第16回放送(2011年4月12日放送)

 

B:さぁ、この企画始まって以来の三つ巴の戦いとなるわけですが
A:三国志で例えるなら、差し詰めwhitewhiteが魏、トリックルとたてものが蜀と言ったところでしょうか
B:どうせならちゃんと三国に分配して欲しかったです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリックル

霧雨:どうも、あと2票入っていたらグレー賞に選ばれていたトリックルです。

黒岩:まあ、今期頑張っていこ!
   というわけで、今回3回目の挑戦。初戦は残念ながら敗北。しかし、2回目は初オンエア!
   今回狙うはもちろん。

霧雨:273KB

黒岩:3連続!?

なんか同じキロバトルを何度も取ることってたまにありますよね

 

whitewhite

前田:久々の初挑戦です
安正:お手柔らかに

いいですか、こういう矛盾に手を出したら危険なんです

 

たてもの

よろしく!!!!!

うるせえ!!!!!

 

 

 

 

 

B:以上の3組です。今回は3組の挑戦なので上位2組がオンエアとなります。それでは運命の計量に参りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリックル

 

 

 

 

273の神に見放された! 

 

 

 

 

 

 

whitewhite

 

 

 

 

300を越えてきた! 

 

 

 

 

たてもの

 

 

 

 

な、なんだとぉ!? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上ですべての計量が終わりました。今回はボーダーの方が2組いるので、何と全員がオンエアとなります
A:それでは、オンエアされる皆さんの発表です

 

 

 

 

 

トリックル 連勝達成!

whitewhite 初挑戦初オンエア!

たてもの またも同率オンエア!

 

 

 

 A:それでは難関(?)を突破した皆さんの熱演をご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

whitewhite (1/1)

ボブ:土に還ります

バブ:風呂に溶けます whitewhite!

コント/豆腐屋

 

