第2回チャンピオン大会(2011年7月15日放送)
B:さぁ第2回チャンピオン大会の結果発表の時間がやって参りました
A:1回だけでなく2回もやっちゃいますか
B:企画ってそういうものですからね
A:今回のC大会は、個性的な新人らをほとんど潰して他の企画のC大会でも見られるようなメンツが出揃いましたね
言うなれば強豪ばかりってことですよ
B:さぁこの没個性なC大会で栄光を掴むのは果たしてどのユニットか
それでは今回のC大会進出者の紹介です
安物鬼
ランキング3位(同率) 今期成績:2戦2勝
前髪
ランキング1位 今期成績:2戦2勝
リーベルパウンド
ランキング5位(同率) 今期成績:2戦2勝
ステレオミサイル
現チャンピオン 今期成績:1戦1勝
優しい朝の光に包まれて
ランキング3位(同率) 今期成績:なんかめちゃくちゃ勝ってた
海洋ブリザード
ランキング5位(同率) 今期成績:2戦2勝
生涯探究
ランキング2位 今期成績:2戦2勝
B:以上の7組です。この中からチャンピオンが決まります。それでは皆さんの熱演をご覧いただきましょう
安物鬼
なんで俺だけ「準」優勝候補なんやあああああ!!!!!
(怒号のこだまが夜の海に3往復したところで拘束ンマアアアアアアッ!!)
もうこの時点で噛ませ犬ですよね 安物鬼!
漫才/バリア漫才(体力表示付き)
鬼:俺、バリア使えるようになった。背中に背負ってるこの機械、バリア発生装置なんだ。ネットで買ったの。
禿:はいどうも、安物鬼です。よろしくお願いします。
そんで貴様はのっけから何を言うか。
鬼:ちょっと俺に触ってみ?バリア発動するから。
禿:また変な実験に付き合うんですか・・・まあそれで満足するならいいですが。
はい触りましたよ。
鬼:バリア!!!
禿:(ビリビリビリビリ!!)
うぎゃあ!何、今の電撃!!
鬼:お前はいつもツッコミが厳しいからな。少しこれで対抗してみようと思う。
そうそう、今回は体力も表示するぞ。
禿【90】:コレ表示する必要あんの!?まあいいけど・・・
鬼【70】:ちなみにマックスを100として表示してある。
0になったら動けなくなるから気をつけろ。
禿【90】:どうでもいいけどお前まだ何もやってねえのになんで70なんだよ!?
鬼【70】:バリア発動のとき自分も感電するからな。お互いに10ダメージ喰らうシステムだ。
禿【90】:なんか使い勝手良くねえな!!そんなもん使うな!!
そして10ダメージってことはどっちみち最初っから80だったんか!
鬼【70】:実は寝不足で体の疲れが取れていないのだ。今日の漫才、緊張してて。
禿【90】:情けねえわ!!何年やってんだよ!!(バシッ)
鬼【70】:バリア!!!
禿【80】:(ビリビリビリビリ!!)
ギャアアア!!くそっ、こういう使い方か!!
鬼【60】:ゼェ・・・ゼェ・・・
禿【80】:つらいなら止めとけ!!てかこのペースで行ったらお前のほう先に体力無くなるからね!
鬼【60】:その心配はない!俺は気休めに回復ドリンクを持ってきたんだ。
禿【80】:回復ドリンク!?てめえ卑怯だぞ!
鬼【60】:卑怯でも天才でもかまわないもんねー!ゴクゴク。
禿【80】:残念ながら天才ではない。
鬼【62】:さあて!体力も回復したところで。
禿【80】:あ、意外と回復量少ない!リアル気休め程度じゃねえか!(バシッィィィィ)
鬼【62】:バリア!!!
禿【70】:(ビリビリビリビリ!!)
しまったぁぁぁ!でもどうしてもつっこみたかったんだもの!
鬼【48】:やばい半分割った。
禿【70】:なんかお前ダメージでかくねえ!?お互い10ポイント減るんじゃねえの?
鬼【48】:貴様のツッコミが厳しいからだろうが!ほらアザができてる。
禿【70】:そんなに激しくぶっ叩いたりしたかなぁ・・・
鬼【48】:そういうふうに貴様はツッコミが厳しいという自覚がないからダメなんだ!
俺あと4,5回で死亡するんだからね!気を付けて!
禿【70】:うーん、じゃあ今度は気を付けるよ。
気を付けるからその機械もう取れよ。
鬼【48】:ちょ・・・触るなよ!これ10万もするんだぞ!
禿【70】:無駄な買い物だわ!10万ならもっといい買い物できただろ!
鬼【48】:ヤブくさいオークション、通称ヤブオクで見つけたんだ。
禿【70】:完全にダメなサイトじゃねえか!!もうその機械取れ!!
鬼【48】:あっ・・・触るな!バリア!!!
禿【60】:(ビリビリビリビリ!!)
ギャアアア!!別にこんなことにバリア使う必要ねえだろ!!
鬼【38】:お前が機械に触るからいけないんだ!指紋とか抜け毛とかめっちゃ目立つじゃねえかよ。
禿【60】:抜け毛ってお前じゃねえの!?なんかまあ頑張れよ!!
鬼【38】:とにかくこの機械には絶対触らないでくれ!
あーもう無駄にダメージ喰らっちゃったよ・・・ドリンクもう1本飲も。ゴクゴク。
禿【60】:もう1本あるのかよ!最初からダメージ覚悟で来てんじゃねえか!(バシッ)
鬼【40】:あっバカこぼれる・・・(ビリビリビリビリ!!)
ギャアアア!!
禿【60】:えぇー・・・機械にドリンクこぼれただけで感電ってどんだけ造りが甘いんだよ!!
鬼【30】:ゼェ・・・ゼェ・・・死ぬ。
禿【60】:あ、ちょっとだけごめんね。今、俺はダメージ喰らわなかったもんね。
鬼【30】:いいか!?ドリンク休憩中はツッコミ無しだ!ゴクゴク。
禿【60】:わかったけども。てかお前ドリンク持ってきすぎだ!そんななら機械もう脱げ!
鬼【10】:ゴフッ!!
しまった、貴様に飲ませるはずだった毒入りドリンクを飲んでしまった・・・
禿【60】:お前相方に毒盛ろうとしてたのかよ!!しかも自爆するし!!
鬼【10】:やばいマジ死ぬ・・・しょーもない感じで死ぬ・・・
禿【60】:バリアが発生する機械で死ぬなんて聞いたこと無いわな!!
鬼【10】:ここからはとにかく慎重に漫才しよう・・・丁寧なツッコミを頼む・・・
禿【60】:まあいいけども。今日はもう家に帰ったら?
鬼【10】:では改めまして・・・安物・・・鬼です・・・
禿【60】:無理すんなボケ。
鬼【10】:最近迷惑な人が増えてますよね・・・ネットオークションとかドチクショウ・・・
禿【60】:こんなうさんくさい商品をネットで買ったお前が悪い。
鬼【10】:今日は・・・こんな迷惑な人を・・・注意していけたらなと・・・まあ無理でしょうけど・・・
禿【60】:それはお前がくたばるから無理、っていう意味なのかな。
鬼【10】:ネットオークションに関してですが・・・買いたくない商品に入札しまくって値段を上げるのって・・・楽しいですよね・・・
禿【60】:お前やっぱり嫌な奴だな!本当にその商品を買いたい人が可哀想だわ!!
鬼【10】:まあこうして・・・この機械が届いたわけなんですけどね・・・
禿【60】:ざまあみろじゃねえか!!てかこの機械そんなに需要あるの!?
鬼【10】:モモちゃんが途中で入札を止めなければ・・・こんなことにはならなかったんだ・・・
禿【60】:モモちゃんナイス判断!!ところでどんな奴だそいつ。
鬼【10】:そして身を守るための機械で・・・逆に死に掛けてるという・・・
これはほんとに奇怪な話・・・ということで・・・
禿【60】:わあ!なんかちゃっかりとオチ用意してた!
もう結構。
鬼【10】:ああっ!気を付けてね・・・最後のツッコミなんだから丁寧に・・・ちょんって触れるだけにして・・・
禿【60】:わかったよ。ちょん。(バチッ)
鬼【00】:(ビリビリビリビリ!!)
ギャアアア!!気をつけろって・・・言ったじゃん・・・ガクッ。
禿【50】:ごめん俺、静電気溜まりやすいの忘れてた。
前髪
五月雨:さ、ついにC大会!!全力を出し切っていこう!!
樹木:……だけどさ、この企画で高得点取れるネタとは、だいぶ雰囲気違うけども……
五月雨:なせば成る!!
樹木:はぁ……。
やりたいことやれるのもC大会の醍醐味 前髪!
漫才/ギャップ萌え
樹木:前髪ですよー、よろしくお願いします。チャンピオン大会ですからね、頑張っていきたいと思いますけどね。
五月雨:モテたい。
樹木:おお、急に来るね君は。……何、モテたいって?
五月雨:そうなんだよー。全然モテなくてね……女が近づかないどころか犬とか猫とか、虫すらも寄ってこない。
樹木:逆に凄いな!どういう状態なんだよお前!
