第49回放送(2011年12月12日放送)

 

A:コンビニのスプーンやフォークを多目にもらって普通の食事でも使用し洗い物を少なく済ませる世代です
B:それでは今回の出場者の紹介です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごはんはごはん玉山

玉山:今日来てない2人の分までがんばるぞー

天から見守っています

 

グリーンシートベルト

文「改名は嫌なんです! グリーンシートベルトは死ぬほどダサいんです!」
理「そんなワケでの連投です」

理系文系がイカしてるとは思わんけども

 

マチバリカ

リカ:はじめまして、デリカテッセン!です。

待場:今日はですね、リハビリも兼ねて改変ネタを持って来ました。

リカ:気になる方は、某有名二丁目さんでデリカテッセン!で調べてみてください。

サンザンよりも大先輩がまさかの殴りこみ

 

第七女子会

四谷「もし今回のネタがオンエアされなかったら、次回挑戦時は全員裸エプロンだ!」
一条「変なこと言うのやめてえええ!」

変なこと言うのはやめてほしいそうです

 

海洋ブリザード

藤林:今日は、焦って作った漫才だ!

横田:今日のネタは、その場しのぎの連続だ!


最近のアンタらそればっかやん 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上の5組です。今回は5組の挑戦なので上位3組がオンエアとなります。それでは運命の計量に参りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごはんはごはん玉山

 

 

 

 

まだ見えません!

 

 

 

 

 

 

グリーンシートベルト

 

 

 

 

カチャっと外れる音がした

 

 

 

 

 

マチバリカ

 

 

 

 

ブランク!

 

 

 

 

 

第七女子会

 

 

 

 

自己最高でました!

 

 

 

 

 

 

海洋ブリザード

 

 

 

 

以下同文!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上ですべての計量が終わりました
A:それでは、オンエアされる皆さんの発表です

 

 

 

 

 

 

理系文系 リベンジ達成!

第七女子会 初の連勝!

海洋ブリザード 5度目のトップ合格!

 

 

 

 

 A:それでは難関を突破した皆さんの熱演をご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

理系文系 (7/10)

文「お疲れさまでしたー」
理「でしたー」

戻れる条件トップ合格にしときゃ良かった・・・ 理系文系!

漫才/変身ヒロイン

 

