第37回放送(2011年8月29日放送)

 

A:始
B:ま
A:る
B:よ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放浪鴎

山本「久しぶりですね〜」

高橋「一応最多出場者ですから、たまには顔出さないと」

山本「でも偉そうに行ってますけど、敗退数もナンバーワンですからね」

高橋「どっちの記録も伸びる事を願って」

山本「片方は願っちゃダメ!」

最多出場組の中で一番カスな成績が「顔出さないと」て

 

偽りPercussion

霜山:ねえねえ、かぶと虫ってカニみたいな味がするって本当なの?
橋本:本当だよ、だから海水浴に行く人は夏が一番多いんだ。
霜山:へえー、それじゃあ筋肉痛の人は激しい運動をしちゃいけないだね?
橋本:それは違うね、だって僕らは水の中では生活できないじゃないか。

新聞の切り出しを縫い合わせたような会話なんなの

 

シューマイ4号

源:お久しぶりです。第3期出場は初めてですね
緑:ズバリ!最低KBオンエアは返上したいのでございましょう!
源:なんだよ丸尾くん

まぁ他の誰かが塗り替えない限り記録は残り続けるけども

 

理系文系

理「3n+1回目(nは自然数)の投稿はオフエアというジンクスを打開したいのですが」
文「ただその為にパンツを犠牲にするのはどうかと思いますケドね」

考えてくうちにどうでもよくなりますよ

 

バニーガール

陽子 今日オンエアならサイクルバトル史上5組目の5連勝らしいですよ。
爽雄 通算5勝目を狙います・・・何このあたかも今まで全勝みたいなコメント?
陽子 いや本当におこがましいわ・・・。

ちなみに4連勝で記録がストップしたユニットは「まだ」出ておりません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上の5組です。今回は5組の挑戦なので上位3組がオンエアとなります。それでは運命の計量に参りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放浪鴎

 

 

 

 

ザ・低迷期 

 

 

 

 

 

 

偽りPercussion

 

 

 

 

こちらも伸び悩んだか? 

 

 

 

 

 

シューマイ4号

 

 

 

 

こちらも伸び悩んだか

 

 

 

 

 

理系文系

 

 

 

 

おやこちらも・・・

 

 

 

 

 

 

バニーガール

 

 

 

 

皆仲良しかよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上ですべての計量が終わりました
A:それでは、オンエアされる皆さんの発表です

 

 

 

 

 

 

偽りPercussion 4戦4勝!

理系文系 初の3連勝!

バニーガール 連勝重ねた!

 

 

 

 

 

 

 A:それでは難関を突破した皆さんの熱演をご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

 

バニーガール (5/6)

陽子 5連勝!やったね!
爽雄 最近時事ネタと見せかけて好き勝手やってるだけのバニーガールです。
陽子 あー!!なにもきこえなーい!!
爽雄 どうぞ。

フリーダムニューストークショー バニーガール!

漫才/甲子園終了

 

爽雄 爽雄です。

陽子 陽子です!二人あわせて・・・

二人 バニーガールでーす!

陽子 いやあ、お盆も明けまして、甲子園も終わってしまいましたね。

爽雄 こうしえん?

陽子 えぇ〜・・・甲子園知らないの?これじゃあ話が進まないよ・・・。

爽雄 違ってたら申し訳ないんだけど、第93回全国高校野球選手権対価のことですか?

陽子 どんぴしゃだよ!むしろより正確に答えてきた!

爽雄 決勝はワンサイドゲームでしたが、名勝負の多い大会でしたね。

陽子 優勝は西東京の日第三高に決まりましたけど。

爽雄 西東京・・・西なんだか東なんだか分かんないですね。

陽子 わかるでしょ!東京の西側なの!

爽雄 あと、南北海道とかいったいどっちなんだよみたいな。

陽子 だから、そこはその地域内での位置を表してるの!それじゃあ屁理屈だから!

爽雄 それはそうと、今年の甲子園は先の震災の影響から運営にちょっとした変更があったそうですね。

陽子 そうそう。電力の消費がかかるナイター開催を極力抑えるために試合開始時間を従来の9時から8時に早めたそうです。

爽雄 朝8時からだなんて早いですね。前日好きな子を話したりして夜更かししてる選手たちはつらいでしょうね。

陽子 修学旅行じゃないんだから!そんなことをしに甲子園に行ったんじゃないって!

爽雄 でも、電力不足は深刻だからいっそのこともっと徹底的に節電すればいいのに。

陽子 他に節電できるようなところありますかね?

