第12回放送(2011年3月14日放送)

 

B:さぁ、第12回目の放送ですが
A:これって過去にバレンタインデーにも放送して、ホワイトデーにも放送してるんですよね
B:そうですね、こうして放送してるギリギリまで忘れてたよね、両方とも
A:関係ないと言えば関係ないんですが、昨日インド旅行に行ってた知り合いから地元の土産にチョコレートをもらいまして
B:あらタイムリーな
A:さすがインドと言いますか、チョコのハズなのにでっかい錠剤噛み砕いてる感じでしたよ
B:香辛料多すぎてた!?そんなこんなで今回の挑戦者の紹介です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ササキに願いを

○:3月1日、3年間通った高校を卒業しました。
☆:次は最下位から卒業したいです。

出場停止への再入学は免れたい

 

直線方向自殺志願

隻眼の魔術師のおばちゃん:今日は葱の特売日なんで、サイクルバトルが終わったら買い込みます。
百年に一度の逸材のおじちゃん:しばらく葱だけで暮らす。

特売だけどさらに値切ってから買います

 

プラスアルファ

大黒:今回はおろしたての新ネタで勝負です!

西沢:あとおろしたての大根もどうぞ!

大黒:良ければおろしたてのサンマもどうぞ!

すりおろし器が大忙し

 

バニーガール

陽子 今期初挑戦!3連勝狙うぞ〜!
爽雄 はい。カンペ・・・台本通りにやります。
陽子 ちゃんと練習しないとだめでしょ!

全ては 計 画 通 り

 

海洋ブリザード

藤林:初挑戦なんで、初挑戦の気持ちで頑張ります。
横田:それを初挑戦みたいな感じでサポートします。

こちらも初挑戦の方が来たという受け止め方で接します

 

 

 

 

 

 

B:以上の5組です。今回は5組の挑戦なので上位3組がオンエアとなります。それでは運命の計量に参りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ササキに願いを

 

 

 

 

のっけから伸び悩んでおります 

 

 

 

 

 

 

直線方向自殺志願

 

 

 

 

毎回このくらいの点数がボーダーラインなんですよね 

 

 

 

 

プラスアルファ

 

 

 

 

前回の点数(193KB)よりプラスアルファ!(どや) 

 

 

 

 

 

 

バニーガール

 

 

 

 

 300を越えてきた! 

 

 

 

 

 

 

海洋ブリザード

 

 

 

 

 出た!オーバー400! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B:以上ですべての計量が終わりました
A:それでは、オンエアされる皆さんの発表です

 

 

 

 

 

 

直線方向自殺志願 自殺は免れた!?

バニーガール 3連勝達成!

海洋ブリザード ぶっちぎりでトップ合格!

 

 

 

 

 A:それでは難関を突破した皆さんの熱演をご覧ください

 

 

 

 

 

バニーガール (3/4)

陽子 3連勝!ネタを見てください!どうぞ!
爽雄 相方の首に今日のセリフが書いてあります。
陽子 カンペがそんなところに!?

汗をかいたらセリフがにじみます バニーガール!

漫才/大学入試問題のネット投稿問題

 

爽雄 爽雄です。

陽子 陽子です!二人あわせて・・・

二人 バニーガールでーす!

陽子 よろしくお願いしまーす!

爽雄 今日のテーマは京都大学の入学試験のカンニング事件です。

陽子 うっわ!すごい入り方した!

爽雄 仙台の予備校生が京大の入学試験中に携帯電話を使ってネット上の掲示板に問題を打ち込み、解答をカンニングしたっていう事件ですね。

陽子 前代未聞の事件といっても過言ではないですね。

爽雄 カンニングはもちろん許せないことですけど、やっぱり色んなところに非難も集まっていますね。

陽子 そうですね。予備校生はこれが原因で逮捕されているわけですから。

爽雄 カンニングで逮捕って言うシステムだったら僕なんか前科何犯になっちゃうんだよって怒ってます。

陽子 そんなにカンニングしてんの!?

爽雄 具体的な数は言えませんが・・・まあ社会復帰はできませんな。

陽子 一回人生やり直せ!