理「どうも理系文系です、よろしくお願いします」
文「よろしくお願いします。さて、日曜朝のアニメでよく変身ヒロインのヤツがあるじゃないですか」
理「ああ、女の子が変身して戦うヤツ」
文「そうそれです。アレってちょっと憧れません?」
理「女子としてそう思う所が無いワケではありませんが、私はやっぱ大変そうだと思う方が強いので憧れとかはそんなに無いです」
文「あー。まぁ、ある日いきなり変身能力を与えられて、そのまますぐに戦えって展開は確かにキツイかもですね」
理「です。でも、変身能力を渡されたあとにすぐ敵が来ないっていうのも、それはそれで悲惨だと思うんですよ」
文「はい? それはまた、なんでです?」
理「だって、最初はまだ小学生とか中学入りたてとかその辺の頃に変身ヒロインとしての能力を手に入れるじゃないですか」
文「ですねぇ」
理「なのにその後すぐに敵が来ないってコトは要するに状況が進展も解決もしないワケですから、変身ヒロインの肩書を持った年をとっていくコトになってしまうんですよ」
文「…………あ」
理「中三の受験期あたりで色々といたたまれなくなってきますよ」
文「そう考えるとキツイですね、それは……」
理「だが無情にも時は過ぎ、高校生となる変身ヒロイン」
文「おおう……」
理「能力をくれたマスコット的な生物が早めの準備を心がけたばっかりに」
文「なんてこった」
理「この時点での現状としては、不思議な世界観を延々と語る異形の小動物が自分にだけ見えるのに、そのような現象はまだ一切起こらず自分の活躍すべきシチュエーションが一向にやってこない」
文「…………もう、フツーに自分の頭を疑いますね」
理「しかしまだこの状況は続きます」
文「まだ!? 敵来ないまま高校生活も終わるの?」
理「流石に高校卒業後にも変身ヒロインというのもマズイと思ったので一回わざと留年したりしましたが、結局そのまま高校卒業」
文「世界一悲惨な留年のキズが来歴に!」
理「結局、敵がやってきたのは彼女が27になった頃でした」
文「遅いです! 下手したらそれこそもう変身ヒロインに憧れる娘さんが居てもおかしくない年齢ですよ!?」
理「OL勤務の帰りに合コンを断って、世界をおびやかす悪と戦うのです」
文「本人にとってはなんて不毛な日々」
理「そんな生活なので、婚期を逃しそうになっているのが最近の悩み」
文「変身ヒロインが原因で男性と出会えないとか……」
理「あと、敵と戦った次の日は筋肉痛が酷いです」
文「筋肉痛て。せめて当日に来て下さいよそれは……」
理「そして最近、敵勢力が強くなってきたのでそれに対抗する形で後輩が二人増えました」
文「おお、やっと味方になってくれる子が! よかった!」
理「モチロン、最近変身能力を手に入れたばっかの二人は年がすごく離れています。ジェネレーションギャップを感じます」
文「…………そうでした」
理「片方はものすごく気を遣ってきます」
文「うわー……」
理「戦闘後、疲れた顔をしていると『あの、コレ、ユンケルです。よかったらどうぞ』って言って栄養剤をくれます」
文「何それ泣ける」
理「んでもって、もう片方は逆に全く気を遣わない」
文「またそう両極端な」
理「変身後の服のデザインが10年前仕様のままなのとか、すごくイジってきます」
文「なんて残酷な仕打ち!」
理「『先輩の衣装って、ぶっちゃけ古いコスプレですよねー(笑)』とか言っちゃう」
文「コスプレって呼ぶのだけは絶対ダメでしょう!?」
理「そんなワケで後輩とは戦闘の現場でしか付き合いません。敵と戦う時だけ協力するビジネスライクなお付き合いです」
文「ココまで来ると、到底日曜朝にアニメで放映できる人間関係ではないですケドね……」
理「まぁコッチが客観的に言っても、時代にも自分の年齢にも合っていないフリフリな恰好なのはただの事実ですが。しかもフリフリなのに露出度は高いとか」
文「もうやめてあげて!」
理「その露出度ゆえ、定期的なムダ毛処理も欠かせません」
文「世界をおびやかす悪と戦える恰好になるためのムダ毛処理なんて……」
理「そんなムダ毛処理機を関連商品として売り出すBANDAI」
文「何考えてんですかBANDAI!」
理「そんなカンジで散々な目にあうんで、こーゆー変身ヒロインはやっぱ悲惨でしょう? まぁアニメとしてはそれなりに売れそうな気がしますケド」
文「こんな内容で売れちゃったらそれが一番悲惨な気もしますケドね。もういいです」

理&文「「どうも、有難うございました」」

 

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海洋ブリザード (5/5)

横田:どうも海洋ブリザードです

藤林:略して火曜で覚えて下さい

横田:某曜日とかぶるだろ!ってことで

藤林:ご覧下さい

海賊版が本家超えてもうた 海洋ブリザード!

漫才/近頃

 

藤林:どうもよろしくお願いします。がんばっていきましょう。

横田:近頃はあれですね。 アイドルがたくさんデビューしてますね。

藤林:そうですな。 社会現象ですもんね。

横田:まず一番人気といったらもちろんAK1348ですよね。

藤林:AKBな。 Bを分解して13って読んじゃったなお前。

横田:あ、これBって読むのか。

藤林:そうですよ。人数多すぎるだろそんな1000人も抱えて。 まあとにかくAKBは人気ですよ。

横田:他にもいろんな派生グループが各地でデビューしてるんですよね。

藤林:確かに全国にいろいろいますね。

横田:栄のSKE48、難波のNMB48、最近デビューしたのが博多のHKT48とか沖縄のかりゆし58ですね。

藤林:最後の関係ねぇな! 秋元康関わってないよ! バンドだよかりゆし58は!

横田:あ、バンドなんですか。 ずいぶんな大所帯で・・・

藤林:58人もいねぇわ! 担当楽器だだ余りするだろそんなにいたら!