五月雨:もう、雨粒すら寄ってこない。
樹木:ワオ傘いらず!……ってバカ!どんな力持ってんだよお前。さすがに嘘だろ……
五月雨:まあそれは言い過ぎとしてもさ、そんぐらいモテないってことですよ……そこで樹木さんよ。モテるいい方法ないですかね。
樹木:え?うーん、突然そんなん聞かれてもね……
五月雨:……いやいや、樹木さんなら分かるでしょー!なんたって女400人をたぶらかしてるんですから。
樹木:それはねえよ!モテたとしても400人はありえねえだろ!
五月雨:右に女、左に女、残りは頭上。
樹木:どんな状態だよ!女を頭上に積み重ねるってどんなたぶらかし方だ!てか首がもたんわ!
五月雨:ねぇ、教えてくださいよー。じゃないと右肩だけに女乗せてバランス崩してやる。
樹木:どういう嫌がらせだよそれは!………うーん、じゃあ「ギャップ萌え」を目指すとかどうですか。今流行ってるじゃないですか。
五月雨:ギャップ萌え……
樹木:そう。例えばね、一見しっかりしてそうに見えるんだけど、実は……
五月雨:……ぎゅわあああぁぁっぁあああああああ!!!
樹木:!!?
五月雨:あああっつああぁあ………ぎゅほわらあああぁあぁあぁぁぁぁ…………!!!
ああっ……あっぎゅあわわはぁぁあああぁぁぁぁぁ…………
樹木:ちょ、ちょっと……
五月雨:うああっつっあぁあううう………ぎゃりありらああぁあぁあああぁぁぁ…………!!!
樹木:………ちょっと待って!!ちょっと待ってーーッ!!
五月雨:ぎゃほらあぁああぁぁぁ…………ん?どうした?
樹木:どうしたはこっちの台詞だよ!!……何、今の!?急に奇声をあげ始めたけど!?
五月雨:いや………実は宇宙人っていうね。
樹木:……は?
五月雨:人間の身なりをして、実は宇宙人っていうギャップをね。
樹木:………あ、ギャップ!?……今のは、ギャップ萌えを表現してたの!?
五月雨:そうだけど。
樹木:どう考えてもおかしいだろ!!……まず、人間と宇宙人のギャップって!!それでどうキュンとくるんだよ!!
五月雨:キモかわいい。
樹木:「キモ」要素しかねえよ!!キモいというか、気味悪いわお前!!
……それに、お前の宇宙人のイメージ、どんなだよ!!なんで「宇宙人=奇声あげる」になってんだよ!?
五月雨:宇宙人って、紫外線とかに弱いんじゃないかなと……
樹木:知らねえよ!!……いや、そうかもしれないけど、説明なしじゃ伝わらねえだろ今のは!!
……もう、とりあえず説明聞けよ!説明の途中だっただろ……
五月雨:うん、わかった。
樹木:ギャップ萌えっていうのは、例えば……一見しっかりしてそうな人が、ちょっとドジやっちゃったりするのを見ると、キュンとくる。……そういうことだよ。
五月雨:なるほど……
樹木:いわゆる、ドジっ娘みたいなことね。この場合は男だけど……
五月雨:私はッ!!
樹木:!!?
五月雨:私はッ!!ドジでえええええええええええす!!
樹木:は!?
五月雨:私はッ!!ドジでえええええええええええす!!
私はッ!!ドジでえええええええええええす!!
私はッ!!ドジでえええええええええええす!!
樹木:ちょっと、ちょっとちょっと!!……待って待って!
五月雨:私はッ!!ドジでえええええええええええす!!
私は…………ん?どうした?
樹木:だからこっちの台詞だっての!!……ビックリしたー!また叫び出すのかよお前!叫ぶの好きかよ!
五月雨:いやいや、それほどでも。
樹木:褒めてねえよ!……で、何!?「私はッ!!ドジでえええええええす!!」って!
五月雨:だから、ドジっ子アピールを………
樹木:なんでモロ言うんだよッ!!……なんでモロに「ドジです」って言っちゃうんだよお!!
五月雨:分かりやすいほうがいいかなと。
樹木:おかしいだろ!!「私はッ!!ドジでえええええええす!!」って叫ぶって………それドジじゃねえよ!!ただのバカだよ!!
五月雨:でも、バカとドジは紙一重って……
樹木:言わねえよ!!言ってもバカと天才だよ!!
五月雨:えへへ。
樹木:……いや、お前はバカの方だよ!!今のところ天才要素は1コもないからな!!
五月雨:そう、な、の、か………
樹木:……そんなに意外かよ!?逆に、お前のどこに天才要素があるんだよ!?
五月雨:血液型がAB型。
樹木:んなこと知らねえよ!!お前の他にごまんといるし、通説に過ぎないし!!それじゃ天才アピールにならねえだろ!
五月雨:天才……………ヘクタール!デシリットル!サインθ!!
樹木:はぁ!?
五月雨:ヘクトパスカル!エレキテル!ペプチド!!
樹木:ちょっと待って……それ天才アピールかよ!?天才ってか……逆にバカ方面が根強くなってるわお前!!
五月雨:……ザード!!
樹木:それただの歌手だろ!!もう何もかすってないないし!!
だから……いやそういう話じゃないんだわ!!さっきから脱線しすぎだわもう!!……ギャップ萌えさせたい、って話でしょ!分かってる!?
五月雨:分かってる分かってる。コサインθ。
樹木:アピール絡めんな!!……だから、ギャップ萌えってのは、しっかりしてそうに見えて実は………
………いや、待てよ。今までの言動を考えるとお前、見た目からバカだな……。
五月雨:それほどでも。
樹木:だから褒めてないっての!………うん、そしたら、「大事なところでは頼りがいがある」。……これでいこう!
五月雨:大事なところでは頼りがいがある、か……
樹木:そう。例えばね……
五月雨:………肩貸すよ!!
樹木:……は?
五月雨:肩貸すよ!!
樹木:………あー、はい……そういうことか……
五月雨:肩貸すよ!!
樹木:……いや、いらないけど。
五月雨:………じゃあ肘貸すよ!!
樹木:余計いらねえよ!!なんだ肘って!!………はい!はいストップストップ!ストップね!!
五月雨:……なんだよもう!バッチリだったでしょ今の。
樹木:今からね、順にツッコんでいくから。もう、こういう処理に慣れてきたからね………何だよ「肩貸すよ」って!!突然意味わかんねえよ!!
五月雨:頼りがいがあるアピール。
樹木:やっぱりか!!だろうなとは思ったけど!……なんでお前の中では「頼りがいがある=肩貸すよ」なんだよ!!
五月雨:ほら、映画とかであるじゃない。土砂降りの中さ、もう歩けないぐらいに泣いてる女の子がいるときに、「肩貸すよ」みたいな……?
樹木:……TPO考えろよ!!なんで漫才中に言うの!?状況が何1つ当てはまってないだろ!
五月雨:だって……漫才中って、大事なところじゃない?本番だし。
樹木:…………あーそういう等式がなりたってたのね。
「大事なところ=漫才中」「頼りがいがある=肩貸すよ」をそのまま当てはめちゃったのね……単純か!!単純かお前!!
五月雨:そうです。
樹木:わかっとるわ!!過去の事例が物語ってるわバカ野郎!!
五月雨:でも、単純って英語で言うとシンプルでしょ?……シンプルイズベストだろ!?
樹木:言うけどそゆことじゃねえよ!!そのシンプルは裏目に出てるんだわ!!
………違ぇよ、今から例えばの話をするとこだったでしょうが!さっきからなんで、例えを言おうとしたらそれを切ってくるかなあなたは!
五月雨:天賦の才かな。
樹木:確実に違うわ!!直すべきとこだその点は!!
…………あのね、大事なところで頼りがいがあるってのは……例えば女の子と一緒に歩いていますと。
五月雨:左、右、頭上に400人ね。
樹木:それ俺じゃねえかよ!!女の子400人……いや、俺でもないから!!お前の空想上の俺な!!
……お前と女の子1人だよ!それで、不良に絡まれたときに女の子を守ってあげるとかね。
「普段は頼りない五月雨くんなのに、いざというときは男らしいのね!キュンっ」ってなるでしょうが。
五月雨:なあるほど。という流れで今からコントに入るのね。
樹木:進行ヘタかよ!まあそういうことだけど。
五月雨:うわあ……だっ、大丈夫かー!!
樹木:突然入るねアナタ。
五月雨:大丈夫かー!大丈夫か女の子ー!
樹木:……演技アレだし、まず呼び方「女の子」ってどうよ!
五月雨:……大変だー!女の子が、巨大タコに絡みつかれてるなんてー!!
樹木:いや、なんでタコなんだよ!!………「絡まれる」ってそういうことじゃないから!不良にっつっただろ!
五月雨:不漁のタコにね。
樹木:意味違ってくるわ!!「りょう」の字違うわそれ!!もう………ならそういう状況でもいいから、頼りがいのあるところを見せてみなさいよ。
五月雨:だ、大丈夫だ!!タコはまず頭の筋を切って、中のワタやスミ袋を取り除いてから……
樹木:どこしっかりしてんだよ!!タコの捌き方とか聞いてねえよ!!クッキングパパかよお前!
五月雨:そうです。
樹木:……違うだろ!!そこなんで肯定すんだよ!!
五月雨:ごめんごめん、ついつられちゃった。
樹木:何に!?……誰も何も言ってないだろ、どうしてつられるんだよ!?
五月雨:そこに漫才があるから。
樹木:………意味わかんねえよ!!意味わかんねえよおおおお!!
なんなんだよお前!!話脱線させやがってちくしょおおおおーーーッ!!!(ガクッ)
五月雨:どうした急に倒れ込んで…………あ、肩貸すよ!!