爽雄 長嶋一茂さんなんか「学生時代ずっとカンニングしていました。野球ばっかりだったんで。」的な発言もしていましたね。

陽子 あんまりこういう発言は良くないと思いますが。

爽雄 そんなことやってるからプレーよりもベンチのサインを盗み見する方が上手いんですよ。

陽子 失礼すぎる!土下座して謝れ!

爽雄 まあ、携帯電話は便利ですがこういう悪用する人もいるんですねえ。

陽子 そうですね。この質問に答えられる掲示板って言うのも助かりますけどこういう使われ方をされる可能性もあるんですよ。

爽雄 だからその掲示板も『次の数式を答えてください。お願いします。 X=23−13』

陽子 いや問題が簡単すぎるわ!わざわざ携帯でカンニングするなし!

爽雄 『次の英文を翻訳してください。 This is a egg.』

陽子 『これは卵です』くらい分かるだろ!その前にさっきの引き算といい京都大学の入試問題をなめすぎだわ!

爽雄 ああ、もっと難しいの?じゃあ、『次の分を英訳してください 映画は私にとって最大の娯楽である。だが、1週間前にこの街に引っ越してきてからまだ映画を見ていない。なぜなら、まだ映画館を見つけられていないからだ。』

陽子 なるほど、確かに難しいですね。

爽雄 それに対して解答が『僕も映画大好きなんですよ!バックトゥーザフューチャーが好きです!映画好きに映画館がない生活はつらいですね・・・(汗』

陽子 解答者が馬鹿だ!英訳しろって言う質問にマジで答えるなよ!

爽雄 こういう数式や文章を携帯で打つのも時間かかるんですけどね。

陽子 受験生が携帯をいじってるのに気付かないなんて試験官は何をやっていたんだって批判もありますね。

爽雄 多分携帯をいじっていたんじゃない?

陽子 お前もか!試験官がそんなんでどうするよ!?

爽雄 試験官も1時間以上重苦しい空気の流れる部屋の見張りですからね。そりゃあ息抜きにでも携帯を見たくなるでしょう。

陽子 確かに緊張感はあるけど・・・。

爽雄 で、メールとかも飽きたからネットにつないでみたら、困っている人の相談コーナーとか見てたんじゃないの?

陽子 知らないよそんなの・・・。

爽雄 その掲示板に数学の問題とか答えたり、英文の翻訳をしたりとかさ。

陽子 ・・・その教官が予備校生に答え教えたんかい!今やっている試験問題くらい目を通せよ!

爽雄 『この数式はX=10・・・どっかで見たことある問題だな(笑)』

陽子 気づけ!質問者目と鼻の先じゃん!

爽雄 『これは卵です・・・ホーム・アローン・・・いやバックトゥーザフューチャーだな。』

陽子 よく聞いたらさっきの問題お前が答えてたのかよ!?大概にしろ!

爽雄 でも、この予備校生の地元では驚きとショックの声があがっていますね。

陽子 そりゃあそうでしょう。

爽雄 「あの真面目な子が!」とか、「一生懸命勉強してたのに・・・」とか。

陽子 そういう証言もあるでしょう。

爽雄 「同じ予備校だったんですけど、ノートとかも小さい字でびっしり書いて、すごい勉強量でした。」

陽子 本当に真面目な人だったんですね。

爽雄 「それで、テストに日にはなぜかその紙を小さく切って、机の中に持ち込んでたりしてました。」

陽子 訂正訂正!形は違えどそれもカンニングだわ!やっぱ駄目だ!

爽雄 予備校は予備校でも結果としては犯罪予備校でしたね。

陽子 犯罪予備軍みたいに言うな!

爽雄 でも、この予備校生も予行練習の模試で実際に携帯を使ってカンニングができるかを下調べしていたらしいですね。

陽子 計画的犯行ですね。

爽雄 携帯の文字を早く打てるように練習もしていたらしいですよ。

陽子 入念だなあ・・・。

爽雄 そんな練習する暇あったら英語の練習とかすればよかったのに。

陽子 まあそりゃあそうですけどね。

爽雄 僕だったらもっと英語の文章とか練習しますよ。

陽子 説得力無いなあ・・・さっき社会復帰できないくらいカンニングしたとか言っていたのに。

爽雄 英語は反復練習ですからね・・・例えば・・・『Please translate the following sentence.』

陽子 『次の文章を翻訳してください。』・・・ってやっぱりカンニングするつもりかい!

