そりゃ本職画家だからそうなるのかもしれないけどね、絵を習ってどう戦うのさ

ユウスケ:まず、絵を描くでしょ〜?それを売って金を稼ぐでしょ〜?で、そしたら内閣総理大臣になるでしょ〜?
     ほら!これなら負けない!

パパ  :あれ、緩やかに見える流れに一つ大きな段差が有るよユウ君
     金稼ぐ→内閣総理大臣ってそうとは限らないよ
     あと、勝つ手段が何日かまたいだ後の「権力」ってどうなのよ

ユウスケ:でさ、ヘンリー老子

パパ  :え、パパがヘンリー老子だったの!?初耳!
     パパの本職は画家でもないし、DDTも使えないよ!
     ユウ君はパパをなんだと思ってるんだい?

ユウスケ:変態!

パパ  :非常に分かりやすい結論が出たね
     実の息子に尊敬されるように頑張ろう

 

 

 

 

 

 

 

A:いやぁどれも実力揃いで。下手すりゃ金とれるぜ?課金制のメルマガ形式とかでさぁ
B:以上で全ての熱演が終了しました。それでは、運命の結果発表に参りましょう
A:まずは第7位から第4位まで見て行きましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

第7位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後藤○○

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第6位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第七女子会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界平和渇望倶楽部チキンハートブレイカーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第4位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理系文系

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

B:残すは上位3組となりました
A:ちょっと待ってくれよもう400台である800台が出てくるの?どんだけハイレベルなん
B:それでは改めて残っている3組を見てみましょう
A:<><
B:がっつりとね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海洋ブリザード

有機丸アポロ

生姜焼きが大好きなユウスケ

 

 

 

 

 

 

 

A:うわ、後半全組やん
B:これは来期縁担ぎで後半狙ってギリギリまで誰一人投稿が来ないパターンやな
A:いやあああああああ!!
B:それではこの紹介した順にキロバトルを発表していきたいとおもいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:というわけで、↑のように表示しますので、上から順に海洋ブリザード有機丸アポロ生姜焼きが大好きなユウスケのキロバトルとなります
A:では参りましょう、3代目チャンピオンは、この方だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A:優勝は、有機丸アポロ!!けうけげんしばく!!
B:優勝した有機丸アポロには、来期のC大会へのシード権が送られます
A:こいつらどこまで高見を目指すんや。それでは、喜びの声を聞いてみましょう

 

 

 

出雲:日本一感無量です。
遠山:やっと足りない物が見つかったな、と。
出雲:誰もいなかったら絶対泣いて叫んでますわ。

 

 

 

A:どうせおっても堪え切れずに叫ぶんやろ?
B:さぁ来期の挑戦は既に始まっています。5代目チャンピオン誕生か、有機丸アポロの連覇か。見逃せません
A:以上でC大会の結果発表を終わりますけうけげんしばく

 

 

 

 

 

 

 

敗者コメント

 

 

 

理系文系 802KB 4位

文「ブルー賞ジンクス壊してスイマセンでした!」
理「でした」

 

後藤○○ 554KB 7位

後藤:まあ、前よりはいい戦いが出来たと思うよ。

○○:そうだね。ネタ作ってまた来よう。

 

生姜焼きが大好きなユウスケ 890KB

パパ:また、良いネタ出来たら挑戦しに来ます
ユウスケ:来ます!

 

第七女子会 602KB 6位

一条「残念ではありますけれど、頑張ったので悔いはありません。またチャンピオン大会という舞台に立てる日がやってくるのかどうかは分かりませんが……その日が来るまで、また精一杯精進して行きたいと思います。ありがとうございました」

 

チキンハートブレイカーズ 734KB 5位

KTはホモ

 

海洋ブリザード 882KB 3位

横田:前回の反省を活かせなかったですから、今回の結果も仕方ないですね。
藤林:でもこういう場に呼んでもらえただけでも良かったのではないかと、斯様に思います。 
 

 

 

 

 

 

 

ジャッジペーパー(上から8823、FAN、オールA、KT)

 

