第42回放送(2011年10月10日放送)

 

A:エフラムさんとこのジャンバト盛り上がってますな
B:あっちは自らの目標を超えればクリアな所が他には無い魅力だからね
A:いわばあっちは自分との戦いみたいなものに対して、こっちは相手との戦いになるわけだから、
  ゲームで言えば「ストーリーモード」と「バトルモード」みたいなもんだよね
B:つまり、長文企画って、 ボ ン バ ー マ ン なんだよ。それでは今回の出場者の紹介です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後藤○○

後藤:前回はすみませんでしたっ!これからは真面目にコメントします!

○○:そして勝ちたいです!

第3回放送以来の漫才でのオンエアを目指す

 

有機丸アポロ

出雲:お久しぶりです、空飛ぶ漫才師、有機丸アポロです!

遠山:とりあえず1期ごとに血華と入れ違いで出ようと思いまして。

出雲:嘘です、飛びません!

とある11号は月に行ったっていうのに

 

鈍行ときじく

福田:はじめまして、鈍行ときじくと申します。
土井:不束者ですが、末永くよろしくお願いします。
福田:嫁入りじゃないよ。気持ち的にはわからなくないけどね。

こっちは全く気持ちがわからんけども

  

 

 

 

 

 

 

B:以上の3組です。今回は3組の挑戦なので上位2組がオンエアとなります。それでは運命の計量に参りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後藤○○

 

 

 

 

リベンジの光が輝くか?

 

 

 

 

 

 

有機丸アポロ

 

 

 

 

かろうじてオーバー400!

 

 

 

 

 

鈍行ときじく

 

 

 

 

どんまーい 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上ですべての計量が終わりました
A:それでは、オンエアされる皆さんの発表です

 

 

 

 

 

 

 

 

後藤○○ 再び3連敗脱出!

有機○○ 再びトップ合格!

 

 

 

 

 

 A:それでは難関を突破した皆さんの熱演をご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後藤○○ (5/11)

後藤:良かったー。うわヤバイ泣きそう。

○○:いやもう泣いてますね。

過呼吸にならん程度にな 後藤○○!

漫才/ぶちギレた日 

 

○○:どうもーー!後藤○○です!よろしくお

後藤:俺こないださ!

○○:早いよ!ねがいします言わせろよ!

後藤:スゲェムカツクことがあったんだよ!

○○:おおスゲェムカツクこと。どうした。

後藤:もう今思い出しただけでムカツクもん!ムカツク!ああミカツク。メカツク!!

○○:ムカツき過ぎてムカツク言えなくなってるじゃねぇか!なにがあったんだよ!

後藤:プャーアーー!!

○○:奇声発してる!!

後藤:ホント久しぶりにぶちギレたよ!今日ここで話していい!

○○:ああいいよ話しなよそんなぶちギレた話。

後藤:なんだよダメなのかよちくしょうどいつもこいつも!

○○:いいって言ってんだろ!なんて聞こえたんだよ!

後藤:いつか結婚したいから相手の両親への挨拶の練習したいなんてベタな設定の漫才今日いいだろ!

○○:いいよ!?俺言ってないからね!?

後藤:死ね!

○○:なんだお前!!なんで俺受け入れたのに死ねって言われなきゃいけないんだよ!

後藤:もういいよそれでも話すよ!まあ興味ないから誰も聞かねぇんだろうけどな!!

○○:なんだお前!!こんなハイペースでなんだお前2回言われることなかなかないぞ!どうしたんだよ!

後藤:俺こないださ!普通に街歩いてたんだよ!そしたら男が俺にぶつかってきたんだよ!

○○:おお。

後藤:もうスゲェ痛くてスゲェ腹立ってさ!
でも俺すいませんって言ったのに相手はなにも言わないんだよ!俺スゲェムカツいてさ!そのまま通り過ぎたんだよ!

○○:通り過ぎたんだ!そこでケンカしたとかじゃないんだ!

後藤:俺平和主義者だから!

○○)今のお前からは想像もつかないけどね!

後藤:それで気分変えるためにDVDでも見ようと思ってツタヤ行ったんだよ!
俺がぶちギレるまで後1時間48分!

○○:そんなその時歴史は動いたみたいなのいらねぇんだよ!

後藤:それでツタヤ着いたらさっきすれ違ったはずの男がいて
俺が借りたかったDVD借りててそれが最後の1本だったんだよ!
もうさっきのことがあったから腹立ってさ!小さい声でバーカって言ったんだよ!