爽雄 その携帯の操作も『股間に携帯、片手で操作、文字を手打ちしていた』らしいですよ。

陽子 ばれないものなんですね。

爽雄 でもある新聞社は間違えて『携帯手打ちで、股間を片手で操作していた』って報道を・・・

陽子 してたまるか!何を携帯をうどんみたいに手打ちしちゃってるの!?しかも後半へんな意味になってるし!

爽雄 試験中に下半身をまさぐるとは不届きな・・・。

陽子 下ネタをやめろ!でも、これだけの大きな報道がなされるのはちょっと行き過ぎな気もしますね。

爽雄 そうですか?

陽子 マスコミが騒ぎすぎな気がしますよ。確かに罪を犯したわけですけど、珍しい事例だからって取り上げすぎな気はしますね・・・。

爽雄 う〜ん・・・僕はそうは思えないですけどね?

陽子 何でですか?

爽雄 大きく取り上げることがないと我々のネタ作りができない。

陽子 こっちの事情かい!もっと明るいニュースを取り上げたりすればいいじゃんか!

爽雄 それに、カンニングなんて大々的に行われてますよ?

陽子 え?大胆な発言ですけど大丈夫?

爽雄 よく、テレビとかで台詞の書いてある紙とか見てるじゃないですか?

陽子 屁理屈か!あれは番組とかを円滑に進めるためだからいいんだよ!

爽雄 円滑に進むためならいいんですか?

陽子 テレビとかならいいの!許されるの!

爽雄 じゃあ、今日のネタもほとんどカンペを見てやった僕のことも許してもらえますか?(カンペを出す)

陽子 それは許さん!!いい加減にしろ!

二人 どうもありがとうございました。

 

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海洋ブリザード (1/1)

横田:どうもこんばんは。
藤林:こんばんは。
横田:海洋ブリザードです。
藤林:はい。
横田:よろしくお願いします。
藤林:どうぞ。

えぇ、はい、どうも、よろしく 海洋ブリザード!

漫才/本戦

 

藤林:僕もそうなんですけど、最近になってサッカーファンになった人って多いと思うんですよ。
   去年はワールドカップとか、最近だとアジアカップで日本代表が活躍してたじゃないですか。

横田:そうですか。僕は前からサッカー好きで応援してたんですよ。

藤林:へーそうだったんだ。本田選手の無回転シュートとかかっこいいですよね。

横田:あ、そうですか・・・。 僕ちょっとわかんないですね・・・。

藤林:え? ファンなのに? 知識深すぎて逆にわからない的な感じですか?
   でも日本人選手めっちゃ活躍してますよね。長友選手は名門のインテルに入団して試合に出たりしてますし。

横田:・・・あ、確かにそれはありますね。 樋口選手とかも頑張ってたんじゃないですか?

藤林:樋口・・・樋口? いや、樋口とかいう選手は見かけませんでしたけども・・・。

横田:だってね、世界で見たら日本選手は比較的小柄じゃないですか。 樋口選手とかも「たけくらべ」したら差は歴然ですよ。

藤林:たけくらべ?  ん?

横田:あとコンディションの悪さにも上手く対応してましたね。 宮沢選手とか雨ニモ負ケズにW杯頑張ってたじゃないですか。

藤林:いや宮沢っていう選手も出てないよ! ちょ、さっきから日本を代表する文豪がちょいちょい出てくんのはなんなんだよ!

横田:太宰選手とかは悪質なプレーした相手選手に「人間失格ですよ!」としっかり注意してて僕としては好感持てましたね。

藤林:太宰さん多分ちょっと言い過ぎだわ! 何で自分の作品絡めて対戦相手咎めちゃったんだよ! おいさっきから何だお前!

横田:ちょ、なんですかせっかく名選手のプレーに浸ってたのに・・・

藤林:いやこっち全然浸れないわ! サッカーと小説家がなんで関係あんだよ!

横田:え? だってサッカーでしょ? 作家達がしのぎを削る「作家ぁ」ですよね?

藤林:違うわ! 発音似てたけど全然関係無かったよ!
   俺が言ってたサッカーは締め切り守らない作家に苛立つ編集者が言いそうな台詞とは別もんだよ!

