第1回チャンピオン大会(2011年4月1日放送)

 

B:第一回チャンピオン大会の結果発表の時間がやって参りました
A:優勝をつかむのは、
  真っ先に出場権を得たインタープラグか
  MM-1優勝経験のあるライジングブルーか
  2回連続でオーバー400を取っている炭酸電池か
  無冠の帝王有機丸アポロか
  相方の名前が明かされていない後藤○○か
  えー、名前の長いセンチメンタルゼリービーンパニックか
  その他諸々か
B:うん、完全に途中で力尽きたよね
A:仕方ないね
B:というわけで、まずはC大会に進出した出場者の紹介です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステレオミサイル

今期成績:第4回、349KBで1位合格

 

センチメンタルゼリービーンパニック

今期成績:第9回、361KBで2位合格

 

リーベルパウンド

今期成績:第3回、373KBで3位合格、第7回、489KBで1位合格

 

炭酸電池

今期成績:第8回、421KBで1位合格、第9回、417KBで1位合格

 

インタープラグ

今期成績:第1回、377KBで1位合格

 

後藤○○

今期成績:第2回、353KBで2位合格、第3回、441KBで1位通過

 

ライジングブルー

今期成績:第2回、417KBで1位合格

 

パズルロジック

今期成績:第4回、365KBで1位合格

 

偽りPercussion

今期成績:第10回、393KBで1位合格

 

有機丸アポロ

今期成績:第6回、413KBで1位合格

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上の10組です。この豪華メンツからチャンピオンが決まります。それでは皆さんの熱演をご覧いただきましょう 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステレオミサイル

高部:第0回1位のロウニンノイローゼさんには負けたくありません

辻添:どうぞ

トップバッターはこの二人 ステレオミサイル!

漫才/チーズ

 

高部:どうも、ステレオミサイルです

辻添:よろしくお願いします

高部:いきなり私事で申し訳ないんですが、僕さけるチーズを食べたいんですよ

辻添:なら店で買えばいいじゃないか

高部:でも・・・逃げられるだろ?

辻添:はぁ?逃げられるってどういうことだよ

高部:だって避けるチーズだろ

辻添:意味が違う!その避けるじゃないよ!

高部:だって店で見つけてもすーぐ逃げられてしまうんだよ

辻添:逃げるの!?お前んとこのチーズは妖怪か!

高部:それで店から出てったチーズ追いかけたら砂浜まで辿り着いたんだよ

辻添:そんなに追うか!?他の店行けよ!

高部:そしたら薄っぺらいチーズがマグロをいじめてたんだよ

辻添:どんな状況だよ!

高部:だからそこの薄っぺらいチーズに「マグロをいじめるのはやめろ!」と言ったんだよ

辻添:その状況でよく動揺せず正義感を出せたな

高部:そしたら「いや、僕トロ蹴るチーズですから」

辻添:とろけるチーズだろ!だからってマグロ蹴らなくてもいいだろ!

高部:だから言っといたぞ、「そこは赤身の部分だ!」

辻添:部位の問題じゃねえよ!

高部:すると、「えっ?そうなの!?」と言って恥ずかしさの余り体が火照ってドロリと溶けてったぞ

辻添:とろけた!本来の自分を全うしおった!

高部:すると今度はマグロが「助けてくれたお礼に竜宮城に連れていきます」と言ったんだよ

辻添:浦島太郎じゃん!それでお前行ったのか?

高部:「マグロさん、前のさけるチーズを追ってください」

辻添:竜宮城行けよ!行けるチャンス二度とないぞ!

高部:だから僕はマグロに乗って追いかけたよ

辻添:傍から見たらとんでもない状況だけどな。てかマグロ了承したんだ

高部:途中高速道路に入って追いかけたんけどな

辻添:どこを走ってんだよ!てかマグロで走れんのか?

高部:出るとき料金所のおっちゃんが「これ普通車と同じ金額でいいのかなー?」とか言ってたけどな

辻添:そう言うだろうな!マグロが来たんだからな!

高部:で、高速道路を出たんだけど見失ったんだ

辻添:もう別の店行けよ、他にもあるだろ

高部:だからさけるチーズがいそうなストリップ劇場に行ったんだ

辻添:なんでストリップ劇場に行くんだよ!

高部:チーズも乳から出来てるから帰巣本能で行くと思ったんだ

辻添:それ別モンの乳だよ!いるわけねえよ

高部:で、そこにはチーズちくわがいたんだ

辻添:チーズいた!帰巣本能あった!

高部:そこでチーズちくわのストリップを見てきたんだ

辻添:何を見てんだよ!?

高部:あぁ〜、チーズがちくわを脱いでる〜

辻添:それストリップか!?

高部:うわぁ、じらしてなかなか脱がない〜

辻添:じらすな!大体結果見えてるから意味ないぞ!

高部:コイツ黄色か〜、興奮すんな〜

辻添:いつも黄色だ!興奮する要素ないぞ!

高部:で、マグロも横にいて見てたけど全然興奮してないんですよ

辻添:マグロも見てたのかよ!言っとくけど興奮しないマグロの方が正しいからな!

高部:やっぱり性に関してもマグロだからか

辻添:そういう意味のマグロじゃないよ!

高部:その後、僕たちは劇場から出てペットショップに行くことにしたよ

辻添:なぜペットショップ?

高部:もうこの際マルチーズで妥協しようと思ったんだ

辻添:それ犬!食べられないよ!

高部:焼けば食えるんじゃない?

辻添:焼くなよ!動物愛護団体に罰せられるぞ!

高部:そしてペットショップに行く為、しばらくマグロに乗ってたんだよ

辻添:また乗るんだね

高部:「なぁマグロ、マルチーズのたたきって美味いのかなぁ」

辻添:聞くな!マルチーズで献立を作ろうとするな!

高部:「ふむふむ。あぁ、おろしポン酢っていう手もあるなぁ!お前頭いいなぁ!」

辻添:真面目に答えるな!てかマグロも乗り気じゃねえか!

高部:そんな感じで談笑してたら、さけるチーズが目の前歩いてんだよ

辻添:本来の目的じゃないか

高部:僕はペットショップに行くのをやめてさけるチーズを追ったよ

辻添:ありがとうさけるチーズ、相方が犯罪者にならずに済んだよ!

高部:途中キツい坂道で登坂車線を使うかでマグロと口論になったよ

辻添:どっちでもいいよ!走ってるのマグロだからお前が折れろ!

高部:そして追い続けてやっと捕まえたんだ

辻添:おお、遂に捕まえたか

高部:たださけるチーズ衰弱してんだよ

辻添:何で?

高部:さけるチーズは声を振り絞りながらこう言った
   「私は・・・裂かれるのが怖かった!・・・だから避けたんだ!」

辻添:アンタさけるチーズだろうが!それがアンタの持ち味だろうが!

高部:「もう雪印乳業に敷かれたベルトコンベアーの上を流れるのは嫌だ!」

辻添:親に敷かれたレールの上みたく言うな!

高部:「身を粉にして逃げた結果・・・粉チーズになりそうだ・・・」

辻添:別の商品になろうとしとる!

高部:「もう私は長くない・・・粉になったら、あの枯れ木にかけて・・・くれ・・・」(パサァ・・・)
   さけるチーズぅぅうううう!!!うわぁぁあああ!!!

辻添:そんなに心打たれる出来事か!?

高部:僕は言われた通りに枯れ木にかけたよ。そしたら綺麗な桜の花を咲かせたんだ

辻添:何で!?花咲く意味分かんないんだけど!

高部:アイツは裂けるでも避けるでもない、咲けるチーズだったんだー!!

辻添:咲けるの方かよ!てか何なのこの話?

高部:と、いう話を本にして出そうと思ってる

辻添:今の話を!?売れないと思うぞ!

高部:ちなみに話のタイトルが『チーズはどこへ行った?』

辻添:そのタイトルの話既にあるわ!もういいよ!

二人:どうもありがとうございました

 

 

センチメンタルゼリービーンパニック (1/1)

国立「2位だけど頑張ります!」
高岡「2位だけどね!僕ら2位だけどね!」

名前の長さはダントツ1位だぞ! センチメンタルゼリービーンパニック!

コント/高岡アスカ再生計画

 

高岡「うーん…かおるー…かおるー…」

国立「おい…いい加減起きろって…おい…おい!」

高岡「うーん…」

国立「おいっ!!!」

高岡「はっ!かおる?!」

国立「違うよ!確かに俺の下の名前はカヲルだけど…」

高岡「あ…すまん…」

国立「全く寝言でもかおるちゃんのことばっかり…
   いい加減立ち直れよな」

高岡「だって5年も付き合ったんだよ?!
   5年も!!そう簡単に忘れられないだろ…」

国立「そんなこといってもさ…お前ずっとそんな調子で
   3日間も俺の家にいるんだぞ。引っ越したばっかりの俺の家に!
   おかげで俺引っ越しの片付けも出来ないよ!」

高岡「いやそれは…」

国立「寝ても覚めてもかおるかおるかおるかおるかおるかおる!
   なんだよこの状況は!俺の下の名前もカヲルなんだぞ?!
   アパートの隣の人からしたら…
   同性愛者に俺が激しく愛されてるみたいじゃん!」

高岡「いやそれは本当にすまん…」

国立「『かおるいかないでくれー!』とか『かおる愛してるからー!』とか
   でっけぇ声で!3日間も!疑わざるを得ないワードだらけ!」

高岡「いや悪いと思ってるよ…」

国立「もしくは『バレーボールの菅山かおる選手でオナニーしてる人』
   って思われちゃう可能性あるだろ?!」

高岡「そんなピンポイントな勘違いする人いるかな?!」

国立「俺昨日お前が寝てからあんまり気になっちゃったから両隣の人に
   『友達がキテレツ大百科のブタゴリラの父親の
    モノマネ練習してるんです』
   ってわざわざ引っ越しの挨拶がてら説明しに行っちゃったよ」

高岡「いやそれさすがにおかしいだろ!逆に怪しいよ!
   確かにブタゴリラの本名『かおる』だけど!」

国立「こうするしかなかったんだよ!しょうがないだろ!」

高岡「逆にすげえ怪しいだろ!父親が愛してるなんか言うか!」

国立「親子なんだから愛してるって言っててもおかしくないだろ?!」

高岡「どういう設定のモノマネなんだよ!」

国立「とっさにこれしか出てこなかったんだからしょうがないだろ…」

高岡「それ言って隣の人どういうリアクションだったんだよ…」

国立「本当ですか?!
   アタシ今トンガリのモノマネ練習してるんですぅ」

高岡「まさかの変わり者パターン?!食いついちゃった!」

国立「もう片方の隣の人は何を言っても
   『ハンバーグ』ってしか言わないんだよね」

高岡「そっちはそっちで本格的にやべえ奴じゃねえかよ!
   何このアパート?!変な奴しかいないの?!」

国立「だから会った時は『てりやきぃ?』とかって聞くの。
   そしたらちゃんと『ハンバーグ』って答えてくれるから(笑)」

高岡「知らねえよ!何楽しみ方見つけてんの?!」

国立「こないだ『おろしそぉ?』って聞いたら満面の笑みだったのに、
   『チーズin?』って聞いたら鬼の形相だった」

高岡「だから知らねえってば!
   何いろいろ試して反応の違い観察してんだよ」

国立「個人的にハンバーグおじさんと呼ばせていただいてます(笑)」

高岡「アンパンマンに出てくるキャラクターみたいじゃん!
   っていうかいつまでそいつの話するんだよ!」

国立「お前がかおるちゃんのこと忘れるまでだよ…」

高岡「忘れねえよ…
   少なくともこの話されても忘れられる気がしねえよ…」

国立「なんとかして忘れらんねえのかなお前…
   まあ忘れる必要はないと思うんだけどさ」

高岡「時間が解決してくれるさ…」

国立「甘ったれんなよ…てりやきソースかよ…」

高岡「まだハンバーグの話かよ」

国立「とにかくなあ、そんなめそめそしているお前を見たら…
   かおるちゃんが何て言うか!何て思うのかなぁ!?」

高岡「うっ……」

国立「お前がそのままずっとめそめそしているのなら…
   俺にも考えがある」

高岡「………」

国立「(押入れを開けながら)
   この国立式大地のパワー催眠療法マシンでお前の脳を」

高岡「うさんくさいし危ない!絶対イヤ!絶対イヤだよ!」

国立「大丈夫だよ…ちょっと頭がチクッとするだけだから(笑)」

高岡「笑顔が怖いよ!そのあとどうなるんだよ!」

国立「ちょっとチクッとして…意識が遠のいて…
   そのあと物事の善し悪しの判別が出来なくなる…かなあ」

高岡「怖すぎるよその機械!しかもそれ使ったら俺ヤバくなるだけだろ!」

国立「ただめそめそしてる今よりマシだろ…(穏やかな笑顔で)」

高岡「めそめそしてる方がマシだよ!わかったよ!わかった!
   なんとか立ち直るからその仰々しいマシンを
   早いとこしまっていただけますか!」

国立「わかったよ…しまいますよ…(チッ)」

高岡「舌打ち!?」

国立「よし、じゃあ立ち直ろう。まずは…そうだな。
   なんかこう…かおるちゃんが振り向くくらいのいい男になろう」

高岡「そんなこと言われたってどうしたらいいか…」

国立「お前が思うかっこいい男を目指せばいいんだよ」

高岡「そんなこと言われても…いまいちイメージしづらいんだよなあ…」

国立「今は悩むんだよ。精一杯悩むんだよ。そう、それはまさに
   『津川雅彦か長門裕之か、どっちにぶつがり稽古を挑むか
    悩むおすもうさん』のように」

高岡「死んじゃうよ!どっちもご老体だから!どの二つで悩んでるんだよ!
   柱にでもぶつかっとけって話だよ!」

国立「とにかく悩むんだよ!こういう時は悩め!
   そして悩んだ末に長門裕之に行け!」

高岡「行かねえよ!まだそのおすもうさんの悩みの話かよ!
   奥さん亡くして寂しい老俳優にぶつかれねえよ俺は!
   お前が変なことばっか言うからますます悩んじまうよ!」