樹木:お前のせいだよッ!!すべてお前のせいだっての!!あーーーーーもう!!もうッ!!
五月雨:……………。
樹木:なんで、なんで言うこと聞いてくれないんだよ……………俺が一生懸命説明してるってのにさ………!!
五月雨:あ、いや…………。
樹木:お前が突然叫びだしたりさ、サインθとかさ………
………ただ、お前がモテたいっていうから協力したいだけなのに………ぐすっぐすっ……
五月雨:!!
……な、なんだこの気持ちは………!!
普段は気丈に振る舞うお前が、突然見せたその涙…………(きゅんっ!)
……………こ れ が ギ ャ ッ プ 萌 え と い う や つ か !!
樹木:うっ、ぐすっ………
五月雨:ごめんな、ずっと分からなくて………!
樹木:………んっ、不本意な形だけど……分かってもらえてよかったよ………!
ごめんな、急に泣き出して………ぐすっぐすっ……………さ、早く漫才の続きしないと………
五月雨:……………樹木!!
樹木:なんだよ……?
五月雨:………………………………肩貸すよ。
樹木:さ、五月雨…………(きゅんっ!)
リーベルパウンド
氷谷:漫才しか残って無い。
古城:漫才しか残されていない。
ちなみに自身の今期最高得点はコントです リーベルパウンド!
漫才/発売日
氷谷:ふわぁ〜あ。
古城:おう、なんだ眠そうだな。
氷谷:発売日で。
古城:あぁ、お前の事だからゲームの発売日に徹夜で並んだからとかそういう事か。
氷谷:いや、ゲームじゃなくて新聞の。
古城:まさか新聞だったとはな!
氷谷:最近あんまり眠れてないんですよ。
古城:まぁ、ほぼ毎日発売してるからな!
それは寝不足にもなるわ。
氷谷:キヨスクで買ってるんですけど。毎日長蛇の列が。
古城:新聞で並んではいないだろうけど。
でも、忙しい時間帯だと混みあってる時はあるかもな。
氷谷:毎日岩舟駅に買いに行くんですけど。
古城:そこって無人駅じゃねえか!
混みあうどころかそもそもキヨスクすらないだろうよ!
氷谷:混み過ぎて最後尾の80人は線路の上ですからね。
古城:軽く一線越えてんじゃねえよ!
危ないから黄色い線の内側で待っとけ!
氷谷:まぁ、キヨスク自体も線路の上なんで先頭の方もなんですけど。
古城:キヨスクの設置場所ムゴ過ぎるだろ!
氷谷:毎日潰されては建て直しの日々ですよ。
古城:どんな精神力してんだよ!
氷谷:それだけ買う方も買ってもらう方も命懸けって事ですよ。
古城:そんな命懸けないでも普通に買えるからな!
氷谷:「新聞を買う事とは戦争をする事に等しい。」
古城:これ以上ない無益な争いだよ!不毛だよ。
氷谷:これは夕刊長官と呼ばれた仁藤功さん41歳の言葉です。
古城:肩書きややっこしいな!夕刊なのか朝刊なのか!
氷谷:「勇敢な朝刊戦士達の毎日は輝いている。」
古城:だからフレーズがややっこしいんだっての!
氷谷:これも仁藤功さんの言葉なんですけど。
古城:そしてその人は誰なんだよ!
氷谷:ともかく毎日ぎゅうぎゅうで人口密度が半端ないわけですよ。
古城:確かに線路はみ出るくらい並んでたらな。
氷谷:いや、人口密度高いな!ここは日本か!とか言っちゃうくらいの。
古城:日本なんだよ!新聞読んでる割にたとえヘッタクソだな!
確かに日本の人口密度は結構高いけどな。
氷谷:あんまり並ぶんで整理券とか出るんですよ。
古城:そりゃあそれだけ並んでたらな。
氷谷:僕、実はあんまり新聞興味ないんですけど。整理券マニアなんで毎日行ってます。
古城:ここまで喋っておいて新聞興味ねぇの!?
氷谷:で、そこのキヨスクでは5部しか新聞売って無いんですけども。
古城:需要を考えろ!需要を!毎日長蛇の列出来てんだぞ!
氷谷:まぁ、5部売れれば向こうは採算がとれますからね。
古城:毎日建て直しとかしてんのに5部じゃとれる筈ねぇわ!
絶対キヨスクにボッタくられてるだろ!
氷谷:でも、新聞のクオリティが高いですからね。
古城:クオリティ?
氷谷:一番最近買った新聞の内容は「仁藤功さんはプチ整形!?」っていう内容でした。
古城:週刊誌以下のレベルじゃねえか!知らないオッサンの情報どうでもいいわ!
氷谷:スポーツ欄には「仁藤功さんジョギング中に足をつる」の記事が。
古城:どうでもよすぎて反吐が出るわ!
氷谷:新聞の内容はこんな感じですけども。
後、並ぶ時って結構疲れるじゃないですか。
古城:確かに長時間並ぶのはな。
氷谷:というわけで僕らで線路にサウナを設置したんですよ。
古城:なんでもかんでも線路に設置すんな!
氷谷:買った新聞で汗を拭くのが気持ちいいのなんのって。
古城:頑張って新聞買ってその用途!
氷谷:新聞は少しくっちゃくっちゃになりますけどね。
古城:そりゃそうだよ!汗なんて拭くから!
氷谷:で、くっちゃくっちゃに折れ曲がった新聞を見て「あ、折れ曲がったせいで仁藤さんの顔がニヤニヤ笑ってるように見える。」とか言うんですよね。
古城:あるあるがピンポイント過ぎるわ!
そんなもん俺に同意を求めるな!
氷谷:キヨスク隣には風呂もあるんですけど。
古城:風呂まであるのかよ。
氷谷:隣なんで一番前の人たちが入るんですけどね。
先頭集団が集団で銭湯!
古城:なんかやかましいわ!
氷谷:入浴中は、只今ニューヨークタイムズです。という看板をかけて。
古城:そこも新聞にかけてくんな!
氷谷:後、オシャレなカフェもありますよ。
古城:それもどうせ線路上だろ。
氷谷:そこはちゃんとホームの方にありますよ。
古城:それはちゃんとしたトコにあんのな。
氷谷:ホームのゴミ箱の中に入ってちょっと進んで行くとオシャレなカフェが。
古城:ゴミ箱経由しなきゃいけないオシャレなカフェってなんなんだよ!
氷谷:「ゴミ箱に入っていたコーンポタージュ」っていうのが人気で。
古城:なんてもん販売してんだよ!開き直りが酷過ぎる!
氷谷:量はあんまり無いんですけどコーンポタージュ底の粒粒を余さず食べるのが通な感じがして好きですね。
古城:何が通なんだよ!ただただ意地汚いだけじゃねえか!
氷谷:そんな感じで毎日買ってるわけで眠いんですよ。
古城:どんな感じだよ!まぁ、毎日朝刊を買いに行ってたら眠くもなるだろうけどな。
氷谷:いやいや、僕が買ってるのは夕刊なんですけども。
古城:朝刊じゃねえのかよ!いい加減にしろ!
ステレオミサイル
高部:チャンピオンとして圧巻の漫才、もしくはアカン漫才を見せます!
辻添:後者だったらダメだろ
連覇なるか ステレオミサイル!
漫才/恋愛ゲーム
高部:どうも、ステレオミサイルです
辻添:よろしくお願いします
高部:最近ですね、恋愛ゲームにハマっていまして
辻添:ほうほう
高部:で、あまりにハマりすぎて今度はゲームを作っちゃったんですよ
辻添:それは凄いな
高部:しかも辻添君が主人公の学園ラブストーリーなんですよ
辻添:俺が主人公なのか
高部:でもまだ試作だから彼女候補が一人しかいないんですけどね
辻添:それは別にいいよ。で、どんな女の子なんだ?
高部:名前が江名(えな)つかさちゃん
辻添:それによく似た名前を今年の初めに聞いた気がするんだが
高部:そうですか?でも大丈夫ですよ、つかさちゃんには萌え要素があるんですよ
辻添:どんな萌え要素なんだ?
高部:体型はぽっちゃり系でね
辻添:出来れば痩せていてほしかったんだけどな
高部:それで着物が似合うんですよ
辻添:何故だろうな、別人なんだろうけど愛せる気がしないぞ
高部:安心してください、なんとつかさちゃん・・・メガネっ娘です!
辻添:余計無理になった!どんどんある人物と酷似してきたよ!
高部:細かい事は気にしない!男なら四の五の言わずゲームを始めましょう!
辻添:物凄く釈然としないが仕方ないからやってやるよ
高部:ではスタート、辻添は愛知県名古屋市瑞穂区関取町にある高校に通う1年生
辻添:他にいくらでも地名あるのにどうして関取町なんて選ぶんだ、悪意しか感じねえわ
高部:朝、隣の席のつかさが登校してきました。どうする?
→話しかける 話しかけない 右上手を取る
辻添:何でいきなり組むんだよ!
高部:あ、張り手の方が良かったですか
辻添:いきなり張り手とかされたらビックリするだろ!どう考えたって三つ目の選択肢おかしいだろ
高部:三つじゃないですよ、右上手は左四つですよ
辻添:組み方の話してないんだよ!組むこと自体がおかしいんだよ
高部:じゃあ、どれにしますか?