○○:小さい声でなんだ!そこビシッと言わないんだ!

後藤:ギリギリ聞こえないくらいの声でビシッと言ったんだよ!

○○:聞こえてもいないのかよ!どこがビシッとだ!

後藤:そしたらその男が振り返って『え?なにか言いました?』って言ったんだよ!

○○:聞こえたんだ!お前の想像より耳良かったんだ!

後藤:それで俺土下座したんだよ!

○○:弱過ぎるだろ!まだそこまで高圧的じゃないぞ!

後藤:もうその男にも自分にも腹立ってさ! ...ゴメンちょっといい?ムヒファー!!

○○:奇声発すんじゃねぇよ!ちょっと独特で怖いんだよ!

後藤:それでしょうがないから笑おうと思って大爆笑コメディって書いてあった映画のDVD借りたんだよ!
俺がぶちギレるまで後1時間34分!

○○:だからそれいらねぇんだよ!

後藤:それで家帰ってそのDVD見たらさ!
大爆笑コメディって書いてあったのに最後まで見ても23回しか笑えなかったんだよ!

○○:結構笑ってるじゃねぇか!DVDからしたら最悪のコンディションの中よく頑張ったよ!

後藤:爆笑2回大爆笑21回!

○○:大満足じゃねぇか!なにが文句あんだよ!

後藤:それでもうテレビ見ようと思ってテレビ点けたんだよ!俺がぶちギレるまで後1時間21分!

○○:映画短いな!その短さでそんだけ笑えたら奇跡だぞ!

後藤:それでテレビ見てたら思い出したくもないさっきの男にソックリなレディーガガが出てるんだよ!

○○:レディーガガにソックリなの!?

後藤:ソックリ!

○○:それ男じゃねぇだろ!ていうかレディーガガだろ!

後藤:でも土下座した時よく見たらもっこりしてた!

○○:なにやってんだよ!なに土下座しながら相手の股間よく見てんだよ!

後藤:それでテレビ消してイライラしながらぼーっとしてたんだよ!

○○:なかなか共演しない言葉2つ並んだな!イライラしながらぼーっとって!

後藤:そしたらゴキブリが出て来たんだよ!
もう絶対殺してやろうと思ってたら突然ゴキブリが殴りかかって来たんだよ!

○○:衝撃だな!ゴキブリって殴りかかるんだ!

後藤:それでマウント取られてボコボコに殴られたんだよ!

○○:ゴキブリデカイな!!とんでもない化け物じゃねぇか!

後藤:それでなんとか勝ったんだよ!

○○:よく勝ったな!化け物にマウント取られて!

後藤:俺がぶちギレるまで後1時間13分!

○○:もうキレろよ!化け物に殴られたんだぞ!

後藤:ま勝ったから!

○○:勝てばいいのかよ!ていうか全然ぶちギレるとこまで行かねぇじゃねぇか!早くキレろよ!

後藤:お前に娘はやらん!

○○:なんで相手の親始めたんだよ!結局お前がやりたいんじゃねぇか!
違う俺はお前がぶちギレた瞬間の話が聞きたいんだよ!

後藤:それで疲れたから寝たんだよ!
そしたらなんか音がするから起きたらどうやって入ったのかあの男がいるんだよ!

○○:マジで!?

後藤:それで家の金目の物全部持って逃げたんだよ!

○○:うわ泥棒だったんだ!

後藤:俺がぶちギレるまで後1時間5分!

○○:ぶちギレろよ!!もう十分ぶちギレていいくらいの大事件起きてんだろ!

後藤:でも代わりにさっき借りたかったDVD置いてってくれたから。

○○:全然交換になんねぇだろ!ホントお前いつキレんだよ!
ぶちギレろよって言ってこんなぶちギレてる奴なかなかいないぞ!!早くキレろよ!

後藤:俺がぶちギレる瞬間の話をするまで後1時間!

○○:そんな待てるか!もういいよ!どうもありがとうございましプャーアーー!!

 

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有機丸アポロ (2/2)

遠山:良かった良かった、ブランクは無かったみたいだわ。

出雲:ただしペタンクはあります。

遠山:そんなマイナースポーツのネタやってねぇよ。

今日のご飯はアレに決まりや 有機丸アポロ!