国立「とりあえずだなあ…ここはひとつ、
   外見から入っていくってのはどうだろう」

高岡「外見から?」

国立「そうそう。今めそめそしている弱弱しいお前が
   もっと強く、たくましい外見になるように努力をしていくんだよ」

高岡「たくましく…肉体改造とかってこと?」

国立「まあそれも1つだな。肉体改造。例えば…肉体を超合金にするとか」

高岡「文字通り?!文字通り改造すんの?!」

国立「まあ超合金はな。難しいもんな。手に入りづらいし…
   あ、紙粘土にしようか」

高岡「弱そうだな!そもそもどうやったらなれるんだそれ!」

国立「そのあとは体を段ボールで覆って…」

高岡「小学生の工作か!そんな格好嫌だよ俺!」

国立「おい…段ボールの強さ見くびんなよ?!」

高岡「お前熱いな段ボールに!まず段ボールが嫌いとかじゃねえよ!
   段ボールを薦めてくるお前が嫌なんだよ!」

国立「そんなこと言ったって…強くなりたいとか言うから…」

高岡「強くなりたいからいきなり紙粘土とか段ボールに繋がるって…
   お前の『強い』の概念は一体どうなってるんだよ…
   いいよ俺自分で体鍛えたりジム行ったりするから…」

国立「あとそうだな。右腕をドリルに変えて」

高岡「お前漫画とかの見過ぎだよ」

国立「で、で、で!!
   左腕はトコロテンを押し出すアレにして!!!アレに!!!」

高岡「テンションあがってきた!嫌だよ!
   そもそもそうしても強そうには見えないしな!」

国立「で、肘に八丁味噌をつけような!!」

高岡「つけねえよ!もうわからない!
   お前の強さの概念全然わからない!」

国立「カカトにも八丁味噌つけて…おほほっ、たまらんですなあ…」

高岡「どこにたまらんところがあるか!
   八丁味噌つけていったいどうすんだよ!
   どういう意味なんだよそれ!」

国立「かおるちゃんのことを思うお前から…
   八丁味噌の匂いが『かおる』なんつって(笑)」

高岡「ダジャレじゃねえかよ!それに八丁味噌である必要性がねえよ!」

国立「『なんか味噌ついてるよ?』から始まる恋もある」

高岡「ろくな恋じゃねえなそれ!」

国立「あ、でもロックな恋ではあるかもね(笑)」

高岡「うるせえよ!ニヤニヤしながらそういうこと言うんじゃねえよ!
   もういいよ…俺自分で何とかするから…ファッションとか…」

国立「そうそう…自分で何とか悩んで答えを導き出すんだよ…
   さしずめ…そう
   『津川雅彦か長門裕之か悩んだ挙句、長門裕之に向って
    激しいぶつかり稽古を展開するおすもうさん』のようにな…」

高岡「だからさっきからのその可哀想な比喩表現は何なんだよ!
   全然心に響いてこないよ!」

国立「とにかく…お前が立ち直る日を俺は待っているよ。な!
   がんばれ!がんばれ高岡!な!」

高岡「あ、あぁ…いきなり良いこと言われたから面喰っちゃったけど…
   がんばるよ。うん」

国立「まずは今日は騒ごう!酒飲んで、騒いで、元気だそう!」

高岡「そうだな!よし、俺、なんか元気出てきた!」

国立「隣の人も呼んで、夜通し『ハンバーグハンバーグ』言いながら
   騒ぎまくろうな!」

高岡「それは嫌だよ!何でそいつも呼ぶ必要があるんだよ!」

国立「『メンチカツ』って話しかけると白目で追いかけてくるんだよ。
   そしたら一緒に逃げよう!な?!」

高岡「どういう人なんだよそいつ!怖すぎるよ!すぐ引っ越せよお前!」

国立「よし、じゃあ俺お酒買ってくるから、お前は隣の人に謝ってこい!
   うるさくしちゃってすいませんってな!な!」

高岡「…ま、まあしょうがないな。実際結構うるさかっただろうしな…
   女の人の方には行くわ」

国立「それ終わったらもう片方の人の所に
   『メンチカツ』ってちゃんと言いに行くんだぞ」

高岡「追いかけてくるだろ!嫌だよ!関わりたくないよ!」

国立「よし…行って来い行って来い!」

高岡「わかったよ…(ガチャ)
   (ピンポーン)…あ、隣の国立の友達ですけども…
   ………ッ!!!か、かおる………」

国立「相変わらず世話が焼ける男だなあ…お前は…。
   いや、たまたま隣がかおるちゃんの友達だったんだよ。
   まあ話聞いたらお互い勘違いのすれ違いみたいだしさ。
   ちょっと二人で落ち着いて話してみたらどうよ?
   たぶんまたやり直せるんじゃないかなと思うんだけど…」

高岡「く、国立…お前ってヤツは…」

国立「じゃあ、あとはお二人さんでよろしくやってくれ。
   俺はかおるちゃんの友達と二人でやることあるから。
   じゃあ行きましょうか。じゃ、バイバーイ!(ガチャッ)」

高岡「く…国立…あいつ…。かおる、本当にすまん…俺が悪かったよ…。
   もっと俺、男らしくなるよ!だから、やり直そう!うん…。
   いや、本当に俺はいい友達を持ったと思う…国立のおかげで俺、
   なんか自分のダメな所に気付かされた気がするよ…」

(外から国立と隣人の声で)
「メンチカぁあーツ!!!!!!
 あははははははははは!!!!(ダダダダダダダダダッ!)」

高岡「うん。いや、変人には変わりないけどね」 

 

 

リーベルパウンド (2/2)

氷谷:打倒コント!

古城:YES!打倒コント!

漫才勢なら負けても良い!? リーベルパウンド!

漫才/疾風の如し

 

古城:いやぁ、今更ですけども大学入試って大変でしたね。

氷谷:僕なんか寝坊して試験に遅れそうになりましたからね。

古城:おいおい、マジかよ。

氷谷:でも、そんな時助けてくれたのがセンター試験に間に合うマンなんですよ。

古城:とんでもなくピンポイントなヒーローだな!

氷谷:先ず、センター試験に間に合うマンとの馴れ初めを話したいと思いますけども。

古城:今日が結婚式とは聞いてなかったけどな!
   サクサク話を進め過ぎてちょっと置いてかれそうだよ。


氷谷:僕は前日の夜中までダーツの特訓をしてたんですけど。

古城:勉強をしろよ!レジャーに興じるな!

氷谷:それが原因で寝坊しちゃって。
   で、まぁ朝起きたら横にセンター試験に間に合うマンが居て。

古城:馴れ初めって言っただけあって大分エグイとこにいるな!

氷谷:ニッコリとこっちをずっと見てましたね。

古城:幸せそうに寝顔見てないで起こせよ!
   センター試験に間に合うマンだろ!

氷谷:それで起きて急いで支度したんですよ。
   荷物はセンター試験に間に合うマンに入れて貰って。

古城:手伝うところはちゃんと手伝ってくれるわけだな。

氷谷:いよいよ出発です。

古城:お、出発か。

氷谷:センター試験に間に合うマンが僕の背中に乗りまして。

古城:そいつが乗るの!?てっきりお前がおんぶされる方かと思ってたわ!

氷谷:そして、センター試験に間に合うマンが脱皮。

古城:脱皮!?いくらヒーローとはいえ突然過ぎるわ!

氷谷:背中から翼がグッと出て来まして。

古城:なるほど!その翼で飛んでいってくれるってワケだな。

氷谷:抜け殻を残しどこかへ飛び去って行きました。

古城:ここまで引っ張って失踪かよ!

氷谷:抜け殻の中には「今日の試験頑張ってね」という書置きが。

古城:書置きだけ残されても!間に合わなかったら頑張るどころじゃねえぞ!

氷谷:ちょっと興味あって抜け殻の中に籠ってみたんですけど。
   これが結構温かくってしばらく寝てしまいました。

古城:お前も危機感を持て!呑気に寝てる場合じゃないだろ!

氷谷:しばらくして僕が書置きを再び見るとそこにセンター試験に間に合ウーマンの電話番号が!

古城:仲間に頼んでくれという事か。

氷谷:それを見ていた両親が「今夜は赤飯だ」と言ってました。

古城:確かにモテない息子が電話番号ゲットして嬉しいだろうけども!

氷谷:でも、会った事のない女の人に突然電話をかけるだなんてねぇ。

古城:そんな事言ってる場合じゃないだろ!気持ちはわかるけどさ。

氷谷:まぁ、決心してセンター試験に間に合ウーマンに電話をかけたわけですよ。

古城:意を決して電話したわけだな。

氷谷:もしもし、氷谷と申しますけども。センター試験に間に合うようになんとかして欲しいんですが。
   あ、今日は休暇で秋葉原に行く予定なんですか。

古城:休暇って!1年に2回なのにも関わらず!

氷谷:秋葉原ということはセンター試験に間に合ウーマンはマニアウーマン!

古城:そこで韻を踏まなくていいんだよ!んで、その後どうしたのよ。

氷谷:でも、センター試験に間に合うじいさんが来てくれると。

古城:大丈夫!?じいさんでしょ!?

氷谷:暫くしてじいさんがやってきました。
   そしてセンター試験に間に合うじいさんが僕の背中に乗りまして。

古城:またそっちが乗るんかよ。なんか見た目がもう介護だけど。

氷谷:じいさんにジェット噴射機がついてまして。

古城:それでビュンビュン飛んでくわけだな!

氷谷:「ジェットスイッチオン!ああぁぁ!カツラが飛んでいきおったあああ!!」

古城:何処に装着してんだよ!

氷谷:ジェット噴射機を背中に付けて再度チャレンジ!

古城:次はキチンと決めて欲しいわ。

氷谷:「ジェットスイッチオン!ああぁぁ!ギックリ腰がああぁぁぁ!」

古城:やっぱり体ボロボロじゃないか!

氷谷:じいさんはダメだった。しかし、今度はセンター試験に間に合うキャットを呼んでくれた。

古城:おうおう、猫まで出て来たけど大丈夫なのか?

氷谷:懐くかどうか心配だったけど、無事に懐いてくれました。

古城:まぁ、懐かないよりはな。

氷谷:そして「おかしいのぅ、ワシ以外には懐かんはずじゃのに」とじいさんの一言。

古城:じいさんと血が繋がってる的なシーンいらないから!サクッと出発を!

氷谷:「猫の背中にこれをつけるんじゃ」とじいさんが巨大ペットボトルロケットを指さす。

古城:猫逃げ出すわ!チョイスミスが酷い!

氷谷:案の定猫が逃げ出しまして。もう諦めかけたその時そこになんとセンター試験に間に合うマンが!

古城:よくノコノコ戻ってきたな!

氷谷:センター試験マンは僕を背負うと思いきや膝で僕をリフティングしながら出発。

古城:ヤバいヤバい!テスト前に意識失うわ!

氷谷:走馬灯が見えました。でも、おかげでセンター試験の復習ができたんですよ。

古城:だいぶ死に物狂いだな!

氷谷:そして無事到着。

古城:走馬灯が見えてるのは無事とは言わないけどな!

氷谷:で、まぁ試験会場に着いたはいいんですけども。
   その時に上も下も英語の服だったんで。没収されて。

古城:まぁ、英語の服はしょうがないわ。

氷谷:ほぼ全裸にされましたけども。

古城:徹底し過ぎだろ!そこまで脱がさなくても!

氷谷:でも、救済措置とかいって。ダーツの矢を投げて、矢が刺さったゾーンのモノを貸してくれるそうで。

古城:まさかダーツの特訓が役に立つ時が来るとはな!

氷谷:結局タワシだったんですけども。

古城:ダーツの特訓生きてねぇじゃねえか!まるっきり無駄だわ!

氷谷:1教科目はタワシで股を隠しながら受けて。

古城:ギリッギリじゃねえか!

氷谷:それで休み時間に勉強をしようと思ってカバンを開けるとそこにはこち亀が全巻入っていました。

古城:何をぶちこんでくれてんだよ!間に合うマン!

氷谷:後で問い詰めたらついうっかりって言ってました。

古城:100巻以上あるのにうっかりな筈あるかよ!

氷谷:そして、色々あったんですけども。
   まぁ、全裸にタワシは寒いという事で。

古城:そりゃセンター試験は冬だからな。

氷谷:しかし、僕はセンター試験に間に合うマンの変身ベルトを貰っていたんですよ。

古城:いつの間にそんなモノを。

氷谷:そして僕はおもいきり叫んだんです。へーんしーん!!
   そしたら、試験中の私語は厳禁ですって連れ出されまして。

古城:試験中にやったのかよ!そりゃそうなるわな!

氷谷:「おお、変身が出来るのは我が一族のみ…やはりあの子は…」

古城:じいさんの台詞いらんわ!

氷谷:テストはそこで終了。もう散々でしたね。

古城:お前にも悪いトコはあったけどな。

氷谷:まぁ、帰ってから両親が用意してくれてた赤飯食べたんですけども。

古城:何もめでたくないわ!もういい。

 

 

炭酸電池 (2/2)

たん:俺ら、2度1位になったから、2つのネタを投稿出来て、その合計で良いらしいよ。
でん:マジで!?勝手にルール変えていいの?
たん:大丈夫大丈夫、ばれないばれない!

そう言って置きながら一つしかネタを送らなかったチキン野郎 炭酸電池!

コント/結婚前日

 

でん:よし、明日の結婚披露宴の流れをもう一度確認するとするか。

たん:友人の俺も第三者として一緒に確認してやるよ。

でん:本当か。悪いな、準備から色々と手伝ってくれて。

たん:いや全然ええがな。俺も、おととい脱皮してから暇だしさ。

でん:・・・脱皮したの?ってか脱皮すると暇になるの?

たん:さっとっととやろうぜ。

でん:気になる・・・。

   まぁまず始めは普通にゲストの入場の後、新郎新婦の入場で、その後、

たん:ちょっと待て!

でん:なんかおかしいところあった?

たん:あのさ、キャロットマンの入場を忘れてるぞ。

でん:・・・え?

たん:新郎新婦の入場の前にキャロットマンの入場を忘れてどうすんだよ。

でん:・・・誰?