辻添:話しかけるよ、そうじゃなきゃ進まないだろ
高部:「おはようつかさちゃん、あれ?何を書いてるの?」
辻添:こういう何気ない会話ってなんかいいよな
高部:「あ、辻添君おはよう。私は今yatoをやってるんだけど」
辻添:yato?一体何だ?
高部:「yatoって楽しいんだよ、野球の試合の結果を予想して当たるとお金が貰えるんだよ」
辻添:野球賭博!totoみたく言ってるけどそれはやっちゃ駄目なやつ!
高部:辻添はつかさの倹約家の一面に惚れて仲良くなった
辻添:どっちかというとギャンブラーだろ、真逆じゃねえか
高部:二人はメアドを交換し、今日の夜にメールをする約束をした
辻添:いいムードだな
高部:その夜、辻添のケイタイに着信音が!つかさからだ!
辻添:お、メールが来たぞ
高部:「広島1.5倍 横浜4倍」
辻添:これ野球賭博のオッズだろ!絶対関与してるだろ!
高部:そしてさらにメールが届く
辻添:どんなメールだ?
高部:「これは、デートが広島の時は1.5倍、横浜の時は4倍愛するってことなんだからねっ!」
辻添:ごまかせてねえわ!そもそも舞台が名古屋なのに学生がデートで広島とか横浜行かないだろ
高部:と、いうことなので辻添は思い切ってつかさをデートに誘ってみる事にした
辻添:ごまかしメールきっかけでデートとか、ゲーム内の俺はどういう発想してんだよ
高部:さて、行き先はどこにしよう?
→お笑いライブ 九重部屋 佐渡ヶ嶽部屋
辻添:後の二つ相撲部屋じゃねえか!
高部:ちなみに、デート内容は野球観戦です
辻添:テレビでじゃねえか!悪い予感しかしねえわ!
高部:さて、どれにしますか?
辻添:一番平和そうなお笑いライブにするよ
高部:「辻添君誘ってくれてありがとう、私お笑い大好きだから嬉しいよ」
辻添:お、喜んでくれてるぞ
高部:「特に今から出てくる漫才コンビのオーズモーが見たかったんだぁ」
辻添:オーズモー?
高部:「辻添君知らないの?オーズモーって言ったらボケの人がピンクのベスト着ててね」
辻添:俺それに似た人見たことあるぞ
高部:「下半身がまわしなんだよ」
辻添:違う!俺が見てきた人と違う!
高部:「それで髪型はもみあげを落としてまげを結わえてるんだよ」
辻添:そいつお笑いライブじゃなくて土俵に行く人じゃねえの
高部:「横の地味なツッコミの人は上が背広で下がまわしだよ」
辻添:下がまわしの時点で地味じゃねえ!
高部:「背広と同じでまわしも黒で合わせてるんだよ」
辻添:下半身の肌色の部分が見えすぎなんだよ!ファッション性をどこに取り入れてんだよ
高部:「あ、漫才始まったよ!」
辻添:あぁ、今からバッタもん見るのかぁ
高部:「どうも、オーズモーです。今日もね、若の里と春日王で楽しく漫才やっていくんですけどね」
辻添:どっちも実在の力士の名前!しかも本家の漫才師に名前を似せてきてる!
高部:「みなさん、九州場所でお会いして以来ですね」
「その後十両に落ちたんですけどね」
「ヘッ!」
辻添:降格の事実!忠実にゲームに活かしてんじゃねえよ
高部:「僕デートとかしたいなぁと思いましてね、待ち合わせは大体昼の12時くらいがいいんですね」
「朝5時にしろよ!」
「そうだな、昼前は稽古があるもんな」
辻添:ツッコめよ!お前らにはそうかもしれないけど!
高部:「だが私は八百長で解雇されたからもう稽古はしないぞ」
辻添:原因それかよ!それもゲームに忠実に活かさなくていいんだよ!
高部:そんなこんなで盛り上がったお笑いライブを見てつかさは上機嫌
辻添:こんなんでも喜んでくれてはいるんだな
高部:雰囲気もいいし、ここで思い切って告白してみようか?
→告白する 告白しない 物言い
辻添:何に対しての物言いだよ!?
高部:辻添はベイスターズが勝つとは思わなかったので大損したみたいだ
辻添:yatoじゃねえか!何で俺まで野球賭博やってんだよ!
高部:最下位が定位置のベイスターズでも勝つことはあるんですよ、だから物言いはしないでください
辻添:じゃあ物言いしねえよ!告白するよ!
高部:では、告白です。どのセリフで告白しますか?
→俺と付き合ってくれ 毎朝ちゃんこを作ってくれ 俺のまわしを洗ってくれ
辻添:俺はどういう生活送ってんだよ!?どう考えたって一つ目のやつに決まってんだろ
高部:「俺と付き合ってくれ」
「突き合うだなんて、私相撲なんてやったことないし・・・」
辻添:字が違う!その選択肢でも相撲なら全部相撲じゃねえか!
高部:辻添は誤解を解く為に説明をした
「付くの字は、にんべんに寸の方なんだよ」
「あ、それならいいよ」
告白が成功した
辻添:軽っ!字の説明しただけで!!
高部:無事告白に成功した辻添、この後はどうする?
→このまま別れる 今日は送ってくよ ラブホ場所で取組
辻添:何だラブホ場所って!
高部:双差しを決めてください、モロに差せばいいんです
辻添:言い方!語弊が発生してるから!
高部:まず手順ですが、最初にラブホの入り口で塩を撒きます
辻添:土俵じゃねえよ!ホテル側が迷惑するわ
高部:その後つかさが潮を撒きます
辻添:字!!同じ読みでもそこが変わると大問題だよ!!
高部:双差しを決め、最終的には胸で支えて、最後は受け流すのがベストです
辻添:途中から八百長メールになってるじゃねえか!
高部:じゃあ、どれにしますか?
辻添:家まで送るよ、それが一番いい選択肢だと思うからな
高部:辻添はつかさと二人並んで歩いていた
辻添:こういうのは見てて恋人らしくていいな
高部:そしてつかさの後ろに回り込み
辻添:ん?
高部:背中をドーン!
辻添:何で!?
高部:送り出しー!辻添の勝ちー!
辻添:送るってそういう意味じゃねえよ!
高部:つかさに勝ったので、次のプレイから内舘牧子が攻略できます
辻添:元横審のオバハンじゃねえか!ちょっと待て、これおかしすぎだろ!
高部:何ですか、また物言いですか?
辻添:物言いって言うなよ!それも含めてずっとお前の発言相撲の要素入り過ぎなんだよ!
高部:そんなに怒ってないで頭冷やしましょうよ。そうだ、僕が今から力水を用意しますから
辻添:それもだよ!!水でいいのに力付ける必要無いだろ!!
高部:これはこれは、僕としたことがうっちゃりしてたね
辻添:それを言うならうっかりだわ!もういいよ!
二人:どうもありがとうございました
優しい朝の光に包まれて
木下:さぁ!ベテラン方に囲まれましたよ!
山田:まぁまぁ過去1の自信作を持ってきましたから胸を借りるくらいのつもりでいきましょうか
二人:がんばります!
なんかけうけげんと同じ匂いがします 優しい朝の光に包まれて!
コント/Steal〜財布と家族と思い出〜
木下:今日は出会い系で知り合った女の子と初めて会う日だ!
あ、メール来てる なになに…
「噴水の中にいるよ、早くしてくれないと怒るんですぞー※」か、
なんで怒りの表現の絵文字がこめじるしなんだろう、下に作者注でも書いてあるのかと思ったよ
で、なんで噴水の中なんだ、びちょびちょになるぞ
…あれ?この辺りだったと思うんだけど…ん?
(ダダダダ…!)
木下:うわ!ひったくり!ひったくり!ひった…!…盗まねえこいつ!!
うおおお!えええ!
なになに!?どした!
……どうしたんですか?
山田:いや、あの今ひったくりしようとしたんですけどね、思い切りがつかなくて
あなたの前で全力の足踏みを見せる羽目になりました
木下:あ、そうですか。一応警察行きましょうか
山田:え!?警察はちょっと…
木下:未遂とはいえひったくり認めてるわけですから、一応ですよ
たぶん大丈夫ですから
山田:でも、警察はちょっと…
木下:一応ですって!
山田:いやだって言ってるじゃないですか!
(シャキン!)
木下:えぇ!ナイフなんてどこに持ってたんですか!
ひったくり嫌だった割になんで銃刀法違反軽がると無視してるんですか!
山田:とにかく、警察なんて行かねえからな!それと…お前が持ってる金だ!金をよこせ!
さもないと刺し殺すぞ!
木下:わ…わかりましたよ!はい、お金!
…とでも言うと思ったか?そんなことしてこいつの命がどうなっても知らないぜ
山田:…麻衣子!お前…なんでうちの娘の写真を…
木下:……誘拐させてもらったよ
山田:えぇ!?俺誘拐相手のバッグひったくろうとしてたの!?
うわぁ…とんでもないの敵に回してしまった…
木下:返してほしければ明日の夜9時までに1000万だ
いいな、この場所に持ってこい
山田:……そうだな、お前にもいよいよこの事を言う時が来たか…
木下:…ん?どうしたんだ?
山田:お前と麻衣子は実の兄妹だ
木下:…なんだと?確かにおれは小さいころに家族に捨てられた
だが、そんなこと簡単に信じられるわけが…
山田:倉下徹!好きな食べ物は切り干し大根をマヨネーズで和えたやつ!