横田:「作家ぁ」は別もの? いや、作家達が自分の作品を用いて足でボールをゴールに入れるれっきとしたスポーツのはずなんですけど・・・。

藤林:ほぼサッカーだな! 作家のぞけばまんまサッカーじゃねーかよ!
   つーかさっき俺が日本代表の名シーン言ってもピンと来てなかったのは全部このせいか!

横田:あ、やっぱあなたが言ってたやつは「作家ぁ」とは違うシーンだったんだ。 どうりでおかしいと思ったわ。
   ・・・あ、でも遠藤選手は僕も知ってますよ。 かなり良いプレーでしたよね。

藤林:ん、遠藤選手は知ってんの!? そこはファンだったとか!?

横田:えぇ、遠藤周作選手の活躍は素晴らしかったですよ。

藤林:やっぱ作家の方か! サッカーの方だと信じた俺がバカだった! いちいちややこしいわそういう解釈が!

横田:海でサッカーしたり相手選手に毒薬飲ませたりしてね。

藤林:「海と毒薬」! そんなヒールな感じの選手じゃねぇよ遠藤選手は!

横田:まあとにかく今年はW杯、そうWriter’s Cupの年だったわけで盛り上がるのも当然なんですよ。

藤林:W杯までかぶってたらもうそっちが寄せに来てるとしか! World Cupだぞ本来は! 

横田:世界から代表が集まる夢の祭典なんですよ。 前回大会はイングランド代表が優勝しまして。

藤林:世界の作家巻き込んでんのかよ! 普通に作品読むだけじゃ満足しないんか!

横田:イングランド代表のアガサクリスティ選手が決勝戦のピッチに立つとフィールドから全員姿を消しちゃったんですよ。
   結局それを良いことにアガサが90分間で186点決めてしまいましてイングランドの圧勝だったんですけど。

藤林:“そして誰もいなくなっ”てんじゃねぇかよ! アガサクリスティ最強じゃねぇか!

横田:え、ホントに知らなかったんですか? こんなの作家ぁに興味ない人ですら知ってる話だと思ってたんですが・・・

藤林:大体作家ぁに興味持つ以前に存在知らなかったんだよ! 特にサッカーと肩並んでないからなこれ!
   あのさ、さっきから一貫して言ってる意味がわかんないんですよ。 普通に本読めばいいものを何してんのって話じゃないですか。

横田:まだ伝わりませんか。 じゃあもう実際に体験してみたら良さがわかるんじゃないですか。
   あなたサッカーで自分の理想的なスタメン考えたりとかします?

藤林:あ、そういうのはしますよ。 自分ならフォワードはこの選手だ、みたいなやつね。

横田:それを作家ぁでやってみましょう。 やっぱこういうのが盛り上がるし良さも伝わりやすいでしょうからね。
   何か適当に強そうな作家言って見てください。

藤林:強そうな作家ってなんだよ! そんな目線で作家を見たことないわ! 
   まぁよくわかんないけど・・・夏目漱石とかでいいんじゃないですか?

横田:おお! お目が高いな!

藤林:褒められちゃったよおい。 なんてこった

横田:確かに良い選手ですよ。 味方選手が敵に囲まれてたらちょっと離れたところから「こゝろ!」「こゝろ!」って呼びかけたりしますから。

藤林:助けにいけよ! 安全なところから精神論ふっかけてるだけじゃねぇか!

横田:メンタル面に厳しいんでしょうね。 メンタル弱い選手には「まだまだ坊っちゃんだなお前は」って指摘しますし。

藤林:だからうるせぇよ! つーか本物の夏目漱石絶対そんな嫌な先輩キャラじゃないかんな! 大体このキャラ何様なんだよ!

横田:この選手は猫だよ。

藤林:我が輩は猫とかいいんだよ! 猫を名乗る奴にメンタル言われたら余計うざったいだろ!

横田:なんか俺も燃えてきたな・・・。 夏目漱石と相性の良さそうな選手は・・・やっぱ感情が表に出る選手とかになんのかな。
   じゃあ石川啄木とかいいかもしんないね。 甲子園みたいに「一握の砂」を袋に詰めて帰りそうだし。

藤林:お前のイメージじゃねーか! ピッチに砂なんて無いからどのみち活きねぇよそんなの!