たん:バカ!知らないの?

でん:知らないよ!誰だよ!人間なの? ゲスト・・?

たん:だからキャロットマンはキャロットマン!知らないのお前だけだぞ。

でん:さっぱり分からんわ・・・

たん:とりあえずキャロットマンを入場させない限り結婚式始められない。

でん:いや、そんな見知らぬ怪人みたいのを式場に入れたくないんだけど・・・

たん:ちょっと・・・キャロットマン省くと省かないではこれからの新婚生活の幸せ度が変わってくるんだから。

でん:マジで!!!? じゃあ入場させるわ・・・、誰か分からないけど・・・。

   そして、新郎新婦の紹介があり、乾杯だね。

たん:待て待て待て、キャロットマンの紹介VTRは?

でん:・・・え?紹介VTRって?

たん:キャロットマンの生涯を5分にまとめたVTRだよ。

でん:そんなのあるの!?キャロットマンの実体を知りたいが、一応俺らの結婚式だしキャロットマンで5分使うのはちょっとなぁ・・・。

たん:お前、そこにVTR入れると入れないでは、これからの新婚生活の幸せ度が変わってくるんだぞ。

でん:マジで!!!?入れるわぁ・・・。 じゃあ、そのVTRの5分が終わったら開宴の辞をやって仲人の挨拶や新郎新婦の紹介をやると。

たん:ああ、そこで俺が仲人の頭上から紙吹雪散らすのね?

でん:え?そんな計画頼んでないけど。

たん:ええ?!お前、電話で俺に頼んでこなかったっけ?

でん:いやいやいや!そんな喋ってる途中に紙吹雪散らされたら仲人に迷惑だわ。

たん:マジかぁ・・・俺が紙吹雪やって、もう一人シークレットで、渡辺がハッピーターンの美味しい甘い粉をふりかけるサプライズ用意してたのに〜。

でん:仲人を甘くしてどうするんだよ!ベタベタしてもっと迷惑になるわ。恩師なんだから止めて!

たん:わかった、今渡辺に電話して言っとくわ。

でん:頼むよ・・。

たん:あっでもあいつ今、滝でルービックキューブを流すバイトやってるから電話出れないな。

でん:何そのバイト!?まずそんな職業があるの!?気になる・・・

たん:頑張って1日5時間も流してるのに、月30万しかもらえないんだってさ。

でん:めっちゃ貰えてる!!大丈夫なのかよ、そのバイト・・・

たん:そんなことで忙しそうだから当日言っとくわ。

でん:おお・・・よろしく。

   ああ、その後にケーキ入刀だね。

たん:ケーキ入刀かよ!古すぎるだろ!今はそんなの流行って無いよ。

でん:流行って無い?いや、これは昔から伝統でしょ?

たん:お前結婚式初心者かよ・・。

でん:誰だってそうだろ!大抵の人は一生に一度しか無いわ。じゃあ最近は何をしてるの?

たん:「司会者のムダ毛剃り」だよ

でん:聞いたこと無いわ!

たん:二人で左右のワキ毛をカミソリで剃るの!二人の初めての共同脱毛だよ!

でん:やらねーよ!他人の脱毛するなんて気持ち悪いわ!!

たん:その後の新婚生活めっちゃ幸せになるけど。

でん:やるよ!!!

たん:だから「ケーキ入刀」の場所を「カミソリ入刀」に直しとけよ。

でん:絶対おかしいだろ・・・。そんで司会者お前だろ・・・。

たん:大丈夫、ワキ毛3日剃って無いから。

でん:普通そんな頻繁に剃らないわ。 でもケーキ入刀も一応やりたいんだけど・・・

たん:はぁ・・・まぁ自分の結婚式なんだし好きにやりなさいよ。

でん:だよな。じゃあ、明日木刀を持っていかなきゃ。

たん:ケーキ木刀で切るのかよ!!斬新だわ・・・、なんか古いとか言ってごめん・・・。

でん:えーと、それでその後ちょっと休憩がてらの歓談がありつつ、新郎新婦はお色直しで退場っと。

たん:お色直し・・・?何それ聞いたことないわ・・・。またまた斬新キターー!!!

でん:いやいやいやこれは誰でもやってるわ!衣装をウエディングドレスからカラードレスとかに着替えたりするんだよ。

たん:へぇ・・・ああ、あの途中で退場するやつか!

でん:そうそう。

たん:あれはお色直しとか変な名前のやつちゃうぞ!

でん:え?そうなの?

たん:新郎が僧帽筋鍛え直すために退場するんだよ。

でん:絶対違うわ!! なんで式の途中に僧帽筋なんて鍛え直す必要があるんだよ!

たん:いやこないだ行った結婚披露宴も確かそうだったよ。

でん:えぇ・・・・マジか・・・。俺、僧帽筋なんて意識して鍛えたことないわ・・・。

   じゃあ、その後は新郎の肉体改造が終わり次第入場と・・・。

たん:どんな体になって帰ってくるか見どころだな!

でん:絶対おかしいって! そんで友人のスピーチと友人の余興などがあり、

たん:キャロットマンのスピーチも!!!

でん:ああ・・・キャロットマンのスピーチも入れて、そしてここからは感動するぜ〜、みんな泣くぜ〜

たん:スピーチの後に泣く?えっと何があるんだっけ?

でん:ほら、新婦から両親へのさ、

たん:あ!新婦から両親への玉ねぎのみじん切り披露ね!

でん:違うわ!感動の手紙だわ!確かに玉ねぎのみじんぎりで涙は出るけども!

たん:感動の手紙とかすっかり忘れてたわ・・。

でん:忘れるなよ・・僧帽筋よりも見どころだろうが。

たん:それでさぁ明日この感動の手紙を読んでる途中悪いんだけど、爆弾処理班からの重大報告があるらしいから宜しく。

でん:爆弾!?恐いわ!!!んで重大報告って絶対に式場のどこかに爆弾が仕掛けられてるとかだろ!

たん:大丈夫、万が一爆発してもキャロットマンが居れば死なないから。

でん:もう凄すぎるだろキャロットマン!!ただ者じゃなそうだな・・・人参男!!

たん:お前本当に知らないの?

でん:知らないよ・・・

たん:自動車教習所で左折の時の方法習わなかったの?

でん:左折の時の方法にキャロットマン関係無いだろ。

たん:左折の時は「バックミラー⇒合図⇒サイドミラー⇒キャロットマン⇒目視」の順番で安全確認するって習わなかったの?

でん:習ってねーわ!!なんでチラッと一瞬キャロットマンを見なきゃいけないんだよ!

たん:お前、ジコるぞ・・・

でん:不吉な事言うなよ・・・!明日キャロットマンの正体が分かったら、左折の時に注意して見るようにするからさ。

たん:偉い偉い。

でん:話それたぞ!で、感動の手紙が終わったら花束贈呈だね!

たん:・・・・・・・。

でん:あっ!!キャロットマンへ花束贈呈も忘れずにね!!

たん:その時キャロットマンは産卵中や!!!

でん:待て待て待て!!人間ちゃうの!?んで、そのタイミングでなんで産卵するの!?

たん:明日の花束贈呈は産卵中の為、キャロットマンの代理でモロヘイヤ伯爵が来てくれるはずだから。

でん:モロヘイヤ伯爵って誰!!?そんで代理で伯爵ってキャロットマンどんだけ地位が高いの!!?

たん:それで閉宴の辞の後、新郎新婦、両親が順に退場して、キャロットマンの産卵を皆で見守りながら結婚披露宴終了ね。

でん:最後まで主役がキャロットマンの気がするが・・・。

たん:よし、流れは良さそうだな。

でん:不安だらけになったわぁ・・・。

たん:そうだ!結婚披露宴はこれでいいけど、結婚式は大丈夫なの?

でん:ああ、そっちは大丈夫だよ。

たん:えっと、「仏前式」なの?「神前式」なの?

でん:「豚前式」だよ。

たん:・・・え?豚の前で結婚を誓うの!?

でん:うん、豚の前で結婚誓うと新婚生活が幸せになるらしいんだよ。

たん:斬新キターーーー!! 

 

 

インタープラグ (1/1)

八神 チャンピオン大会だなんて実感ないですね。新ネタでがんばります。
綿谷 はい!初代王者は僕たちだ!

一番最初に進出が決定してるので考える期間は一番長かったはず。そう言う意味でも一番の優勝候補! インタープラグ!

コント/地球と暮らす男

 

八神 うわぁ〜・・・まだ昼の12時だって言うのに薄暗いじゃないか・・・地図によればここらへんなんだけど・・・すみません!すみませ〜ん!!

綿谷 はいは〜い!(地面から這い出てくる)

八神 ぎゃあー!下から来た!

綿谷 おいおい、「下から」じゃなくて「地球から」って言ってくれないか?

八神 は、はぁ・・・あ!もしかしてあなたが綿谷さん?綿谷ゲンゾウさんですか?

綿谷 そうですが?あなたは?

八神 あ、申し遅れました。私、サイクル出版の「月刊・地球と暮らそう」の記者の八神といいます。あと、これ名刺です。

綿谷 どうも。今日来るって連絡があった記者さんね?グズッ!(チーン!ズルズル)

八神 名刺で鼻かまれた!?そ、そうです。しかし驚きましたよ。我が編集部に直々に電話をしてインタビューしろなんておっしゃるんですから。

綿谷 いやね、私もお宅の雑誌見させてもらってるんだが、「地球とともに生きる人」を毎月インタビューしているって知ってね。私以上に地球と共存している人間もそうそういないってことで呼び出したわけだよ。

八神 わざわざFAXでご自宅までの地図を送っていただけるとは思ってませんでしたよ。では早速インタビューを始めたいんですが・・・綿谷さんのご自宅はどこですか?

綿谷 この辺一帯は我が家だが?広いだろう?

八神 ・・・思いっきり樹海ですよね・・・そもそも建物もないじゃないですか。

綿谷 ふっ、これだから素人は困るんだよ。

八神 それは何に対して素人ってことでしょうか?

綿谷 八神さんでしたっけ?いいですか?人間は何も家に住む必要なんてないんです。雨を防ぎ、風を防ぎ、寒さと暑さをしのげれば天井も壁も床も何もいらないのです。

八神 急に口調が変わった・・・それにしてもこの辺りには雨風を防ぐようなものはありませんが。

綿谷 防げなければ、それに耐えうる丈夫な体を作ればいい。人は物に頼りすぎているんです。そこにある物を自分に合わせるのではなく、自分がそこにある物に歩み寄ることが大切なんです。グズッ。

八神 地球とともに生きてますね。風邪気味だけど・・・『樹海に住む男』と・・・。

綿谷 まあ、立ち話もなんだし、そこの椅子に座れや。そこの切り株。

八神 おぉ、天然の椅子ですね。

綿谷 俺が座りたいがためにそこにあった木を切り倒しただけなんだが。

八神 えぇ!?切り倒したの!?全然歩み寄ってないじゃないですか!

綿谷 座り心地はいいよ?おれはそこらへんで拾ったMyパイプ椅子があるから。

八神 切り株使ってないんですね!?木にとってはとんだ迷惑だよ!

綿谷 いやぁ〜、切り倒したはいいけどそこで満足しちゃってねぇ〜。

八神 悪魔だ・・・と、とりあえずインタビューを始めますね。綿谷さんは今お幾つですか?

綿谷 今年でもう76になるかな。

八神 本当ですか?見えないなぁ〜!

綿谷 おだててもフケしか出ないぜ。

八神 汚っ・・・でもお若いですねぇ〜。

綿谷 そんなことないって。じゃあ最初見たときいくつくらいに見えた?

八神 そうですね、正直最初は顔中土だらけだったんでよくわからなかったですけど、60歳くらいかと思いましたよ!

綿谷 そうかぁ〜・・・本当は49歳なんだけどね。

八神 はい?

綿谷 だから、本当は今年の6月で50歳になるの。

八神 何でウソついたんですか!?しかも年食ってる方に!

綿谷 いや雑誌の見出しとかでもさぁ、「大自然とともに生きている老人」の方が「大自然とともに生きている中年」よりも格好良くないか?

八神 そんなことでわざわざ30歳近くもサバ読まないでくださいよ!大体キャッチコピーに「中年」なんていれないですから!

綿谷 そうなのか・・・私の顔、何歳くらいに見える?

八神 まあ、50歳くらいかなぁ・・・?

綿谷 ・・・いいんだよ、無理しないで。

八神 確実に無理させましたよね!?私もさっき60歳くらいに見えるっていった手前フォローしたいですけど!

綿谷 いや、いいんだ。いつの時代も年上好きの女は多いし。

八神 その立ち直りも無理やりですね・・・では、次の質問なんですが、お仕事は何をされているんですか?

綿谷 もう定年だよ。

八神 ウソつけ!さっき49歳って言ってたじゃないですか!

綿谷 うちの会社は42歳で定年退職っていうシステムだったんだよ。

八神 変わった会社だ」。

綿谷 とりあえず職業は『大自然とともに生きている老人』ってことにしてくれ。

八神 ・・・『大自然とともに生きる無職中年』・・・と。

綿谷 ん?ちゃんと書いた?

八神 えぇ、もちろん・・・ではここからが記事の目玉になるんですけど、綿谷さんがこの生活を始めたきっかけというものは何ですか?

綿谷 あぁ、私も昔は君のように素人でね。会社と自宅を往復する退屈な生活を送っていたんだ。

八神 なるほど・・・何の素人かは分かりませんが。

綿谷 そんな私にも妻がいてね。結婚してからもう15年も経とうとしていた。だが、私が定年を迎えるとどういうわけか生活が苦しくなったんだ。

八神 そりゃあそうですよねぇ〜・・・そのときまだ42ですもの。それまでの貯蓄で生活するのも苦しいですよね。

綿谷 あの会社には大分世話になったからな・・・私にはいつも外の景色が見れるようにと窓際の席を勧めてくれたよ。

八神 窓際族ってやつですね・・・定年っていうかリストラの匂いがしてきたぞ。

綿谷 あのさ、漫画の主人公って大体窓際の席になるよね?それで、なんか外で体育の授業を受けてるマドンナに見とれてたらチョークが飛んできて・・・

八神 何の話してるんですか!?