前田:えっ、豆腐屋なのに麻婆豆腐売ってないんですか?
安正:誠に申し訳ございません
前田:しっかりしてくださいよ、豆腐屋なんでしょう?
安正:誠に申し訳ございません
前田:麻婆豆腐の素すらないってどういうことなんですか
安正:誠に申し訳ございません
前田:謝ってばかりいないで誠意を見せたらどうなんですか
安正:しかし、こちらに落ち度は無いと思うのですが
前田:何言ってるんですか、豆腐屋なのに麻婆豆腐がないんですよ?
安正:豆腐屋だから麻婆豆腐を置いているという考えはいかがかと思いますよ
前田:じゃあ「麻婆豆腐」の「豆腐」は豆腐じゃないと言うんですか?
安正:そう言う訳ではないですけども
前田:でしょうがよ
安正:しかし何分出来合いのものは取り扱ってないんですよ
前田:豆腐だって大豆から出来た出来合いのものじゃないですか
安正:そうですけども、家で豆腐を大豆から作る人なんて滅多にいないでしょう
前田:私は作りますよ
安正:その工程を飛ばさない労力があるのなら、麻婆豆腐も一から作ればいいじゃないですか
前田:片栗粉を一から作れるわけないじゃないですか
安正:じゃあ片栗粉は買えばいいじゃないですか
前田:え、豆腐屋なのに片栗粉売ってるんですか?
安正:置いてるわけないでしょう
前田:しっかりしてくださいよ、豆腐屋なんでしょう?
安正:だから落ち度は無いですって
前田:ごちゃごちゃ言ってないで誠意を見せたらどうなんですか
安正:売ってないものは売ってないんですよ。近くのスーパーに行けばいいじゃないですか
前田:庶民がスーパーの出来合いに手を出せるほどの財力があるわけないじゃないですか
安正:庶民の味方でおなじみのスーパーですよ?
前田:じゃあスーパーマーケットは日曜の朝8時頃からテレビ朝日系列で放送されてるんですか?
安正:「正義の味方」的なニュアンスでとらないで下さいよ。仮に放送されてたとして何かあるんですか
前田:デパートでそれの変身ベルトを買います
安正:あ、特撮マニアだったんですか。というか、そのお金があるならスーパーで出来合いの麻婆豆腐買えるでしょうに
前田:好きなものの為なら、何かを我慢してでもそれを手に入れるのがマニアでしょうが
安正:まあ、一理ありますけども
前田:出来合いの麻婆豆腐を我慢して、やっと出来合いの変身ベルトを変えるんですよ
安正:後者は出来合いとは言わないでしょうよ。家で変身ベルトを一から作る人なんて滅多にいないでしょう
前田:私は作りますよ
安正:じゃあ出来合いのもの買わなくたっていいじゃないですか。一家に二つも変身ベルトいらないですよ
前田:息子にもあげたいんですよ
安正:お子さんおられたんですか。それは失礼
前田:私がそれを使って、息子に私が作った変身ベルトを渡しましょうよ
安正:そこは息子さんに出来合いの変身ベルトをあげましょうよ。多分クオリティがだいぶ違うんですから
前田:でも、ちゃんとライトニングトパーズとから作った変身ベルトですよ?
安正:大分リリカルな世界に住んでいらっしゃるようで
前田:最後に水溶き片栗粉を加えてとろみを出すんです
安正:台無しですよ。どこにとろみ出そうとしてるんですか。後、スーパーマーケットは特撮アニメになってませんからね
前田:確かに「スーパーマーケット」に「マン」入ってないですもんね
安正:今は「ジャー」がつく方が多いですよ
前田:えっ、スーパーマーケットなのに炊飯ジャー売ってるんですか?
安正:思考の飛躍がえげつないですよ
前田:しっかりしてくださいよ、スーパーマーケットなんでしょう?
安正:それに関しては私は管轄外です
前田:ごちゃごちゃ言ってないで誠意を見せたらどうなんですか
安正:文句を言うべき人が違うことぐらい分かりましょうよ
前田:というわけで炊飯ジャーください
安正:さっきまで全然炊飯ジャー欲しがってなかったじゃないですか
前田:麻婆豆腐を作れる出来合いの炊飯ジャー下さい
安正:確かに最近色々調理できる炊飯器が人気ですけども。炊飯ジャーも一から作ればいいじゃないですか
前田:ライトニングトパーズから炊飯ジャーを作れるわけがないじゃないですか
安正:ライトニングトパーズってあんまり万能じゃないんですね
前田:変身ベルトと煮込みハンバーグと肉じゃがと炊き込みご飯とシナモンアップルケーキぐらいしか作れませんよ
安正:それ自体が炊飯ジャーみたいなものじゃないですか
前田:えっ、炊飯ジャーから変身ベルト作れるんですか?
安正:ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
前田:泣かなくてもいいじゃないですか
安正:そりゃ泣きもしますよ。こんなお客さんはじめてですよ
前田:とりあえず目からこぼれてる杏仁豆腐を拭いてください
安正:こぼれてませんよ。そこはせめて「にがり」か「豆乳」でしょうに
前田:目からこぼれてる出来合いの杏仁豆腐ください
安正:拭くんじゃなかったんですか
前田:えっ、豆腐屋なのに杏仁豆腐売ってないんですか?
安正:売ってないです
前田:しっかりしてくださいよ、「杏仁豆腐」の「豆腐」は豆腐じゃないとでも言うんですか
安正:そうですよ
前田:ヒャッホーイ
安正:どうして、今のタイミングで私にアッパーカットを浴びせたんですか
前田:イライラが沸点に達しました
安正:なんで貴方の方がイライラしてるんですか
ボブ:リンカーン
前田:ずっと前から麻婆豆腐が無いことにイライラしてたじゃないですか
安正:してましたけども。変なクレームつけられたこっちの身にもなってくださいよ
前田:えっ、豆腐屋なのにいなり寿司売ってないんですか?
安正:右の棚の一番下の段に置いてます
前田:3つください
安正:900円です
前田:1000円からでお願いします
安正:お釣り100円になります。ありがとうございました、またのお越しを
前田:やったー、出来合いのいなり寿司だー
安正:ずいぶんと出来合いのものを溺愛してるんですね
前田:ぶち殺すぞ
安正:すいません

 

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トリックル (2/3)

黒岩:ありがとうございます。連勝達成です。

霧雨:今期はなにか賞を取りたい!

黒岩:…まあ、ブラウンとピンクとグレー以外なら取りたいね。どうぞ!!