漫才/リメンバーホラー

 

遠山:どうも、有機丸アポロです。

出雲:こんにちは、俺が有機丸アポロの寿命がある方の出雲でーす。

遠山:遠山にもありまーす。俺は別に不死の体は持ってねぇよ。

出雲:あれ、お前って土の養分を得ることで半永久的に生きられるんじゃ……。

遠山:俺は巨木か何かか。そんなファンタジーな生命じゃねぇよ。

出雲:まぁそれよりさ、お前に聞いてほしいことがあるからさ、良ければ聞いて?ダメなら爆発して?

遠山:どんだけハイリスクなチョイスだよ。俺パーンて弾けたくないから、言えよ。

出雲:あぁ、あのな。俺の楽しみっつったらさ、お前の怖がる姿を見ることじゃん。

遠山:いや知らねえよ。どんだけ屈折した娯楽だよ。

出雲:お前が恐れおののきながら「やめてくり、やめてくり〜っ!」ってバカみたいに泣いてんのをケラケラ笑うの好きじゃん。

遠山:なんつードSだ。まず俺そんな下っぱみたいな泣き方した覚えがねえよ。

出雲:ちなみに俺の脳内ではお前4回恐怖で失禁して3回脱水症状で緊急搬送されてる。

遠山:お前の妄想での俺はどんだけ情けないんだよ。そんなにたれ流さないわ。

出雲:まぁ、そんなお前の怖がる姿が見たいからさ、昨日ネットで色々と調べてみたんだ。

遠山:ほぉ、なんて歪んだ努力だ。

出雲:そこで色んな怖がらせ方を見つけた。銃声響かせるとか、鈴鳴らして歩くとか。

遠山:それ熊怖がらせる方法じゃね?お前は俺を全く理解していないな。

出雲:ほら、お前って人か熊かで言ったら熊じゃん。

遠山:完全なる人だよ。余裕で人>熊だよ。

出雲:その「>」は、人を食べようとする熊の口の表現ってことだな?

遠山:もうお前めんどくさいわ!結局何が言いたいんだよ。

出雲:ああ、そこで色々と検索した結果、メチャクチャ怖い話を見つけたんだよ。

遠山:怖い話?

出雲:あぁ、もう物凄く怖いやつよ。これ見つけた時、俺恐怖で3回失禁したもん。

遠山:お前が失禁してんのかよ!自分の恥を俺に転換してんじゃねぇよ!

出雲:とにもかくにも、今日はお前にそのとてつもない怪談を聞かせてやる!
      これ聞いたらお前絶対泣くぞ?「やめてくり〜っ!土地の権利書渡すからやめてくり〜っ!」
って泣きついてくるぞ?

遠山:お前の想像都合良すぎるわ。そんな展開あり得るか。

出雲:まぁ、いいから聞け。あ、オムツ装着する時間あげようか?

遠山:失禁しねえっつーの!いいから言えよ、言っとくが俺結構怪談好きな方だからな。

出雲:ふふん、今はそんな強気でも、数分後にはお前ミイラだからな。

遠山:どんだけ漏らしてんだよ。早く言えよ、その飛びっきりの怪談をよ。

出雲:よし、話すぜ………。

遠山:ドキドキ……。

出雲:あのな……この話はな………。

遠山:うん………。

出雲:……えっと……あのな、この話はな………あのな………。

遠山:……どうした。

出雲:……ねぇ、昨日の昼飯何食った?

遠山:え、いきなり何!?怪談は!?

出雲:俺はピザ頼んで食べたんだけど、届くの遅かったのよー。ちょっとお前ピザ屋やって。

遠山:ちょっと待って、何いきなり全く関係ない漫才コントやろうとしてんの!?

出雲:『あー、ピザ屋遅いなー!やっと来たか、おい、お前今まで何やってんだよ!』

遠山:お前が何やってんだよ!!なぁ、怪談は!?お前がネットで調べた怪談は!?

出雲:か、怪談とか知らんよ……俺怖いの苦手だし……みんな笑顔が一番だし……。

遠山:俺の泣き顔ケラケラ笑うのが趣味じゃなかったのかお前!なぁお前、もしかしてだけど……。

出雲:な、何よ。そんな怖い顔やめてくり、土地の権利書あげるから……。

遠山:お前……怪談忘れやがったな!?

出雲:……………う、うぇぇぇぇん……!!

遠山:泣いた!!え、何お前!?俺の泣き顔見るために歪んだ努力したくせに、なんでお前が泣いてるの!?

出雲:ひぐっ、思い出せないよぉ……せっかくテレビ見ながら頑張って調べたのに……。

遠山:片手間にやるからだろ!!お前努力すら大してしてねぇじゃねえか!