綿谷 やっぱり、廊下側だと教室内の掲示物とか描くのめんどくさいのかな?

八神 それで、今は奥さんとは別居中ですか?

綿谷 華麗にスルーしたな。まあ、妻とは別居中だが連絡は取り合っているよ。妻は会社の同期でね。同い年ということもあって意気投合したんだ。

八神 なるほど・・・ちなみにお子さんは?

綿谷 ちょうど君ぐらいの娘がいるなあ・・・ちなみに君はいくつだい?

八神 僕は今年で27歳です。

綿谷 本当は?

八神 いや、嘘はついてないですよ!「年齢で嘘をつく」って考えがあるのは何で!?

綿谷 そうか・・・まあ、妻も言ってたよ。「セイコも高校受験で忙しいから連絡しないでちょうだい!」ってね。

八神 中学生かよ!全然俺くらいじゃないじゃないですか!

綿谷 私から見たらみんな同世代だけどねえ。

八神 いやいや、干支1周分の差があるのに同世代って広すぎますよ!しかも奥さんから煙たがられてるし!

綿谷 何だ君?もしかして私の娘を狙っているのかね?

八神 してませんよ!大体14,5歳の女の子に手を出すような男じゃないですからね!?犯罪じゃん!

綿谷 じゃあ、妻を狙って・・・

八神 あり得ねえよ!奥さん49でしょ!?てかこんな話をしに来たわけじゃないんですよ!

綿谷 ああ、そうだったな。すまんすまん。で、やっぱりチョーク投げるのはどうかと思うんだが・・・

八神 もっと関係ねえよ!地球と暮らしている男の生活を見たいんです!

綿谷 そうだった!思い出したよ!

八神 お前が取材に来いって言ったんだろ。

綿谷 じゃあ私の1日の生活を紹介しよう。

八神 お願いします。まず朝は何時頃起きていますか?

綿谷 何を馬鹿なことを・・・私は時間という概念に縛られたくはないから時計などない。素人にはわからないかもしれないがね。

八神 素人・・・いや、もういいや。

綿谷 私は日の出とともに起きているよ。

八神 なるほど・・・ちょっと待ってください。ここって樹海のど真ん中だから日の出とか確認できませんよ?

綿谷 で、次に朝食だが・・・

八神 さては起きたい時間に起きてるだろ!?だからさっき地面に潜ってたのか!

綿谷 朝食は基本自給自足。

八神 自給自足?畑とか耕したりしてるんですか?

綿谷 その辺に生えてあるキノコとか食ってるよ。

八神 それって危なくないですか?

綿谷 たまに派手な色のキノコを食べて体がでかくなったり、1upしたりするよ!ハハッ!

八神 ・・・。

綿谷 カートに乗ってたら加速できるんだよねぇ?

八神 ・・・。

綿谷 ・・・近くにファミリーマートがあるんでそこで買って食べている。

八神 やっぱり嘘か!何が自給自足だ!よく見たらそこら中ファミチキの包み紙だらけじゃねえか!地球と生きるどころか環境問題に発展してるぜ!!

綿谷 地球と生きる私としてはこの森の木々が生活の糧となっている。これらを大切にしなければならない。

八神 ゴミを捨ててるくせに。

綿谷 例えば、この木に声をかけてみたりする・・・そうか・・・なるほどねぇ。

八神 木と会話ができるのか?はたから見たら変人だ。もうすでに手遅れだけど。

綿谷 ・・・うん、そうか・・・あ、それはごめん・・・君の母さんを切り倒しちゃって。

八神 さっきの切り株の子供!?

綿谷 ただあれは仕方がなかったんだ。

八神 何だこの展開は?

綿谷 僕がどうしても椅子がほしかったもんで。

八神 理由になってねえよ!!何にしたってパイプ椅子使ってるし!!

綿谷 ああ、あいつの方が座り心地が良いんだ。文字通り乗り換えたってことさ。

八神 開き直ってえらいこと言いだしたよ!あんまりうまくないし。

綿谷 とまあ、こんな感じで木とはコミュニケートを取らなければならない。

八神 いや取れてねえよ!めっちゃ文句言われてましたよね!?

綿谷 で、夕暮れとともにここで眠る。

八神 いや、夕暮れも分かんねえだろ真っ暗なんだから!

綿谷 で、さっき見たくあそこにある布団で眠る。

八神 布団って地面に潜ってるだけですよね?そのまま窒息して死ねばいいのに。

綿谷 まあ、こんな1日を送っているわけだ。

八神 要は起きたい時間に起きて、コンビニ行って、木に話しかけて、寝たい時間に寝てるわけですね・・・編集長に何ていえばいいんだ。

綿谷 さて、もう取材はいいかな?

八神 だからそっちが呼んだんだろって・・・では最後に、この生活のつらいところ、楽しいところをお願いします。

綿谷 つらいところ・・・まあ、人と会えないところかな?

八神 まあ、樹海の奥深くですからね。

綿谷 楽しいところ・・・まあ仕事しないでいいところだね。じゃあ、もう寝るわ。(地面に潜る)

八神 ・・・。

 

 

<月刊地球と暮らそう第45号>
『今月のインタビュー 地球とコンビニに頼って生きる男(50歳無職)!
富士の青木ヶ原樹海に暮らす綿谷ゲンゾウ氏(50)は、8年前に会社からリストラ通告を受け、たっ
た一人で生きてきた。
家庭を顧みず(っていうかどうしようもなく)自分の生き方をする男を徹底取材!

 

 

雑誌の販売から数日後、新聞の社会欄に『A樹海にて、ホームレスを保護』という小さな記事が載ったのだった・・・。

 

 

後藤○○ (1/1)

○○:あえて1番自信があるというよりも1番好きなネタを持って来ました!

後藤:でも優勝狙ってない訳じゃないんです!ホントなんです!信じてください!

○○:そんな疑われてないと思う。

まぁこう言っておくのが一番の免罪符ですよね 後藤○○!

漫才/ゲーム紹介

 

○○:どうもーー!後藤○○です!よろしくお願いしまーす!

後藤:いやー俺さ、皆さんのイメージ通り趣味はゲームなんだよ。

○○:別にイメージ通りじゃないけどね。皆さんお前にあんまイメージ持ってないと思うから。

後藤:すいませんね芸人が予想裏切らなくて。

○○:だからそんな予想してねぇって。

後藤:これから頑張りますから。

○○:そういうの言わなくていいんだよ。

後藤:それで俺今までハマッたゲームいろいろあるから、皆さんに紹介したいんだよ。

○○:ああお前が今までハマッたゲームを?

後藤:俺1番の夢が一週間サイクルバトルチャンピオン大会でゲームを紹介することなんだよ。

○○:スゲェピンポイントな夢持ってたんだな。

後藤:5年前からずっと夢なんだよ。

○○:企画始まってねぇよ。予知能力あんのか。

後藤:なんで今日はゲーム紹介します!

○○:ああ夢が叶うんだ。

後藤:まず俺がハマッたのがドラクエね。

○○:ああこれは誰もが知る名作ですよね。

後藤:略してドエね。

○○:略さなくていいんだよ。ドラクエ略された状態だから。

後藤:これなにがいいかって言うとね。フフッあのね。フッ、スライムが、フフッフフフッ青いの。

○○:そこ!?

後藤:フフハハハハハハハハ

○○:そんな笑うとこじゃねぇだろ!

後藤:もう、やめてよ...

○○:俺なんもやってねぇよ!お前がスライムの色思い出して爆笑してるだけだろ。違う他にもっといいとこあるでしょ!

後藤:ま他にって言われてると特にないんだけど。

○○:ないのかよ。どこがハマッたんだ。

後藤:後ハマッたのがファイナルファンタジー。

○○:ああこれもドラクエと並んで有名なゲームですよね。

後藤:略してルジーね。

○○:そこ取る?ファイナルファンタジーからルジー?

後藤:ルジーって凄いたくさんシリーズ出てるんですけど特に好きなのが、1+3と9−4と4+2が好きなんですよ。

○○:.四五六って言えよ!

後藤:ただゲーム雑誌のアンケートによると5236÷748が1番人気らしいんですけど。

○○:..7ね!どうだ俺の計算の速さ!

後藤:ルジーはストーリーが良いんですよ。全部はとても話せないんで一部を話しますね、
パロムとポロムって双子の魔法使いが石になってみんなを助けるんですよ。 ..

○○:..え終わり!?一部過ぎるだろ!

後藤:ねー感動ですよねー。

○○:それだけで感動出来るか!

後藤:ちょっと、すいません...

○○:泣いてんじゃねぇよ!よくそんな一部話しただけで泣けんな。違うそんな一部じゃ伝わんないからさ、他に紹介するとこないの。

後藤:後ハマッたのがポケモン。

○○:わあまさかの無視。

後藤:略してポケモンね。

○○:略してねぇじゃねぇか。まあ略されてるからいいんだけど。

後藤:151匹全部のポケモン集めたくて頑張ったもんですよ。

○○:ああそれはやった人多いでしょうね。

後藤:俺もやっと後1匹のとこまで来たんだけど。

○○:まだやってんのかよ!

後藤:プレイ時間2000時間超えたんだけど。

○○:スゲェやってんな!なにが見つかんねぇんだ。

後藤:ピカチュウがどうしても。

○○:メジャーなとこだな!逆に奇跡だろ。

後藤:後ハマッたのがタクティクスオウガ。ああこれゲームファンにはかなり有名な名作なんですよ。

○○:なんで俺の分まで言ったんだよ!俺の役割奪うな。

後藤:これもいいシーンが多いんですよ。なんでちょっとここで誰もが知るあの名シーンを再現したいと思います。

○○:名シーン?

後藤:ベルダッ! わが友よッ!おまえの怒りを、このオレにッ ...ねぇ〜

○○:ねぇじゃねぇよ!なんだそのシーン!

後藤:育ててるグリフォンをやられた時にガンプが言う有名なセリフですけども。

○○:知らねぇよ!

後藤:その年の流行語大賞にもノミネートされましたけども。

○○:されるか!ガンプ以外どうやって使うんだよ!

後藤:待ち合わせに遅れて『おい今何時だと思ってんだよ!』『ベルダッ! わが友よッ!おまえの怒りを、このオレにッ』

○○:使うか!なに相手の名前ベルダにしてんだよ。

後藤:後他にタクティクスオウガのいいとこって言うと160個くらいあるんですけど。

○○:スゲェあんな!

後藤:話すと多分ですけど長くなるんでやめときます。

○○:絶対長くなる。良かったやめてくれて。

後藤:後ハマッたのがファイヤーエムブレム。

○○:ああこれも熱狂的なファンが多いんですよ。

後藤:おそらくここにいる方誰も知らないだろうと思いますけども。

○○:そんなことないだろ。結構有名だぞ。

後藤:知ってたとしても『あんなのクソゲーだよ!』って言うでしょうけど。

○○:そんなことないって!

後藤:俺は!誰がなんと言おうと!ファイヤーエムブレムが好きなんです!

○○:だから誰もなんも言ってねぇんだよ!

後藤:いーや違うそこが良いんだろ!

○○:誰と会話してんだよ!なにが聞こえてんだ!

後藤:かかって来いオラ!

○○:誰もお前に敵対してねぇんだよ!

後藤:ファイヤーエムブレムが好きだあ!!

○○:うるせぇよ!

後藤:ドエの次に好きだあ!!

○○:ドラクエに負けてんのかよ!好きなとこ色だけのゲームに!

後藤:ハトに巻かれたバンダナを見て生きる希望が沸いてくるんですよー!!

○○:なんで急にもっかいファイナルファンタジーの一部話したんだよ!

後藤:ちょっとすいませんー!!

○○:泣くんじゃねぇよ!キレながら泣くってどういう状態なんだよ!

後藤:ピカチュウどこに居るんだあ!!

○○:知らねぇよ!ネットで検索しろ!

後藤:ザクだからってなめるな!!

○○:..それなんだよ!!絶対タクティクスオウガ来ると思ったら知らないの来てビックリしたよ!
ホントお前急になんなんだよ!むかつくな!

後藤:ベルダッ! わが友よッ!おまえの怒りを、このオレにッ 

○○:ベルダじゃねぇよ!もういいよ!どうもありがとうございましたー!

 

 

ライジングブルー (1/1)

青:チャンピオン大会ですけども。
昇:ええ。
青:張り切っていきたいと思います。
昇:男女の切ない恋心をイメージした絵画なんで、伝わってほしいです。
青:そういうのではないです。

芸術的な彼らのネタは優勝することができるのか ライジングブルー!

漫才/節分

 

青:どーもよろしくお願いします。

昇:チャンピオン大会よろしくお願いします。
  いきなりですけど、2月3日といったら節分じゃないですか。

青:節分ですね。 今年はもう過ぎちゃいましたけど。

昇:ただ今年もそうなんですけど、節分というと恵方巻きの方がクローズアップされてる感じがしませんか?

青:あー、確かに恵方巻きのイメージは強いですね。 でも2月3日はまだ豆まきが基本じゃないんですか?

昇:そう、やっぱ節分は豆まきなんですよ。 だから来年こそはきちんと豆まきしようと思ってて。

青:へーまぁちょっと気が早すぎる気もするけどいいんじゃないですか。 
  鬼は外、福は内とか言って楽しくやったらいいと思いますよ。

昇:ん? 今なんと?

青:いや、だから豆まきは鬼は外、福は内とか言いながらやったらいいんですよ。

昇:あのですね、そこで今悩んでるんですよ。

青:悩んでる? あ、終わった後に豆を片づけるのが面倒とか?

昇:いや、そういうのじゃなくてですね、あなたは「鬼は外」を先に言うタイプですか?

青:え? まぁタイプとか言われるとあれですけど・・鬼は外が先じゃないですか?

昇:そうですか。 でも仮に先に鬼は外を唱えて豆を撒いて、実際鬼が出て行ったとするじゃないですか。
  すると今家の中は鬼も福もない状態なわけですよね?