これは「まんじゅうこわい」理論と取ってよろしいでしょうか トリックル!

漫才/桃?太郎

 

霧雨:はいどうも、トリックルです。よろしくお願いします。
   僕ね将来子どもができたら、寝る前に子どもに本を読んでもらいたいんですよ。

黒岩:お前が読みなよ!なんで子どもが本を読んでお前が寝るんだよ!?

霧雨:それでどういう本がいいかなあって思って。

黒岩:まあ、ベタだけど昔話とかがいいと思うよ。
   例えば、「桃太郎」とか。

霧雨:なるほどね。
   でも、「桃太郎」とか飽きたからなあ。

黒岩:お前が飽きたかはどうでもいいよ!子どもに読むんだから。

霧雨:じゃあ、僕なりに考えてきた物語があるから聞いて。

黒岩:考えてきたんのだったら、どういう本がいいか聞くなよ!
   それで、どういうお話なん?

霧雨:桃太郎なんだけど、

黒岩:お前、さっき飽きたって言ったよね!?

霧雨:話は最後まで聞いて!
   物語自体は「桃太郎」なんだけど、いろんな物語を取り入れて、新しい桃太郎を考えたの。

黒岩:取り入れた?どういうこと?

霧雨:じゃあ、今から読むから聞いて。
   昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
   おじいさんは2人で作ったかさを街まで売りに行き、おばあさんは家にいました。

黒岩:なるほどね。「桃太郎」のお話の中に「かさ地蔵」の一部を含んでいるということなんだ。
   でも、おばあさんが家にいたら桃が拾えないんじゃ・・・

霧雨:すると、川上の方から大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。
   そして、赤ずきんちゃんがその桃を拾いました。

黒岩:赤ずきんちゃんが拾ったら、さっきのおじいさんとおばあさんが出る意味ないよね!?

霧雨:赤ずきんちゃんはその桃をおばあさんのところに持っていきました。
   すると、おばあさんに変装したオオカミが言いました。

黒岩:さっきのおばあさん、食われちゃったよ!赤ずきんちゃんピンチ!

霧雨:「例の物は持ってきたんだよな?」
   すると、赤ずきんちゃんは
   「例の物を持ってきた。交渉成立だな。」
   と言って桃を渡し帰りました。

黒岩:裏取引みたいだよ!子どもに悪影響だよ!
   てか、ここ昔話関係ないでしょ!

霧雨:オオカミがその桃を山の頂上で食べようとした時、手が滑って桃が転がっていくではありませんか。

黒岩:おっちょこちょいだなあ。

霧雨:桃がゴロゴロと転がっていって、その音が鳴り止んだ次の瞬間おばあさんの家の屋根を突き破り、桃が落ちてきました。

黒岩:危ないよ!おばあさん、大丈夫なの?

霧雨:間一髪、下敷きにならなかったおばあさんは、一緒にいたこぶとりじいさんと2人で桃を割ってみると・・・

黒岩:おばあさん不倫しているよね!?昼ドラみたいにドロドロしているのはまずいよ!

霧雨:中から、それはそれは可愛らしい桃。

黒岩:桃!?ロシアの人形みたいになっているよ!

霧雨:のようだったような。なんせ最近物忘れが激しくて。
   と、あの時のことを鮮明に語るおばあさん。

黒岩:いいよ、おばあさんの実体験の話は!そして、鮮明でもないし。
   そこは、赤ん坊でいいと思うよ。

霧雨:鮮明に語る赤ん坊。

黒岩:そこじゃないよ!桃から出てきたのが赤ん坊!

霧雨:そっちね。
   山から落ちてきた桃を割ってみると、中からそれはそれは可愛らしい赤ん坊が産まれました。
   おばあさんはその子を桃山太郎と名づけました。

黒岩:桃山!?名前自体変わったよ!

霧雨:やがて桃山太郎はすくすくと大きくなり、おばあさんに言いました。
   「今まで、おばあさん一人で育てていただき誠に感謝いたします。この御恩は一生忘れません。」

黒岩:不倫バレたよね!離婚しちゃってるし!
   てか、桃山太郎めっちゃ礼儀正しいね!