嫌いな食べ物はキノコ全般で、特になめこを食べると吐き気を催すほどだ…
違うか!
木下:…あぁそうだ、その通りだ
一つ聞かせろ、もし俺の本当の父親だとしたら…なんで俺を捨てた!
(カチャッ)
山田:おい…銃なんてどこに持ってたんだ!
やめろ、まずはその銃を下して俺の話を聞いてくれ
木下:へっ裏切り者の話なんて…
山田:いいから聞け!
あれは、お前がまだ3歳の頃の話だ
お前の妹である麻衣子が生まれてまだ3カ月、色々手のかかる時期だ
その時にな、父さん会社をクビになってな、お前たちを養っていく自信が無かった
でもな、最後まで!本当に最後まで!お前たちをはなそうとは思わなかったよ
木下:じゃあなんで!
山田:パチンコが…したかったんだ……
木下:……きく余地もねえ程クズ野郎じゃねえか!
パチンコの代償で俺は捨てられたのかよ!
山田:200万負けたよ
木下:いくらなんでも負けすぎ!これからお金もいるだっただろうに!
山田:さすがに、まだ3カ月で歩く事も出来ない娘を置いて行くことはできなかった
だが、お前を…すまない
木下:……話は解った。で、なんでひったくりしようとおもったの?
山田:…え?
木下:いや、すっかり話変わっちゃったけどなんでひったくりしてんだろうなーって
なーんか、ごまかされてるような気がして
山田:…お前を捨てた事は本当に…
木下:いるよ、家族
普通に家で今頃PON!でもみてるよ、いいともかも知らんけど
なんか、お前面白かったから乗ってみただけだよ
いい感じに文化祭で使ったおもちゃの銃持ってたし
なんなんだよ、お前
山田:すまないと思ってるよ、ただ!あの日!
木下:あの日!じゃなくてさ、今だっての
さっきまで未遂だったのに、ナイフまでだしちゃうしさ
とりあえず警察行きたくないならここに呼ぶから
山田:いや…あの…ってかそうだよ!
なんでお前麻衣子の写真持ってんだよ!
木下:は?これ?どっからどうみてもガチャピンだろ
山田:え…ガチャ…麻衣子…ガチャ…え?
木下:麻衣子どんなんなんだよ!
ガチャピンの写真持ってたからヤケクソでだして、逃げようと思ったら
お前が変な事言いだすんだもんびっくりしたよ
山田:え……ガチャ…麻衣子…え?
木下:いつまで戸惑ってるんだよ!一回麻衣子の写真見せてみろよ!
こいつの皮膚を良く見ろ!黄緑だぞ!?
山田:まじで…?あぁ…ガチャ…麻衣子…え?
木下:本当にどうしたんだよ!麻衣子黄緑なのか!?
だとしたらナメック星人とかの可能性が有るからちゃんと検査受けとけ!
とにかく、これはガチャピンだから!
山田:はぁ…ガチャピンは…麻衣子…
木下:違う違う!麻衣子さんは多分ガチャピンじゃないから!!
頭の中整理して!
ほら、おっさん。警察行くよ
山田:はい…
木下:はぁ…もう、変な事あって疲れたよ
さて、噴水の中…
………あれ?あれは…ガチャピ……!!!!?もしかして!!
(ダッダッダ…)
木下 :あの、すいません!ずっとメールしてた木下です
麻衣子:あ、はじめまして麻衣子ですぞー↑?
木下 :見た目に反して喋り方ムックだったー!!出会わなければよかったー!
……そして、本当の兄妹じゃなくてよかったー!!
海洋ブリザード
横田:C大会にまで呼んでいただけるなんてありがたいですね。
藤林:6組ですよ6組。 ありがたいですね。
横田:それではご覧下さい。 ありがたいですね。
藤林:どうぞ。 ありがたいですね。
ここまで連呼されるとありがた迷惑ですね 海洋ブリザード!
漫才/ブラックジャックの嘲笑
藤林:よろしくお願いします。 いやー始まりましたね。
横田:ところで医者っていう職業に憧れますよねぇ、って言ったらコントに入れますかねぇ。
藤林:後半言わなくて良くない!? いや確かにそう言われたらコントに入れるけど別に内心の吐露はいらなくない!?
横田:まぁでも実際やってみたいんですよ。 手術のシーンとか格好いいでしょう。
藤林:かっこいいな。 「メス!」とかこうビシッと引き締まる感じでね。
横田:それさえ言えればすぐコント終えてもいいぐらいだね。 だからそこだけやりましょうか。
横田:メス!
藤林:はい。
横田:いいかげんにしろ。 どうもあり
藤林:終われるか! どこで披露すんだよこれだけで! まずルール引っかかるわ!
横田:いや、こういうのは引き際が肝心だから。
藤林:にしても早いよ! 引き際早すぎてゴールテープ係があたふたするわ!
せっかくなんだからもっと会話のラリーしないともったいないだろぉ
横田:そうですか・・・でもなかなかこう・・・モチベーションがね・・・
藤林:いや惰性でもいいから手術を全うしてほしいですけど。 そこらへんなんとかならないですか?
横田:あ、じゃあメス以外の会話も全部短くビシッと決めてみるっていうのはどうですか?
実際にそうした方がね、てきぱきとこうスムーズに手術が進むと思うんですよ。
藤林:ほう、なんかよくわかんないですけどモチベーション上がったようで何よりですよ。
じゃあ仕切り直してやってみましょうか。
藤林:そろそろ手術の時間です。 先生、始めましょう。
横田:チィーッス!
藤林:入りから軽っ! 手術大丈夫ですか!?
横田:ウィーッス。
藤林:いやもう手術がスムーズとかどうこうより力が抜ける気がしますけどねぇ
横田:メス!
藤林:おーきました。 いいじゃないのビシッと決まった感じで。 はいメスです。
横田:椅子!
藤林:・・座んの!? いやメスって言うのに元気出し過ぎるからだろ! お前のメスへのやる気どうなってんだよ!
まだ始まったばっかでもう疲れたんですか? こっから先ちゃんと続行できます?
横田:ピース。
藤林:何でピースだよ! 元気だって行った方がまだてきぱきしてるだろ!
横田:メス!
藤林:・・あ、交換ですね。 どーぞ。
いやーそれにしても一人で全部勤め上げるっていうのは大変なんですねー。 やっぱり先生はすごいと思います。
横田:パス!
藤林:できねぇよ! たった今一人で全部やるのは大変だって言ったばっかりなんだからそこは貫けよ!
せめてそこはプライド持ってほしかったよ!
横田:クズ!
藤林:罵倒はやめろよ! お前がやりたいって言い出したんだからな! 誰も助けてなんかくれないぞ!
横田:グス・・・。
藤林:落ち込んじゃった!? いやさっきから感情の起伏どうなってんだよ!
まぁでも、確かにちょっと言い過ぎたところはあったかもしれないけど・・・大丈夫ですか? 手術続行できますか?
横田:ピース。
藤林:ピース大好きかよ
横田:メス!
藤林:さっきからちょいちょいメスを言いたがるよな。 モチベーション維持に四苦八苦じゃねぇか!
横田:・・・・・・。
藤林:・・・・・・??
横田:・・・スー・・・スー・・・。
藤林:・・寝るなよ!! スを言いたいばっかりにスムーズに進行するっていう当初の目的ボロボロじゃねぇか!
横田:・・・はっ、ギャース!!
藤林:恐い夢見て起きてんじゃねぇよ! やる気を見せろって言ってんの!
横田:押忍!
藤林:急に気合い見せたな! とにかくこっからはその感じでばっちりやって下さいよ。
横田:YES!
藤林:何がYESだよ。 その元気ちゃんともつのかよ。
横田:・・・ミス。
藤林:言ったそばからじゃねぇか! ミスなんてあってはならないことだぞ!
横田:・・・セーフ! セーフ!
藤林:セーフ? いやそういう失敗とかあると一大事なんだから気を付けてくださいよ
横田:ウッス。
藤林:急にガラ悪っ! さっきから返事だけ多彩なバリエーション持ってんなお前!
横田:・・・・・・ミス。
藤林:またかよ! いくらなんでもスパン短すぎだろ! しかも今度はセーフじゃない状況だぞ!
くそっ、患者の血液が足りない! どうしたらいいんだ!
横田:SOS!
藤林:そういうのがいらないんだよ! 先生はあんただろ! もういいあんたには任せられん! 僕が代わります!
先生、患者の血液型わかりますか!?
横田:S。
藤林:無ぇよ! 血液型のどこにSあるんだよ! 資料にA型って書いてあるじゃんかよ!
A型の輸血の準備をします! 先生あの器具とって下さい!
横田:トス!
藤林:そーれアタック、いやアタックじゃねぇよ! 普通に渡せよ! 学生時代の血が騒いでスパイク打っちゃったよ! 輸血だけに!
横田:クスッ
藤林:クスッじゃねーよ! ちょっと今のは俺がしょうもなかったけど!
・・まぁとにかくこれでなんとか大事には至らないくらいの処置はできた。 あとは傷口を縫うだけです。
先生、傷口を縫うやつ持って来て下さい。
横田:ビス!
藤林:ネジじゃねぇか! 何で傷口塞ごうとしてんだよ! ロボじゃねぇんだぞ!
横田:ニス!
藤林:だから塞ぐ方法がおかしいんだよ! 今まで木工的な要素なかったろ!