横田:まあとにかくAKBはいろいろすごいってことなんですよ。
   他の特徴としてはメンバー同士で新たなユニットとしてデビューしたりしてるんですよね。

藤林:なるほど。

横田:例えば「ノースリーブス」とか。 これはAKB48のメンバー3人が組んでデビューしてるんです。

藤林:聞いたことのある名前ですね。

横田:他には大島優子さんが所属する「Hot motto」、

藤林:「Not yet」だよ! 大島優子が経営する弁当屋みたいになってっけど!

横田:「ゆきりん」こと柏木由紀さんが所属する「麒麟児です」、

藤林:「フレンチ・キス」だろ! そんな破天荒なアイドルデビューしてねぇわ!

横田:「渡り廊下走り隊」というグループもあります。
   ちなみに秋元康さんはAKB48以前に「うしろ髪ひかれ隊」というグループもプロデュースしていたこともあるんですよね。

藤林:へぇ、それは初めて知りましたね。

横田:その「うしろ髪ひかれ隊」の基となったのが「海援隊」というグループなんですよ。

藤林:基となってる訳あるか! 秋元康ずいぶん思い切ってハンドル回したな! 男3人が歌って踊ってるみたいになってっけど!

横田:センターは武田鉄矢さんが担当してたみたいですけどね。

藤林:合ってるけどなんか引っかかる言い方すんな! 選挙かじゃんけんで決めたんか!
   なんかちょいちょい明らかに嘘の情報混じってないか? どうせ言うなら正しい情報言わないとダメですよ。

横田:そうですか。 じゃああなたは最近話題になってて気になるもの何かあります?

藤林:僕ですか。 僕はあれですね、カダフィ政権が崩壊してカダフィ大佐自身も殺害されたのが気になりますね。
   アイドルの楽しい話題もいいけどこういう国際的なニュースも見ていかないと。

横田:なるほど、確かに先日ニュースになりましたね。

藤林:カダフィ大佐は政権崩壊後ずっと潜伏していたんだけど、反対勢力に見つかって殺害されてしまったんですよ。
   拘束された時は兵士達から歓声が上がったとも言われてますね。

横田:そうなんですか。 恐らく「そこに隠れてる君カダフィーねぇー!!」みたいな感じで見つかったんでしょうね。

藤林:「カワウィーねー」みたいに言うな! そんなチャラい見つけ方するか! 

横田:いや、でもやっぱり僕あまり詳しくないんでもっと楽しい話題ないですか?

藤林:他ですか? じゃあ、最近は「合いの手」とか結構流行してるんじゃないですか?

横田:あー、確かに最近は藤森さんやアヤパンがよくテレビで披露してますもんね。

藤林:あやまんJAPANだよ! 勝手に略すな! なんかフリーになってはっちゃけたみたいになってんじゃねぇか!
   でもホントあの人達キャラもすごいですけど合いの手もすごいですよね。 いろんな歌に合いの手入れてますから。

横田:そうですかね? あれなら僕でもできますよ。

藤林:初めて聞いたけどなぁ。 どういう歌に合いの手入れるんですか?

横田:そうですね…じゃあ「あいさつの魔法」のCMにします。

藤林:微妙なところから選曲したな。 最近その歌まったく耳にしませんけど。

横田:とにかくあなたはメインのパートを歌って下さい。

藤林:わかりました。 じゃあ行きますね。  『♪こんにちは』

横田:(犬はしっぽを左右に振って犬はしっぽを右に振って喜びを、左へ振って警戒を表現するという説がある。
    だから今みたいに犬にあいさつしたらしっぽの向きで犬の気持ちがわかるのである。
    もし犬がしっぽを右に振っていたらこうやって返事をしてくれるかもしれない。)こんにちワン!

藤林:長い長い長い長い! 長ぇ! 何今の長ったらしいやつ!

横田:合いの手じゃないですか。

藤林:もはや合いの手じゃねぇよ! 何ワンポイント情報みたいなの詰め込んでんの! こんにちワンだけで合いの手は充分だよ!

横田:『♪ありがとう』
    (犬や猫と違い、抱きかかえる行為はウサギには好ましくない。何故ならそれは、
     何故ならそれは、草食動物であるウサギがもっとも恐れる「捕獲」を意味し、不必要な恐怖心を与えてしまうからである。
     そのため必要でない限り無闇に抱き上げることは慎むべきである。
     この点に気を付ければウサギはあなたに感謝してこう言ってくれるだろう。)ありがとウサギ

藤林:勝手にセルフでやるなよ! これ他も全部お前やるつもりじゃねぇだろうな!?