爽雄 例えば電気を使うところ・・・電光掲示板をつけなければいいんじゃないですか?

陽子 それだと、それまでの試合経過とか分かんないじゃん。

爽雄 手書きで書けばいいんじゃない?黒サインペンとかで。野球だけにサインペンで!

陽子 2回言った割には面白くないからね?てか黒い掲示板に黒で書いてもしょうがないでしょ!?

爽雄 あのボールカウントも電球を外して顔を塗装した人の顔を出すみたいなことをすれば解決でしょう?

陽子 何その欽ちゃんの仮装大賞みたいな対応方法!?

爽雄 下手にホームランが出たら直撃の危険がありますね。『ホームランボールに、ご注意ください。』

陽子 今のうぐいす嬢か!?聞いたこと無いよそのアナウンス!

爽雄 顔面が血まみれなのがアウトカウント担当の人ね。

陽子 何回か直撃してる!危なすぎる!

爽雄 ストライクカウントの人は緑色の血を流した人だな。

陽子 もはや人間じゃない!もっと甲子園自体の話題は無いんですか?

爽雄 とまあ、優勝した日大三高は甲子園の全6試合で二桁安打を記録するという強力打線を有していましたね。

陽子 打線の強さって言うのはやっぱり優勝チームには欠かせないんですかね?

爽雄 カッティングの上手さね。

陽子 カリスマ美容師!?バッティングだってば!

爽雄 もう、全員オシャレ坊主で臨んでますから。

陽子 何を意識しちゃってるんだよ!大体野球帽被ってるんだからあんまり気にしないよ!

爽雄 あと、日第三高は決勝戦を無失点に抑えましたね。

陽子 やっぱり投手が良くないと勝てませんからね。

爽雄 ピッキングの良さね。

陽子 言うと思った!絶対駄目だわそんなことしたら!

爽雄 このテクニックにより、相手打者の攻略の鍵を開きましたね。ピッキングだけに!

陽子 さっきから上手くも無いことをちょくちょく挟み込むな!しかも2回言う決まりみたくなってるし!!

爽雄 そういえば、破れた光星学園は青森県代表だったんですけど、実は東北勢って甲子園の優勝は1回もないんですよね。

陽子 そうなんですよ。実は春夏通じて未だに無いんですよね。

爽雄 優勝したことがない・・・つまりは優勝旗は東北へ行ったことがないということですね。

陽子 まあ言い方を換えればそうですね。

爽雄 優勝旗も東北の地へ向かいたいと考えているかもしれないですね。

陽子 どういうことよ?

爽雄 『一回でもいいから青森のリンゴを食べたかったな〜・・・。』

陽子 ・・・それ優勝旗!?そんなこと言うの!?

爽雄 『リアス式海岸は思ったよりも入り組んでるね。』

陽子 岩手県勢が優勝したらそんなこと言うのかな〜?他に見るところあるだろ!

爽雄 『福島・・・今こそ復興ののろしを!ガンバレ日本!!』

陽子 優勝旗熱いキャラだな!

爽雄 『山形・・・ぶっちゃけどうでもいいな。』

陽子 急に毒舌になるな!!山形だっていいところたくさんあるわ!!

爽雄 まあ、負けてしまったらそれもかなわない願いではあるんですけどね。

陽子 そんなこと言うなよ!

爽雄 『東京って空気悪いんだよな・・・何回も来ているし。』

陽子 優勝旗毒舌キャラかよ!東京のチームは強いけど大概にしろ!

爽雄 負けチームは甲子園の砂を持って帰るのが慣例になっていますよね。

陽子 あのシーンがまたグッときちゃいますよね。

爽雄 性的に?

陽子 絶対違う!感動を呼ぶってこと!!

爽雄 性的に来てたらドS認定ですね。「あぁ・・・高校球児が地面に手をつき、砂をかき集めているわ・・・。」みたいな。

陽子 一回死んでくれない?

爽雄 他にも甲子園といえば見所がたくさんありますけど、僕は何と言っても応援団が印象的ですね。

陽子 確かに。あれも学校を挙げてやってくるチームもありますからね。

爽雄 一塁側、二塁側、三塁側に応援団が分かれて自軍のチームの攻撃には精いっぱい演奏をして、応援する姿はいいですよね。

陽子 二塁側ってどこのチームだよ!?

爽雄 毎回一、三塁だと二塁が可哀そうじゃないですか?

陽子 そういう問題じゃない!大体そこに応援団入れたら3チームで戦うことになるじゃん!!