横田:あと武者小路実篤とかどうよ! 活躍するのは間違いないと思うんだけど。

藤林:いや俺に相談されても! 知らないよなんで武者小路実篤は活躍すんのかとか! その根拠はどこだよ!

横田:ん、なんか名前かっこいいし

藤林:急にしょうもない感じなったな! そんなふわっとした選考基準でよく熱くなってこれたなお前!

横田:待てって、まだ楽しいとこいっぱいあんだぞ! 実際やってみればわかるって!

藤林:実際にってどうやってやるんだよ! 別に俺文豪でもなんでもないからどうしようもないだろ!

横田:いやだから、1チーム11人の作家で、ピッチの上に11冊本を立ててフォーメーション組んで、それを眺めて・・・

藤林:根本から違ってくるじゃんか!! 作家が実際にサッカーしてるみたいなこと言ってたじゃん! 本立てて何してんの!?

横田:・・・俺の脳内で志賀直哉がボレーシュート決めてくれたりして・・・。

藤林:妄想じゃねーか! なんで志賀直哉だけ作品関係なくすげぇプレーしてんだよ!
   何お前、結局妄想のスポーツを俺に語ってたわけ? 時間の無駄じゃないですか。 やってらんないよ。

横田:そうか、じゃあもうわかってもらえないのか・・・。
    じゃあしょうがない、最後にフランスの名選手のプレーを紹介するよ。 ユーゴー選手の「ああ無情」。

藤林:もういいわ!

 

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直線方向自殺志願 (1/1)

隻眼の魔術師のおばちゃん:ありがとうございます。皆さんにネタを見ていただける権利を得たということで、嬉しいです。
百年に一度の逸材のおじちゃん:ただし皆さんには当然見ない権利もあるわけで。
隻眼の魔術師のおばちゃん:で、できれば、飛ばさないで見て欲しいなっ。

貴方は飛ばしますか?飛ばしませんか? 飛ばそう!直線方向自殺志願!

漫才/うんこ

 

大倉:はいどうもー!

山本:これから漫才していこうと思いますー!よろしくお願いしますー!

大倉:早速なんですけどねー、昨日うんこ食べたんですよー!

山本:うんこは食べるもんじゃないやろー!


(凍てつく観客席)

(また、やってしまったなという顔になる二人)

(ステージ中央に空しく立つセンターマイク)

(間)

(次の言葉を出そうか迷う二人)

(次の言葉を今か今かと待つ観客席)

(その間に広がる目に見えぬ亀裂)

(間)

(ステージ中央に空しく立つセンターマイク)

(間)


大倉:いやいや、でも人間誰しも急にうんこ食べたくなる時が、あるやろー!


(次の言葉を無事に出せた事に安堵する大倉)

(否、それは新たなる悲劇の幕開けでしか無かった)

(静寂を破らぬままの観客席)

(ステージ中央に空しく立つセンターマイク)

(返しの言葉を出すべきか迷い動けなくなる山本)

(間)

(救いを求める目で山本を見る大倉)

(もはや救えぬ、諦めよ、と諭すように視線を飛ばす山本)

(コンビ間にも広がる目に見えぬ亀裂)

(ステージ中央に空しく立つセンターマイク)

(嵐の予感)

(嵐の予感に慌てて飛び立つ鳩の群れ)

(嵐の予感に大きな嘶きをあげる野生のロバ)

(嵐の予感に慌てて突撃レポの準備をするテレ朝の女子アナ)

(ステージ中央に空しく立つセンターマイク)

(涙目になりながら山本を見る大倉)

(見ないふりを貫く山本)

(センターマイクを挟み、広がりゆく亀裂)

(間)

(拡大していく亀裂、止まぬ会場の静寂)

(ステージ中央に空しく立つセンターマイク)

(間)

(センターマイクは亀裂の中心という位置を保つ事に耐えきれなくなった)

(そしてセンターマイクはわずかに右に動いた)

(そのわずかな動きを見逃さず、騒然とする観客席)


観客A:ねえ、今の見た!?

観客B:マイク動いたよね!?