横田:はい

藤林:はいじゃねぇよ!  お前やってんの合いの手でも何でもねぇよ! 
   ウサギに関しては最後よくわからん余韻残してありがとウサギにパスしやがって!

横田:『♪こんばんは』
    (アフリカのワニチドリという鳥は、ナイルワニの口の中の餌の残りをついばみ、ワニの口の掃除をしているとされ、
     共生の例として取り上げられることもあるが、実際には積極的についばむ行動はほとんど観察されなかったという報告もあり、
     懐疑的な意見もある。今度時間があったらワニに聞いてみよう!きっとこう言ってくれるはずさ!)こんばんワニ

藤林:うるせーよ! 子供番組じゃあるめーし! ほんでワニも全然会話のキャッチボールしてくれてねぇじゃねーか!

横田:『♪さよなら』
    (LIONを逆から見るとNO17と読める。因みにクリアクリーンなどで知られる会社ライオンはこのNO17も商標登録しており、
     他社の類似商品を防いでいる。これでコピー製品とは)さよなライオン

藤林:もはやライオン違いじゃねーか! せめて生き物のライオンの話をせぇや! またよくわからん繋ぎ方しやがってよ!
   もうやめろ! どんだけ合いの手で時間食ってんだよさっきから!

横田:…ごめんなサイ

藤林:いいかげんにしろ!

 

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第七女子会 (3/5)

四谷「豪快に放て、勝利に向けて走れ、始まりの鐘が鳴る、七女伝説! かっ飛ばせー、四谷!」
一条「自分の応援歌なの!?」

キャラソンって人気に偏り出ますよね 第七女子会!

コント/囚人

 