爽雄 3チームで野球って言うのも面白そうですけどね。

陽子 えぇ〜・・・そっちの方向で話進めるの?

爽雄 2チームでのしあいだと9回表裏で18回あるから、3チームになったら6回表中裏の18回にすれば運営できますよ。

陽子 中って・・・何か小学校のキックベースみたいな動かし方だなあ・・・「3年生は3クラスあるから」みたいな。

爽雄 攻撃がAチーム、守備がBチーム。

陽子 もう一チームはどうするのよ?

爽雄 CチームはAチームを応援。

陽子 何そのシステム!?仮にも敵でしょ!

爽雄 で、スリーアウトで交代。次にBチームが攻撃、Cチームが守備、Aチームが

二人 応援。

陽子 じゃないよ!絶対意味がないよそのポジション!!

爽雄 そうなると応援も若干変わってきますよ。CチームがAチームを応援するわけですから「♪ドン!ドン!ドンドンドン!」

陽子 そりゃあ変な応援になりそうだけど・・・。

爽雄 「♪ドン!ドン!ドンドンドン!かっ飛ばせ〜!Aチーム!Bチームをぶっ倒せ!だけれども〜!あんまり打つと、俺らのチームが負けちまう〜!ほどよく打って〜、無得点!手頃な所でチェンジして〜!」

陽子 全然駄目じゃんこの応援!結局自分たちが勝ちたいんじゃん!

爽雄 やっぱり従来の2チームの応援が良いんですかね。

陽子 とうぜんでしょう。応援団席なんかも熱気すごいですよ。8月の熱い時期なのに応援団長は学ランをビシッと着て頭にハチマキ巻いて。

爽雄 手にボンボンつけてミニスカートで踊ってますからね。

陽子 下半身チアリーダーじゃん!学ランにスカートってどんな組み合わせよ!?

爽雄 応援団長も暑いですから。クールビズクールビズ。

陽子 やり方間違えてるし!そんなこと気にするやつが応援団やるなよ!

爽雄 でも僕はやっぱり演奏がカッコいいなあって思いますけどね。

陽子 各打者に演奏付きで応援してくれますからね。

爽雄 熱い中、吹奏楽部部員が一生懸命応援をしています。スカートで。

陽子 そこも決めつけるなよ!多分男子部員もいるわ!

爽雄 選手もそれにこたえて見事なペッティング!スカートで。

陽子 だからバッティングだって!ペッティングは駄目!そんで何でスカートで打席に立ってんのよ!

爽雄 観客席ではプロ野球の各球団関係者が目を光らせています。いわゆるスカートですね。

陽子 スカウトだろ!いわゆるスカートって意味が分からん!

爽雄 「あの高校にめぼしい選手がいるな・・・。」

陽子 おぉ、馬鹿みたいな名前なのにちゃんと見ているよ。

爽雄 「ぜひうちのチームに欲しい・・・あの瞬発制、機敏な動き・・・!」

陽子 細かいところまで見ていますね。

爽雄 「ジャンプ力・・・そして笑顔・・・!」

陽子 え、笑顔?

爽雄 「あの一塁側アルプススタンドの上から3番目のボンボンつけた子!」

陽子 完全にチアリーダー狙ってるだろ!?何のスカウトに来たんだよ!!

爽雄 チアリーダーも各球団にいるからやっぱりスカウトに来てるんじゃないんですか?

陽子 だからと言って甲子園会場でそこを注目するなよ!

爽雄 「彼女ならドアラの中に入ってもバク転できるに違いない!」

陽子 着ぐるみの中か!もういいよ。

二人 どうもありがとうございました。

 

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理系文系 (5/7)

理「作者が自動車学校の学科の時間に考え付いたネタです」
文「こんな人が免許とか取っちゃダメだと思います」

自分も車学で単独のネタ考えてました 理系文系!

コント/マジックショー

 