霧雨:「それで、恩返しとして鬼を退治します。」
   こうして、桃山太郎はきびだんごを持って、鬼を退治しに行きました。

黒岩:ここは普通だね。

霧雨:桃山太郎が歩いていると、
   「桃山太郎さん、桃山太郎さん。お腰に付けたきびだんご。一つ私にくださいな。」
   と地蔵が言いました。

黒岩:地蔵なの!?動物じゃないの!?

霧雨:桃山太郎は、
   「鬼を退治するのを手伝ってくれるなら、一つあげるよ。」
   と言うと、桃山太郎は地蔵の前にきびだんごを一つ置きました。

黒岩:ただ、地蔵にお供え物をしているように見えるよ!

霧雨:すると地蔵は言いました。
   「ありがとう桃山太郎さん。僕のこの鋭い牙で。」

黒岩:なんでそこ犬の特徴のままなんだよ!?
   地蔵なんだから、地蔵らしい特徴を言わないと。

霧雨:じゃあ、
   「僕のこの固い体で、僕を攻撃する者に呪いをかけましょう。」

黒岩:固いの関係ないでしょ!そして呪いをかけるって恐いよ!
   固い体で、鬼に攻撃しましょうとかでいいと思うよ。

霧雨:「僕のこの固い体で、鬼に攻撃しましょう。」
   と言うと、桃山太郎は地蔵を持ち運びました。

黒岩:そこは運ぶんだね。地蔵が喋ったんだから、動いてもおかしくはないと思うよ!

霧雨:桃山太郎はまた歩いていると、亀が言いました。
   「桃山太郎さん、桃山太郎さん。お腰に付けたきびだんご。一つ私にくださいな。」

黒岩:次は亀ね。

霧雨:すると、桃山太郎さんは言いました。
   「さっきも言ったように、鬼を退治するのを手伝ってくれるなら、一つあげるよ。」

黒岩:亀からしたら初耳だよ!

霧雨:すると亀は言いました。
   「ありがとう、桃山太郎さん。僕のこの固い甲羅で、鬼に攻撃しましょう。」

黒岩:さっきの地蔵と被っているよ!

霧雨:桃山太郎は亀を仲間にしました。
   桃山太郎がまた歩いていると、鶴が出てきて言いました。
   「桃山太郎さ・・・
   (省略)
   ・・・とってみせましょう。」
   桃山太郎は鶴を仲間にしました。

黒岩:途中、省略するなよ!そして、最後の「とってみせましょう」がすごい気になるわ!

霧雨:ついに砂浜にたどり着いた桃山太郎一行。
   海を渡るために泥船に乗りました。

黒岩:すぐ沈むよ!泥船だし地蔵もあるからね!

霧雨:しかし黒岩君の言った通り、泥船はすぐに沈み桃山太郎一行は途方にくれていました。

黒岩:まず、亀に乗って渡る方法を思い付こうよ!
   そしてなんで俺が出てくるの!?

霧雨:すると、桃山太郎は「←フェ リー」という看板を見つけたので行ってみると、そこに船はなく妖精がいました。

黒岩:くだらないよ!フェリーとフェアリーって。

霧雨:そして、妖精が出した粉を浴びた桃山太郎一行は、空を飛べるようになり、

黒岩:ティンカーベル!?

霧雨:あっという間に鬼ヶ島にたどり着きました。
   すると、そこには緑色の髪、二本の角、縦縞の服、だっちゃが口癖の・・・

黒岩:ラムちゃんだよね!?てか昔話関係ないでしょ!
   普通に鬼でいいよ。

霧雨:・・・じゃあ、
   青鬼、赤鬼が現れました。
   ここで僕が「お前達は何者だ?」と言う。

黒岩:言わなくていいよ、お前が言うとか!

霧雨:だって、子どもの時から寝る前に重要なところだけを読んでもらっていたの。

黒岩:普通は全部読むんだよ!そして、そこ重要でもないよ!
   えっ?じゃあ他の所は?

霧雨:他の所は黙読。

黒岩:おかしいでしょ!親が絵本を黙読していて、急に「お前達は何者だ?」って言われたら、子ども起きちゃうでしょう!?

霧雨:違うよ。子どもが読むの!

黒岩:眠れないよ!
   これからは、全部読んであげなよ!