一条「それじゃあ、ここが今日からアンタの入る独房だから。服役期間が終わるまで、おとなしく過ごすのよ」
四谷「はいはい」
一条「『はい』は一回!」
四谷「お前はお袋かよ!?」
一条「あなたが今からこうして服役するって知ったら、田舎のお母さんは何て思うかしらね」
四谷「服役するって知ってるよ、お袋! 『この不良娘が!』ってめっちゃ怒られたよ!」
一条「ほら、無駄口叩いてないで、さっさと入りなさい」
四谷「無駄口叩かせたのはお前じゃね!? ゴーイングマイウェイが過ぎるぞ!?」
(四谷、独房入り。一条、鍵を閉める)
一条「いい? まさかとは思うけど脱獄なんて考えないことね。ウチの刑務所のセキュリティレベルは、脱獄不可能と言われたかつてのアルカトラズ連邦刑務所並よ」
四谷「ウソつけ! そんな重々しさまったく感じられないわ!」
一条「それじゃあ、私は行くけれど。絶対に脱獄するんじゃないわよ。いいわね、絶対によ? 絶対に脱獄しちゃダメよ?」
四谷「なんか芸人のフリみたいになっちゃってるから! いいから行けよ、もう!」
(一条、退場)
四谷「……はぁ。やっと行ったか」
二階「お疲れみたいっすね」
四谷「ん、何かどっからか声が……」
二階「ここっすよ、ここ」
四谷「ん? うわ! 誰だお前は!? あ、壁に穴が空いてて隣の独房と繋がってンのか!?」
二階「普段はベッドで隠してるんすけどね。昔、食事中に出たスプーンを掠め取ってきて掘ったんすよ」
四谷「そいつぁすげえな!」
二階「ホントは外に逃げるつもりだったんすけど、いざ開通したら隣の独房に繋がっちゃったんす」
四谷「バカだ! ここにバカがいるぞ! 建物の構造くらい把握しとけよ!」
二階「まぁ、だからこそこうしてあなたとお話できるのも何かの縁っす。よろしくしましょう」
四谷「あぁ、まぁ、そうだな」
二階「ウチは囚人番号21334っす。あなたは?」
四谷「あ。なんかあたし、自分が囚人なんだなあって改めて自覚して、スッゲー辛い」
二階「そのうち慣れるっす。ちなみにウチの囚人番号は、21334(兄さん刺した)って覚えるといいっすよ。収監された理由とも合ってるっすし」
四谷「アタシもいつかは、こんだけ刑務所の色に馴染んじゃうのかなあ!?」
二階「ま、ウチも先輩としていろいろ相談に乗ってあげるっすからね」
四谷「はぁ、よろしく。……しかし、これであたしも囚人の仲間入りかあ。あーあ、あたしの人生、どこで間違ったんだろ」
五島「あなたの人生、まだやり直せます!」
四谷「……あ? 21334、何か言った?」
二階「いえ?」
五島「ここですよ、ここ!」
(五島&三田、二階とは反対側の壁の穴から出てくる)
四谷「ん? ……うわ、誰だお前らは!?」
五島「私たちはですねえ」
(カツン、カツン、カツンと靴音が聞こえてくる)
五島「退けッ!」
(撤退する五島三田、ついでに二階)
四谷「えっ!? 『私たちは』何なんだよ、おい!?」
一条「おーい。うるさいわよ」
四谷「す、すいません……」
一条「まったく。あんまりヤンチャしてると、刑期延びるわよ。隣の囚人番号21334を見倣いなさい。いつも座禅をしながら精神集中をしているのよ」
四谷「あ、そう……」
一条「それじゃあ、このあともおとなしくしてるのよ。力石が釈放された後の矢吹丈のように」
四谷「喩えが分かりにくい! 今の若者には伝わらない!」
(一条、退場。その後すぐに戻ってくる二階、五島、三田)
四谷「囚人番号21334、ずいぶん手慣れてんだな」
二階「ふふん。そりゃあもう。ベテラン囚人すから」
四谷「嫌なベテランもいたもんだ! で? そっちのアンタらは結局何者なんだよ?」
五島「はい。私たちは株式会社脱獄社の新規顧客向けの営業を担当しております者です」
四谷「株式会社脱獄社ぁ?」
五島「はい。全国の刑務所の受刑者様方を対象に、脱獄のお手伝いをさせていただいております」
四谷「国家に対して思いっきり楯突いてる仕事だよな、それ。つーかどうやってここ来たよ?」
五島「外壁から穴を掘って来ましたが?」
四谷「この刑務所、セコムしてねえのか!? 昭和の脱獄王・白鳥由栄でなくとも簡単に出られんじゃねえか、もしかして!?」
五島「壁と同じ色の壁紙貼ってるので、よく観察されない限りはバレません」
四谷「んな細かいことは知らん!」
五島「まぁ、とにかく商談に入らせていただきたいのですが。いかがですか、私たちのご提供する商品を使えば、簡単に脱獄できますよ」
四谷「具体的にはどんなのがあるんだよ?」
五島「スプーンとか」
四谷「囚人番号21334スタイル!」
五島「一般的なスプーンとは違います。三田さん、見せて差し上げてください」
三田「はい。こちらがその脱獄用に特化した、当社オリジナルデザインのスプーンでございます」
四谷「よくある先割れスプーンじゃねぇか! 当社オリジナルどころか、学校の給食で見たわ!」
二階「あ、すごい。鉄製なんすね。ウチが穴掘りに使ったのは、プラスチック製のスプーンっすよ」
四谷「すげえなお前!? プラスチックで穴開けちゃったわけ!?」