理「みなさんようこそ、このマジックショーへ。今回マジックを披露させていただきますのは私、奇術師スー・コトワリ。そして、おとなりのミニスカートな彼女が」
文「アシスタントのアヤ・ヤシロです。よろしくお願いします」
理「さて、ではマジックを披露していくワケなんですけれども、まぁお客さんの中には思ってる人もいるんじゃないですかね? 『アシスタントの協力があれば、人の目なんて割と楽にだませるでしょ』って。なので、今回は彼女に頼りません」
文「はい?」
理「全部リハーサルと違うコトやります。アヤ君を翻弄し続けようと思います」
文「ちょっとコトワリさん? 何言ってるんですか? あたし、このタイミングでアシスタントの役目をリストラされたんですか?」
理「ああ、アシスタント的な役割をやってもらうコトには一応なりますから」
文「リハ通りのコトしないのにですか? そんなの無理ですよ」
理「大丈夫です。アナタはそこにいるだけでアシスタントをしているコトになる。そーゆー風に私やりますから」
文「はぁ……?」
理「では始めさせていただきます。まずココに縦じまのハンカチがあります。コレをこうやっててでクシャクシャっと丸めていってもう一度広げると」
文「いきなり全国にネタの割れているヤツじゃないですか」
理「広げてみるとなんと、横じまのパンティに」
文「前言撤回! と言うかなんてモノに変換してんですか!」
理「因みに若い女性による使用済みです」
文「知りませんよ!」
理「で、ハンカチの方はと言うと、アヤさんの方をご覧ください」
文「え? あたし?」

パサッ。

文「ちょっ!! なんであたしのスカートの中から! はっ!」
理「そう。ハンカチはアヤさんのスカートの中から、パンツが私の手の中から。つまりこの二つがイリュージョンして入れ替わったのです」
文「アンタ何してんですか! 舞台上でアシスタントをノーパンにするとか正気ですか!?」
理「さてこのパンツを使って次のマジック」
文「使わないで下さい!」
理「ではお客さんの中からちょっと一万円札の方を借りたいと思うんですが、誰か協力…………あ、そこの男性の方、ありがとうございます。さて、ではこの一万円札とパンツをまず私のシルクハットの中に一緒に入れます」
文「借りモノのお金になんてコトを!」
理「そして3秒ほど待ちまして…………、ひっくり返すと」
文「消えた!? パンツと一万円札が消失しました!?」
理「フフフ、消えたワケではありませんよ。アヤさん、胸ポケットに入っているそれはなんですか?」
文「え? …………あっ、一万円札!」
理「そしてこの一万円札を貸してくれたそこの男性、アナタの胸ポケットからは?」
文「パンティ!」
理「イリュージョン成功ですね」
文「成功して欲しくありませんでしたケドね! なんかコレだといかがわしい方法であたしがお金もらったみたいじゃないですか! ってかそこの男性もパンツ返して下さい! ちょっとそっち行きますんで、触らずに待ってて!」
理「あ、アヤさん。それ以上、観客席の方に近づくのやめた方がいいですよ」
文「はい!?」
理「イヤ、ステージって観客席に対して高い位置にありますから、ノーパン&ミニスカの状態であんまり客席に近づくとその…………見えちゃいますよ?」
文「なっ…………!!」
理「はい、そんなワケで戻ってきて下さい。次のマジックで手元にパンツ取り戻しますよ」
文「…………。じゃあ…………、従いましょう」
理「ではアヤさん、先程の一万円札を取り出して下して表面が内側になるように折って下さい」
文「折りました」
理「そしてこの一万円札の元持ち主の男性の方、アヤさんのパンツをお財布に入れて下さい」
文「それやんなきゃダメですかね!?」
理「で、お財布をいったん閉じてから手元でクルッと一回転させて下さい。…………はいOKです。今ですね、イリュージョンは実はもう完了しているんですよ。試しにお財布を開いてみて下さい」
文「あ! 無い! あたしのパンツ行方不明!」
理「そして今度は折ってあった一万円札を開いて下さい」
文「? 別に変化はなかったような気がしますが」
理「肖像画の方を良く見て下さい」
文「え? 何が…………って、諭吉が! 福沢諭吉がパンツかぶってる! これ以上ないほど威厳と品性を失った絵になってる!」
理「手元の絵の世界にイリュージョンさせたのです。手元に取り戻せてよかったですね」
文「良くないですよ! 確かに手元には戻りましたケド、今度は諭吉から取り返せなくなってるじゃないですか!」
理「え、でもそれをスカートの中に入れれば少しはマシに……」
文「なりませんよ!」
理「ちょっとぐらい安心感は得られるのではないかと思うのですが……」
文「得られるのは、威光を失ったビジュアルの諭吉に視姦される気分だけですよ!」
理「……そうですか。ではその一万円札は次のマジックで使いましょう。コッチに渡して下さい」
文「はいはい……」
理「コレを両手のひらで包み込みまして…………、はい」
文「消えた! ってかさっきからこのイリュージョンのパターンしかやらないんですね」
理「しかし今回はただ消えたワケではありません」
文「へ?」
理「あの一万円札は、一万円相当のシロモノに変化したのです」
文「じゃあ、それはどこに?」
理「それはですね、…………アナタがもうすでに、穿いているハズですよ」
文「えっ!? のわっ!? なんかものすごく着心地のいいモノの感触がスカートの中に!」
理「………………私は先日知ってしまったのですよ、アナタが金欠であるコトを。聞いてしまったのですよ、『お金が無くて勝負下着も買えないから、彼氏の所に遊びに行くコトも出来ない』と、アナタが言っていたのを。スミマセンね、……あまり高い給料を払ってあげられなくて。だから、せめてそれを受け取って下さい」
文「コトワリさん…………」
理「似合いそうなパンツ選ぶの、結構難しかったんですよ? なんて言うか、……恥ずかしくて」
文「コトワリさん…………!」
理「だからその、そんなに見つめないで下さいよ」
文「コトワリさぁぁん!!!!」
理「アヤさん!!」
文「だったらこんな大舞台で羞恥プレイ交えてやる必要無かったでしょうがぁぁああ!!!!!!!!」
理「グファ!! なんて完成されたフォームのジャンピングアッパーカット! ……ガクッ」