霧雨:分かった、じゃあ続き言うね。
   「私の名前は桃山太郎。鬼どもを成敗する。」
   と桃山太郎が言いました。

黒岩:ここから鬼との戦いだね。

霧雨:睨み合う桃山太郎一行と鬼達。
   慰謝料について最高裁で争うおじいさんとおばあさん。

黒岩:出てこなくていいよ!そして、最高裁までいけないよ!

霧雨:まずは鬼達が責める。しかし、地蔵と亀の守りに鬼達は苦戦しています。
   鬼達が悩んでいる間に桃山太郎と鶴が責める。

黒岩:お、なかなかいいじゃん。

霧雨:そして、鶴が鬼達のスキをついて王手。

黒岩:将棋!?戦いとかじゃなくて!?

霧雨:「だから言ったでしょ、桃山太郎さん。王将をとってみせましょうって。」

黒岩:そういうことだったの!
   なんかカッコいい。けど、桃太郎とは関係ないよね!?

霧雨:結局、最終的に相手の二歩により勝利した桃山太郎。

黒岩:相手の反則負けなの!?しかも大分省略したし。

霧雨:こうして鬼達からもらった宝物とおじいさんからの慰謝料で幸せに暮らしましたとさ。

黒岩:裁判の結果とかいいよ!
   ていうか、何これ?昔話と関係ないところもあったし、第一桃山太郎って題名すら変わっているよ!

霧雨:いいと思ったんだけどなあ。
   それでこれを子どもに読んでもらいたいの。

黒岩:だから、お前が読みなよ!もういいよ!

二人:どうもありがとうございました。

 

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たてもの (3/4)

よし!!

おめ!! たてもの!

漫才/一生

 