青:まぁ言ったらそうですよ。 まだ福を内に呼んでないですからね。

昇:昔何かで見たんですけど、人の体っていうのは或る程度悪い物を持っておいた方がかえって良いみたいことを聞いた気がするんですよ。
  菌を無くしすぎて清潔にしすぎるとむしろ抵抗力がなくなって病気になりやすい、みたいなことだったと思うんですけどね。
  その考え方で行くと、福は内を言うまでの間、我が家はまさにその抵抗力がない状態になるわけですよね?

青:え?

昇:だから、そこらへんを考えると正直「鬼は外」を先に言うことに若干ためらいがあるんですよね・・・。

青:いや深く考えすぎだろ! 抵抗力どうこうの話持ち出すほどの行事じゃないけどね!
  でもそんなに抵抗あるんなら「鬼は外」の後間髪入れずに「福は内」を言えばいいんじゃないの!?

昇:でも鬼は外の後は豆を撒かなきゃいけないルールだろ! 1ターンで2つ言うのは反則なんだよ!

青:そんな正式なルール無ぇわ! なんだ1ターンて! 1ターン1台詞1撒きとかいう規則あんのかよ!

昇:「鬼は外!」で相手が豆を撒くんだと思わせて「福は内!」って言うのは卑怯なフェイントだろ!

青:相手ってなんだよ! 誰を引っかけたんだよそのフェイントで!
  ・・じゃあフェイントがダメなら「鬼は外福は内!」っていう1つのフレーズとして扱えばいいんじゃねぇの!?

昇:そんな長い台詞一気に言ったら息切れして豆撒けないだろ!

青:それは体力次第だよ! 福を呼びたいという気合いでそこはなんとかしろ!

昇:まぁ百歩譲って豆を撒いたとしようや!でもその撒いた豆が持つパワーの所有権は「鬼は外」と「福は内」のどっちに帰属すんだよ!

青:堅苦しい言い方だな! 所有権とか節分にふさわしくないだろ!

昇:俺の知らないところで鬼は外と福は内が法廷で決着付けたらどうすりゃいいんだよ!

青:なるかそんな裁判沙汰に! 「鬼は外」ってそんな自由に行動できんのか! 単語が訴訟しちゃってんじゃねぇか!
  裁判されたくなかったら一気に2回分の豆を撒いてパワーを均等に振り分ければいいんじゃないでしょうか!

昇:だからルール覚えろよ! 「鬼は外福は内」っていう1つの単語に対して2回分の豆を撒くのは反則だろ!

青:ルールってなんだよさっきから! そんなぎちぎちに縛られた豆まきする習慣ないんだよこっちには!

昇:とにかく、これで鬼は外を先に言ったらダメっていうのがはっきりしたな。

青:別に関係ないと思いますけどね・・・。 でもそんな気にするならいっそ「福は内」から言い始めたらいいんじゃないの?

昇:うわ・・・

青:うわって何だよおい。 そういう逆転の発想でしょうよ。

昇:安易なのよ安易。じゃあ仮に「福は内」って先に言ったとするだろ?
  先に福を呼んだら今家には福と鬼が鉢合わせ状態になるだろうがよ!

青:なるよ! なっても福が鬼と戦って勝てばいいだろうよ!

昇:鬼が優秀な弁護士雇ってたらどうすんだよ!

青:そこも裁判かよ! 戦えよ力ずくで! 鬼はこん棒持って福はなんか勝てそうな戦法使ってさ!

昇:直接戦っても鬼が勝つ可能性が高いんだよ!
  鬼ってのはイメージできるけど福ってなんか実体なくてぼわっとしてるだろ?     ・・・そゆこと!

青:どゆことだよ! そゆことで納得いくとでも思ったんか!
  実体とか関係なくすぐに「鬼は外」って言えば鬼も出て行くだろ! お前が援護して鬼を追い出すべきじゃねぇのかよ!

昇:鬼は外って言ってるその間に鬼が福を打ち負かしたらどうすんだよ! そこが甘いんだお前は! あずきか!

青:豆で例えるな! 節分だからって豆で例えようとするな俺を!
  福が打ち負かされたらまた「福は内」って言い直せばいいだろーよ! それを繰り返せば鬼も連戦の疲れでいつか負けるだろ!

昇:・・お前実際にやってみるのを想像してみろや!
  福は内! ・・・福は内! ・・・福は内! ・・・おn・・福は内!  
  こんなんやってたら周りに「あいつ欲張りだ」って印象もたれちゃうよ!

青:誰に見られて豆まきしてんだお前は! 一人でやってたらそんなん気にしないで済むから一人でやれ!

昇:ダブルスの場合もあるだろ!

青:無ぇよ! そもそも豆まきにシングルスとかそういう概念が無い!

昇:とにかく福は内連呼は俺にも罪悪感が生まれるから避けたいんだよ。 とりあえず交互にいきたいみたいなのあるだろ!

青:・・・何を交互にするんだよ!? 物によるよ交互に行くかどうかは!

昇:生姜焼き定食でご飯とみそ汁を交互に行きたいみたいなのあるだろ!

青:生姜焼き食えや!! 何でメイン放置で質素に攻めるんだよ! 三角食べをしろ三角食べを!

昇:・・・あ、黒豆定食でご飯とみそ汁を・・・

青:いいよいちいち豆にしなくても! さっきから勝手に節分にちなんでるけどもよ!   黒豆定食とか修行僧の食事じゃねぇか!
  何だお前の豆まき難しすぎるわ! 結局どうしたいんだよお前は!

昇:いや、ひとつ妥協案というか、アイディアは持ってるんだ。

青:豆まきに妥協案っていうのも変ですけどね。 ちなみにどういう方法よ?

昇:最初に鬼は外って言って豆を撒くんだけど、そこで鬼を全滅はさせない。 少し残す。

青:少し残すの?

昇:そんで、少し残った鬼を福は内と鉢合わせにしてやっつける。 どう?

青:・・・いや微妙だろ。 福は内って言う前に鬼が戻ってきたらどうすんの?

昇:いや、そこは・・・うまくごまかして戻ってこないようにする。

青:いやそんな方法使ったらずるいわ! じゃあさっきまでのお前の反論もそれで片づくじゃねぇか!

昇:片づきません。

青:あしらうな! きっぱりごまかすな! お前の考えも絶対おかしいからな!
  第一少し残した鬼と福を戦わせてやっつけるって言うのもおかしいよな! 裁判で決着付けるんだから鬼の数関係ないよな!

昇:いや、2月3日は裁判所が定休日だから・・・

青:じゃあ今までの裁判の話も全部定休日でチャラだよ! お前の言い訳で今までの俺の提案ありになってきてるわ!

昇:さっきの話を掘り返すなよ! じゃがいもか!

青:もはや例えが豆になってねぇよ! 芋は関係ねぇだろ!

昇:とにかく今問題なのはどうやって残しておく鬼を選抜するかだろ!

青:絶対そこ以外に重大な問題残ってますよね! 答えて下さいそこに!

昇:わかったよもうわかったよ! そこまで言うならお前の判断に任すよ! なんだ寄ってたかって!

青:急に任された! 俺しかいねぇから寄ってもたかってもねぇけどよ。 ということは俺の考えの方が良いって認めるってこと?

昇:いやそうじゃなくて、鬼を残す方法をお前に選んでもらおうかと思って。

青:そこじゃねぇだろうがよ! そこに俺の意思はさんでもらっても嬉しくねぇんだよ!

昇:裁判で決めるか、それともクイズ大会で決めるか・・・

青:どっちも選びたくねぇわ! 鬼同士も裁判すんのか! 定休日だぞ!

昇:それは2月2日に裁判してあらかじめ決めるにきまってんだろ!

青:何強く反論してんだよ! あらかじめ逃げる鬼決めてたら八百長じゃねぇか! 節分を八百長でさせるんですか!

昇:じゃあクイズ大会か!

青:そもそも何で対抗馬がクイズなんだよ! こん棒で早押しボタンぶっ壊れるわ! 大会にならんよ!

昇:なんだ結局ダメだダメだばっかり言いやがってよ! じゃあここも俺が決めるわ!

青:いいよ決めちまえお前が! 俺はどうせ例年通りの節分をするから関係ねぇよもう。

昇:残る鬼、逃げる鬼は・・・鬼ごっこで決めます!

青:ごっこになってねぇ! いいかげんにしろ。

両:どうもありがとうございました。

 

 

パズルロジック (1/1)

丘山: サイクルバトルTVをご覧の皆さんこんばんは。パズルロジックです。
藤滝: 今回我々の曲がベスト10に入ったということで、ありがとうございます。
福谷: 今度のは、親子の愛について歌ったものです。
吹田: では新曲聞いて下さい。どうぞ。

4人の力で優勝なるか パズルロジック!

コント/親父の訃報

 

次男(職業、コック): もしもし。何だ、母さんか…え!?親父が死んだ!?わかった!すぐ行くから!

 

 

 

 

 

 

 

次男: …母さん、親父は!?…ここ?
    …何でこんな時に……もうすぐ一郎兄さんの結婚式だっていうのに。
    …え?あぁそうなんだよ。急に連絡きたからさ、とりあえず着替えもしないで急いで来たんだよ。
    …一郎兄さんは?まだ来てないの?三郎も四郎も来てないの?そうか…。

 ドタドタドタドタドタ… ガラッ

長男(白タキシード): 親父!?……俺の結婚式、あんなに楽しみにしてくれてたのになぁ…。

次男: …あっ兄さん!
    ……兄さん、何その恰好?

長男: いや、もうすぐ結婚式だからさ、ちょっと予行演習で着てみたところにちょうど連絡来たから、
    もう急いでこのまま…。

次男: 不謹慎だろ!着替えてこいよそれは!

長男: こういう電話がきたのに、悠長に着替える方がよくないだろ。

次男: …いやでもそれは着替えていいだろ!
    え?何?その恰好で電車乗ったの?

長男: 乗ったよ!すげージロジロ見られたよ!しょうがないだろ急いだんだから!
    それにお前だってそんなコスプレして来てんじゃねーかよ!

次男: 誰がコスプレだよ!?それに俺は電車乗ってませーん!走ってきましたー!

長男: あーそうかいそれは俺が悪ぅございました!

 ドタドタドタドタドタ… ガラッ

返り血を浴びている三男: 親父ー!…この間まであんなに元気だったのに…。

次男: 三郎!何だよその恰好!?

三男: 今度出る舞台の練習中に突然連絡が来たから、とりあえずこのまま…。

次男: 着替えてこいよお前!返り血って何だよ返り血って!?

三男: しょうがないじゃん!役なんだから!
    そんなこと言ったら兄さんだって、そのコック帽には今まで調理した肉や魚の血がしみ込んでるわけでしょ。

次男: 気持ち悪い言い方すんな!しかもしみ込むにしても帽子じゃねーだろ!

三男: それに兄さんたちと違って俺着てるものは普通だからね。
    ただ返り血浴びてるっていうだけで。

次男: そこが1番まずいんだよ!
    よりによってその衣装ねーよ!警察か救急車呼ばれるよ!

三男: 呼ばれたよ!事情を話したらパトカーで送ってくれたよ!

次男: 乗るなよ!傍から見たら現行犯で連行されてるようにしか見えねーよ!

長男: …お前らこんな時に何言ってんだよ。

次男: 兄さん…。

長男: 返り血で周りの人がちょっと驚くくらい、なんてことないだろ。
    タキシードで電車乗ってる間ずっとヒソヒソされる俺の気持ちが分かるか?

次男: なんかごめん。

 ドタドタドタドタドタ ガラッ

四男(白装束・おでこに三角の布): 親父ー!…マジかよ。ホントに死んだのかよ。

次男: 何だよ四郎、その恰好!?お前の方が死んだっぽいぞ!

四男: 遊園地でバイトしてる時急に呼ばれたから、このまま来たんだよ。

次男: 着替えろよ!その恰好で外歩いたのかよ!?よく警察に声かけられなかったな。

四男: かけられたよ!「見えるんですか?」って言ったらサーッと逃げてったよ。

次男: やめんか!っていうかそれで逃げる警察もどうなん!?

四男: それで親父は何で死んだの?
    …見たところによると三郎兄さんが刺したの?

三男: 違うよ。本物の返り血じゃないよ。なめてみ。

四男: いいの?

次男: 「いいの?」じゃねーよ!なめさそうとすんなお前も!

四男: なぁんだ。二郎兄さんの包丁で、三郎兄さんが刺したんじゃないのか。

次男: そんなことに包丁使わすか!

四男: 結果親父が今の俺みたいになったと。

次男: 不謹慎だろ!やめろ本当そういうの。

四男: わかったよ。……でもこれから、俺の大学費用どうすんだよ?

長男: …お前、何こんな時に自分の心配してるんだよ!あ〜、結婚式の案内状全部作り直しだ。

次男: 結局兄さんも自分の心配じゃねーか!

三男: そんなことより、みんな白い恰好なのに俺だけ返り血の分仲間はずれだ。

次男: 一番どうでもいいよ!………………はぁ。

長男: …こんな時に喧嘩してる場合じゃないな。…しかし、突然倒れるなんて…。

4人: …。

 

長男: …ところで母さん。みんな集まったところで聞きたかったんだけど。
    突然倒れたっていうのはわかるんだけど……何で親父はこんな恰好してんの?

    …え!?…俺の結婚式でやるつもりだった宴会芸の練習中に…?

4人: (…死んでよかった)

 

 

偽りPercussion (1/1)

霜山:見やがれ、一年が一週間を支配する様を
橋本:大きな頂点に立ちたいです

56週間=1年ということは、他者より実力は56倍!? 偽りPercussion!

コント/移動許可

 

(ダンボールで出来たロボットと体育座りをしている男がトラックの荷台の上で向かい合っている)

 


橋本(ロボット):もう一度言うよ!キムチとブルーハワイ、君の好きなのはどっち?好きな方を答えてね!

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:もう一度言うよ!キムチとブルーハワイ、君の好きなのはどっち?好きな方を答えてね!

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

   もう一度言うよ!キムチとブルーハワイ、君の好きなのはどっち?好きな方を答えてね!

   もう一度言うよ!キムチとブルーハワイ、君の好きなのはどっち?好きな方を答えてね!

   もう一度言うよ!キムチとブルーハワイ、君の好きなのはどっち?好きな方を答えてね!