このとき、ミニスカート姿で飛び上がったアヤは、客席の全員にパンチラを披露してしまっていた。
シンプルながら見る者を魅了するしっかりとした高級感のある純白のレースが、コトワリの正確なイリュージョンにより完璧なポジショニングでその下半身にフィットしていた。さらにその純白さを際立たせるかのようにアヤの顔は赤く、恥じらいと、プレゼントに対する本人が自覚出来ていないレベルのほんの少しの嬉しさを見せていた。故に、このパンチラは何よりも美しく、のちに伝説となったのである。

 

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偽りPercussion (4/4)

橋本:俺らだって漫才できるんだぜ。
霜山:そうだ、俺らは漫才できるんだ。

いや別にしたらええやん 偽りPercussion!

漫才/ドリームミー

 

橋本:俺って実はさ、眠ると夢を見るんだよね。

霜山:うん、実は誰でも見るんだけどね。

橋本:本当に色んな夢を見るんだよね、外国人に冷えたいんげん豆を永遠に食べさせられる夢とか、

   赤い服を着た幼女の大群に砂まみれのいんげん豆を投げつけられる夢とか

霜山:お前はいんげん豆の何を悩んでいるんだ。

橋本:けれど、夢の中ってどうしても見れないものが一つあるじゃん。

霜山:えっ、そんなのあるのか?

橋本:自分の姿。

霜山:ああ、確かに・・・って、そうなの?見えると思うけど。

橋本:そりゃあ、足とか手とかは見えると思うけど、自分の全身を見るってのは無いだろ。

霜山:まあ・・・それはな。普段も見る事出来ないし。

橋本:だろ、夢なら何でも見れるって言いながら、自分の姿っていう一番身近なものが見れないんだぜ、何かおかしいと思わないか?

霜山:でも自分の姿を見る時間ってのは実際そんな長くないし、仕方ないんじゃないの?

橋本:いいや、不条理な夢の世界だからこそ、見えていいはずだろ。だから、俺は自分の姿を夢に出そうとここ何週間か色々試してきたんだぜ!

霜山:・・・もしかしてウチに「俺の夢見る!俺の夢見る!」って手紙送ったのってお前か?

橋本:ああそうだ、その時は興奮して自分で何書いてるか分らなかったけど。

霜山:そんなもん送ってくるな!何かの脅迫状かと思ったぞ!!

橋本:俺の夢への新たな挑戦をまずお前に報告したかったのさ。

霜山:いらないからそんな報告!しばらく夜が怖かったんだぞ!!

橋本:そう言うなって、俺とお前は小さい頃自転車で正面衝突した仲じゃねえか。

霜山:もっと気持ちいい思い出話で例えろ!昔の傷が疼くだろ!!・・・で、どんな事をやったのさ?

橋本:最初は単純に考えてみたんだ。夢の中に出てこないって結局は自分の姿に対して印象が薄いんだろ、だったら常に自分の姿を意識すればいいじゃないかって!

霜山:ほう、どうやって意識するんだ?常に手鏡でも持ち歩くのか?

橋本:それはもちろん。まずは早朝4時に起きてそれから3時間自分の姿を見つめ続ける。

霜山:気持ち悪っ!!どんなナルシストの朝だよ!!

橋本:骨格から髪の癖、はたまた舌の色まで自分の全てを認識するのさ!そして鏡の中の自分にキスしたら、今度は大学に行く。

霜山:うわぁ、幼馴染のそんな姿想像したくねえよ・・・。

橋本:電車の中では俺が今まで存在してた事を意識するために、常に自分のアルバムを開いてハァハァしてる。

霜山:なんて気色悪い乗客だっ!