チキンハートブレイカーズ

・通常回から通してポーカーネタに絞ったネタを展開したのはすごいと思いました。
ただ、その中でもこのネタが1番インパクトがないように思いました。
3人のキャラ設定が今一つ立っていないように見えました。いつもの3人のキャラのコントが見たかったです。(21点)

・ニトログリセリン加熱したら爆発すると思いますけどw
最初あんまり笑いどころがないかな、と思ってたんですけど、
数度読み返すとおもしろくなってきました。このテンポというか、見せ方上手いなぁと。(26点)

・本来ツッコミ役なはずの孫が穏やかな口調で解説として働いているので、
個々のボケが締まってない印象を受けました。
スタイリッシュにカードを配る所やおじいちゃんイマイチなど面白い部分もあったので、
ネタ全体のボンヤリした感じを解消出来れば一つ一つのボケの威力が増すと思います。(12点)

・終始テンションを変えずに続けるということは、安定と共に次第にマンネリに変わっていくのではないかと思っています
孫のババア大好きみたいな変化がもうちょっと見られたらと思いました(28点)

 

理系文系

・徹底したマイナス思考は筋が通っていたのは良かったと思います。
内容としては笑いどころが少なかったかなあ。
バンテリンの件は面白かったんですけど、ツッコミが若干くどくどしすぎな印象を受けました。
後半にかけて変に間延びしていってたんで、もう少しコンパクトにまとめられたらいいんじゃないでしょうか?(16点)

・「あんなんで徳が積めるなら、一番悟りを開けるのはルンバですよ」←ここめっちゃ笑った

全編にわたっておもしろかったです。言い回しが絶妙でして、おもしろさがこう、じわじわときいてくる感じ。
個人的には優勝ということで。(35点)

・無理に捻ってるなーと思うところもありましたが、全体的に面白かったです。
ルンバ辺りの新しい素材を出して展開させるやり方が上手。
ピクミンとか見るからに唐突なのに流れに組み込めてるのは腕ですね。
あとはキャラクターがたっているのが好感持てますね。文ちゃん可愛いです。(27点)

・悟りを開くルンバは秀逸でした
フリとボケを大事にしていて少しゆったりとした独特のテンポで進んでいたのが印象的ですが、それ故に終盤のまくし立てもイマイチはね切れてなかった気がしました
修行の言い回しも絶妙なライン突こうとし過ぎて結果「そこそこ」のものしか生まれなかったかと(19点)


 

後藤○○

・単純明快な展開が面白かったです。
地獄のジャンルが新しすぎるって言うツッコミが面白かったです。
それだけに大オチがもったいないですね。このコント以外のネタでも使えてしまうから、もう一工夫ほしかったです。(23点)

・解答時間めっちゃ長い、ってのはかなりおもしろいんですけど、そのボケの枠から抜け出せていない感じ。オチも急で、しっくりこないです。
もっといろいろ展開できたのではないかと思うので、もう少し、こだわって作ってほしかったです。(13点)

・逃げ……なんですかね?
途中は好きな部分も結構ありました。数字ボケ中々巧いと思います。
全体通して雑な感じは見受けられますがそれも個性かなと。
ただ最後は間違いかなと。どうせなら「コントを作っている」 って部分は無くしてもいいかと。
こういう夢落ち系はしっかり読んでいる人を引き込まないと「単純」で片づけられてしまうと思います。(15点)

・終始テンション高く雰囲気作りに徹していましたが、全体的に薄味な気がしました
数字ボケも特に目新しいものがなく、オチに関しては無くても良かったのではないかと
不意を突くような展開などエンターテイメント性を磨けば変わるかもしれません(9点)

 

第七女子会

・やりたい事やりきった感じですね。
話としては悪くないと思います。ただ、あまりに笑いどころがない+話がごちゃごちゃしていたので
ネット長文のネタとしては評価が難しいところだと思います。
このベースのネタを笑いを追求した内容で観たいと思いました。(15点)

・よくわからない、が正直な感想ですね……
アルヒー・パパトフタリデワークス、などちょこちょこクスッと来る部分は織り混ぜてあるんですが、この話全体のおもしろみというのが、どうも、伝わってこなかったです。(14点)