(少しづつ、観客席に活気が戻っていった)

(飛び立っていった鳩も、再び戻ってきてステージの様子を見守りだした)

(嘶いていたロバは、よく見ると結構かわいい)

(テレ朝の女子アナは、よく見るとそんなにかわいくない)

(少し、救われた表情に成る大倉)

(少し、救われた表情に成る山本)

(埋まる亀裂)

(さあ、次の言葉を、と導くように笑いかける大倉)

(笑顔で応え、次の言葉を紡ぎだそうとする山本)


山本:いやいや、うんこを食べたくなるときなんて、ないやろー!
   あ、でも、美少女のうんこなら、あるいは・・・・・・。


(再び時間を止めた、観客席)

(静寂、そこにあるのはただ、静寂)

(センターマイクは空しく立つ、ただ、立つ)

(観客はもはや動く事を忘れたかのように、ただ呆然とする事に全神経を注いだ)

(凍りつく会場、そしてそれ以上に凍りつくステージ)

(死期を悟ったラッコの様な顔が二つ、ステージ上に立ち尽くす)

(助けを求めるなと眼力でメッセージを送る大倉)

(助けを求めても無駄だと悟り、もはや打つ手なしの山本)

(二人の間に走る亀裂、もはや断層、サンアンドレアス)

(間)

(間)

(間)

(やがて、鳩がぽぅぽぅと弱く鳴いた)

(ロバもまた、弱々しい嘶きをあげた)

(女子アナもまた、最近渋谷Girlsに流行りのスイーツの名前をつぶやきはじめた)

(観客達も、一人、また一人と雑談を始めた)


観客A:しっかしこの漫才師つまらんなー。まあこんなもんか。

観客B:まあそんなもんでしょ。そんな事よりこのお笑いライブ見終わったらどうするよ?


(再び、会場の時間は動き始めた)

(静寂は、再び雑音に満ちた世界へと変化していく)

(何事も無かったかのように、綺麗過ぎるほどにいつもの風景に戻って行く)

(センターマイクはもう動かない)

(否、もう動く必要はないのだ)

(ステージ上の二人が再び浮かべた安堵の表情)

(そう、もうステージの中心にあのサンアンドレアスは存在しないのだから)

(センターマイクはセンターマイクとしての仕事を全うするのみである)

(二人の漫才、それを会場に届ける、それがセンターマイクの仕事なのだから)


大倉:ねっ、いいよね、美少女のうんこ!特に13歳くらいの子のがたまらんわ!

センターマイク:もういい死ね

 

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敗者コメント

 

ササキに願いを 149KB

○:こりゃ留年ですね
☆:もっと勉強して来ます

 

プラスアルファ 205KB

大黒:また来ます・・・

西沢:次回はもっとおろしてきます。

大黒:またお会いしましょう!

 

 

 

 

A:惜しくも涙を流した皆さん、次回の挑戦をお待ちしています

B:以上結果発表でした

 

ジャッジペーパー(上からFAN、藍殿TT、ぼーずコンニャク、ステーヴン3世、KT)

※ぼーずコンニャクさんへ 次回はちゃんと全組に減点理由を書くようにしてください。(4,5組目褒めちぎってるのに大した点数でないとか)そうでないと審査を受け付けない場合があります(おーこわ) 

ササキに願いを

・全体的なことを言うより、気になったところを挙げていきます。

☆:キャビア、トリュフ、フォアグラ、松茸を使って、くさやを作ります
→まずその食材で、くさやは作れないだろ! のツッコミが必要だと思います。

☆:じゃあ高橋隆さんは?
○:帰ってもらって下さい

☆:そうなんだ。まあ僕も食べたこと無いけど、高橋隆さんは食べたことあるらしいですよ
○:あと、くさやは好みがはっきり別れますよ
☆:へぇ。知らなかった。まあ僕は嫌いだけど、高橋隆さんは好きらしいですよ
○:…。あ、え〜っと、先生そろそろまともなレシピ教えてもらえますか?
→なんでまた高橋隆さんいるんだよ! ってツッコミが来ると思いました。
ネタ的には高橋隆さんいる体で進んでいるようなので、「帰ってもらってください」が余計です。

何なんだ「大富豪家を買う」って。金持ちの買い物ドラマにして何が楽しいんだよ!
→最初にドラマ名出したところで、ツッコむべきかと。

オチの感じはいいと思います。
ネタを何度も読み返して、不自然だと思ったところは適宜直しましょう。推敲は大事です。
もし読み返した上でこのネタを投稿したのなら、もう少し客観視できるようになった方がいいと思います。(2点)