出雲:うぐっ、忘れちゃった……オチで『お前だー!!』って叫ぶことしか思い出せない……。

遠山:言っちゃったよ。不意打ちありきのオチをバラしちゃったよ。

出雲:くすん……ねぇ……一緒に怪談思い出してくんない?。

遠山:はぁ!?いやいや、なんでターゲットの俺が一緒に思い出さなきゃなんねぇの!?

出雲:お、お願い〜!俺、お母さんにお前を絶対怖がらせるって約束しちゃったのよ〜!!

遠山:知るかよ!お前の情けない約束知るかよ!

出雲:もし、忘れちゃったなんて知れたら、お母さんに百叩きされる……。

遠山:お前の母さんはどんだけ俺を怖がらせることに期待してんだよ。

出雲:60回あたりでチョップなどを織り交ぜてくる……。

遠山:お仕置きの多様性知らねえよ!!わかったよ、お前が怪談思い出すの手伝ってやるから!

出雲:うぐっ、ありがとう……遠山、大好き……。

遠山:うわぁ、泣いてる理由が理由だけに全く嬉しくねぇ。

出雲:お礼にあとで美味しい蜂蜜と冬眠しやすい穴蔵を教えてあげる……。

遠山:だから熊じゃないんだけども!
   じゃあとりあえず、時代背景覚えてない?現代だとか昭和だとか、江戸時代の怪談の可能性もあるし。

出雲:うん……確か現代だったかな……少なくとも原始時代ではない。

遠山:そりゃそうだろうな。原始時代の怪談を現代に残すすべがねぇよ。

出雲:マンモスとか出てこない。そうだ、これは自信を持って言える!マンモスは出てこない!!

遠山:そんなデカいヒントじゃないよ!?マンモス怪談あんまり無いよ!?

出雲:いや、でもナウマン象は出てきたかも……。

遠山:どんな怪談!?この時点で怖いというより不思議な話だぜ!?

出雲:とりあえずナウマン象はキープで!次いこう。

遠山:キープしちゃうの!?わかったよ、現代ってことは、都市伝説かなんかかな?

出雲:いや、別にXジャパンは出てこなかったよ。

遠山:TOSHIの伝説じゃねえよ!怪談っつーか偉業残してんだよ!

出雲:カレーが辛くてキレたとか。

遠山:それYOSHIKIの伝説だな!?それは別に怪談じゃないよ!

出雲:いや、でもカレーは出てきたかも……。

遠山:マジで!?ナウマン象とカレーが1つの話に集約されてんの!?

出雲:ただ、この話に『紅』は出てこない。そう、『紅』は出てこない!!

遠山:だからそんな好ヒントじゃないんだって!そんな『やったぜー!!』みたいな大声要らないんだって!

出雲:とりあえずカレーキープ!次!

遠山:この時点で得体が知れないよ。じゃあさ、舞台背景思い出せる?学校とか自宅とか。

出雲:ピザ屋。

遠山:それはすんなり思い出せんのな!?てか、怪談の舞台、ピザ屋!?

出雲:ピザ屋。正確に言えば荻窪の駅近の雑居ビルの一階にあるピザーラ。

遠山:すげぇしっかり覚えてんじゃん!!

出雲:そのピザ屋がなかなか配達が遅くてね。よし、お前ちょっとピザ屋……。

遠山:やらねぇよ!お前何かにつけてピザ屋コントやりたがるなや!

出雲:『おいおい、俺ミックスピザ頼んだのに、これところてんじゃねえか!』

遠山:どんなピザ屋だ!てか、まだ思い出せない?
   今んとこわかってるのがナウマン象、カレーが出てきて舞台がピザ屋で、
   オチが『お前だー!!』っていう少なくとも怪談にはなり得ない情報だけだが。

出雲:うーん、もうすぐ出てきそうなんだけど……喉のあたりで詰まってんのよ。

遠山:喉のあたりまで出かかってるって普通言わない?それだとお前怪談で窒息死するぞ。

出雲:怪談で窒息死……あっ、そんな話だったかも……!?

遠山:ウソぉ!?俺の喩えツッコミがそんなヒントに!?

出雲:いや違う、それは同じHPに載ってた違う怪談だ……。

遠山:あるんだ!?怪談詰まって窒息死する話あるんだ!?