五島「それから、牢の鍵を開けるために使用できるピッキング用品もあります」
三田「こちらでございます。当社オリジナルカラー」
四谷「いやいや、ただの真っ赤に塗った針金じゃねえか! 色合いだけで当社オリジナルを語るな!つーか赤くて目立つから、むしろバレやすそう!」
五島「まぁ、それ以外にもいろいろ」
(カツン、カツン、カツンと靴音が聞こえてくる)
五島「退けッ!」
(撤退する五島、ついでに二階)
三田「あ、逃げ遅れた。どうしましょう、」
四谷「わー、バカバカ!」
(とっさに三田に毛布を投げ掛けて、その上から抱き付く四谷)
一条「おーい、うるさいわよ……何やってんの?」
四谷「気ニシナイデクダサイ」
一条「丸めた毛布に抱きついて…………あぁ、うん。わかったわ。ごめんなさい、気付けなくて」
四谷「……何言ってんだ?」
一条「ううん。そうよね、若い女が一人きりで独房暮らしじゃ……その……欲求不満にもなるわよね」
四谷「ちょっと待て。あんたは何か重大な勘違いをしている」
一条「ううん、いいのよ誤魔化さないでも。あたしもそういう気分になることがないわけじゃないから。でも……まさか初日から毛布でお手製ダッチドー……」
四谷「わー! こらこらこら!」
一条「あたし、何も見なかったことにしてあげるから。だから、その……早く済ませるのよ?」
(一条、退場)
四谷「……」
三田「……囚人用のアダルトグッズも取り揃えてますよ?」
四谷「要るか、ぶわぁーか!」
五島「いやぁ、ウチの若いのが迷惑かけまして」
四谷「まったくだ! どうすんだ今度から! あの看守と会うの気まずいだろ!」
五島「で、次の脱獄グッズなんですけどね」
四谷「部下が部下なら上司も上司だわ! 商魂たくましすぎんだよ!……つーかさ。あたし気付いたんだけどさ」
五島「はい」
四谷「わざわざ脱獄グッズなんか使わなくたって、アンタらがここ来るのに使ってるその通路使えば、あたし外に出れるんじゃね?」
五島「…………なるほど!!!」
四谷「バカなのかアンタは!?」
五島「では先程ウチの若いのが迷惑をおかけしてしまいましたし、詫びといたしまして、今回特別にこの通路を無料で使用する許可を差し上げます」
二階「マジっすか? やった!」
四谷「何、さりげなくお前まで脱獄しようとしてんの!?」
五島「さぁ、ではお通りください。通路を真っ直ぐ進めば、刑務所の外にある、警備員詰め所前のマンホールに繋がっています」
四谷「けっこう嫌なところに繋がってんな! 最悪、出た瞬間に見つかって再逮捕だわ! つーか……ごめん、やっぱりあたし、脱獄すんのは止めとくわ」
二階「えっ!?」
四谷「実はあたし、実刑判決は受けたけど、罪を犯したわけじゃないんだ。冤罪ってやつ。だからこそ、脱獄して本当に罪人になっちまうよか、最後まで無実を叫びながら刑期をつとめあげてやりたいんだよ」
五島「そうですか。……では、そちらの方はどうします?」
二階「あ、ウチもいいっす。ウチ模範囚だから、もうすぐ普通に仮出所なんすよ」
四谷「壁に穴開けてんのバレたら、えらいことになるだろうけどな!」
五島「……そうですか、残念です。ここには我々を求める顧客はいませんでした。三田さん、帰るとしましょう」
三田「はい。それではお二方。次にもし私たちに会ったとしても、もう赤の他人です。決して声はかけな」
(カツン、カツン、カツンと靴音が聞こえてくる)
五島「退けッ!」
四谷「お前ら慌ただしいなあ、おい!」
一条「こらー、うるさいわよー」
四谷「あ、すんません……」
一条「まったく。投獄直後からこれじゃあ、これから心配だわ。少しは隣の囚人番号21334を見習いなさい。精神集中しすぎて、空中浮遊しているわ」
四谷「ダルシム!? なにそれ見てえ!」
一条「見たいとかじゃなくて、あなたも少しは見習って静かに……と、無線連絡が入ったわ。はい、こちら一条ですが。はい。はい。……はい」
(通信終了後、一条、独房の鍵を開ける)
一条「出なさい。釈放よ」
四谷「……あ?」
一条「今、事件の本当の犯人を名乗る女が出頭してきたわ。自分の代わりに無関係の人が有罪判決になってしまった罪の重さに堪えられなかったんですって」
四谷「……マジか」
(四谷、独房から出る)
一条「……あ。向こうから連れられて来るのが、その本当の犯人よ。2人組の女強盗グループで、余罪もいっぱいあるみたい」
四谷「……あ」
(五島・三田、手錠を掛けられてうつむいたまま、四谷たちの前を通り過ぎる。五島はすれ違う瞬間、微笑みを四谷に向ける)
四谷「……あいつらが……」
一条「とにかく、これであなたは無罪が確定。釈放よ。それと……その……」
四谷「ん?」
一条「……その、欲求不満はよくないから。だから外に出てから、早くちゃんとそういう欲求不満を解消できるような相手を見つけた方がいいと、あたしは思うわ!」
四谷「……さっきの本当の犯人、一発ぶん殴ってきていいか?」
一条「どうしたの急に!?」
四谷「止めんな! 離せ! あいつらを一発殴らせろおおおー!」