・漫才の型はしっかりしていると思うんですけど、全体的にボケが弱い感じがしました。
大富豪家を買うのところもツッコまないでスルーするものだと思っていたら、今更って時にツッコむので「えっ!?」と思いました。
調味料だけでコロッケをつくるってところは面白かったんで、どんな滅茶苦茶な行程を経てコロッケ
になるのかなど良いところはどんどん展開していくと良くなるのではないですかね。(13点)

・笑えたところは大富豪家を買うのくだりのところ。
それ以外は笑えませんでした。
一ひねりを加えるといいと思います。(3点)

・ボケの一個一個がさらっとしすぎてて今一つ強いボケがなかったように思います。
小ボケ見たいのがずっと続く感じで、引っ張る必要のないものをずっと引っ張ってる感じがしました。
後半に何か強いボケが入ってるとよかったと思います。
正直一個もボケがはまりませんでした(3点)

・ボケが抽象的で小ぶりなものばかりだし、○さんのツッコミのキレもないし、
キレるにしても中途半端だし色々と未成熟なネタだと思いました
こってりさっぱりのような振ってからオトす感じのボケ方は出来ているので、
まずは抽象的なりにもボケの一つ一つを研いでいった方が良いかと(4点)

 

直線方向自殺志願

・久々にマグさんのネタ見たと思ったら、どういうことなの……
やりたいことはわかります。ただ、括弧書きがクドいのもあって、あんまり面白さが読み手に伝わってこないです。
感覚の違いかもしれませんが、もう少し行数空けるところは空けた方がよく伝わってくるんじゃないかなあと、



山本:うんこは食べるもんじゃないやろー!


(凍てつく観客席)


の間とか。僕なら結構(10行近く?)空けるかなあと思いました。あと、


大倉:ねっ、いいよね、美少女のうんこ!特に13歳くらいの子のがたまらんわ!

センターマイク:もういい死ね



の間とか。オチでセンターマイク喋る、ってのがこのネタの核だと思うので、サラっと出しすぎじゃないでしょうか。
嫌いじゃないですけどね、このネタの感じ。(16点)

・……?
一つの世界感が完成していて、とやかく言うことはできないんですが、
自分はハマらない側の人間でした。 これは申し訳ないです><
ロバって結構アレな顔してますよね。 よく見るとかわいいってところは良かったです。(6点)

・クスリとも来ません。
余計に括弧を使っている気がします。もう少しかっこ部分を減らしてください。(0点)

・画面上で吹きました。
なんなんですかこれ(笑)間にちょくちょく入ってくる(ステージ中央に空しく立つセンターマイク)
と右に動くセンターマイクと、嵐の予感のくだり最高でした。
ただ、最後の最後にこのレベルのボケが入ってきてたら、
完全にツボにはいってたんですが、ちょっと最後が物足りなかったです。それまでがおもしろかっただけに。(32点)

・独特の雰囲気は醸し出しているのに、
「(間)」自体にも何らかの変化が欲しかったりなど
どこかこじんまりとしている印象を受けました
スイーツの名前は面白かったです(14点)

 

プラスアルファ

・私の口から垂らしたシロップをかけて食べていただきます。

このボケ光ってますね。イイ!

気になったところを挙げます。

男がメイド喫茶をやる、という設定にしたのは何故でしょうか。
それを生かしたボケもなかったので、普通に、ツッコミの方がメイド喫茶に行ってみたいと言う、ぐらいの振りでいいのでは。

古今東西で「好きな食べ物」って、なかなか終わらないし、判断しようがないだろ!って言いたくなるんですが……(10点)

・展開が漫才として普通のことしか起きていないと思います。
目立つボケというか、新しいなぁと思うボケは特に挙げられません。
古今東西で寿司を言ったんだったら、前半引っ張った板前がまた出てきても良いんじゃないかと思います。
文章はスラスラ読めました。 状況もわかりやすかったです。(7点)

・おもしろかったところはさきいかのところです。
古今東西が19万円、メイドの土産等も笑えました。(10点)