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:もう一度言うよ!キムチとブル


ガチャ(運転席のドアが開く)

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

長塚:・・・・・・・・・・・・霜山さん。

霜山:は、はい。

長塚:早く選んでくださいよ。

霜山:・・・・・・・・・・・・はい、すみません。

長塚:・・・・・・・・・・・・チッ。


バタン


霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:もう一度言うよ!ここにあるのはキムチとブルーハワイ、君の好きなのはどっち?好きな方を答えてね!

霜山:・・・・・・・・・じゃあ、キムチで。

橋本:ええぇぇ〜キムチ?ブルーハワイにしない?

霜山:い、いや、キムチで。

橋本:ええぇぇ〜キムチ?ブルーハワイにしない?

霜山:いえ・・・・・・キムチで。

橋本:ええぇぇ〜キムチ?ブルーハワイにしない?

霜山:いえ・・・・・・辛い物が好きなのでキムチで・・・・・・・・・。

橋本:ええぇぇ〜キ


ガチャ


長塚:・・・・・・・・・・・・・・・・・・霜山さん。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?

長塚:空気読んでくださいよ。

霜山:いや、キムチとブルーハワイ好きなのはどっちって聞かれたんだから、好きなほうを答えるんじゃないんですか?

長塚:そうなんっすけど今回はちょっと・・・・・・・・・。

霜山:どうしてキムチを選んではダメなんでしょうか?

長塚:・・・・・・・・・朝飯キムチだったんですよ。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・在庫切れだと?

長塚:そういう事です。

霜山:はぁ・・・・・・・・・。

長塚:それじゃあ、頼みますよ。


バタン


霜山:キムチ選択肢から外しとけよ・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:ええぇぇ〜キムチ?ブルーハワイにしない?

霜山:・・・・・・・・・・・じゃあ、ブルーハワイで。

橋本:はぁ〜い、かしこまりましたっ!それでは僕のお口にコップを当ててねっ!

霜山:コップって、さっき配られたこの靴下の事ですか?

橋本:そうだよ!布コップだよ!

霜山:・・・・・・・・・・・・絶対水吸うだろ・・・・・・。

  (靴下を口元に置く)

橋本:それじゃあ、放出開始!


     (口からブルーハワイが出る)

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:(口からブルーハワイが出てる)

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:(口からブルーハワイが出てる)

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:(口からブルーハワイが出てる)

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:(これでもかという位に口からブルーハワイが出てる)

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:(ダンボールが軽くふやけているのにブルーハワイが出てる)


ガチャ!


長塚:霜山さん!!

霜山:は、はい、何でしょう?

長塚:溢れてるんだったら止めてくださいよ!!靴下取ったらすぐ止まるんですから!

霜山:・・・・・・す、すみません。

長塚:たくもう・・・・・・おい!止めろ!!止めろ!!

橋本:(ダンボールを脱ぐ)えっ?うわっ、ビチャビチャだ!

霜山:・・・!!

長塚:お前も溢れてる事ぐらい感覚で気付けよ!!この仕事始めて1ヶ月目だろ!!

橋本:そんな、ムチャ言わないでくださいよ!!ダンボールで前が見えないんですから!!

長塚:とりあえず、ブルーハワイ代は給料から引いておくからな!!

橋本:そんな!

長塚:うるさい!高級ブルーハワイを無駄にしやがって!!今度失敗したらマジでクビにするからな!!


バタン!


橋本:・・・全く、なんて自己中なんだろう・・・・・・霜山さんもそう思いません?

霜山:はぁ・・・・・まあ・・・・・・。

橋本:・・・・・・さあ、続きやりますか!お互い頑張りましょうね!

霜山:は、はい・・・そうですね・・・・・・。

橋本:(ダンボールを着る)

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:さあ、ブルーハワイを手にとって!!

霜山:・・・・・・はい(ブルーハワイを手に取る)

橋本:そしたらブルーハワイを履いてみて!!

霜山:・・・・・・・・・えっ?はい・・・・・・・・・(ブルーハワイを履く)

橋本:どんな気分?

霜山:・・・・・・・・・じっとりして気持ち悪いです。

橋本:ロマンチックに言えば?

霜山:・・・・・・・・・水の靴を履いたような気分です。

橋本:もっとロマンチックに言えば?

霜山:・・・・・・・・・海の上に立っている気分です。

橋本:バイオレンスに言えば?

霜山:・・・・・・・・・足が・・・・・足が!!・・・・・・真っ青に染まっていく・・・・・・!

橋本:OK!!その調子だよ!!

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:・・・・・・・・・それじゃあ・・・・・・・・・・・・次に行くよ・・・・・・・・・・・・霜山さん、ちょっと聞いて良いですか?

霜山:いいですけど。

橋本:あの、霜山さんの・・・・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

橋本:その、霜山さんの・・・・・・・・・初ぇっつ・・・・・・はいつですか?

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?

橋本:いや、だから霜山さんの・・・・・・・・・・・・・・・・・・初ぇっつ・・・・・・はいつですか?

霜山:えっ?いや、最後の方何と言ってるのですか?

橋本:だからその・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(小声)初体験はいつですか?


ガチャ!


長塚:おい!!何戸惑ってるんだよ!!ハッキリと言えよ!!

橋本:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長塚さん、もう無理です、言えません!!

長塚:ああっ!?お前何言ってやがる!!

橋本:見知らぬ人から初体験を聞くなんて、もう僕には耐え難いです!!屈辱的です!!

長塚:何言ってやがる!!今まで普通に言ってきたじゃねえか!!

橋本:今までは自分を殺して言ってきましたが・・・・・・・・・・・・もう限界です!!僕には言
える事ができません!!

長塚:テメェ・・・・・・・・・クビだ!お前なんかクビだっ!!とっとと出てけ!!

橋本:・・・・・・・・・言われなくても出て行きますよこんな所!!(ダンボールを脱ぎ捨てる)


(どこかへ逃げる)


霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

長塚:クッソ!あのヤロウ・・・・・・・・・・・・・・・あっ、すんませんね。

霜山:は、はい・・・・・・・・・・・・。

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・(捨てられたダンボールをかぶる)

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・!!

長塚:・・・・・・・・・はぁー・・・・・・よいしょっと・・・・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

長塚:・・・・・・・・・・・・・ハイ、じゃあ、続けさせてもらいまーす・・・・・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よ、よろしくおねがいします。

長塚:ええと・・・・・・・・・・・ブルーハワイの所までは終わりましたよね・・・・・・・・・ダンボール油臭せえぇ・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・はい。

長塚:えー・・・・・・・・・・・・じゃあ聞きます、霜山さんの初H、及び童貞卒業記念日はいつですか?

霜山:・・・・・・・・・中3の夏です。

長塚:ハイ、中3の夏ですね・・・・・・・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・あの、すいません、この質問は今後どのように影響してくるのですか?

長塚:いえ、ただ私が知りたいだけです。

霜山:・・・・・・・・・・・・じゃあこの質問は今後何一つ関わりがないと。

長塚:そうですね、私の自己満足の為なので。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長塚さん。

長塚:はい?

霜山:友達いないでしょ。

長塚:いないけど。

霜山:・・・・・・・・・そうですよね・・・。

長塚:それでは次行きましょう、ええと・・・・・・・・・しりとりに勝ってください。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・・・。

長塚:行きますよ・・・・・・・・・リリーフカー

霜山:・・・からあげ

長塚:ゲルマニウム温泉。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

長塚:・・・・・・おめでとうございます、とてもくやしいです。

霜山:そうですか・・・・・・・・・・・・。

長塚:記念に今までの失点を全部チャラにしてあげましょう。

霜山:えっ、やったぁ。

長塚:・・・・・・・・・ええとそれじゃあ次に、反射テストですが・・・・・・橋本のように動き回るのは面倒なので

   今から私が状況を説明しますので、それをイメージして、どんな対処をするのかを答えてください。

霜山:・・・・・・分かりました。

長塚:まず、向こうから橋本が凄い速さで突っ込んできます、霜山さんはどうします?

霜山:・・・・・・・・・橋本さんの目を見ながら避けます。

長塚:避けても橋本は突っ込んできます、霜山さんはどうします?

霜山:・・・・・・・・・諦めます、自分の運命に従うだけです。

長塚:ずいぶんと冷静ですね、取り乱したりはしないんですね。

霜山:そういう性格なんで。

長塚:へぇ〜、じゃあ霜山さん、友達多いですよね。

霜山:ええ・・・・・・まあ。

長塚:だから中学で恋人作って童貞卒業出来ちゃう訳かぁ。

霜山:い、いや、それは・・・・・・・・・・・・。

長塚:(小声)変な牛乳飲んで死ねば良いのに・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・あ、あの、続きやってもらいます?

長塚:はいはい、そしたら今度は橋本が巨大化します。

霜山:・・・・・・・・・巨大化って・・・・・・・・・どのように・・・・・・・・・?

長塚:言ってしまえばただ橋本が椅子の上に立ち上がるだけなんですけどね。

霜山:・・・・・・・・・そうなんですか・・・・・・。

長塚:そして橋本は全力でもののけ姫を熱唱した後、「アトランティス!」と叫びながらあなたに倒れこんできます。

霜山:ちょっ、ちょっと待ってください、それ本当に今まで橋本さんがやってきたんですか?

長塚:ええ、やってきましたよ、しかもかなりノリノリで。

霜山:・・・・・・・・・・・・初体験を聞くのにあんなにためらったのに・・・・・・。

長塚:リストラ社員のくせに変なプライドは持ってるんですよ、クソッ、次のバイト見つかるかなぁ・・・・・・・・・。

霜山:まあ・・・人それぞれの感情がありますからね・・・・・・。

長塚:感情?何それ。

霜山:あ、もういいです、続けてください。

長塚:はい、それであなたに倒れこんできました、霜山さんならどんな対処をしますか?

霜山:・・・・・・・・・おそらくもののけ姫を歌い終わった後なら体力も回復してると思うので、充分避ける事が出来ると思います。

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・つまんねぇ答え・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・別に良いでしょ・・・・・・・・・。

長塚:はい、そして床にダイブした橋本はダンボールを脱ぎ捨てた後、「フッハッハ俺は人間だったのだ!」と言いながらあなたに突っ込んできます、この時非童貞の霜山さんはどんな対処をしますか?

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・「人間がこんな事をしていいと思うの?」とそっと囁きます。

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くだらねぇ・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・あなたには分からないですよ・・・・・・・・・。

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっ、はい、これでもう終わりですね。

霜山:あ、これで終わりですか、結果はどうですか?

長塚:ええと・・・・・・確か前の筆記テストは98点でしたよね。

霜山:はい、そうです。

長塚:ああ、だったら大丈夫ですね。

霜山:・・・・・・・・・本当にこれで良いんですか?

長塚:うん、もう全部大丈夫、あっ、じゃあこれ(封筒を渡す)

霜山:あっ(封筒を受け取る)・・・・・・・・・ありがとう御座います。

長塚:・・・・・・・・・・・・・・・降りろよ、もういいから。

霜山:あっ、はい(トラックの荷台から降りる)・・・・・・・・・本当に大丈夫なんですよね?

長塚:大丈夫だから、ほら、帰れ。

霜山:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(しばらく後ろを向いたまま歩く)

 

(長塚がダンボールを脱ぎ捨てる)


(運転席に長塚が乗る)


(トラックのエンジンがかかる)


(どこからか橋本が飛んでくる)


(運転席から出てきた長塚が何かを叫ぶ)


(橋本が土下座する)


(長塚が何かを叫ぶ)


(もののけ姫が聞こえる)

 

(しばらく間)

 

(長塚が何かを叫ぶ)


(橋本が嬉しそうに土下座する)


(長塚が運転席に戻る)


(橋本が荷台に乗る)

 


(トラックが進みだす)

 


(橋本と目が合った気がした)

 


(トラックが走り出す)

 

 

 

(見えなくなる)

 

 

 

 


霜山:・・・・・・・・・・・・・・・(封筒を開ける)・・・・・・・・・・・・・あっ・・・・・本当に大型免許だ・・・・・・・・・。

 

 

有機丸アポロ (1/1)

出雲:どうも、諸事情でエラいことになった有機丸アポロです。
遠山:お待たせしてすいません。精一杯頑張ります。
出雲:俺達は元気です!!

色んな意味で地獄を見てきた男達の復讐が始まる 有機丸アポロ!

漫才/実況ヒロイズム

 

遠山:どうも、有機丸アポロです。

出雲:こんにちは、俺が有機丸アポロの元々男の方、出雲でーす。

遠山:遠山も元来男でーす。俺、性転換経験したことないから。

出雲:まぁそれより、お前に話があるから聞いて?聞いてくれなきゃお前を殺して俺も死ぬ。

遠山:物騒だよ。漫才のっけからヤンデレな雰囲気出さないでくれや。

出雲:天寿を全うして死ぬ。

遠山:老衰じゃねえか。俺だいぶお前のことあの世で待つことになるじゃねえか。
      いいから話してくれよ、死にたくないしさ。

出雲:ああ、あのさ。野球中継でさ、ヒーローインタビューってあるじゃん。

遠山:あるねぇ。カッコいいよね、一仕事終えた男って感じでさ。

出雲:それでさ、インタビューするアナウンサーって必ず「放送席、放送席ー。」って2回言うじゃん。
      あれ何?癖?

遠山:そんな癖があるかよ!アナウンサーとして致命的じゃねえかよ!

出雲:もしも癖だったらさ、直さないとアナウンサーとして支障が出るじゃん。
      例えば裁判の報道の時とか、「被害者の家族がいたのは傍聴席、傍聴席ー。」

遠山:緊張感がまるでない!凄くおふざけに聞こえる!

出雲:「被告人が前から持っていたのが妄想癖、妄想癖ー。」

遠山:上手いこと言う感じで伝えんな!

出雲:「ちなみに裁判長が持っているのは放浪癖、放浪癖ー。」

遠山:本当に不要な情報じゃねえか!あれは2回言うようなシステムになってんだよ。

出雲:なるほどな。それで思ったんだけど、「ヒーローインタビュー」って、野球選手につけるには名前が重たくない?