 

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敗退者コメント

 

 

マチバリカ 249KB

リカ:ちょっと久々だったから感覚がつかめなかったかなー。

待場:また、次があれば、頑張りたいです、はい。

 

ごはんはごはん玉山 253KB

玉山:まあ、ほぼ野球ネタでしたし…
   いかに読む人に伝えるかですよね

 

 

 

A:惜しくも涙を流した皆さん、次回の挑戦をお待ちしています

B:以上結果発表でした

 

ジャッジペーパー(上から8823、ニシヒガシ、五斂子、FAN、KT)

 

ごはんはごはん玉山

・う〜ん、野球を知らないので坪にハマらなかったです。
その場面を想像したら結構面白いですね。広島ファンのおっさんがサンタダって言い張るってかなりシュールな画ですよね。
ネタとしてもあっさりしてますね。野球の知識はすごいなって思いました。(9点)

・野球1本で押し通す意気込みは評価します。「新井選手だよ〜。」の部分とかは気に入りました。

ただやはり野球を知らない人には「?」でしょうし、ただ野球情報を言ってるだけみたいになっているので、もう少しネタに上手く捻りが欲しいところです。(15点)

・野球全然知りませんが、妙に面白いですね。なんでしょうか?
でも、中身はもう少しボリュームがあってもよかったと思います。
オチも少し雑な気がしますし、もう少し流れが綺麗だとよかったです。
僕が野球知ってれば、もう少し高い点付けてたと思います。そこは素直にごめんなさい。(15点)

・野球わかる身としてはこのネタ、じわじわ来ますわ……特に後半。
結局このサンタはドラフト関係者か何かなんか……w
逆に言うと、わからない人には辛いネタだと。
一ヶ所、「貧困に〜」ってのは子供が要求してるのに、その後すぐ「そんなことはいいから〜」ってなるのはおかしいと思います。(24点)

・サッカー好きにしてはそこそこ詳しいやん
少なくとも自分よりは十分理解してるやん(1点)

 

理系文系

・淡々とした展開が面白かったです。
主人公の悲惨さが面白いっていうかかわいそうでした。終盤のムダ毛処理機の件がツボでした。
ただ、難しいものでこの空気を壊さない具合でもう少し盛り上がる展開がほしいと思います。(17点)

・漫才としてまとまりはあると感じました。ボケのワードチョイスにもセンスがありますし。

ただもうすこし展開があったり、山場があると盛り上がりがあるかな、と。なんかずっと平坦なまま終わってしまった印象です。(20点)

・まずは改名お疲れさま(?)です。酒の力って怖いですね。
さてネタですが、考えつきそうで考えなかった設定ですよね。アニメだからこそのご都合主義をうまい具合に切り取っていると思います。
ボケも安定して面白いですし、やはり六さんクオリティって感じです。
でも、もう少し戦闘シーンや日常生活に踏み入った話をしてもよかったかな〜って気がします。
それと落とし方がもう少し自然になっていれば、35点付けました。(28点)

・ネタ変わってないと思うので、言いたいことはジャンバトでのジャジペと同じなんですけども。
たんたんと語ってボケにしていくネタ僕は好きです。(22点)

・うーん、前回とまでは行きませんが、やはり展開が薄く感じました
独自の設定でコツコツ築き上げてきた面白みの塔を途中で現場破棄してしまったような
特に理系文系さんの場合はその打ち止め方が雑と言いますか、
「そんなカンジで」とピタっと止めてしまうのがいつも勿体無く思います(24点)

 

マチバリカ

・ネタの発想が面白かったです。
空中ブランコっていう動きのある題材だったけど上手く文章で伝わっていると思いました。
ただ、正直笑いどころは少なかったですね。正直本題に入るまでと、入ったときの聞き間違えのボケがくどかったです。(13点)