あんた本当に医者か!? こんなんじゃヤブ医者と思われても仕方ないですよ!?
横田:ナース。
藤林:ナースではねーだろ! なんだ、あんたコスプレかなんかしてんのか!
横田:リス?
藤林:もう嫌だ・・・リスじゃねぇもんこいつ・・・4足歩行だもの・・・
いつなったらちゃんとやってくれるかと思ったら全然やってくれないんだもの・・・いつ本気出すんだよ・・・
横田:明日!
藤林:今日からだよ! やめだこんなの! おいお前全然できてねぇよ! こんなんで納得できんのか!?
横田:えぇ、お気にメス出来映えでしたよ。
藤林:いいかげんにしろ!
生涯探究
庄野:トライフルロール!!
下村:それはラグビーの試合で得点が入ったときのパフォーマンス。
選手全員が等間隔で1列に並び、転がる姿は・・・きもい。
では実践してもらいましょう 生涯探究!
漫才/count
庄野:どうも生涯探究です。よろしくお願いします。
下村:よろしくお願いします。さあ頑張って漫才やっていきましょうか!(カチッ)
庄野:おおっ。下村がやる気が出てると俄然こっちも頑張れるわ!(カチッカチッ)
というわけで漫才やっていくんですけども、(カチッ)
舞台の上で死ねるぐらい頑張っていきたいですね。(カチッカチッ)
下村:いいですねぇそういう心掛けって(カチッカチッ)
庄野:な、下村ちょっと待て。さっきっからカチカチとなんかうるさいんだけど・・・
下村:ああ、マイクに時限爆弾しかけました。
庄野:はぁ!?
観客:!?
下村:だから、爆弾を、
庄野:いやいやいや、どういうことなんだよ!?観客だって騒然だぞ!
観客:(どよどよ、ざわざわ・・・)
下村:会場の皆さん!!落ち着いてください・・・
この会場は核シェルターで出来てます!!
庄野:・・・いやいや持ち込んだらダメだから!!
内部に持ち込んだら必然的に外が安全だよ!!
(会場は2人を残し、すでにもぬけの殻)
庄野:早い!!皆さんの避難速度!
下村:というわけで会場に人がいないので現在、衛星生中継を敢行しました!
庄野:早い!!お前の順応速度!ってか順応どころか予定調和だな!!
まさかの閑古鳥から凄い大がかりな舞台に成り上がった!
下村:現在全国のテレビがこちらをニュース中継してます!
庄野:あれ!?それ絶対爆弾がメインだよね!?
ところでさ、何故爆弾備えてあるんだよ!
下村:さっき庄野さんなんておっしゃいました?
庄野:え・・・えと『舞台の上で死ねるぐらい頑張っていきたいですね。』
下村:実行しましょう!!
庄野:いやいやいや!お前のやる気は漫才の方向には向いてなかったのかよ!
それとあくまで例えだから!!真に受けるなよ、不器用!!
下村:ちなみにこの爆弾は友人の吉澤くんに手伝ってもらいました。
庄野:いいかよく聞け吉澤!今お前の名前が生中継されたんだからな!
公開指名手配だかんな!!で、どうすんだよ!このままだと・・・
下村:大丈夫です庄野さん!こんなこともあろうかと吉澤に緊急用の装置を付けさせました。
庄野:その前に爆発物作るのやめさせろよ!!
下村:このボタンを押せばこのマイクごと爆弾を空に飛ばします!!
庄野:おおそして空中で爆発させると!早くしろ!!
(ポチッ、シュゴゴゴゴ・・・)
下村:「何時も2人の間で声を拾うのが好きだった・・・ありがとう」
庄野:いやそんなマイクの心の声とかアテレコしなくていいよ!!
しかもなんだこの感動ラストシーンっぽさ!!
(シュゴゴー!!!ー)
下村:マイクー!!!・・・マイクゥ・・・
庄野:そんなにドラマチックにしたいのかお前は!
(ガン!)
下村:あ、落ちた。
庄野:あ、落ちたじゃねぇよ!!よく考えてみりゃ天井あるんだからそりゃぶつかるよな!!
下村:よっしゃ!今ので残りは2つのコードだけになった!!
庄野:ありえねえよ!!なんでこの行動が解体の手順として正解なんだよ!
でも、まぁ・・・これで終わりなんだよな。赤と青・・・どっちを切ればいいんだ・・・
下村:青だ!青に違いない!!
庄野:お、もしかして吉澤の好きな色とか?
下村:いや、青田典子と玉置浩二結婚したでしょ。だから青(田)、安全(地帯)で。
庄野:お前の発想どうなってんだよ!!今までの流れのどこで玉置浩二、青田典子夫妻が関連してんだよ!!
下村:じゃあ皆さんに聞いてみましょうよ!!皆さんどっちですかー!!
〜〜〜
(TVの前の人々)
男の子:青だ!
女の子:赤でしょ!
老人:緑じゃよ!
牛:モー。
紳士:私が言うからには間違いない!Aが正解です!
淑女:王様だーれだ!!
長嶋茂雄:セコムしてますか?
〜〜〜
下村:どうですか!?
庄野:分かんないよ!!俺らの声は皆さんに発信されてるけど皆さんの声はこっちには発信されてないから!
・・・もういいや、青にする!
下村:あー、そういえば安全地帯にはワインレッドの心という名曲も・・・
庄野:うるさい!切るぞ!!
(パチッ)
下村:・・・止まった。
庄野:どうだ!!やったぞ!さぁ爆弾も止まったので俺らの漫才の始まりだぁ!!
下村:あー、ぐんぐん衛星中継の視聴率下がってますねぇ・・・
庄野:そんなに俺らの漫才興味ないのか!!平和が訪れても俺達はまだハッピーエンドじゃねぇ!!
下村:まぁ、爆弾も、お前のツッコミも爆発しなかったバッドエンドですね。
庄野:うるせぇ!!まだ終わったわけでは・・・
会場係員:あのー、すいませーん会場使用時間終了です〜!!
〜BAD END〜
※この後 19:00〜 SECOM presents
玉置浩二のソング&青田典子のダンスショー
B:以上で全ての熱演が終了しました。それでは、運命の結果発表にまいりましょう
A:まずは、第7位から第4位まで見ていきましょう。カーウント(くるくるくる)ダウン!(ずびしっ!)
B:あれここTBS?
第7位
優しい朝の光に包まれて
第6位
前髪
第5位
安物鬼
第4位
ステレオミサイル
B:さぁ、残すはあと3組となりました
A:不純物をろ過した段階ですね
B:おま・・・使用済みのお茶がらとか掃き掃除に役立つんだぞ!それでは順位を発表する前に、まずは残った3組を見てみましょう
A:チェケラ
リーベルパウンド
海洋ブリザード
生涯探究
A:うーん、見事に正統派漫才、変化球漫才、変化つけ過ぎた漫才と分かれましたね
B:では、この紹介した順にキロバトルを発表していきたいと思います
A:どこかで聞いた事あるような・・・
B:いや前期もそうしたから
B:というわけで、↑のように表示しますので、上から順にリーベルパウンド、海洋ブリザード、生涯探究のキロバトルとなります
A:では参りましょう、優勝者は、この方だ!
A:優勝は、たんぼ〜いず!!おめでとうございます!
B:優勝者のたんぼ〜いず、もといリーベルパウンドには、来期のC大会へのシード権が送られます
A:歪みねえ優勝おめでとう。それでは、喜びの声を聞いてみましょう
古城:ようやった!それでこそ男や!
氷谷:やったー!
古城:優勝商品の室伏から血尿出てる画像下さい!
氷谷:シェインコスギの赤ふん画像で我慢しなさいな。
A:前期も3位までのキロバトルを一斉に見せたとき、上から重量順に並んだんだよね
C大会では順番が先の方が有利なのかな?
B:いや、でも今回トップバッターの安物鬼があのザマだから
A:あぁ・・・
B:やっぱ噛ませ犬だね
A:やっぱ噛ませ犬だな
B:さぁ来期の挑戦は既に始まっています。3代目チャンピオン誕生か、エイジアンエイジアンもといリーベルパウンドの連覇か。見逃せません
A:以上でC大会の結果発表を終わります
敗者コメント
前髪 682KB 6位
五月雨:ダメだったか……オチのせいかなぁ。
樹木:確かにオチは悩んだ挙句こうなったけど、それだけのせいじゃないだろ……
五月雨:またネタがあったら参加させてくださいな。
海洋ブリザード 906KB 2位
横田:ネタが無いっていうのにC大会出場が決まってから気付きました。
藤林:そういう心構えの時点で甘えがありましたな。
生涯探究 818KB 3位
サンザンヒーローゼさんを捜しに行ったっきり帰ってこない
ステレオミサイル 770KB 4位
高部:連覇ならなかったね
辻添:来期また頑張りますよ
安物鬼 706KB 5位
走った後ってなんか乳首が黒ずんで見えるんだけどアレってなんだろうか?
優しい朝の光に包まれて 650KB ドベ
木下:まぁそんなもんでしょうかね
山田:とにかく今期はたくさんお世話になってますから
二人:ありがとうございました!また来期もどうかよろしくお願いいたします!