遠山:いや、勝利に貢献したんだからヒーローだろ。

出雲:でもさ、ホームラン打ってヒーローだったらヒーローの敷居が低くなるじゃん。
      そんなんだったら少年野球でホームラン打った小学生にもインタビューしなきゃじゃん。

遠山:そんな必要は無いよ!!わざわざ少年野球のために報道陣動かないよ!

出雲:「放送席、放送席ー。今回のヒーローは、九回裏にホームランを打った、二小サンダースの田中たかし選手でーす。」

遠山:たかしにお立ち台は荷が重いよ!

出雲:そしたらたかしが「あざっす、あざーっす。」

遠山:佇まいはプロっぽいなたかし!小学生にしては雰囲気が出来すぎてる!

出雲:「今回、際どいボールでしたがギリギリでフェンスを越えましたね。」
      「そうですね、相手のレフトがずっと砂遊びしててボールを見ていなかったことに助けられました。」

遠山:典型的なこども野球じゃねえか!

出雲:「実は今回たかし選手、ある約束をして今試合に挑んだと聞きましたが。」
      「はい、弟と、『もしも兄ちゃんがホームランを打ったら塾のテストを受けるんだよ』と。」

遠山:手術を受けるみたいに言うな!ただの勉強嫌いな弟の話じゃん!

出雲:「なるほど、これから更にどんどんたかし選手を掘り下げようと思うんですが。」
      「あ、すいません、そろそろ見たいアニメが始まるんでこの辺で帰ります。」

遠山:そういうとこは子供なんだ!態度はプロ3年目みたいな熟成具合のクセに!

出雲:ちなみに今インタビューしたのは二小の放送委員会ね。

遠山:学校ぐるみで何やってんだよ!小学生レベルの展開してほしいわ!

出雲:とまぁ、ヒーローの基準をホームランにするとこういうこともやらざるを得ないよ。

遠山:やらざるよ!流石にこんな茶番をやる必要はないよ!

出雲:だからさ、ヒーローの基準を上げた方がいいんだよ。野球選手は『ややヒーローインタビュー』くらいのネーミングでさ。

遠山:野球選手が可哀想だろうが!だとしたら、ヒーローインタビューは誰にするんだよ。

出雲:そりゃあ、ヒーローインタビューなんだからヒーローにするに決まってんだろ。

遠山:……いや、よくわかんないんだけど。

出雲:だから、悪の怪人と戦ったあとのヒーローにインタビュー。

遠山:え、そんなリアルなヒーローインタビュー!?なんか世界観が壊れるよ!!

出雲:いいんだよ、ヒーローだってカッコよくインタビューされることをモチベーションに頑張れるし。

遠山:平和を守ることをモチベーションにしてほしいわ!そんなええかっこしぃのヒーローは嫌だ!

出雲:でも結構いいと思うよ?例えばさ、戦隊ヒーローが怪人を倒して、カッコよくキメるじゃん。

遠山:まぁ、クライマックスのめちゃくちゃカッコいいシーンだな。

出雲:そうやってカッコよくキメてる時にスーツのアナウンサーがやってきて。

遠山:完全な場違いじゃねえか!視聴者びっくりしちゃうよ!

出雲:そこからインタビューが始まるワケよ。
      「えー、操縦席、操縦席ー。」

遠山:放送席みたいに言うな!操縦席にいるのはインタビュー対象の方だろ!

出雲:「今回のヒーローは、見事悪の怪人を倒すキーマンとなりました、
   スマッシュレンジャーのスマッシュレッド選手に来ていただきました。」

遠山:レッド選手って何!?ヒーローをアスリート扱いすんなや!

出雲:そしたらスマッシュレッドが「あざっす、あざーっす。」

遠山:レッドまでそういうスタンス!?みんな佇まいは一流なんだよな!

出雲:「えー、今回怪人を見事なスマッシュバスターで画面外まで運びましたが。」

遠山:ホームランみたいなこと!?多分必殺技だよね!?

出雲:「そうですね、先週はキメられなかったんで、今回は何が何でもキメてやろうって思いまして。」

遠山:いや、ヒーローが必殺技キメられなきゃダメだろ!毎週キメとけよ!!

出雲:「今回序盤はだいぶ相手に押され気味でしたが、コマーシャルを挟んで流れが変わりましたね。」

遠山:それは制作陣の構成の影響じゃねえの!?

出雲:「そうですね、あそこまで苦戦していたのに、嘘のように攻撃が効くようになりまして。」

遠山:ヒーロー自体が番組を分析するなよ!!そういうシステムなんだからさぁ!

出雲:「今回、仲間との連携がとてもよくとれていたように感じましたが。」
   「そうですね、特に中盤でのグリーンの犠牲バスターに非常に助けられました。」

遠山:犠牲バスター!?犠牲フライみたいなこと!?

出雲:「そんなグリーン選手、怪人から受けたデッドボールの影響で途中退場となってしまいましたが。」

遠山:それってすなわち致命傷なんじゃねえの!?リアルにデッドしちゃいそうじゃん!

出雲:「はい、でもグリーンもこういうことしょっちゅうなんでね。」

遠山:扱いが酷いよ!最後のキメに参加出来ないほどの致命傷だったのに!

出雲:「グリーンも多分珍プレー好プレーに選ばれることを期待してると思います。」

遠山:そんなんねぇよ!ヒーローに珍プレーは望まれねえよ!

出雲:「あはははは。」
      「あはははは。」

遠山:なんだよこの呑気な感じ!グリーン可哀想だろ!

出雲:「さて、後半有利にはなりましたが、押される展開がありましたが。」
   「そうですね、あの時ばかりは負けても仕方ないかなと思いましたね。」

遠山:そんなこと思うなよ!ヒーローなら最後まで諦めないでくれよ!

出雲:「しかし、そんな時に活躍してくれたのが、助っ人のシルバーでしたね。」

遠山:敵か味方かわからない謎のヤツか!?なんで助っ人外人みたいな扱いなんだよ!!

出雲:「はい、シルバーは加入当時はあまりメンバーと噛み合わなかったのですが、
   時間がたったらなんだかんだで上手くやれるようになりましたね。」

遠山:なんかそれっぽく言うなよ!!要は味方になっただけだろうが!

出雲:「なるほど、シルバーにはこのまま最終回まで頑張ってほしいですね。」

遠山:一瞬野球の最終回なのか物語の最終回なのかわかんなくなっただろうが。

出雲:「いや、シルバーは多分最終回のちょっと前に死ぬと思います。」

遠山:確かに敵か味方かわからないヤツは最終回ちょっと前にカッコよく死んだりするけどさ!?
      それをレッドの口から言うのはどうかと思うぜ!?

出雲:「あはははは。」
      「あはははは。」

遠山:何なんだよその要所要所で出てくる感情のこもらない笑いはよ!

出雲:「さてレッドさん、実は今回の一戦、大切な人が見に来ていると聞きましたが。」
   「はい、実は、大事な恋人に来てもらったんです。」

遠山:まぁ、恋愛要素ってのはヒーローものにもたまにあるけどさ。

出雲:「その恋人さん、どこで見ていらっしゃったんですか?」
      「はい、ロボの操縦席の左側で。」

遠山:一般人ロボに乗せてんの!?仕事とプライベートは分けろよ!

出雲:「なるほど、アルプス操縦席のあたりですね。」

遠山:アルプス操縦席!?そんなスタンド扱いなの!?

出雲:「本来アルプス操縦席にはグリーンが座る予定だったんですが、ちょうどグリーンがいなくなったんで。」

遠山:最低なヒーローだ!瀕死の仲間のポジションに彼女置きやがった!

出雲:「グリーンの席が空いた時、どう思いましたか?」
   「はい、もう思いっきり入れてやろうと。グリーンのいなくなった穴を全力で埋めてやろうと。」

遠山:野球っぽく言ってんじゃねえよ!何一つカッコよくねえんだよ!!

出雲:「さて、今回レッド選手、ある約束をして今試合に望んだと聞きましたが。」

遠山:手術の下りか?

出雲:「はい、プロデューサーとなんですが。」

遠山:なんか生々しい!裏事情を全国放送で言うもんじゃねえよ!!

出雲:「『今回の試合でスマッシュバスターを撃ったら左遷の辞令を受けるんだよ』と。」

遠山:生々しいっつってんだろ!!メイン視聴者層である子供に辞令とかわかんないだろうが!

出雲:「というワケで、次回からちょっと展開の雰囲気が変わります。」

遠山:知らねえよ!!知ったこっちゃねえよ!

出雲:「次回、突撃戦隊スマッシュレンジャー第28話、『プロデューサー、自らを見つめ直す旅に出る!』」

遠山:何1話まるまるプロデューサーへの密着ドキュメントにしようとしてんだ!

出雲:「プロデューサーは放浪癖、放浪癖ー。」

遠山:黙れよ!!

出雲:「さて、そろそろ放送終了時間が迫って参りました。
   なお、『画面ライダーバブル』は、放送延長により8時30分からの放送になります。」

遠山:繰り下げてんじゃねえよ!何これ、生放送なの!?

出雲:「それではレッド選手、最後にファンの皆さんに一言!」

遠山:最後くらいはキメろよ!?

出雲:「あ、すいません、リアルタイムで仮面ライダー観たいんで、この辺で帰ります。」

遠山:ふざけんなレッド!!直前の番組に出てんだからそれくらい諦めろや!

出雲:「以上、今回のヒーローインタビューは、スマッシュレッドこと田中たかし選手でしたー。」

遠山:たかしかよ!!ここにきてたかしかよ!!

出雲:『この番組は、二小放送委員会の提供でお送りしました。』

遠山:凄すぎるだろ放送委員会!!
   ちょっと待てよ、こんなヒーローインタビューダメに決まってんだろ!!変なこと考えてんじゃねえよ!

出雲:変なこと考えるのは仕方ないよ。だって俺は妄想癖、妄想癖ー。

遠山:いいかげんにしろ!

2人:どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

B:以上で全ての熱演が終了しました。それも力作揃いでしたね
A:こうやって煽っておかないとね、雰囲気みたいなの大事だからね
B:運営ってすっげー大変だな。それでは、運命の結果発表にまいりましょう
A:第10位から順々に発表していきます。先にキロバトルを見せて、後から名前ドーンみたいな
B:まずは、第10位から第4位まで見ていきましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第10位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後藤○○

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第9位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭酸電池

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第8位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インタープラグ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第7位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センチメンタルゼリービーンパニック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第6位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パズルロジック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライジングブルー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第4位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

偽りPercussion

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

B:さぁ、残すはあと3組となりました
A:さわやかですね
B:それでは順位を発表する前に、まずは残った3組を見てみましょう
A:斬新だな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステレオミサイル

リーベルパウンド

有機丸アポロ

 

 

 

 

 

 

 

A:さぁ、紹介しましたけどこれからどうするんですか?
B:これからですね、この紹介した順にキロバトルを発表していくわけですよ
A:いやそれ最初からそうやったら良かったんじゃないの?
B:10組も連なってたら見づらくて仕方ないだろ!!
A:いや、ほら横に表示するとかさ
B:運営者にそんな高等技術があるかよ!!
A:仕方ないね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:というわけで、↑のように表示しますので、上から順にステレオミサイルリーベルパウンド有機丸アポロのキロバトルとなります
A:では参りましょう、優勝者は、この方だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A:優勝は、ステレオミサイル!!おめでとうございます!
B:優勝者のステレオミサイルには、来期のC大会へのシード権が送られます
A:いや第一回から名勝負すぎるやろ。それでは、喜びの声を聞いてみましょう

 

二人:想定外

 

A:というわけで、今期総勢45組の頂点に立ったのは、ステレオミサイルでした
B:来期は、はたちて誰が優勝するのでしょうか
A:以上でC大会の結果発表を終わります

 

 

 

 

 

 

 

敗者コメント

  

 

センチメンタルゼリービーンパニック 746KB 7位

国立「まぁ…2位だから」
高岡「2位だからね(笑)」

 

リーベルパウンド 902KB 2位

氷谷:勢いと精密さでは勝てる自信ありましたけどもね。

古城:それでもいかんのならしょうがないわな。

氷谷:ぐぬぬ。

 

炭酸電池 586KB 9位

でん:負けました!来期も頑張りま
たん:す!

 

インタープラグ 634KB 8位

八神 駄目だったかぁ。
綿谷 来季リベンジと行くからね。

 

後藤○○ 578KB 10位

後藤:やっぱり勝てないよね。

○○:でもチャンピオン大会なんて舞台で好きなネタが出来て良かったよね。

後藤:うん。来期も来よう。

○○:絶対来よう。

 

ライジングブルー 818KB 5位

青:最初出た時に1位取れるとは思ってなかったんで、ラッキーな形でここまで来れたなと思います。

昇:来期もサイクルしていきたいなと思います。

 

パズルロジック 786KB 6位

丘山: 好きなネタでふざけられてよかったです。
藤滝: そうですね。楽しかったです。
福谷: 特になし。
吹田: チャンピオンの方おめでとうございます。

 

偽りPercussion 842KB 4位

早いな・・・眩暈しそう

 

有機丸アポロ 850KB 3位

出雲:悔しいですが仕方ありません。出直します。
遠山:今回で僕らの健在をアピール出来たなら良かったです。
出雲:またお会いしましょうや!

 

 

 

 

 

ジャッジペーパー(上から哲夫、、、五斂子、KT、「FAN」) ※FANさんの審査は放送後に送られてきたのでKBには反映されておりません

 

ステレオミサイル

・なんかもう憎たらしいくらいに上手いこと言いまっせ、という雰囲気が伝わってきました。
高速道路以前のくだりはもう本当に面白かったんですがそれ以降失速したかなと思います。
「笑える上手さ」と「ただの上手さ」ではやはり前者がいいです。

辻添:ありがとうさけるチーズ、相方が犯罪者にならずに済んだよ!