・先生の次回作に期待します……じゃ駄目ですよね。審査します。
読後感は抜群。小説とノベルゲームを合わせた感じでした。
そこにちょっとの笑いを足して出来上がり……ネタ、ではない?のかな。
でも感想は「面白かった」なんですよね。点数に困る。
結局は「笑いの量が足りなかった」ということでこの点数で。
文章になんら問題点はありません。もっと活躍出来る場があると思うので色々挑戦してみて下さい。(21点)

・下ネタパロディって実は一番くだらなくて爆発力のある大いなる武器だと思うんです
但し使い方を誤るととてつもないダメージを負います
基本的に言い回しのボケが多くちょっとクドく感じました
終盤の展開は肩透かしを食らった印象ですが、全体通して「文章って面白いんだぞ、こんなにも色んな展開が出来るんだぞ」という活力を与えるようなパワーがありました(16点)

 

海洋ブリザード

・展開としてはあまり発展してないんですけど、そこで笑いがとれるのはさすがだと思いました。
後半にかけての言い回しの上手さが輪をかけて面白くなってたのが良かったと思います。(27点)

・おもしろかったです。
単純に笑った量で点数付けていますが、パターンがわかってしまってからもおもしろく出来るのは流石です。(30点)

・流れるようなボケに外れがなくとても面白かったです。
(せーの、)などの小技も巧かったです。
エンジンの掛かりが少し遅かったように感じたので1点減点しました。(34点)

・一度パターンを知ってしまい後の展開がちょっと物足りなく感じたのが本音ですが、
横田さんのおとぼけ具合と藤林さんのカリカリ具合が絶妙でした
中盤あたりのくだりをもっと誇張しても良かったかと(18点)

 

有機丸アポロ

・序盤のネタ運びが面白かったし、上手いと思いました。
後半になって展開がだれた感じがしました。
それでも外れのボケがなかったし、ツッコミが秀逸なのでさらにいいネタになっていたと思いました。(30点)

・いやもう、なにしてんのって感じですけどwおもしろかったです。さすがガッチリしてるわあ……
いたちごっこに入る前の論は(全体のバランス的に)余分だった気もします。(29点)

・隙無いなあ。文句ないです。
メリハリの付け方がお手本のようです。
さらっと本当の語源もボケに入れてくるのもいいですね。(35点)

・うーん、全体的に「どうでもいい」感が拭え切れてないように感じました
今ひとつ自分たちの世界観に引き込めてないと言いますか、
序盤の話題作りで失敗して以後それを引きずってしまったような印象です
かまいたちとかはくだらなくて好きだったんですが(17点)

 

生姜焼きが大好きなユウスケ

・ユウスケのブラックのキャラクターが相変わらず面白かったです。特に修行の件が面白かったです。
ただ、後半のパパのキャラの弱さはちょっと笑えなかったです。
キャラに徹し過ぎない、もう少し路線を外したセリフがあってもいいかと思いました。(25点)

・いや、まあ、おもしろいんですよーこのネタ。いつも通りっちゃいつも通りですけど。
終わり方がさすがに尻切れすぎるようにも思います。(28点)

・パパ弄りの部分が面白すぎるなぁ。
ツッコミもかなり上手でボケで少し足りないところをしっかり補っていました。
ただ普通にイラッとするだけのツッコミもあったのでそこを改良すると更に良くなると思います。(32点)

・言葉のチョイス上手いなー
ただペース配分と言いますか、前半の勢いを後半が犠牲にしてしまってる気がします
ユウスケさんのキャラを加速させるなりの変化が欲しかったです(25点) 

 


 

 

 

平均KB:765.14KB 満足指数:86.67%
有機丸アポロ 898KB 1位
生姜焼きが大好きなユウスケ 890KB  2位 
海洋ブリザード 882KB 3位 
理系文系 802KB 4位
チキンハートブレイカーズ 738KB 5位
第七女子会 602KB 6位
後藤○○ 554KB 7位
何このデッドヒート
ハイクオリティーネタメイカー・有機丸アポロが
アンジャッシュ的な感じで優勝を掴み取った
おーめでとーぅ!!(肩身を狭くしながら)

 

 

 

 

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