ジャッジペーパー(上からモヘイ、BONBORI、六升、KT、「あんときのナイスガイ」)
※あんときのナイスガイさんの審査は締め切り後に送られてきたので、参考記録とさせて頂きます。どこがナイスなガイやねん
安物鬼
・開始数行でグッと引き込まれました。その後も体力表示といい両方ダメージといい回復ドリンクといい全部面白かったです。
序盤のやり取りは楽しかったのですが、通してみると最初に抱いた期待をちょっと超えられなかったように感じました。
設定に慣れてきた後半に、何かインパクトのあるものが欲しかったです。
あと最初に「0になったら動けなくなるから気をつけろ。」とありましたが、
それがいつの間にか「0になると死ぬ」ことになっているのにいくらかとまどいました。
せいぜい気絶するくらいかな?と考えながら読んでいたので。
鬼【70】:実は寝不足で体の疲れが取れていないのだ。今日の漫才、緊張してて。
禿【90】:情けねえわ!!何年やってんだよ!!(バシッ)
↑何年やってようが緊張する人はするんじゃないですかね?そこまで強くツッコむことかな、と思いました。(27点)
・バリアが使えるのに逆にダメージを受けてしまうという設定が面白かったです。
寝不足で最初から体力マイナスやあまり回復しない栄養ドリンクなど終わりまでの道程になるボケもこの設定を活かしたもので良かったです。
ただ、まだ物足りないです。もっと機能を盛り上げた方が良いと思います。
たとえばバリア機械はポンコツな面を押すだけではなく、わずかな利点や思いがけない新機能などを付け加えれば、もっと流れが増えると思います。
体力表示の部分も、もっと自由に書き加えちゃって良いと思います。テンション上がると漢数字になったり、もっと上がると英語になったりなど。せっかく表記の仕方が面白いんですから、もっと活用しないと勿体無いと思います。
それと双方ダメージが下がる一方だったので、盛り上がりに欠けます。もっと回復する面が見たかったです。
バトル漫画などで、主人公がボロボロの状態から仲間のセリフを思い出すなどして一気に力が爆発して、そこから熱い展開へと繋がっていく。そんな「下がってから上がる」という効果がこの作品には不足してると思います。
大胆な状況なのですから、展開も大胆にしないと、物足りない印象を感じてしまいます。足りない効果を考えて、当て嵌める事ができれば、この作品はもっと良い物へ変わると思います。(21点)
・未知の装置の話がメインなので状況のイメージ映像がイマイチつかめなかったです。
バリア装置の設定を一度くらい、地平の彼方にブン投げてしまうようなひねりのあるくだりが欲しい気がしました。
ネットオークションの部分は分かりやすいボケで楽しみやすかったです。(10点)
・禿【60】:抜け毛ってお前じゃねえの!?
↑そらそうやろ
トリッキーな設定で良いとこ見つけたな、とは思いますが、
その設定からの展開や会話が意外とこじんまりとしていて、
若干消化不良気味に終わってしまったように感じました
ヤブオクとか、もうちょい凝ったボケを散りばめて欲しかったところです(24点)
「・体力表示という新しい試みは面白かったんですが
設定の時点で大方オチが決まっちゃってますよね。
まぁ、お決まりと言っちゃえば、そうなんですが裏切って欲しかったです。
ヤブオクのくだりとか面白かったんで、サイドストーリーをもっと膨らませるとよかったかも知れません。(19点)」
前髪
・最初はあまり笑わなかったのですが、AB型を皮切りに面白くなってきました。
天才アピールとかシンプルながらも笑える良いボケですね。ザードも好きです。
その後も良質なボケツッコミの応酬で楽しかったです。
ただ最後、常套な展開だけでネタを終わらせないという姿勢は全力で評価したいのですが、今回のは少しハマらなかったです。
樹木が泣き出すところが唐突で若干置いてけぼりになった、てのもあるかもしれません。(26点)
・いやー、面白い。不漁のタコでメチャクチャ笑ったんですが、もう一度見返すと全てのボケが一本の線で繋がってるような、そんな形式美を感じさせられました。
特に五月雨の「単純なバカ」というありきたりな設定をここまで有効に使ったのが感動的でした。バカなことをしてるのに本人の中ではそれを正しいと証明することができるって凄いと思います。完成度高いです。
気になった点としては、前半の一つ覚えで叫びだすと言う所、そこをもう少し引っ張ってほしかったですね。
樹木に何かを言われても「いいえ、私は宇宙人です」とか「いいえ、ドジッ娘なんで仕方ないです」
など、役になりきってる五月雨を混ぜれば、もっと前半の展開は膨らんだと思います。
それと最後の樹木はもう少しグッと来るような可愛らしい態度をとってほしかったです。そうしないとギャップが薄くなってしまいます。(29点)
・最初から通して叫ぶようなテンションだったので、それで少し置いてけぼりを食らったような印象がありました。
シンプルなボケが多かったので、もう少しひねりかギミックの効いたボケが欲しいですね。
頭上に400人など、サラッとやるのボケ方はその唐突さがイイ具合にプラス方向に働いて、面白かったです。(13点)
・自分は前々から笑いとか関係なくいちゃつき出したりするのを「スルーするー症候群」って勝手に呼んでるんですよ
これはスルーするーさんが主に発生させる病気で、この病気が好きだ!って人も中にはおられるとは思いますが、自分は極度の拒絶反応を示します
今回のネタに関してはオチの方でそれが発症。展開のベタさもあいまって残念な終わり方となってしまったかと
それ以外のボケも小粒気味なのが多く、それもひとつひとつ丁寧に処理していってるため、少々間延びした感じが全体通じて感じました
その丁寧さ自体は「流石」の一言なんですが、それと均衡が取れるようなボケが一つでも入っていれば・・・と思いました(11点)
「・一見勢いだけに見えますが、かなり練り込まれてると思います。
序盤のボケを単発では終わらせず絶妙なタイミングで被せてきたり、比較的安直な「絡まれる」ボケもそこからの掘り下げが見事だったりと、後半につれて盛り上がる理想の漫才でした。
ただ、序盤のツッコミはもう少し抑え目でもいいかと思います。(30点)」
リーベルパウンド
・面白かったです。大笑いとまではいかなかったのですが最初から最後まで一つ一つのボケツッコミがことごとく当たりました。
夕刊長官、「仁藤功さんはプチ整形!?」、仁藤さんの顔がニヤニヤ笑ってるように見える、が特にお気に入りです。全部仁藤さん関連ですけども。
引っかかったのは岩舟駅という実在する駅名を出した点です。
あまり上手く言えないのですが、このせいで氷谷の発言に中途半端にリアリティが出てきてしまい違和感が生じました(妄想にしては具体的すぎる、みたいな)。
完全に架空の駅名にでもしておくか「よく行く無人駅」にでもしてテキトーにぼかしておいた方が、読み手としてもすんなり飲み込めるのではないかと自分は思います。
とはいえ面白かったネタには変わりはないです。ありがとうございました。(32点)
・キヨスクが毎日潰される絵が面白すぎてしばらく笑いっぱなしでした。重量感のある空想をダイレクトに伝えられるって凄いです。
「開き直りが酷すぎる」などツッコミもハイセンスで、よく纏まった、純粋に面白いと思える漫才でした。
ただ後半、線路にそこまで色々加えるなら、電車を絡ませたボケも見てみたかったです。一気に電車が全てを掻っ攫っていく場面を期待したのに、少し肩透かしを食らいました。
あとニューヨークタイムズもメチャクチャ笑いました。(32点)
・数量の異常性に関するボケが多いのが少し単調な印象を与えるようで気にかかりました。
しかしそれ以外の言葉遊びや天ドンのボケはとても上手くてかなりハマりました。
大オチの夕刊は、それまでの本文に夕刊が出てこなかったワケでもないので少しココで出すワードとしては弱いかなと感じました。(25点)
・潰されては建て直し→精神力のコンボは強大ですね。笑いました
全体的にとても高い完成度を誇っていましたが、前回のあのインパクトに比べると・・・
今回はボケの題材をすべて身の回りにある等身大のものでまとめ過ぎてて、
以前のような爆発力のあるバカバカしいボケがちょっと抑え気味だったように感じました(30点)
「・ちょいちょい上手いこと言うのが憎いですね。
ですが、それほど大きな盛り上がりはなかったように思えます。
設定はぶっ飛んでるのに、展開は妙に落ち着いてしまった印象です。
線路の上にキヨスクがある上で、そこからの掘り下げが浅かったです。(20点)」
ステレオミサイル
・yatoや降格の事実など良い所もあったし、ここが致命的にダメだというところもなかったのですが、よくあるゲームネタの域を出なかったです。
相撲プラス恋愛ゲームという設定が説明された上で、読み手の予想の範ちゅうを超えるものが少なかったと感じました。
あとこの手のネタにラブホを持ってくるのは少々安易な気がします。全否定まではしませんが。
それから芸人のパロディは賛否両論(否が強め)ありますけども、上が背広で下がまわしの図を想像したら馬鹿すぎて面白かったので加点評価しました。(22点)
・前半は学園ラブゲーと相撲の見事なフュージョンに感動しすぎて鳥肌が立ちました。どうやったら出てくるねこんな発想。
賭博のオッズをメールで送った所まではもう笑いが止まらなかったです。奇跡的するわと思いました。広島は1.5倍って言い訳してる顔が目に浮かんですごくキュンとなりました。
しかし・・・うん、お笑いライブもパロネタとしてはメチャクチャ面白いんですけど・・・なんか期待外れです!