出雲:これはそれほど怖くない。2回失禁した方だから。

遠山:どっちにしろ漏らしてんのかよ!近いなら早く思い出すぞ。
      これだいぶ核心だと思うんだけど、どんな風に怖い?霊とか異常者とか、恐怖の対象。

出雲:うーん……なんだったかな……確かナウマン象かカレーのどっちかなんだけど……。

遠山:すげぇ二択!ナウマン象かカレーがどんな恐怖を与えるんだ!

出雲:なんだったかな……カレーだとしたらナンだったかな……?

遠山:下んねえんだよ!てめぇまともに思い出す気あんのか!?この、すっとこどっこいが!!

出雲:すっとこどっこい………あっ、思い出したぁっ!!

遠山:マジで!?俺のツッコミなんでちょいちょいヒントになるの!?

出雲:そうだ、完全に思い出した!あれ、股間がなんか冷たい……。

遠山:漏らした!失禁4回目に到達しやがった!

出雲:ふふっ、ようやく思い出したぞ!この怪談で、お前を震え上がらせてやる!
      そんで怖がりすぎてピカソみたいな顔のお前をケラケラ笑ってやるんだグッヘヘーッ!!

遠山:何なのお前、情緒不安定なの?

出雲:いくぞ、予測出来ないまさかの結末に、お前の心臓は耐えられるかな……?

遠山:多分大丈夫。『お前だー!!』が来ると予測できるから大丈夫。

出雲:それじゃいくぞ!これはな、あるピザ屋に勤めるナウマン象が体験した話なんだが……。

遠山:え、ナウマン象語り手!?まさかの抜擢!!

出雲:そのピザ屋ってのが曰く付きでな。ちょっと場所は言えないんだけど……。

遠山:荻窪の駅近だろ!?だから俺事前に知っちゃってるのよ!!

出雲:色々怪奇現象が起こるピザ屋なのよ。夜に店内から泣き声が聞こえたり、デリバリーの間にピザがところてんになったり。

遠山:さっきのコントみたいな!?そんな怪奇現象の結果だったの!?

出雲:昼は昼で『ぱおーん!!』って鳴き声が聞こえたり。

遠山:ナウマン象いるからだ!その怪奇の正体は語り手だ!

出雲:ある日な、そのナウマン象が、依頼を受けてピザをデリバリーすることになったんだ。

遠山:その時点でだいぶホラーだよ。どちらかといえばファンタジーだよ。

出雲:注文された『すっとこどっこいピザ』を持って目的地へ向かうナウマン象。

遠山:すっとこどっこいがそこで!?どんなネーミングだよ!!

出雲:ちょっと道を間違えて市街地をウロウロするナウマン象。

遠山:迷惑!象にウロつかれたら被害甚大!

出雲:ちょっと遅れて客のところに着いたナウマン象。『ぞ、象が来たぁぁぁ!?』とクレームを告げる客。

遠山:クレームじゃねえ、当然のリアクションだよ!!

出雲:そして客がピザの箱を開けると……そこには……なんとカレーが!!

遠山:そこかよ!?えっ、今怖がりどころ!?全く恐怖感が湧かない!

出雲:あっ、イントネーション間違えたな……ナンとカレーが!!

遠山:やかましいわ!

出雲:そのカレーを食べた客が『辛っ!なんだよこれ、辛すぎる!もう今日コンサート出ねえぞ!』

遠山:YOSHIKI伝説じゃねえか!!

出雲:その客というのが、客、という、の、があぁぁっ!?

遠山:オチ前に溜めすぎだよ!言うなら言えや、知ってんだから!!

出雲:おまっ、あれ、股間がなんか冷たい……。

遠山:5回目の失禁でオチ自ら潰しやがった!何これ全然ダメだよ、そもそも全部知ってるんだから!

出雲:こ、怖くないの!?そんなぁ、お母さんに奈落の底へ突き落とされる〜……ふえぇぇん……!


遠山:また泣いたよ!何こいつ、マジで何なのこいつ!?

出雲:くすん、こんなに泣いたのはこないだピザを頼んだ時以来だ……よし、ちょっとお前ピザ屋やって。

遠山:いいかげんにしろ!