A・・・ロボってかっこいいよね
B・・・ロボはかっこいいよ
A・・・俺の父さんは昔ロボになりたかったんだって
B・・・お前の父さんロボになりたかったんだ
A・・・ロボっつってもキカイダ―とかあんなちゃっちいのじゃねーよ?本気のロボだよ
B・・・でけーやつか
A・・・そうでけーやつ
B・・・でも無理だろそんなの人間なのに
A・・・そうなの。だから、俺の父さんまずマンションに住んだの
B・・・なんでマンションなの
A・・・そのマンションがすげーでかかったらしい
B・・・でかいマンションか。そらいいな
A・・・で、そこでロボになるシミレーションしてたんだって
B・・・シミレーションってどんなのしてたの
A・・・屋上から風景見たり
B・・・ロボの頭の部分から見下ろした時のシュミレーションね
A・・・そう。いちいち驚いてたらロボ危ねーからな
B・・・そういうとこは経験だよね
A・・・で、父さんそのとき20歳なんだけど、公務員試験の勉強もしてたのね
B・・・努力家だね
A・・・でも結局ロボと公務員との両立って難しくて公務員諦めちゃったわけ
B・・・そう言われるといないもんね公務員やりながらロボやってる人
A・・・でしょ?だってでけーもんロボ。役所にはいらねーよ
B・・・できる仕事も限られてくるよね
A・・・そーなんだよ。ロボやるにしても食ってくには金がいるしさ
B・・・あのおっきさだったらドーム関係の仕事しかできないよね
A・・・ドーム関係っつってもロボ雇ってくれる人なんかなかなかいないよ
B・・・やっぱ現実はそうだよね
A・・・そうなんだよ。父さんもアルバイトしながらロボになるため頑張ってたんだって
B・・・うんうん
A・・・そしたら、そのバイト先でロボの事をすげー悪く言う人がいたらしいんだよ
B・・・マジで
A・・・マジで。ほんで父さんも最初は我慢してたんだけど、もう聞くに堪えられなくなって「ロボの事バカにするの止めてもらえますか?」って言ったらしいんだよ
B・・・おー
A・・・そしたらそこで揉めた話が店長の耳に入っちゃって、父さんそこ首になっちゃったの
B・・・喧嘩の相手は?
A・・・首になんなかったらしい
B・・・それもやっぱお前の父さんが・・
A・・・ロボだから
B・・・え?いや正確にはまだロボじゃないんでしょ?
A・・・いや、そのころにはもう右手の指だけロボにしてたって
B・・・もうロボにしてたんだ!!
A・・・そう。ほんで父さんバイト首になったから次のバイト先探したんだって。
B・・・うん
A・・・そしたら回転寿司屋のバイトがよさそうだってんで面接受けにいったらしい
B・・・ほうほう
A・・・で受かったわけ
B・・・よかったじゃん!
A・・・いやそれがそうも喜べないんだよ
B・・・なんでよ
A・・・さっきも言ったけどさ、俺の父さん右手の指だけロボにしてるって言っただろ?
B・・・うん
A・・・寿司握れねーんだよ
B・・・ああ!そっか!
A・・・で、最初は必死に左だけで頑張ってたわけ
B・・・うん
A・・・しばらくはやり過ごしてたんだけど、ある日すげー客が入ってきた時があって、その時に父さんロボのほうの手もつかって寿司握っちゃったんだって
B・・・うわー・・
A・・・そしたらもう客が「寿司が鉄臭え寿司が鉄臭え」って騒ぎだして
B・・・大変だ
A・・・店員一人一人チェックが入って、ロボだってことがばれちゃったんだって
B・・・ばれちゃったって面接の時に言ってなかったの?
A・・・手がロボだっつったら雇ってもらえなくなるから手袋で隠してたらしい
B・・・うわー悲しいなー。手はロボでも後は普通の人間なのにな
A・・・そうなんだよ。そこの人たちも父さんの手がロボだってわかるともうコロッと態度変えたって。「ロボに寿司なんかが握れるか!!」って
B・・・それはひでえよ。ロボだって寿司握りたいときあるよ。
A・・・で、そっから父さんだいぶ悩んだんだって。
B・・・そら悩むだろうなー
A・・・もう外にも出られないくらい考え込んだらしいよ
B・・・うわーすごいなー
A・・・うん。それでね、ある日ディスコで踊ってる時にすげー良いアイデアが思い浮かんだんだって
B・・・外にも出られないくらい考え込んでたんじゃないの?
A・・・いやそのへんは割りきってたって。
B・・・割り切ってたんだ
A・・・いやそれでね、ナンパして捕まえた女の子もほっぽりだして、すぐ家に帰ったんだって
B・・・割り切りすぎてない?
A・・・そのころには心ももうだいぶロボだからね
B・・・あーだからか
A・・・そう。だからもうだいぶおかしいんだけど、父さん体を銀色に塗ってロボになろうとしたんだって
B・・・うわーもうだいぶギリギリだね
A・・・そうギリギリ。で体中に銀色の絵具をぬってる時にふと鏡を見たらしいの
B・・・うん
A・・・そしたらその自分の姿がすげーバカみたいで、もうロボ熱が冷めちゃったらしいの
B・・・おお!
A・・・で、今にいたるってわけ
B・・・じゃーお前の父さん今はもうまったくロボになりたいとは思ってないの?
A・・・うん
B・・・よかったなー父さんがロボだったら大変だもんな
A・・・本当だよ
B・・・でもほんとにもうロボ諦めたのかな?
A・・・あーでもこの前灯油飲もうとしてたね
B・・・それロボ諦めてないよ
A・・・そういえば指どころか手全体も足もロボっぽくなってた!
B・・・完全にロボ熱再燃してるよ
A・・・マジか―
B・・・気づけよ
A・・・いや気付かないよー仕事行ってる時が多いもん
B・・・え?何の仕事してるの
A・・・公務員
B・・・両立できたんだ!そこまでいったら応援するよ
A・・・ロボ務員な
B・・・そのジャンルは認めづらいけど、まあ頑張ってって言っといて
A・・・ああ、ありがとう
A&Bありがとうございましたー

 

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敗者コメント

 

サンザンヒーローズ

A:あと4回オフエアが出ない回があったらこの司会辞める!