橋本:携帯の待ち受けも俺の裸姿にする。

霜山:もうお前、自分しか愛せないと思うぞ・・・。

橋本:そして講義中も印象を薄めないようにと傍に参考書の如くアルバムを積み上げておく。

霜山:学内でもか!!大学仲間を失うぞ!

橋本:周りに人が寄ってこなかったり、鞄の中の顔写真ぶち撒けたり、携帯落として教授に拾われたりと波乱万丈な大学生活を乗り越えて我が家に帰宅。

霜山:最悪の一日じゃねえか!!俺だったら次の日から引き籠るぞ!!

橋本:そして夢を長く見るために速めに就寝。部屋中俺のポスターだらけだからどこで寝ても俺が見れるんだぜ!

霜山:なんだその嫌すぎる包囲網は!!・・・で、お前の夢は見れたのか?

橋本:それがラブレターを広げる少年のようなワクワク感を抱いて寝たんだけどな・・・結局駄目だった。

霜山:そこまでして駄目だったのか!お前結局ナルシスト疑惑を世間に撒き散らしただけじゃねえか!!

橋本:受験戦争でピリピリしてる教室でなぜか俺だけバラの花を撒きながら踊ってて周りからウザがられる夢を見た。

霜山:そんな感じのを見るだろうな!お前も心の底では疑問を感じてたんだろ!!

橋本:やっぱ人って複雑だからな・・・完全に印象付けるのはもっと長い時間が必要なんだろうな。

霜山:もっと早く気付いて欲しかったよ・・・。

橋本:そしてこの失敗を踏まえた上で今度は実験2だ!

霜山:まだ続けたのか!!どうせまた変体行為だろ!

橋本:いやいや、今度のはとっても清純な方法だから。

霜山:なんだよそれ!!たぶん清純の意味分かってないだろ!!

橋本:特定の人物の夢を見る事が難しいなら、無機質で単純な物質の方が夢に出やすいって事だろ。だから俺は、鏡という物質を全力で愛でる!!

霜山:お前の清純って何だよ!!

橋本:考えてみればこれが一番効果的だろ、鏡に映る自分じゃなくて鏡そのものなら、いつも意識できるしイメージも浮かびやすいだろ。

霜山:まあ理論的にはな。それで、鏡を夢に出すためにどんな事を?

橋本:まずは早朝4時に起きてそれから3時間鏡を見つめ続ける。

霜山:導入部は同じだ!相変わらず無駄な早起き!

橋本:鏡の形、鏡の性質、鏡の心を隅々まで感じるんだ!そして鏡にキスしたら今度は大学に行く。

霜山:意識を鏡に変えただけで終始なんら変わりねえじゃねえか!!

橋本:いや、ここからは全く違うぞ。今度は全身が映る姿見を2枚持って電車に乗り込む。そしてうっとりと見つめる。

霜山:前回より迷惑になってるじゃねえか!より気持ち悪いわ!!

橋本:途中で日差しが強くなって大変な事に。

霜山:自爆してるんじゃねえ!!俺が乗客だったら殴ってるぞ!!

橋本:講義中でも目の前に姿見を置く。なぜか周りの人も教授も何も言わない。

霜山:完璧にナルシストだと認識されたんだよ!!そこまで来ればもう誰も何も言えないよ・・・。

橋本:そして己の美学サークルからの凄烈な勧誘を乗り越え、家に帰宅。

霜山:他にもそういうヤツがいるのかお前の大学・・・。

橋本:ここで鏡に対して、親近感を通り越して愛情を感じてしまった俺は、そのまま3時間鏡に荒い息を吹きかける。

霜山:みだらな自分が丸見えだ!!

橋本:そうしてる内に夜になり、早速床に就く。周りが全部鏡だから何処を寝ても鏡が見える。

霜山:お前絶対合わせ鏡とか気にしないんだろうな・・・呪われても知らないぞ。で、鏡の夢は見れたのか?

橋本:それがまた駄目でさぁ。

霜山:また失敗か!ナルシスト疑惑を確信に変えただけじゃねか!!!

橋本:俺が町中の窓ガラスを舐め回してる所を、霜山が荒い息を吐きながら撮影してる夢を見た。

霜山:勝手に俺をそんな卑猥な役にキャスティングしてんじゃねえ!!