2人:どうもありがとうございました。

 

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敗者コメント

 

 

 

鈍行ときじく 265KB

福田:ダメでしたか。厳しいですね。
土井:反省して、また来ましょうね。

  

 

A:惜しくも涙を流した皆さん、次回の挑戦をお待ちしています

B:以上結果発表でした

 

ジャッジペーパー(上からFAN、スリーオール、六升、KT)

 

後藤○○

・「ちょっと独特で怖いんだよ!」がなかなかにツボでしたわ
後藤○○さんの真骨頂といいますか、おもしろかったんです。ただ、漫才の終わりにかけてが、ちょっとやっつけで終わらせてる感じがしたのが惜しかったかと。(29点)

・とにかく勢いはあり、圧倒されました。
ただ読み終わってどんなボケがあったか…と言われると勢いしか思い出せませんでした。
残り時間など何度か重ねてきたボケも押し並べてはまりませんでした。(16点)

・んー。コレって、活字で観るより舞台で演じて欲しいタイプのネタですよね。
で、それって「活字で完成形として提出する」こーゆーサイトで見るにはちょっとノイズになると思うんですよ。
最適なメディアで観れてないって感覚が付きまとうので。
構成とかだいぶ上手いですし、イイ意味で安定した風格もあると思いますので、「舞台映えよりも活字映え」するようなくだりの割合を増やしていただけると良いのではないかと。(15点)

・うーん結局キレた原因がわからないままなのは見る人を選びそうですね。自分は消化不良に感じました
バカバカしさもあり勢いもあったんですが、それのみと言いますか
「その時歴史は動いた」のようなピックアップしやすいボケが少なく、それ以外は勢い任せのように感じました(20点)

 

有機丸アポロ

・後で盛り返すタイプのネタだとは思うのですが、話を思い出してからも期待したほどでは……いや、
かなり期待してしまったとも言えるのですが。舞台の上で実際に失禁するのもどうかなあ。
ナウマン象語り手!?ってのは素ん晴らしいです。(鬼バトんときも書きましたが(23点)

・本題に入るまでがちょっともたついていたように思います。
ボケの手数もしっかり用意されていたのですが、見ていて話が進んでいる実感がなく、もどかしさを感じました。
本題に入ってからは充実している分、相対的にそれまでが弱く感じました。(25点)

・まぁ言ってしまうと情報過多、ですかね。
語り口の上手さでそこそこカバーしてはいましたが、状況認識が割としづらい場面設定と展開で、インパクトもそこそこあったとは言えその認識の手間を吹き飛ばすほど強大であると言うほどでもなかったので。
そのせいで後半の伏線回収も、飲み込んで頭に入れるのにはちょっとクセがある情報が再来したという感覚になってしまって、どうにも楽しみづらかったと言うカンジです。
回収に当たっては、目に付くフレーズを配置したり対句法を使用したりすると読み手をより惹き込みやすくなるのではないでしょうか。(17点)

・あれだけのパーツを用意して、コケることの許されない状況の中での終盤のまとめ具合は流石の一言です
怪談入るまでの溜めと失禁がクドいとこを除いても、レベルの高いネタだったかと(32点)

 

鈍行ときじく

・んー、おもしろいと思う部分もあるのですが……
たまにツッコミがズレているのと、所々入ってくる安易(ベタすぎる)ボケが笑いを削いでしまっているように感じました。なんとなくもったいない(13点)

・会話がしっかりかっちりしていましたし、ボケの出てくるタイミングやペースもしっかりしていたと思うのですが、
ボケがかなり弱く、軽いジャブをひたすら打ち続けているような印象を受けました。
大辞林のようなボケがもう少しあればと思いました。(16点)

・ちょっと読みづらいんですよね。
文章の中のどの言葉に注目させたいのかが少しぼやけてしまっているような印象で、どうも話に入り込めない。
ボケもひねりの足りないモノがほとんどですし。
話運び、フレーズ選び、個性の発揮のうちのせめていずれかひとつだけででも魅了してくれれば跳ね上がる構成だと思うんですケドね。
そーゆー意味ではなかなかに惜しいです。(5点)

・全体的に非常にしっかりしてた分、パンチにいまひとつ欠けたように思います
どれもケーキ屋の範疇からすぐ連想できるボケがほとんどで、
まとまりはあるものの、何か一つ突き抜けるようなものがあって欲しかったのが本音です(21点)

 

 

 

 

平均KB:338.33KB

満足指数:66.67%

有機丸アポロ 401KB 2/2
後藤○○ 349KB 5/11
鈍行ときじく 265KB 0/1
お笑いバトルズ」で一世を築いたレンコンさんの新企画
ネタ数本コーナー数回で構成されるソロお笑いライブを毎回開催するという
ひとりじめ劇場
用途は様々らしいので、自分らしいライブを開いてみたい方はどうでしょ

 

 

サバイバルカウント

まちだ丸(鈍行ときじく)、次回最下位になると出場停止

 

 

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