・勢いはあると思いましたけども、どうもボケの内容が投げやりに感じてしまい、こちらが世界観に入り込む前に置いてきぼりをくらってしまった感じです。

もうすこしまとまりをもってほしいと思いました。オチはキレイだと思います。(8点)

・「惜しい」その一言につきます。
ラピュタの件や、東証レーディングなどの魅力なボケが数あるのに、話の運び方で潰してる気がします。
あと勝手なコントに行く前の妙な空白は一体なんですかね?
序盤のボケもいまいち伝わらなかったりハマらなかったですが、後半の数個のボケはかなり光っていたのでこの点数で。(12点)

・まとまりないんですけど、奔放に飛んでくるボケがおもしろいです。
オチ自体はとても好きなんですが、突如打ち切られた感があるのは否めないです。(20点)

・野球ネタ、下ネタ、落語オチとバラエティに富んだネタでした
ただそのバラエティさがどれも唐突として出てきてそのまますぐ流れてしまうので、
結局何がしたかったのかが明確にならないまま終わってしまったように感じます(10点)

 

第七女子会

・5人いるとキャラ設定がぼやけがちなんですが、結構割り切れていたと思います。
ただ、売り手役は一人でもいいかなあって思いました。大オチにつながるとはいえ大きな笑いどころでもなかったので。
ストーリー自体はかなり丁寧だなあって思いましたが、そこまで大爆笑と言うわけでもないので、一回誰かがばれるとかいう展開も見たかったです。(14点)

・起承転結がよくできていて、コントとしてまとまりを感じました。5人の登場人物の役割も良くできていましたし。

ただオチがよくわかりませんでした。(25点)

・毎回二人を動かすだけでも精一杯なのに、よく五人もまとめて動かせますね。尊敬します。
中身もちゃんとまとまっており、登場人物多いのに分かり易いです。
でも、ボケが少し分かりづらかった気がします。
「昭和の脱獄王」なんて(僕の教養がないだけかもしれませんが)存在自体も知らなかったですし、少し考えすぎて裏に入った感じが否めないです。
コント自体の質はとてもいいと思います。これからも期待してます。(28点)

・こーいうネタに得点つけるの難しいんだよなぁー、うーむ。
おもしろかったです。笑いと違う面白さが主だとは思うんですが、ボケらしいところもあってよかったと思います。(27点)

・五人をまとめる構成力が向上してるように思います
決して大きな山場は無いものの着実に笑いを積み上げて行った印象です(21点)

 

海洋ブリザード

・密度の濃い漫才を見れました。
最近の時事を上手くボケに絡めているあたりが漫才の完成度を高めていると思いました。
ネタの題材が複数あったのですが、中盤のカダフィ大佐の件は微妙かなあって思いました。
ただ、最後の合いの手の件が素晴らしかったです。(27点)

・面白かったです。ボケもツッコミも上手いな、と思いました。

ただ最後の長いボケのくどさを感じました。ああいう手法もありですが、すこし使いすぎなのではなかったでしょうか。(30点)

・文句言う所が見つからないです。
ソツのない運びと絶妙な言葉遊び。
特に合いの手の件は声が聞こえてくるようでした。
面白かったです。(35点)

・これカダフィいります?ここだけボケがやたらわかりにくかった上にボケ1つですから……
ただ、それ以外は文句なしにおもしろかったです。
AK1348とかよく思い付くなあ……(32点)

・昔オンバトに出てたころのハリガネロックは
「オンエアされたいがために三つのネタを一つにして出てた」と言ってました
今回のネタを読んでたらふと思い出しました
ただ今回の場合はどれも四方八方に飛び散りすぎて散漫してしまったように感じます(17点)

 

 

 

 

平均KB:343.40KB 満足指数:65.00%
海洋ブリザード 453KB 5/5
第七女子会 385KB 7/10
理系文系 377KB 3/5
ごはんはごはん玉山 253KB 0/2
マチバリカ

249KB

0/1
五組制にしてはかなりハイアベレージな戦いとなった
グリーンシートベルトは元に戻ってしまったが、
今後車に乗る際は気をつけてくださいね・・・

 

サバイバルカウント

たー(マチバリカ)ごはんはごはん(ごはんはごはんごはんはごはん玉山)、残り2連敗すると出場停止 

 

 

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