B:!? 以上結果発表でした

 

 

 

ジャッジペーパー(上からエフラムルート、藍殿TT、KT)

 

 

トリックル

・冒頭のボケをさらっと流してしまったせいか、「霧雨が子どもに本を読んであげる」という軌道修正がしきれないままネタに入ってしまった印象を受けました。
内容ですが、桃太郎の漫才は非常にありふれているので、よっぽど新しい事をしない限りは読み手に大きな印象を与える事は出来ないかと思われます。
少なくとも、「他の童話や昔話と組み合わせる」というだけでは、まだ「ありふれた桃太郎の漫才」といった感じです。
おばあさんに扮したオオカミが出てくるくだりですが、おばあさんは食べられたはずなのに、いつの間にふっかつしたのでしょうか?
また、「いろいろな童話や昔話を組み合わせて」しまっているだけに、
傘を売りに行ったおじいさん=こぶとりじいさんという捉え方も出来てしまうので、
不倫ボケはあまり効果的ではないように感じました。
全体的に大きく印象に残る部分がないように感じました。
もっと1つ1つのボケに関連性をあたえるなどしても良いように感じました。
個人的に、この企画の35点満点という形式が初めてなので、どれくらいの点数を付けたらいいのかわかっていない部分もあるのですが、
基本的な漫才の形はそれなりにできていると思うので、今回はこのような点数にさせて頂きます。(17点)

・題材はよくあるような昔話ネタだったんですが、お供え物や地蔵を持ち運ぶなど、面白いところが結構ありました。
黒岩:さっきのおばあさん、食われちゃったよ!赤ずきんちゃんピンチ!
この食われたおばあさんって、さっきのってことは最初に出てきたおばあさんですよね?
桃を拾ったのは新しいおばあさんでしょうか。
だとしたら、こぶとりじいさんと居ても不倫とは限らないし、後の裁判のとこにも関わってきます。
ここや他にも何点かが推敲不足だと思いました。(14点)

・何と言いますか、全体的にこう、くすぶってるんですね
ボケの構築や伏線の活用など技術面はある程度完成されてるんですが、
それに組み込む部品がどれも錆まみれな感じなんですね
しっかり錆を取り除けば見違えるような仕上がりになるかと(6点)

 

whitewhite

・ボブ:リンカーン ←こ、これは一体・・・
このネタはライトニングトパーズからは作れないんですかねぇ・・・
少なくともこのネタは豆腐屋さんやスーパーマーケットに行っても買えないですね、はい!
「ヒャッホーイ」言いながらアッパーカット繰り出すくだりの妙なインパクトは何なんや・・・いなり寿司が妙に高い所とかも個人的には好きです。
あの・・・ すいません、後は純粋に笑った量オンリーで判断させて下さい。
このネタにあまり細かな感想を言えるほど、僕には技術が無いのです・・・(23点)

・やけに淡々としていて、このテンションが好きです。
ボケも大きな爆発はあまり無かったんですが、管轄外や溺愛など安定していました。
さすがに「ボブ:リンカーン」には戸惑いました。
何だったんでしょう。(19点)

・論点が戻る際のステップがちょっと急ぎ足だったように感じます
このような世界観ならもっとたっぷり時間を掛けても問題無いように思いました
出来合いの使い方は上手かったです(11点)

 

たてもの

・立て続けに何だよあんたら・・・
何だか絵本を読んでいるような気分でした。
それだけ話をわかりやすく組みたてられているという事なのですが、終わりが唐突過ぎたかなと感じます。
ただ、ネタの空気感を守ったボケでネタを進行している所もポイントが高いと思います。
もう少し大笑いできる箇所は欲しかったと思います。(24点)

・ロボになりたい人の話ってのは、良い題材を持ってきたと思います。
しかし、内容があまりにも薄いです。
ツッコミが不十分だと思われます。
もう少し分かるようにネタを作ると良いと思います。(2点)

・漫才のオチがお礼って異例ですよね。びっくりしました
ロボは寿司握れないなど、独特の世界観で最後まで貫き通してましたが、
結果的にかなり当たりハズレのでかい仕上がりになったかと
自分としては寿司のくだり以外とくに当たりませんでした(11点)

 

 

 

 

平均KB:269.00KB 満足指数:60.00%
whitewhite 317KB 1/1
トリックル 245KB 2/3
たてもの 245KB 3/4
まさかのオフエアゼロ!こんな屈辱は初めてだ!
全体的にKBが伸び悩んだもののトリックル、たてものは連勝を決め、
whitewhiteは初戦からトップ合格と幸先良いスタートを切った

 

 

サバイバルカウント

ええい今日は店じまいだ!

 

 

 

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