自分はつかさちゃんをもっと押し出してほしかったです。性格とか家族構成とかスリーサイズとか何枚目とか色んなことが知りたかったです。
だって横綱の女子校生化っていうのがもうインパクトありすぎて凄く期待しちゃうんですよ、どう持ってくかどう告白するかって。
そんな期待をさせといて別の展開に持っていかれても、その展開がどんなに面白くてもがっかり感は拭えません。真っ直ぐ突っ込んでほしかったです。
オードリーネタも凄い面白いんですよ、春日王がそのまんますぎる所とか、面白いんですけど流れを遮って入れてしまうと凄く邪魔に感じてしまいます。
その後もつかさちゃんのキャラクターも結局曖昧なままで終わってしまい、凄く残念です。自分がこのゲームに入ったら彼女に質問攻めすると思います。
面白いものに面白いものをかけても面白さが二倍になる訳じゃないんですよ、むしろ流れに嵌らないボケなら入れてはならないんです。
完成した後にもう一度じっくり読んで、話の流れは遮られてないかなどを確かめてください。思い切ってパーツを外すのも、また創作なんです。(17点)
・えーと、まず相撲に関するニュースに詳しくないので「えなつかさ」が出てきた上で一度それを調べてから読んでます。
で、まぁそーやって知識を得た上で観るとかなり面白い。
そもそも調べやすい表記でしたので、ネットでの大会という事もあり、そこでの減点はありません。
全体的にマイナーな情報を分かりやすくネタに出来ているのがとても好印象でした。(26点)
・オーズモーのクオリティが意外と高くて驚きました
それ以降はホントに相撲関連一本で押しててちょっとクドく感じました(26点)
「・上手く恋愛ゲームと相撲が掛け合わせてあったと思うのですが
ちょっとマニアックで分かりづらい部分も多かったです。
賭博関連のボケもちょっとしつこかったと思います。
せっかく恋愛ゲームの設定なので、もう少し彼女の台詞で笑いを取れるのではないでしょうか。(16点)」
優しい朝の光に包まれて
・木下:……話は解った。で、なんでひったくりしようとおもったの?
↑この台詞ですが、話に乗った後のネタばらしが早すぎるというか展開不足に感じました。
全体的に馬鹿馬鹿しさとシリアスさが混ざって好きな雰囲気ではあったのですが、雰囲気だけで終わった印象です。
読み手を引き込むにはもっと作りこむ必要があるのではないでしょうか。
あとは笑いの要素と状況の説明が足りないように思います。山田がひったくりに走った理由などはやっぱり欲しかったですかね。
ただオチはかなり好きです。「そういや開始のセリフの3行目で『ですぞー』て使ってたなぁ」と思わされたあたり、作者さんの術中にはまった気分です。(16点)
・前半からドタドタのゴリ押しで一気に作品に飲み込まされました。娘を誘拐から笑いが止まりません。
ここまで支離滅裂な展開なのに、分かりやすく纏めてくれる文章力が凄いです。実はパチンコで負けたまでの間の引き方は特に秀逸だと思います。
しかし今まで積んできたものが全部嘘だったという後半の展開、意外性を狙ったのでしょうが不発に終わってると思います。
せっかくここまで来たのですから、どれか一つくらいは本当でしたという展開がないと勿体無いと言う気持ちが沸いてきて笑いに繋がりません。
ガチャピンとか新たなワードを出すのではなく、もっと生んだものを有効に活用してほしかったです。(19点)
・状況描写が少々複雑で飲み込みづらいですが、それを補ってプラスに転じるだけの展開運びの面白さがありました。
超展開を作るにあたっての単語やシチュエーションの選び方にセンスを感じます。
後半のもう一転するあたりは無理が少しばかり大きい気がしました。(22点)
・うーん、後半の巻き返しが雑だったと言いますか、
木下さんの行動からこのような流れになることについてものすごく不自然さを感じるし、
ちょっと回収の仕方が強引すぎた気がします。ガチャピンもハマりませんでしたね
今回のネタに関しては展開で面白くしようと考えられてたことと思いますが、
最初の急展開以降どんどん尻つぼみしていったように感じます(16点)
「・ちょっと展開が早すぎましたね。
設定にも無理がありましたし、終わってみたらボケらしいボケはガチャピンだけでした。
なぜ山田は木下を実の息子だと思ったのでしょう?
思った上で、なぜ息子からバッグをひったくろうと思ったのでしょう?
なぜ木下はガチャピンの写真を持ち歩いているんでしょう?
そういう裏付けのなさや矛盾が気になって、違和感だらけでした。
写真持ってるのは逆に面白かったですけど。(11点)」
海洋ブリザード
・序盤はそこまでですが、途中代わってからはS!とか明日!とかなかなか面白いボケが見られました。
ネタの形式上テンポよく読んでいけるのが魅力ですね。
ただやはりその形式ゆえに、特にこれだと言えるものを出すのは難しいように感じます。
ボケが2〜3字の言葉一辺倒だという試みは嫌いじゃないですし、そうした縛りの中では最大限に広げられているネタだと思うのですが、
読後の満足感という面でいくらか他の組に埋もれてしまった印象を受けました。(22点)
・銅鑼を叩くように繰り返されるボケ連打が凄かったです。短い言葉がここまで胸に響くってどういうことですか。
ミスするタイミングや返事のバリエーションの豊富さなどから、飽きずに次の展開を期待させながら読むことができました。楽しかったです。
不満があるとすればツッコミ側のセリフの長さが中途半端な事ですね。短くもなく長くもなくて、一定のリズムが掴めなくなって少し気持ち悪かったです。
ボケのバリエーションが豊富なんですから、もっとツッコミにも色々パターンがあって良いと思います。一言で返したり少しノッて返したりと。
そういう裏切りを加えていけば、より人に期待を持たせられる作品になると思います。(26点)
・テンポがとても良いのと、超短文でもしっかりとしたクオリティの密度の高いボケ、的確に指摘と話繋ぎを両立するツッコミ。
どれをとってもほぼ文句なし。
後半、ひねりが少なくなったのでちょっと物足りなく感じた以外、ほぼ完ぺきなネタだったと思います。(34点)
・うわー攻めてる感じですねー置きに行った感が皆無ですねー
スリーオールさんからこういった感じのネタを見るのはとても新鮮な感じでした
横田さんの、形式はあるけどそれに囚われてないように感じさせるボケが良かったですが、
藤林さんのツッコミがちょっとしっかりし過ぎて若干テンポがスムーズじゃなかったのが気になりました(31点)
「・テンポよく読めたのですが、さらーっと終わり盛り上がりに欠けました。
まぁ、構成上仕方のないことかも知れません。
ところどころ笑えたのですが、後半にいくにつれ、無理やり感が出てしまいました。(20点)」
生涯探究
・観客:!?
↑これいいですね。単純と言えば単純な仕掛けですがそれでも笑いました。自分にはなかなか思いつきません。
他にもマイクのアテレコとかいきなり残り2つのコードになるところとか「青(田)、安全(地帯)とか」、面白かった部分の質でいえば今回の7組のなかでトップでした。
反面(TVの前の人々)やオチなんかはハマらなかったです。設定が設定なだけに、どうしてももっと意表を突くようなボケや展開を求めてしまいますので。
要するに当たり外れが大きかったわけですが、当たり自体は相当なものでした。(30点)
・こんなこともあろうかとの畳みかけがメチャクチャ面白かったです。想像しただけで笑える舞台構成を創る技術は他より秀逸してると思います。
しかし・・・爆弾は爆発してもよかったんじゃないでしょうか。最後の最後で急に平和になっちゃって物足りない気持ちが残りました。
色々なアクションがあってからの平和な日常なら盛り上がるんですが、これだと爆弾を前に右往左往してあっさり解決するだけなので、物語としての盛りが小さいと思います。
平和に終わらせたいのでしたら、もっとハチャメチャなアクションを取り入れてほしかったです。急に謎の男が会場乱入とか、そういう別の展開が必要だと思います。
奇抜な設定ならストーリーも奇抜にしないと、ストンと読み終えてしまって肩透かしを感じてしまいます。もう少しトッピングに一味加えてみてください。(22点)
・ボケが何をしたいのかが終始良く分からなかったのがネックでした。
要するに「計画犯」のポジションのキャラなのに、動きが奔放なのがずっと引っ掛かってしまったというか。
展開は公開指名手配など面白いくだりが結構あったんですが。(22点)
・時限爆弾という大風呂敷を広げた割には、ちょっと展開が足りないかな、と思いました
思った以上にササーっと終わってしまい少々物足りなさを感じました
独特のくだりが健在だっただけに残念です(24点)
「・もっと見たかったです。
あまりにもあっさりと爆弾が解除されて、拍子抜けでした。
青田と安全地帯なんか面白かったので、解除を複雑にしたら、もっとよくなると思います。(24点)」
平均KB:783.71KB | 満足指数:80.00% | |
リーベルパウンド | 954KB | 1位 |
海洋ブリザード | 906KB | 2位 |
生涯探究 | 818KB | 3位 |
ステレオミサイル | 770KB | 4位 |
安物鬼 | 706KB | 4位 |
前髪 | 682KB | 6位 |
優しい朝の光に包まれて | 650KB | 7位 |
前回準優勝だった田レセックスシンボルマコン、 もといリーベルパウンドがリベンジを果たすという ちょびバトでの東京クラッチのようなサクセスストーリーを描いた 全組とも通常回で言うオーバー300を軽々越えてることから、 いかにこの大会がハイレベルであることが言えるだろう。ちびるぜぇ |