橋本:やっぱ鏡の性質まで夢に出すには反射や光の法則まで完璧に理解しないといけないのかな・・・本当に人間の脳って難しい。

   ああ、どうすれば俺の姿が夢に出るんだろう・・・。

霜山:・・・あれ?俺の姿が夢に出たって事は、もう成功したんじゃない?

橋本:えっ?どういうことだよ。

霜山:だって俺ら、入れ替わってるじゃん。

橋本:!?

霜山:ホラ、小さい頃自転車で正面衝突した時から・・・。

橋本:ああ、そういえば・・・すっかり忘れてたよ!

霜山:自分の姿がどうしても出てこないってのは、お前がまだ自分の姿に自分の姿だって印象が薄いからなんじゃない!?

橋本:そうだな!心の奥底ではまだ霜山の体が俺の体だって思ってるのかもしれないな!!

霜山:じゃあお前の体だって思ってる物は夢に出てきたんじゃん、良かったな!ハハハ!!

橋本:うん、やったぜ!自分の姿を夢に出したぜ!!ハハハ!

二人:ハハハ!ハハハ!ハハハ!ハハ・・・ハァ・・・・。

 

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敗退者コメント

 

 

シューマイ4号 217KB

緑:ズバリ!予想的中でしょう!
源:そんな予想すんなよ・・・

  

放浪鴎 177KB

山本「スランプは抜け出せなかったか〜」

高橋「でもこれで記録は伸びたよ〜」

山本「・・・複雑です」

 


 

 

 

A:惜しくも涙を流した皆さん、次回の挑戦をお待ちしています

B:以上結果発表でした

 

ジャッジペーパー(上からFAN、スリーオール、BOMB、KT)

 

放浪鴎

・……あぁ、なるほど、そういうことか。
妙に深いですねこれ。タイトルがすごくきいてる。
こういうネタ僕はアリだと思うんですが、この設定を生かすなら、
「一文字バージョン→新聞→フルバージョン」
の順番の方がよかったんじゃないでしょうか。
このままだと設定潰れてる感じがするので。(12点)

・やりたいことはわかるのですが、笑い所が用意されてないのが難点かと思います。
前半の会話にはボケらしいボケもなく、後半もそれを挽回するほどの驚きもないので結果としてマイナスだけが残ってしまってる感じでした。
あと言ってしまえば「寝美篤」っていう単語が無理矢理すぎるのと、始まってすぐその言葉を出したことで後半を読む前にいろいろ感づいてしまったのいうのも大きな誤算かと思われます。(10点)

・3文字縛りの漫才などはよくありまして、けれども?文字はなかなか見かけないですね。
何故見かけないかって、ボケづらいんですよ。
このネタでも最後の寝美篤の台詞しかボケが無いわけで。
前半の普通の会話でちゃんとしたボケを入れて、後半は縦読みとかを上手く使わないと厳しいと思います。(4点)

・まぁ後半の一文字だけで会話が成り立つように見せて、だから?というとこで終わった印象です
それ以前にフリである前半の会話の面白みの無さが残念でなりません
設定を悪く言ってるんじゃないんです。それを扱う技量がちっとも追いついてないだけなんです(3点)

 

偽りPercussion

・どうせまた変体行為だろ!→変態 だと思います。
目ざとい僕ですが減点はしません。

変態が登場するネタは数あれど、笑える変態なのでよかったです。
夢の内容がやたらおもしろいです。
鏡を意識するところが、最初の自分を意識するとこと比べて若干弱かったなとは思いました。(30点)

・前回このネタを見たときと大きく印象は変わらなくて、
完成度は高いんだけど、なんだか笑うとは違う感じでした。
ネタで結構な割合を占める鏡関連の展開がまったく自分の中でヒットしてこなかったのもありました。(16点)

・いちいちアホ臭くて好きなんですけど、凄く笑えたというほどでもないのでこの点数でお願いします。
オチでちょい点数足しました。(27点)

・今までの偽りさんのネタって、ポっと不意に思いついたようなボケをそのまま放置して、ほわっほわになる空気感で笑わせる感じでした
今回のネタはツッコミをしっかりさせて漫才らしい流れを汲もうとしてる意図が観られましたが、
大したツッコミでもなくただの合いの手にしか見えず、ただナルシスト発言してるだけのボケと相まっていつもの調子が全く出てないように感じました
点数は本当もうオチの展開のみの評価です(6点)

 

シューマイ4号

・こういう言い方正しいかわかんないんですけど、今までで一番漫才らしかったです。
ちょこちょこ挟まってくるボケがなんかおもしろかったです。クリーニングとか、菅おろしとか。
暗殺の話自体は、格段おもしろかったというわけではありませんでしたが……(21点)