の「犯罪者に〜」のツッコミですけど、なんか遠い気がします。
犬を焼いたら罰せられるっていう事でしょうけど、もう少し別の言い回しのほうがすんなり頭に入ってくると思います(28点)

・ダジャレ一辺倒なので多少読めてしまって笑えない箇所が何箇所かありました。
それでも後半からなかなか面白くなってたと思います
オチ好きです(19点)

・かなりバカバカしくて面白かったです。
マグロに乗ってチーズを探しに行くという展開も、最初は無理矢理に感じましたが、後半でかなり引き込まれました。
しかし、最後のオチで「チーズはどこへ行った」を出したところで冷めました。
かなりバカバカしい展開だったのに最後の最後でうまくしようとした所で減点です。それさえなければ満点でした。(31点)

・一組目なんでまだこれしか見てないですが、もうこれ一位で良いんじゃないですか(35点)

・「・一貫したテーマから、よく出来た漫才だと思いました。オチGood。しっかり締まった漫才で好印象です。
・(「さけるチーズは声を振り絞りながらこう言った」以降、など)ボケに対してのツッコミはちゃんとしていますが、読み手への状況説明が不十分に思えました。(22点)」

 

センチメンタルゼリービーンパニック

・なんからしくないボケが多かったです。
最初からかおるちゃんを中心にボケているようで実は結構ブレているように思います。
いろんなジャンルのボケに無理矢理かおるちゃんを絡めているように見えました。
単発としてみればハンバーグおじさんのくだりはどれも面白かったです。(25点)

・ボケ自体はセンスあって面白いものが多いと思うんですが、言い回しが回りくどくて引っかかってしまうところが何箇所かありました
ハンバーグおじさんのくだりはバカバカしくて好きなんですが、メンチカツはちょっと強引じゃないかな、と(24点)

・一つ一つのボケは素敵なのですが、それをつなげるつなぎが弱いと思いました。
相撲取りの件はそこまで引っ張る必要はなかったと思います。
ただ全然関係のないと思っていたハンバーグが伏線だったのには驚きました。
単独ライブだと最後に演じられるタイプのネタですね
繰り返しますが一つ一つのボケはいいと思うので、後は構成力を磨いてください。(20点)

・あれだけのボリュームがあってあれだけ様々なボケを連発しているのに、
どうもこじんまりとしているように感じるのは何故なんでしょう。そこそこ面白いけど、物足りない感じでした
自分が思うに設定を無視した突拍子も無いボケが多く、付いて行き辛い印象があったのではないかと(19点)

・「・何度か読み返すとジワジワと面白さが伝わってきますね。終わり方が好き。変人の絡ませ方、上手だなあ。
・最初、読んでいて混乱しました。というのは、冒頭で高岡と国立のどちらがボケかがイマイチ分からなかったからです。(26点)」

 

リーベルパウンド

・マニアウーマンなど言葉遊びが秀逸で面白かったです。
なんかおじいさんのくだりが足引っ張ってる感が出てたんですけどそれを差し引いても満足でした。(34点)

・ツカミで引き込まれて、センター試験開始のくだりから滅茶苦茶面白かったです
ジェットエンジン辺りがちょっとベタなボケあったのが惜しいと思いました(30点)

・間に合うじいさんが出てきた所は最高に笑いました。
特にジェット噴射でギックリ腰になるところが面白かったです。
しかし、間に合ウーマンの存在が軽く流されすぎていて、うっかり「誤字?」と思ってしまいました。
もう少しちゃんとツッコんでも良かったと思います。
他にも雑な所が多々あり、残念でした。(16点)

・非常に完成度の高いネタでたまげたなぁ
センター試験に間に合うじいさんのくだりがイマイチだったのですが、再登場したときはツボにハマりましたね
一つ一つのくだりを丁寧にこなしていくのに職人芸を感じました(32点)

・「・おもしろい。めっちゃおもしろかったです。センター試験に間に合うマンって存在がもう、可笑しい。
・「センター試験に間に合ウーマン」までいるのかよ!?的なツッコミはないんですね。ちょっと気になったといえば気になりました。でもいいや。(35点)」

 

炭酸電池

・奇抜で斬新なことをただただ続けるこのスタンスには脱帽です。
最初から最後まで徹底していて見応えがありました。
ただやっぱりもう少し変化球が欲しいです。いや全部変化球とも見れるんですけども。(26点)

・キャロットマンがそこまで面白ワードに感じませんでした。てんがボケに回るところも違和感しかなかったです。
玉ねぎみじんぎり辺りは好きなんですけども(10点)

・好みの問題かもしれませんが、キャロットマンという存在が流されすぎていてうまく入り込めませんでした。
ところどころキャロットマンや結婚式についての設定が明らかになっていきますが、あまりにも設定が飛びすぎていてうまく笑えませんでした。
自動車教習所のくだりは良かったです。(10点)

・過去二回とも「ボケの浮き沈みが激しい」というコメントをしたんですが、
今回は独特なボケは相変わらずなものの、クオリティが少々下がってて
浮きもせず沈みもせず中間らへんをずーっとさまよってる感じでした
普段の爆発が今回は無かったように思います(18点)

・「・リーベルさんと脱皮カブりてwなかなかないよ
・「斬新」は結局推したいのか、そうでないのか?絡める分が悪いとは言いませんが、お色直しのところは普通のことを言ったのもあり、とても中途半端です。(18点)」

 

インタープラグ

・八神 中学生かよ!全然俺くらいじゃないじゃないですか!
「じゃないじゃない」って文に書き起こすとこうも見づらいんですね、別の言い回しのほうがいいと思います。
内容ですがボケが平凡に思えました。
どこかでみたことあるような展開であったりと笑いどころがあまり多く感じられません。
樹海ならではのボケを期待していたんですがマリオのキノコのボケとかちょっと・・・
切り株くらいのボケがもう少し欲しいです。(25点)

・うーん、そこまで凝った設定してないのに、なぜか設定負けしてるような気がしました
大オチは好きですが、本題部分のボケははまりませんでした(5点)

・何か惜しいです。入りはとても良かったのですが、中盤で少しダレてきた感じがしました。
最初の方と最後のオチはとても面白かったので、そこの勢いを続けていれば点数はもう少し高かったです。(25点)

・悲しい話だなぁ・・・なんかもう、逆にほのぼのとしました
最初に地面から綿谷さんが出てきたことに対しての八神さんの対応があっさりとしてて妙な違和感がありましたが、
それを除くと独自の世界観でネタを通しきった印象です
ただ完成度は高いものの、高得点を狙うようなネタじゃなかったように思います(16点)

・「・ブレない雰囲気作りは見事です。「作品」としてしっかりした印象です。
・地球と暮らす男、の実情が露わになっていく展開ですけども、 「えぇ!?」という(おもしろいという意味での)驚きより、「哀れだなぁ」という感想の方を強く感じました。(14点)」

 

後藤○○

・うーん・・・後半無茶苦茶しすぎかと思います。
そもそも全てのゲームをわかって読んでる人はあんまり居ないと思うんですが、FFやタクティクスオウガなど説明不足な気がします。
だれでも楽しめるネタでないと高得点は厳しいかと。(25点)

・リーベルさんのジャジペと矛盾してるかもしれませんが、ベタの強みを感じました
略称ボケはあんまりでしたが、他のボケは安定して面白かったと思います。爆発力がなかったのが残念(25点)

・ドラクエのスライムが青いことについて後藤が笑ったのには笑いました。
でもそこからの話題がマニアックすぎました。
僕が悪いのかもしれませんが、個人的にははまらなかったです。(5点)

・やりたい放題って言葉がピッタリのネタですね
自分の勉強不足で半分ほどプレイしたことないゲームが出てきていまいちモノマネなどの画が浮かばず置いていかれた印象ですが、
それを抜きにしてもゲームの弄り方が大雑把だったんじゃないかと。キレながら泣くのには吹きました(7点)

・「・まさに「漫才」という感じ!いいですねー。ネット長文であまり見ないので逆に新鮮でした。
・話題があまりに単発すぎて、小笑いを積み重ねるに終わっているかな…と思います。
 最後のオチにかけての追い込みも、無理矢理詰め込んだようにも感じました。(12点)」

 

ライジングブルー

・屁理屈こねがブラマヨのようで面白かったです。
ちょいスロースタートだったので前半には屁理屈ボケよりも直球的なボケを配置すればいいのではないでしょうか?
悪い箇所は特にないんですが強いて言うならばもう一盛り上がり欲しかったです。(29点)

・ぐあー、面白い。毎ボケ毎ツッコミどれも面白かったです。
「寄ってたかって」の行はちょっと詰め込みすぎかなと思いましたが、それでも面白かったです(34点)

・鬼と福を闘わせるという展開が斬新で良かったです。
話が法廷にまで持ち込まれたところで笑いました。
しかし、少し長過ぎたように思います。
もう少しコンパクトにまとめてあれば良かったなと思いました。
生姜焼きの件はいらない様な気がします。(21点)

・激しい口論でしたねぇ、見せ場を作るのが上手かったです
ただ、設定が設定なだけに持論の展開に多少の無理やり感があり、
全体的にハジケきれてないように感じました。もう少しバカバカしさが欲しかったです(14点)

・「・話題も空気も、突っ切ったバカでよかったです。
・全体的に読み手が勢いに丸め込まれた感がありますが、特に妥協案以降はさすがに説明が都合よすぎるのでは……と思いました。
・あと豆絡みのボケが唯一弱いかな……(28点)」

 

パズルロジック

・それぞれの役柄が上手く絡み合っていて良かったです。
パターンっちゃパターンなんですがこういうのもアリですね。勉強になりました。
オチですが親父の恰好は有耶無耶にしなくてもよかったんじゃないでしょうか?
割と本編はしっかりしていたんで最後の最後で空かされた感じです。(28点)

・面白くなりそうな雰囲気だったのでもうちょっと行数欲しかったです。職業に絡めたうまいこととか入れてもいいと思いました(17点)

・文章にまとまりがあって、情景が目にしっかり浮かびました。
子供達の衣装が変だと言う設定もうまく生かされていて、とても素晴らしかったと思います。
もうすこし爆発するボケがあっても良かったなと思いました。
それがあったら満点でした。(30点)

・いや親父どんな格好してん
要は人物が登場するのが重要な山場なわけですが、そこにあまりインパクトが感じられなかったのが悔やまれます
登場してからの発展の仕方はとても上手いとは思いますが、
一人くらいはワニに食われながら来たりとか突拍子も無いものを放り込んで欲しいところでした(19点)

・「・おもしろい設定で、4人のキャラ設定が上手く絡んでいると感心します。
・4人勢ぞろいしたところで、そのまま終わりというのが物足りなく感じました。ここから何かあるのかな?と期待しただけに。
・オチがわりとブラックで、しっくりきませんでした。(16点)」

 

偽りPercussion

・独特な世界観が素晴らしかったです。
ただ笑いの量となるとチャンピオン大会では圧倒的不利かと思います。
まずは明確な笑いどころを設けてほしいです。(25点)

・世界観さん
そこまで間を使う場面でもないのに、中点使いすぎじゃないとか、
どう考えても異様すぎるだろうとか変なこと思っちゃたりして本筋にあまり入り込めませんでしたが、
なんとなく面白かったと思いました(24点)

・最初は疑問に感がら見てましたが、最後のオチで一気に笑いました。
何がおこるんだろうと引き込ませる文章はさすがです。最後まで引きつけられてしまいました。
最初の二択のシーンと、終盤の質問は面白かったですが、ブルーハワイを靴下に流し込む所はいまいちに感じました。(32点)

・不条理な笑いがあったって良いじゃない
これを審査する立場の我々は、どこまでその世界観がわかるかで評価するしかないんだと思います
終盤の長塚さんにはもうちょい突拍子も無いこと聞いたっていいのに、と思いました(22点)

・「・あまりにも不可解な状況で、もやもやとした感じがなんとなく好きです。おもしろいか?というとわからないですが……
・とりあえず、長塚さんの性格はヤだなあ。(ジャッジペーパー関係ない感想になってますけど……)
・タイトルの「移動許可」ってのは絶妙ですね……オチでもっとスポーンと明らかになってもいいとは思いますが。(17点)」

 

有機丸アポロ

・綺麗に纏まっているんですけど纏まりすぎという印象です。
一定の笑いはあるものの始終安定飛行で物足りなさがあります。
テンドンなど技術もあるのですが今回は盛り上がりが足りなかったです。(29点)

・いつもの爆発力がなかったように感じました。ちょっと設定にこだわりすぎたかな、と。もうちょっとシンプルにしてもいいと思いました(16点)

・ヒーローにヒーローインタビューをするという展開が個人的に好きです。
制作の都合ってw
特撮の矛盾あるあるがうまく放り込まれていて面白いと思いました。
もう一つ、同じ言葉を二回繰り返す展開もうまいと思いました。
でも、小学生野球の展開は少し長過ぎたように思いました。伏線とはいえ、もう少し短くしても良かったと思います。(29点)

・有機丸アポロの中では一番ベタな題材を一番ベタな設定で展開していったように思います
その為に多少色褪せた感じが全体的に伝わってきましたが、
シンプルな分一つ一つのくだりがしっかりしていて職人芸を感じました。面白かったです(30点)

・「・プロデューサーのくだりおもしろい!+放浪癖・妄想癖のテンドンが見事。
・(こういうコメントもどうかと思いますが)有機丸さんのネタのわりにシンプルなネタですね。悪く言うと、押しが弱い、でしょうか?(28点)」

 

 

 

 

 

 

 

平均KB:764.80KB 満足指数:80.00%
ステレオミサイル 906KB 1位
リーベルパウンド 902KB  2位 
有機丸アポロ 850KB 3位
偽りPercussion 842KB 4位
ライジングブルー 818KB  5位
パズルロジック 786KB 6位 
センチメンタルゼリービーンパニック 746KB 7位
インタープラグ 634KB 8位
炭酸電池 586KB 9位
後藤○○ 578KB 10位
当企画初のC大会は、
玉一個差、つまり審査一点差でステレオミサイルが優勝をもぎ取った
当企画では難しいとされるオーバー400にあたる800台も半数が出すなど
まさに、今期最もレベルの高い対決だったと言えよう(強要)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:個人的にステレオミサイルに送りたい言葉とかある?
A:えらいっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:参加者全員には?
A:こんなきかくに まし”になっちゃって どうするの

 

 

 

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