・「私とご主人様のラブラブ3枚おろし」のフレーズは好きでした。
全体を通してはくすっとくるのがずっと続いていた感じで、爆発はなかったように思えます。(14点)

・全体的にスタンダードで基礎はある程度できてるんですが・・・
スタンダードなものをスタンダードに並べただけだとスタンダード未満に仕上がります
独自性を追求しつつ、言い回しなどの技術面も勉強していかなければならないかと(6点)

 

バニーガール

・オチいいと思います。
話の展開に不自然さを感じたのと、ボケに面白みを感じられなかったです。
時事ネタはそういうものだと思うので、前者は別に減点というわけではないですが。
やはりボケの問題はあると思います。

細かいところですが、

爽雄 でもある新聞社は間違えて『携帯手打ちで、股間を片手で操作していた』って報道を・・・

陽子 してたまるか!何を携帯をうどんみたいに手打ちしちゃってるの!?しかも後半へんな意味になってるし!

↑股間の部分が目につくので、手打ちへのツッコミはない方がいいと思います。(10点)

・ホントに時事ネタが得意なんですね。
ある新聞社の間違いのところがツボでした。
全体的に安定感があって良いんですが、たしかに入りが雑というか、結構不謹慎なんでそういうところは少し表現を考えて欲しかったですね。
個々に色々と事情はあるものなので。(21点)

・犯罪予備校のところがおもしろかったです。
時事ネタをネタにしていて、よかったと思います。
大笑いいたしました。(16点)

・「This is a egg」→「This is an egg」(減点対象にはしてませんが)
映画館の回答のくだり面白かったです。
その後、なんかなぁ〜っと思ってたら『携帯手打ちで、股間を片手で操作していた』で一瞬心つかまれました。
相変わらずの時事ネタでよいのですが、もうちょっとブラックに踏み込むくらいが時事ネタとしては面白いかと思います(19点)

・毎度毎度時事ネタを送って頂いてお疲れ様です
下手なニュース番組よりもわかりやすく伝えてくれて助かります
話題のイジり方もある程度板についてきたように感じますが、
これ!と突出するようなくだりが見当たらなかったのが悔やまれます(18点)

 

海洋ブリザード

・おもしろいっす。絡め方が上手いです。
「こゝろ!」「こゝろ!」が大好きです。
34点以下だと減点理由が要るらしいんで、35点付けます。(35点)

・サッカーとの絡め方がうまいですね。
最後まで作家ぁで一貫していてうまくまとまっています。
ただ、作家と作品を絡めるところは笑えるというよりは「うまいなぁ」と思って終わりのところが多かったです。
無理矢理すぎてホントしょうもない絡め方とかが所々入っているほうが笑えると思います。
Writer's Cupくらいの絡め方が面白かったです。(20点)

・アガサクリスティなど笑えました。
サッカー、作家はとてもいい発想だと思います。
大笑いいたしました。(24点)

・この発想好きです。
アガサクリスティ確かに強いですねw
最後の志賀直哉が作品関係なしにボレーシュートするくだりとかは吹き出しました。
好き嫌いわかれるかと思いますが、僕は好物です。
ただ、ちょっと作品を無理やり使ってる箇所が何箇所かあって、減点対象と言えばそこですかね。(30点)

・非常に挑戦的なネタだったと思うんですが、
結果的に上手くまとめすぎてこじんまりとしてしまったように感じました
何ていうか、あまりにも異色端なものを合わせた事により
笑う笑わないの判断で見れなくなってるような、不透明さ濃い感じがしました(17点)

 

 

 

 

平均KB:267.40KB 満足指数:60.00%
海洋ブリザード 417KB 1/1
バニーガール 305KB 3/4
直線方向自殺志願 261KB 1/1
プラスアルファ 205KB 0/2
ササキに願いを 149KB 0/2
熾烈(笑)な初オンエア争いは初挑戦勢が制した
バニーガールは企画初の3連勝を達成
これからも記録を伸ばしていくか
ササキに願いを願い適わず再び最下位に

 

 

サバイバルカウント

ササキ(ササキに願いを)、あと1回最下位になるか、あと2回100KB台出すか、あと4回負けるか、2連敗するか、あと6個2点以下の評価受けると出場停止

0024(プラスアルファ)、次回敗退すると3連敗により出場停止 

 

 

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