・上野動物園など面白いところは面白かったんですが、
家に行ってからがすごいだらだらした感じで、見せ場無く終わったように思います。
また、クリーンを意味とかピカチュウとか、「これわざわざいる?」というボケがちらほらありました。(11点)

・なんていうか、話に入り込めないんですよ。
漫才内で語られる出来事が、あまりにご都合主義と言いますか、実態にそぐわないような。
急に取材にやって来てそれに応じるなんて、そんな街角インタビューじゃあるまいし。
意図的でない非現実さって、悪い意味でかなり目立つんですよね。
このくだりの直前のボケなんかは結構好きです。非現実的だけどそれは意図的なものであり、画としても面白いし。
ということでボケは好きなのもあったんですけど、もう少し自然な、常識的な流れを意識してネタを運んでもらいたいです。(7点)

・全体通してグズグズな印象を受けました
ボケらしいボケが失礼な言い間違いくらいしかなく、
終盤の展開もあっさり終わってしまい、何も残りませんでした(2点)

 

理系文系

・ある程度長い文章は適度に改行したほうがいいですよ。

安易な色モノネタかなぁ………と思ってたんですが、だんだんとおもしろくなってきて。
で、最後のオチとナレーションがアホすぎてですね………おもしろかったです。
オチでやられた!と思ったネタ、久々でした。(35点)

・良くも悪くも「こいつら何やってんだ」状態なので、あんまりあーだこーだとは言えないです。
所謂笑った分だけ点数付けるパターンでした。(15点)

・福沢諭吉がパンツかぶってるボケは面白いですね。
ただネタ中で行われる羞恥プレイに本気で引いてしまい、この世界観に入り込めなかった(入るのが嫌だった)です。
ステージの端とかオチとか、笑い無視の妄想全開のくだりって、読んでてウワァオゥって叫びたくなるのは俺だけじゃないはず。(13点)

・まぁただパンツのテレポートを長々とやってただけですよね
羞恥させるパターンなんて他にもまだまだあるはずなのに、
それのみで縛ったせいで展開も意外性も皆無でした(2点)

 

バニーガール

・ボケが勝負のネタだと思うのですが、おもしろいとこ3〜4割ぐらいかなあ。
バッティング→カッティング、ペッティングの下り、3チーム野球のとこ、オチおもしろかったです。
蛇足というか、屁理屈のとこだったり行伸ばしのためかな?みたいに思えるとこがありました。
あと……ストライクの色って黄色じゃないですか?(15点)

・山形にも良いところはありますよ、という個人的な感想は置いといて、
時事ネタとして筋の通ったネタだとは思いましたが、普通の漫才を食ってしまうほどの爆発力というのは感じませんでした。(15点)

・山形ってよくネタ中でバカにされるんですけど、スリーオールさんってこういうのはどう処理してるんだろ。
俺自身も元は山形なんで、こういうのが出てくると複雑ですよね。
こういったくだりは点数とかには全く反映させない派ではあるんですけど、少し寂しさを覚えると言いますか。
青森って皆さん、割とパッとりんごが出てくるじゃないですか。
宮城なら牛タン、岩手は乳製品かわんこそば、秋田はきりたんぽ、福島は喜多方ラーメン。
山形だってさくらんぼとか牛肉があるのに、みんな出てこないんですよねー。地域課題だなぁ。(雑談終わり)
テンポ良いなと思います。カウントのとこのボケとか好き。
あと全く関係ないけど、不意の「性的に?」のボケが妙に笑えました。
その一方で、なんでこんなボケを入れちゃったんだろう、っていうくらいベタなのも目につきました。
雑談の方が長くてごめん。(21点)

・手広くやってはいるんですが、どれも薄味な感じだったのが否めません
よく言えば安定感抜群、悪く言えば低空飛行が続いた印象です(10点)

 

 

 

 

平均KB:263.40KB 満足指数:73.33%
偽りPercussion 341KB 4/4
理系文系 297KB 5/7
バニーガール 285KB 5/6 
シューマイ4号

217KB

1/7
放浪鴎

177KB

3/11
伸び悩んだ37回
その中で唯一オーバー300を果たしたのは偽りだった
連敗組はいつ活路を見出せるのか

 

サバイバルカウント

へへへ(シューマイ4号)、残り2連敗すると出場停止

放浪鴎、次回敗退すると3連敗により出場停止 

 

 

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